二小ダイアリー
いよいよ明後日卒業式です!
先週から始まった卒業式練習もあっという間に時間が過ぎ、3月12日(水)に予行練習を行いました。14日の本番に向けて6年生はもちろんのこと、在校生代表で卒業式に参加する5年生も、練習に余念がありません。式の流れに沿って、自分がすべきことに黙々と取り組んでいました。
小学校生活で「最後の授業」となる卒業式。6年生が新年度、新生活に夢と希望をもって堂々と卒業できるように職員も在校生も一丸となって準備を進めていきます。
活動の収益金 3万円を湖北小学校へ
3月4日(火)、湖北小学校にて、我孫子第二小学校の総合的な学習実行委員の代表の子どもたちが、今年度の販売活動の収益金から3万円を湖北小学校へ寄付しました。湖北小学校は、昨夏の火事により体育館が焼失。ホームページや広報などで再建のための寄付金を募り、これまでに多くの市民からの寄付が集まっていました。二小の児童は、自分たちが得たお金は「地域のために使いたい」という思いがあり、今回、湖北小学校に3万円を募金することにしていました。
受け渡しの会には、湖北小学校の6年生の児童会役員が参加しました。また、湖北小学校が母校である星野市長、丸教育長も同席し、両校の子どもたちに温かい言葉をかけていただきました。
星野市長からは、「伝統校である2校がこうして、困ったときに助け合おうと思う、君たちの思いは本当に有難い。この優しさは、湖北小の後輩にも、第二小学校の後輩にもしっかり伝えていってもらいたい。そして、地域とともに歩んできた学校だということを誇りに思って、これから卒業していってほしい」「この優しさという大切なものを忘れずに大人になってほしい、温かい気持ちを忘れずに、育っていってほしい」とお話をいただきました。
同じ市内に住む、同じ学年の子どもたち。しかし、今年度の湖北小の卒業式は体育館で行われません。取り壊しも始まり、悲しさや寂しさでいっぱいだったことでしょう。そんな境遇を知り、「困ったときはお互い様」と仲間意識や思いやりを行動で示した子どもたちに、学習の深さと心の成長を感じました。卒業までにまた良い思い出が一つ増えました。
※この「受け渡しの会」の様子は、3月15日(土)の11時より、JCOM(ジェイコム:ケーブルテレビ)で放送予定です!お楽しみに!
6年生を送る会
2月21日(金)に「6年生を送る会」を体育館で行いました。在校生は、お世話になった6年生に感謝の気持ちを伝えること、6年生は、小学校生活の思い出を振り返ると共にこれからも二小の卒業生として頑張っていこうとする気持ちを持つこと、そして、在校生・6年生共に心に残るような会にすることなどをねらいとして実施しました。
1年生と手をつないで入場した6年生。今日の主役はステージから参観です。1~5年生は体育館のフロアで発表を行いました。「私たちに二小は任せて!感謝と共に送ります!」をスローガンに、6年生にこれまでの感謝の気持ちを伝えるために各学年工夫を凝らした発表を行いました。
3年生の「大きなかぶ」で各学年の発表がスタートしました。綱引きの綱を持つ「かぶ」役の3年生がなかなか抜けない(引っ張れない)ので、6年生の助けを得てかぶを抜く(綱引きで勝つ)発表でした。かぶ役に、他のクラスの担任が入った真剣勝負の綱引きは、迫力があって見応え十分でした。
2年生は「いままでありがとう、大好き6年生」と題して、6年生で行った行事や校外学習を「思い出ランキング」として発表しました。ランキングの発表と共に歌った歌声がとても綺麗でした。
4年生は「6年生に感謝とエールを」と題して、呼びかけと歌の発表をしました。思い出を振り返る呼びかけ、全員の声が揃った、透明感のある歌声が体育館に響き渡りました。
1年生は、「大好きだよ6年生!」と題して「ありがとうの言葉」を呼びかけで伝えました。入学してたくさんお世話になった6年生に、それ以上の「ありがとう」を伝えました。応援団に扮したり、キラキラのポンポンを持って踊ったりした「きらきらスター」。笑顔がキラキラと輝いていました。
5年生は、6年間の学校生活を振り返り、6年生一人ひとりの思い出エピソードを、スライドショーと劇にして紹介しました。6年間の学校生活や行事を通して活躍した6年生の姿がたくさん映し出され、懐かしみながらも6年生はみな喜んでいました。
どの学年の発表も6年生を大いに喜ばせました。発表後、各学年からのプレゼントの紹介があり、最後はいよいよ6年生の発表です。6年生からは、歌のプレゼント。最高学年の歌声はやはり素晴らしいものでした。最後は全校合唱でこの会を締めくくりました。どの学年も心を込めて、卒業する6年生に感謝の気持ちを届けることができました。
在校生は、6年生の姿を見て育ちました。お手本となった6年生の姿や態度をこれからは受け継ぎ、繋げていってくれることでしょう。
また、この6年生を送る会は、新旧児童会役員と4・5年生の各クラスから出た実行委員によって運営されました。企画・準備・当日の分担まで、互いに協力しながら、そしてそれぞれが自分の仕事を立派にやり遂げました。子どもたち一人一人に成長を感じました!
残すは卒業式、皆で万全の準備をしていきます!
6年生お仕事の話を聞く会
2月5日(水)に、6年生はお仕事の話を聞く会を実施しました。今回は「ベジLIFE‼」の香取岳彦さんをお迎えして、仕事や夢、大切な考え方についてお話していただきました。香取さんは二小に通うお子さんの保護者でもあります。
まずは香取さんの自己紹介から。香取さんは年間150種類もの野菜や果物を育てている、年間500人もの児童の農業体験を受け入れている、注文をインターネットで受けて販売している、家庭・飲食店・スーパー・イベント等で直接届けているので、直接聞くお客さんの声や感想がやりがいであることなどを教えていただきました。
次に、「働く」ということについてお話くださいました。子どもたちから見た「働く」をイメージ化してくださり、「働く」=「生きる」「仕事」「給料」などが多数を占めた意見でした。
香取さんは、「何のために働くのか」という質問に、「仕事とは、「はた」を「らく」にする(他人や周りの人を楽にする、喜んでもらう、役に立つ)と考えています」とお話しされました。また、子どもたちの他の質問にも丁寧に答えてくださいました。
授業を終えた子どもたちの表情は様々でした。今日のお話から、自分自身の将来や、生き方について色々と考えることが増えたからだと思います。これからも様々な方のお話を聞いてキャリアを積み、自分の人生に活かしていってほしいと思います!
6年生小中一貫の日
1月31日(金)に6年生は我孫子中学校区の「小中一貫の日」ということで我孫子中学校に出向きました。この小中一貫の日は、6年生に中学校生活への希望や期待をもたせることや、中学校の授業や部活動の様子を見たり聞いたりすることで、中学校生活への不安(中1ギャップ)等の解消を促進する目的で実施しています。
早めに給食を済ませ、徒歩にて我孫子中学校に子どもたちは向かいました。この日は天気も良く、少し強く風が吹く中、中学校への道を歩く子どもたちはワクワクドキドキしている様子でした。
中学校に到着し、まずは体育館に集合です。同じ中学校区の第三小学校、高野山小学校の児童と並んで座りました。説明を聞き、グループごとに分かれて特別教室の見学をしました。2年生が先導してくれましたが、その丁寧な説明ときびきびとした行動に、子どもたちは中学校生活を送る自分の姿を重ね合わせていました。
次は体育館に戻り質問コーナーです。中学校生活で気になること、知りたいことを先輩にたくさん質問することができました。最後は授業見学です。3年生の授業を見学しましたが、落ち着いた雰囲気の中で黙々と学習に励む先輩の姿を見て「自分たちにもできるかな?」と真剣に見学していました。授業見学が終わると再び体育館に戻り、中学校生活について説明を聞いたり、部活動の紹介動画を見たりして説明や紹介を受けました。鈴木校長先生からは、我孫子中学校の学校目標が「自律」であり、自分で考え行動する生徒になってほしいとお話がありました。
この訪問を終えた子ども達は、中学校生活のイメージを持つことができたと同時に、夢と希望、期待に胸を膨らませたことと思います。
いよいよ卒業まで残り30日を切りました。小学校生活のまとめとよい準備を子どもたちと一緒にしていきます。