校長室から

校長室から

クリーン作戦を行いました!

 曇り空でしたが5月12日(金)にクリーン作戦を行いました。この時期の草は、太陽の光を浴びて日に日にグングンと、あっという間に大きくなってしまいます。保護者の方々にもお手伝いをいただき、まずは、体育館通路脇の石碑周りの草取りをお願いしました。集まってくださった約20名の保護者の方々は、黙々と作業に取り組んでくださり、とてもきれいになりました。ご協力ありがとうございました!

 次は子どもたちの番です。3校時目に全校で草取りをしました。どの子もみな一生懸命に活動していました。活動中の子どもたちから「二小をきれいに!」の言葉があちらこちらから聞こえてきてとても嬉しく思いました。作業を終えた子ども達からは、「取っても取ってもまだたくさんあるね」や「きれいになってうれしい!」などの声と共にすてきな笑顔が印象的でした。これからも学校の環境整備に全校で取り組んでいくと共に、たくさんの笑顔で包まれた学校を皆で作っていきます。

 

 

避難訓練・引き渡し訓練

 5月10日(水)、今年度2回目の避難訓練を実施しました。今回は震度5弱以上の地震が発生したと想定し、地震規模が大きい場合の保護者の方へ引き渡し訓練も併せて実施しました。

 「地震発生」のアナウンスと共に、まずは1次避難。子ども達は机の下に素早く潜り身を守りました。地震が収まり、避難経路が確保できたら次は下校庭へ2次避難です。前回の訓練を思い出し、「おかしもち」をよく守って静かに慌てることなく移動することができました。全校で避難の振り返りを行った後、次は引き渡しです。

 まず兄弟姉妹がいる児童は、一番下の兄弟姉妹がいるクラスの列に移動して並びます。並び替え終了後、保護者の方にお子さんを引き取りに来ていただき、引受人の確認ができたご家庭から下校となりました。

 奇しくも(くしくも)この訓練の翌日、5月11日(木)の午前4時16分ごろ、千葉県で最大震度5強を観測する強い地震がありました。私もまだ寝ていましたが、スマートフォンから緊急地震速報が鳴り響き、激しい揺れに恐怖を覚えました。

 自然災害は、いつ、どこで起きるかわかりません。そして、その際に自分自身が無事である保証もどこにもありません。普段から、「自分自身の命は自分で守る」ことや「場面や状況に応じて臨機応変に対応すること」を訓練していますが、いざというとき、登下校中や学校外での有事の際の避難方法や避難場所についてなど、想定の幅を広げてご家庭でも確認くださるよう引き渡しの前に再度保護者の方にお願いしました。

 「備えあれば憂いなし」ですが、それでも起きてほしくない自然災害です!

5年生田植え

 5月10日(水)に5年生は田植えを行いました。8日(月)に実施予定でしたが、当日生憎のお天気で10日(水)の実施となりました。

 4月末に田んぼに入り田慣れをしましたが、その後田植えができるように田を均す(ならす)代かきをしていただき、いよいよ苗を植えます。この日も田んぼ委員の方をはじめ、20名を超える5年生保護者の方々がお手伝いに駆けつけてくださいました。

 まず、田んぼの先生小川さん、百瀨さんから田植えの際の注意事項を聞きました。「畔(あぜ)を絶対こわさないこと」「苗は5本を束からとって植えること」「植える際はロープの目印に植えること」「苗はピースサイン(人差し指と中指)で挟み、しっかりと土の中まで押し込むこと」など、植える際の気を付けなければいけないことを確認しました。

 最初は、苗を5本に分けることや、どれくらいの深さまで植えればよいかなど、勝手や加減がわからず悪戦苦闘していた子どもたちでしたが、繰り返し植えていくうちにどんどん上達していきました。植えた苗が浮いて流れないようにしっかりと土に手際よく差し込むことも上手になり、予定時間内に田植えを終了することができました。

 田植えを終えた子ども達からは、「とっても楽しかった!」「苗を植えるまでにたくさんの人の協力があってできた田植えなので、これからの学習も頑張ります」「米作りは大変なことだと分かった」などの感想が出ました。

 田んぼの先生からは、「この学習は、たくさんの人の支えがあってできるので、その人たちへの感謝を忘れないでください」と最後にお話をいただきました。この貴重な体験を通して、子どもたちにはお米一粒を大事にする人になってほしいと思います。

 これからは苗が稲に成長していく様子を観察記録にまとめていきます。おいしいお米が収穫できますように!

4年生谷津田観察(春)

 5月2日(火)に、4年生は谷津田に出向き、観察を行いました。今年度も我孫子市役所手賀沼課の職員の方々や、自然観察指導員の柄澤さんと田島さんにご協力をいただき、谷津田の自然、生き物について説明をしていただきました。

 薫風香るこの日は谷津田を吹き渡る風も気持ちがよく、絶好の観察日和でした。

 植物では、かわいらしい見た目とは裏腹に毒を持つ「キツネノボタン」や、まだ青い桑の実などを、生き物では、足が生え始めたヒキガエルのおたまじゃくしや、オオカマキリの卵を見つけることができました。

 次回は夏、気温が上がり植物も生き物もどんな成長を見せてくれるのか今から楽しみです!

 

田んぼに慣れよう!

 4月28日(金)に田んぼに慣れるため、今年度も田んぼの先生である小川先生と百瀨先生にご指導をいただき田んぼに入りました。5年生は総合的な学習の時間に「米作り」に挑戦しています。

 この時期は、土をかき混ぜ空気に触れさせることで土壌の養分を活性化させる作業である田おこしを行います。「先に機械で田を耕してあるけど、まだ昨年の稲の根が残っている所があるから十分気をつけて」と先生からアドバイスを受け、いざ活動開始です!

 「どんな感じかな?」「土で汚れちゃうね」と田んぼに入る前は少々怖がっていた子ども達も、入ってみて踏みしめた土の何とも言えない感触に大喜びでした。慣れてくると田の端から端までみんなで手をつないで行進です。その後は「よーいドン!」とかけっこもしました。泥だらけになりましたが、子どもたちからは「にゅるっとしたよ!」「楽しい!」「気持ちよかったね」等の感想を聞くことができました。

 これから半年間に及ぶ米作りの学習がスタートしました。二小では、この米作りの学習を後々他の教科・単元とも関連させていきます。また、子どもたち自身も、自分の興味関心によって学びの内容や範囲を多方向に広げていくことでしょう。この学習によってどんな気づきがあり、どんな学習と結びついていくのか、可能性は無限大です!

  ゴールデンウィーク明けには田植えに挑戦します!お手伝いくださった保護者の方々ありがとうございました!