校長室から

校長室から

全校で誕生日を祝いました!

 2月20日(火)は第二小学校の誕生日、学校ができて135回目の誕生日です!今は令和の時代ですが、その前の平成、昭和、大正、明治の22年に我孫子第二小学校がスタートしました。でも、作られた当時は我孫子尋常小学校岡発戸分教場として、白泉寺というお寺を校舎としていたそうです。皆さんのおじいちゃんやおばあちゃん、お父さんやお母さんの中にも二小の卒業生という方がいると思います。6年生は19日・20日と青木副市長からお話を聴きましたが、青木副市長も第二小学校の卒業生です。

 今回は体育館で、全校で二小の誕生日を祝いました。現在高校生である卒業生の司会に始まり、青木副市長からのお祝いの言葉、児童会役員による二小クイズや二小のマスコットキャラクターの発表がありました。

 

 そして、「二小の子どもたちのために何かできることはないかな?」と申し出てくれた卒業生が所属する「HAPPA ENTERTAINMENT」の皆さんによる、歌やダンスのパフォーマンスショーを皆で楽しみました。

 バンドの迫力ある音、シンガーの歌やオリジナリティー、ダンサーの表現力とユーモアを体験した子どもたちは、喜びに満ち溢れていました。職員も一緒になってダンスを踊り、子どもたちからたくさんの拍手をもらいました。

 ショーを見た子どもたちからは「いつかあんな風に歌ったり踊ったりできたらいいな」「こんな素敵な卒業生がいてうれしい!」という感想も聞かれました。本当に素敵な時間をありがとうございました!

 二小の誕生日を祝うこの記念式典を通して、卒業した先輩が立派に活躍していることを実感した子どもたち。二小の児童であることを誇りに思い、同じように活躍する将来の自分の姿をイメージした子もいたかもしれません。今はまだ夢や自分のやりたいことが見つからなくても、今できることに一生懸命に取り組み、また、毎日仲間と過ごせる日々の素晴らしさを大切にしてほしいと思います。

 そして今度はみんなの番!いつかの日か、立派に成長した姿を見せに二小に戻ってきてください!

 

5年生田んぼお礼の会

 2月16日(金)に5年生は、「田んぼお礼の会」を体育館で行いました。5年生の1年間、田おこしから始まり田植えや稲刈り、脱穀や精米などを経て、最後は給食や家庭で食べたこの学習。振り返ると、他では学ぶことができないたくさんのことを体験できた米作りでした。今回はお世話になった田んぼの先生の百瀨さん、小川さん、香取さんをご招待して感謝の気持ちをこのお礼の会で伝えました。

 まず、子どもたちからは「お礼の言葉」がありました。1年間を通して学んだ様々なことや感じたことを伝えましたが、中でも、「一生の思い出になりました」という感想がとても印象に残りました。

 続いては、この田んぼ学習を通して、新たに興味関心や疑問を持った内容について調べ、まとめた内容の発表です。代表児童が米に関する「祭り」「米作りの現状」「歴史」「料理」「外国のお米」「田んぼの生き物」について発表しました。クイズも交えての発表を聴いて、子ども達一人一人が調べ上げたテーマの発表はどれも立派でした。

 発表の後は、「お礼の手紙(米作りの1年間を振り返り、感想と学んだこと)の贈呈」を行いました。感想の中には、「お米一粒も大切にしていきます」「農家の人の苦労を知ることができました」「大きくなったら農業に携わる仕事をしてみたい」「生き物を育てるのってとっても大事」などが書かれていました。

 田んぼの先生方からは、「二小でしか学ぶことのできない貴重な体験学習」であることや「この体験や経験をこれからの生活や学習に生かしてほしい」、「感謝の気持ちを忘れずに」などのお言葉をいただきました。

 この貴重な学びを今後の学習や自分の人生にどう生かしていくかは子どもたち次第ですが、二小の米作りの学習は本校の伝統としてできる限り継続していきたいと思います!

手をつないで仲よく(幼保小連携)

 2月8日(木)に柏鳳保育園の年長園児の皆さんを、2月15日(木)に川村学園女子大学附属保育園と東あびこ聖華保育園の年長園児の皆さんをお迎えして、交流会を実施しました。これは幼保小連携の一環として、園児との交流を通して、1年生も園児も来年度の生活への見通しを持てるようすることを目的としています。

 来年1年生となる園児たちは、まず1年生の教室に入り体験活動です。1年生の担任から、「楽しく安心して小学校に通えるように」と学校生活の様子を紹介しました。また、1年生が教室にあるものを紹介したり、あやとりの技を披露したりしました。

 続いて校内案内です。コンピューター室、職員室、校長室、図書室と、園児たちは1年生と手をつないで各教室を見学して回りました。園児たちは、初めて見たものも多く、「わぁ」「すごい!」など感嘆の声を漏らしていました。

 1年生は、1年生になったばかりの時に2年生に連れられて回った校内案内(学校探検)でしたが、今回は自分たちがその時のようにお兄さんお姉さんとなって、園児の皆さんを張り切って案内しました。途中園児たちに優しく声掛けをしたり、「疲れていない?」「大丈夫」と気遣ったりする様子を見て、子ども達のこの1年の成長ぶりに感心しました。

 これからも幼稚園や保育園と連携して、園児の皆さんに小学校生活の場に足を運んでもらう機会を作っていきます。ともに活動することが、小学校生活への夢と期待を膨らませることや、心配や不安を少しでも取り除くこと、見通しを持ってもらうことにつながればいいなと思います。

小中一貫の日

 1月30日(火)に6年生は我孫子中学校区の「小中一貫の日」ということで我孫子中学校に出向きました。この小中一貫の日は、6年生に中学校生活への希望や期待をもたせることや、中学校の授業や部活動の様子を見たり聞いたりすることで、中学校生活への不安(中1ギャップ)等の解消を促進する目的で実施しています。

 早めに給食を済ませ、徒歩にて我孫子中学校に子どもたちは向かいました。この日は天気も良く、中学校への道を歩く子どもたちはワクワクドキドキしている様子でした。

 中学校に到着し、まずは体育館に集合です。同じ中学校区の三小、高野山小の児童と並んで座りました。説明を聞き、グループに分かれて特別教室の見学をしました。2年生が先導してくれましたが、その丁寧な説明ときびきびとした行動に、子どもたちは中学校生活を送る自分の姿を重ね合わせていました。

 

 次に授業見学です。1年生の授業を見学しましたが、昨年まで小学校にいた先輩を見つけ、「4月から待ってるよ」と声をかけてもらうと、お互いに笑みがこぼれました。授業見学が終わると再び体育館に戻り、中学校生活について説明を聞いたり、部活動の紹介動画を見たりして説明や紹介を受けました。鈴木校長先生からは、我孫子中学校の学校目標が「自律」であり、自分で考え行動する生徒になってほしいとお話がありました。

 この訪問を終えた子ども達は、中学校生活のイメージを持つことができたと同時に、夢と希望、期待に胸を膨らませていました。

 いよいよ卒業まで残り30日あまり、小学校生活のまとめとよい準備を子どもたちと一緒にしていきます。

4年生谷津田観察(冬)

 1月30日(火)に、4年生は今年度最後の谷津田観察を行いました。今回も我孫子市役所手賀沼課の職員の方々、自然観察指導員の柄澤さんと田島さんにご協力をいただきました。10月上旬に行った秋の観察の時は30度近くあった気温が、4ヶ月後のこの日は13度あまり、まもなく暦の上では春を迎えますが、日が差してもまだまだ寒さが続く中での観察となりました。 

 植物では、藤の花の種を見つけ、からの大きさや種が柿の種に似ていることに子どもたちは驚いていました。

 生き物では、シジミチョウが葉の間に集まって越冬する様子やオオカマキリの卵を見つけました。

 

  子どもたちは、1年の観察を通して、季節の移り変わりと共に変わる生物の姿に感動したり、それらを守っていくことの大切さに気づいたり学んだりすることができました。

 これからは我孫子市、千葉県、日本各地の自然や生き物にも目を向けて、さらに多くのことを学んでいきます!