2016年7月の記事一覧
「みんなで創る地域の学校」・第1回小中一貫運営協議会開催
29日(金)、布佐中学校区小中一貫教育を支え、地域総ぐるみで布佐の未来を担う子ども達を育てながら「みんなで創る地域の学校」を実現するための第1回運営協議会を開催しました。布佐中学校、布佐小学校、布佐南小学校3校の管理職、評議員代表、保護者代表、コーディネーター、地域ルーム代表、地域代表の15名の出席をいただきました。
始めに自己紹介をしてから、改めて布佐中学校区で実施する小中一貫教育の目的、ここまでの歩み、実践内容、10月の公開研究会について説明し、承認を得ました。続いて3校での学校支援ボランティアの現状とその拡充について意見交換をし、主に学習支援のあり方について貴重な提言がありました。中学校入学時に個々の学力に差がありすぎたり、2つの小学校で行っていることがバラバラでは中学校との一貫教育は難しいことや昨年度からの小中一貫した「書く力」を向上させる取り組みによって、現中1生にしっかりと効果があらわれていること、地域ボランティアによる補習を実施する際に多忙な子ども達のことを考えると、時間的な制約が限られる学校ではなくて自治会館などの地域の施設を利用することも考える必要があるなど、将来に向け、子ども達の「学力向上」に可能性を広げていけそうな意見が多数出ました。最後に、この先の布佐中学校の生徒数減少に伴う部活動の統廃合について検討していただきました。結論としては統廃合止む無しということですが、その前に小学生の実態調査を行うことや他校との合同チームの可能性を追求する、
子ども達の目線で統廃合する際の基準を明確に設定して説明する必要があるといった意見が出されました。正直、部活動を統廃合することで選択肢が減ることは学校の魅力が半減することに繋がりかねません。学校だけで決定するのではなく、いろいろな立場からいろいろな視点でご意見を頂戴することが大切だということに改めて気づかされました。
予定を大幅に超え、2時間半以上休憩なしで熱い議論が交わされましたが、時間を感じさせない、かつ子ども達のためになる有意義な時間であったと考えています。
※小中一貫運営協議会の様子です。クリックしてご覧くだ
さい。また、この会でプレゼンした資料の一部は「布佐中学校区小中一貫教育」のページに掲載します。
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1学期を終えて…
本日、7月20日(水)をもって平成28年度1学期の授業はすべて終了しました。1学期を振り返ってみると、校外学習を始めとした各学年の取り組み、生徒総会や歌声交歓会といった生徒会・学校行事の数々、学習を中心とした日常の活動、そして部活動と生徒たちは本当によく頑張り、大きな成果をあげることができました。これらの活動を通して生徒一人ひとりが得た感動的体験や成就感によって、彼らはまた一回り大きく成長できたのではないかと思います。そして、そんな生徒たちの頑張りによって、地域の中核である布佐中学校も大きく飛躍し、地域・保護者のみなさんの信頼と協力を得ることができました。生徒たちにも感謝しなくてはいけないと思っています。
終業式ではそんな生徒たちの頑張りを讃えるとともに、「ぞうきん」という1篇の詩を題材にして、報いや見返りを求めることなく、みんなを陰で支えてくれている「ぞうきん」のような役割を果たしてくれる人たちのおかげで、幸せに何不自由なく生活を送れているという話をしました。学校でいえば、班・学級・部活動の仲間、先生、そして、無償でボランティアとして様々な教育活動にお手伝いをしてくださっている地域の方々。学校だよりやホームページでも何回となく紹介させていただきましたが、こういった方々の協力なくしては、今の布佐中学校は成り立たないといっても過言ではありません。生徒たちには心からの感謝の気持ちをもって1学期を終え、2学期も同じ気持ちでスタートしようと話しましたが、私たち職員も全く同じです。まだ夏休みにもボランティアによる補習が予定されていますが、2学期もどうかよろしくお願い致します。
長いようであっという間に終わってしまった1学期。私たち職員もじっくり振り返るとともに、2学期以降の布佐中学校のますますの躍進に向けてじっくりと構想を練りながら準備を進める夏季休業にしたいと思います。そして、これからもいじめなど一切ない、本校のめざす学校像の一つである「先生も生徒も通うことが楽しく、日々を充実した気持ちで過ごせる学校(希望の登校・満足の下校)」、そして「みんなで創る地域の学校」の実現のために、職員一同力を尽くしていきますので、引き続き学校へのご支援とご協力をよろしくお願いします。
※終業式での代表生徒の発表の様子です。クリックして
ご覧ください。
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葛南大会・上々のスタート!
7日(木)の陸上部、10日(日)の野球部を皮切りに、平成28年度葛南総合体育大会が始まりました。3年生にとっては中学校生活部活動の最後を飾る集大成となる大会です。
陸上部の葛南大会は炎天下の白井陸上競技場で行われました。暑さに加え、風が強かったこともあり、記録を出すには厳しい条件でしたが、本校の生徒は全力を出し切り、何人もの生徒が27日(水)・28日(木)に行われる県総体への切符を手にしました。そして、何よりもうれしかったのは、本校のように小規模(葛南地区で最も生徒数が少ない)で全種目へのエントリーが叶わないような学校が、特に陸上では圧倒的に有利な大規模校にひけをとらず、男女総合4位という素晴らしい成績を収めたことです。まさに、一人ひとりの生徒の努力の結晶だと思います。
野球部は灼熱の鎌ケ谷福太郎球場で1回戦を戦いました。0対0の緊迫した投手戦が続き、両チーム一歩も譲らない展開で、ついに延長戦に突入しました。延長に入ると特別ルールが適用され、ノーアウト満塁から試合が始まります。後攻の本校は、最初の打者を三振に打ち取ったのですが、その後、緊張?からかエラーと犠牲フライで2点を失って、その裏の攻撃を迎えました。やや気落ちしているかに見えた選手たちでしたが、普段の心がけがいいのか、やっぱり一生懸命練習に取り組んできた姿を神様は見てくれていたのか?相手の守備の乱れもあって3点をとり、見事なサヨナラ逆転勝ちを収め、勝利の校歌を聞くことができました。
どちらの部も見事な結果だったと思います。他の部活動もこれに続いてほしい…と願ってはいますが、結果はどうあれ、生徒たちがここまで練習で培ってきた技能を遺憾なく発揮し、達成感をもって最後を締めくくり、また次の目標にステップアップすることができればと思っています。保護者・地域のみなさんには、引き続き応援をよろしくお願いします。
※陸上部・野球部の葛南大会の様子は、後日、「生徒の活
動」のページにアップします。
一流の演奏、一流の聴き手に・1学期歌声交歓会
5日(火)、体育館で1学期の歌声交歓会を実施しました。後に保護者会が控えている関係もあり、多くの保護者のみなさんにも聴いていただくことができました。
1年生から3年生の全8クラスが、学年ごとではなくランダムに入り混じって発表をしたのですが、それぞれの学級・学年に独自のカラーがあり、お互いに学ぶべきものも多かったようです。
そして、どの学級も一生懸命に練習してきたことに自信をもち、仲間を信頼して素晴らしい演奏ができたと思います。さらに、そんなお互いの学級のよさを認め合ってか、他学級の発表を聴く姿勢や態度も立派でした。曲と曲の合間に若干の私語等があったのは残念ですが、一流の音楽祭には一流の演奏家はもちろん、一流の聴衆がいることが条件です。そういった意味も含め、生徒たちには80点という点数をつけました。最後に特設合唱団が今年度初めての演奏を披露しましたが、その歌声には全員がさらに真剣な面持ちで聴き入っていました。学級合唱は、まさに学級の今ある状況・人間関係が如実にあらわれるものであり、誤魔化しは一切ききません。保護者のみなさんには、交歓会の歌声から今の布佐中の状況や落ち着いている姿を感じ取っていただけたのではないかと思っています。
生徒たちには、現状に満足することなく他学級の演奏から学んだことを糧に、11月の合唱祭に向けて、学級の絆をもっと深めながら、さらに高いレベルでの合唱を創り上げてほしいと願っています。
※発表の様子(写真)は「生徒の活動」のページをご覧くだ
さい。