校長室から

校長室から

県教委ニュースの記事から

 秋も深まり、すぐそこまで近付いている冬の気配が感じられるようになりました。8月下旬から始った2学期もあと残すところ1ヶ月を切りました。地域の皆様、保護者の皆様には、新型コロナウイルス感染症拡大防止に対応した教育活動にご理解・ご協力をいただき、感謝申し上げます。ありがとうございます。感染症防止に配慮し、工夫しながら例年とは違った学校行事を実施できますのも、皆様のお力添えによるものです。全校で取り組んだPTA主催の「仮装レクリエーション」や5年生が取り組んだ「田んぼ学習」、5・6年生の林間学校と修学旅行にかわる「思い出づくり活動」など、子ども達の心に残るすてきな時間となりました。これは、皆様に支えられて教育活動が展開されてきた伝統ある我孫子第二小学校だからこそ実現したものと考えています。

 さて、千葉県教育委員会のホームページに「県教委ニュース」のコーナーがあります。県内の様々な学校の取り組みや県教委の教育施策などが紹介されています。私事ですが、今回の「県教委ニュースVOL.266(令和2年10月号)」では、生まれ故郷の館山市にある「千葉県立安房南高等学校(明治40年開校)旧校舎」の記事がありました。この旧校舎は、女子教育の殿堂として、昭和5(1930)年に、関東大震災の教訓をもとに、昭和初期の技術の粋を集め、日本の木造建築と西洋の建築の要素を融合させて、さらに新しい技術的な進歩を背景に建てられたものだそうです。校舎の外装や内装の特徴が写真とともに説明されています。現在は、安房高等学校と統合されこの校舎は使用されていませんが、千葉県指定有形文化財となっています。我孫子第二小学校にも平成の時代まで木造の旧校舎があったことを思い出しました。ぜひ、「県教委ニュース」や千葉県教育委員会ホームページをご覧ください。

 また、校長室で発見した「校歌完成披露記念写真」(昭和38年)を「保護者ページ」(ログイン:バスワード管理ページ)へ掲載しました。

 

               

                                 平成の時代まであった旧木造校舎

           

   

7月に向けて

 学校が再開され、6月22日(月)から始まった一斉登校も一週間が過ぎました。梅雨のさなか、雨降りの日が多くかりましたが、宮澤賢治の「雨ニモマケズ風ニモマケズ」のごとく、元気な笑顔と明るい声が教室から聞こえてきました。新しい生活様式と大切な「手洗い」を意識して学校生活をおくるために、二小オリジナルの手洗い掲示に加え、手洗いのオリジナル・ソングもつくりました。給食と昼休み前に流しています。久しぶりに週5日間の学校生活をおくり、疲れもたまっていることと思います。土曜日・日曜日の週末には、心も体もリフレッシュして、来週からの学習に備えられるとよいと思います。

 いよいよ来週の水曜日から7月に入ります。令和2年度は、第1学期の終業式が7月31日です。例年よりも夏休みのスタートが遅く、暑い日もあるかと思います。健康に過ごせるよう、「夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ」ではありませんが、新しい生活様式の中、熱中症予防に努め、教育活動を進めてまいりますので、ご協力をお願いします。

  児童(じどう)の皆(みな)さん、二小合い言葉(にしょうあいことば)「笑顔(えがお)で なかよく 最後(さいご)まで 一生懸命(いっしょうけんめい)」は覚(おぼ)えましたか。合(あ)い言葉(ことば)の実現(じつげん)のため、7月(がつ)は、「笑顔(えがお)」に注目(ちゅうもく)してみてはいかがでしょう。みなさんは、どんなときに「笑顔(えがお)」になりますか。うれしいとき・楽(たの)しいとき、友(とも)だちにやさしくされたとき、思(おも)いやりの気持(きも)ちにあふれているときなど、他(ほか)にもたくさんあると思います。優(やさ)しい気持(きも)ちで、思(おも)いやりのある行動(こうどう)一(ひと)つ一(ひと)つが合(あ)い言葉(ことば)につながっていくと思います。

 また、「早寝(はやね) 早起(はやお)き 朝(あさ)ご飯(はん)」が、元気(げんき)をくれます。家(いえ)の人(ひと)へ「おはようございます。」のあいさつができるよう、これからも意識(いしき)してみてください。

 

  ☆二小手洗いオリジナル・ソング マスクレンジャーと手を洗おう.m4a