校長室から

校長室から

5年生が育てたお米!

 11月13日(月)の給食で、5年生が今年度作ったお米が出ました!そのお米はツヤツヤ、ピカピカで、味は噛めば噛むほど甘く、とても美味しかったです!昼の放送で各クラスでもこのお米の紹介をしたので、子どもたちからは「美味しいね!」「甘いね!」など感想がたくさん出ました。

 半年間大切に育ててきたお米をようやく口にすることができ、5年生はこの学習から食物を育てることの大変さや一粒一粒を大切にする心、昔の人の米作りの苦労など、多くのことを学びました。

 二小でのこの貴重な学習を、これからもずっと受け継いでいってほしいと思います。

2年生校外学習

 11月8日(水)に、2年生は校外学習に出かけました。行先は茨城県にある自然博物館です。11月に入っても良い天気が続き、この日も絶好の校外学習日和となりました。さらに嬉しいことに、この日は全員参加!今日のめあては「ルールをまもって、はんでなかよく見学を楽しもう」です。出発の会でこのめあてを全員で確認し、いざ出発です!

 バスに揺られて約1時間、目的地に到着です。まず館内を通り抜け、「ゆめの広場」まで歩いて移動し、担任の先生の注意をよく聞きます。とにかく広い園内、迷わずはぐれず、意見が分かれたときはよく話し合うことや集合時間と場所の確認をして、いよいよグループ活動開始です。

 

 子どもたちは園内のいたる所にあるクイズを探して回ります。しかし、やっと見つけたクイズはどれも三択ですが、なかなか難しい!途中で出会った他のグループと、クイズのある場所や答えを情報交換するなどのやりとりも見られました。移動の様子を見ていると、丘になっている所を上ったり走り下りたり転げたり、大きなトランポリンを飛んだり跳ねたりと、各グループ思い思いに楽しみながら活動をしていました。

 午前のグループ見学の後は、再び「ゆめの広場」に集合し、待ちに待ったお昼タイムです。作ってもらったお弁当を口いっぱいに頬張っていました。昼食後のおやつタイムも皆ニコニコ、笑顔が弾けていました!

 

 昼食後は、館内の見学です。自然博物館は、①宇宙のすがた、②地球の生い立ち、③自然のしくみ、④生命のしくみ、⑤人間の環境、⑥ディスカバリープレイス(茨城の自然)とテーマ別に見学をすることができます。子どもたちは、ここでもグループ活動をしましたが、自分の気に入ったテーマのところでは、他のメンバーに頼み込んで少し長めに見学の時間を取っていました。どの子にも人気があったのは宝石の展示で、自分の誕生石の宝石がなんであるかをそれぞれで見つけて、「私4月生まれだからダイヤモンド!」と喜んでいる子もいました。恐竜の骨格の模型や展示物も人気がありました。

 学校に帰ってからは、到着の会です。「校外学習のめあてが守れた人は手を挙げてください。」という実行委員の言葉に、ほとんどの子どもたちが手を挙げていました。子どもたちは実際にきまりを守り、助け合い、協力や声掛けをしながら活動していました。昨年の校外学習で行ったアンデルセン公園の時と比べて、「成長したなぁ」と思うことが至る所で見られました。来月にはまたグループに分かれての町探検を予定しています。今回の成果と課題をこの町探検でも生かしていきます。

歌声集会・歌声発表会を行いました!

 10月26日(木)に全校歌声集会を、28日(土)に保護者へ向けて歌声発表会を実施しました。この2回の発表の日まで、6年生は9月から、他学年は10月から毎日一生懸命練習に励んできました。今回はその練習の成果を十分に発揮し、素敵な歌声を響かせました。  

 全学年で見合う聴き合う歌声集会は1時間余りの発表でしたが、子どもたちの聴く姿勢や態度はとてもよく、他学年の合唱を真剣に聴き入っていました。また、歌声発表会では、保護者の方も子どもたちの歌う様子を見て聴いて、その成長ぶりを喜んでくださいました。各学年の発表は次の通りです。

 

〇3年生

「すてきな友達」…トップバッターとして頑張りました。「愛と仲間それさえあれば」と、大切な友達を思い浮かべながら歌いました。

「YUME日和」…良いお天気がイメージできる歌声でした。「その笑顔を忘れずに」というフレーズは、二小の合言葉にぴったりでしたね。

〇5年生

「Let’s search for Tomorrow」…さすが高学年、声の伸びが違いました。声の大きさや強弱のつけ方が見事でした。

「365日の紙飛行機」…とても元気よく歌いました。途中所々に入るきれいなハーモニーが素敵でした。「風の中を力のかぎり」から力強いクレッシェンド、自分の願いも重ねて歌った人もいたことでしょう。

〇2年生

「おばけなんてないさ」…。2年生は一番人数が多い学年ですが、人数の多さ以上にみんな元気に大きな声で歌いましたね。「だけどちょっと~」は声を小さく歌うことで「ひそひそ」や「心細さ」がよく伝わってきました。

「まあるいいのち」…1曲目よりもゆっくりで、優しい歌声で歌いました。「みんな同じ生きているから 一人に一つずつ大切な命」のフレーズは心を込めて大切に歌い上げました。

〇4年生

「君とぼくのラララ」…声の強弱に気をつけながらしっとりと歌い上げましたね。切なさも寂しさもよく伝わってきました。

「カントリーロード」…最初のアカペラの部分は本当にきれいな、とても澄んだ歌声でした。途中高い音程の箇所もありましたが、全員で頑張って歌い切りました。大きくなったらいつかまたこのメロディーや歌詞の意味を思い出してください。

〇1年生

「しあわせなら手をたたこう」…全校の前で歌うのも、2年生から上のお兄さんお姉さんの発表を聴くのも初めてでしたね。「幸せなら手をたたく、足鳴らす、肩たたく、ほっぺたたく」、そして最後は大きく手を広げて難しい身振り手振りの順番もみんな揃えて歌いました。

「夢をかなえてドラえもん」…赤と青のポンポンを上下に振ってリズムに乗りながら、どんな望みや願いも叶うのではないかと思ってしまうほど明るく元気に発表しましたね!

〇6年生

「変わらないもの」…大人っぽい、しっとりと歌い上げました。市内音楽発表会からもっと上手になっていました。ハーモニーと豊かな表現力で感動しました。

「HEIWAの鐘」…最初のピアノのイントロ、歌詞の「ラ~ララ~ラ」で聴く人全員を引き込みました。さすが6年生!圧巻の歌声でした。

 発表を聴き終えた保護者の方々からは、子どもたちの発表や頑張りに対してたくさんのお褒めの言葉をいただきました。

 保護者の皆様には朝早くから来校いただき、また、スムーズな入退場のご協力や椅子の後かたづけのお手伝いなど、本当にありがとうございました!これからも子どもたちの発表の場をたくさん作っていきます!

  併せて子どもたちは、午後からPTA主催の「二小フェス」を楽しみました!こちらも役員としてお手伝いくださった保護者の皆様ありがとうございました!

市内小学校陸上競技大会

 10月18日(水)に市内小学校陸上競技大会が白井運動公園陸上競技場で開催され、陸上部に所属する6年生27名が参加しました。大会には32名のエントリーでしたが、残念ながらインフルエンザ罹患や体調不良により5名が欠席となってしまいました。

 青空が広がる快晴の中、子どもたちは100m走、1000m走、80mハードル、ジャベリックボール投げ、走り幅跳び、4×100mリレーとそれぞれの出場種目で自己ベストの更新を目指し、大会に臨みました。

 開会式では丸教育長から、「今日の目標は、1位を目指す人、8位までの入賞を目指す人、自己記録の更新を目指す人とそれぞれあると思いますが、ベストを尽くしてください」とお話がありました。

 

 2学期に入ってから、週に3回程度と十分な練習時間ではなかったかもしれませんが、子どもたちは一回一回の練習に一生懸命に励んできました。そして本番の舞台では、その練習の成果を発揮し各々が自己ベストを更新し、活躍しました。「継続は力なり」ということを子どもたち自身が実践し、そして、自信へとつなげました結果でもあります。今日の大会を終え、反省や新たな課題も出ましたが、「目標に向かってどのように努力していけばよいか」、「どのように解決していけばよいか」など様々なことを考えるよい機会でもありました。また、他校の児童とも競技や応援を通して交流を深めました。この経験をこれからの、卒業までの日々に生かしていきます。 

 今日のこの日まで子どもたちのために色々な場面で応援やご協力くださった全ての方々に感謝します。ありがとうございました!

3年生校外学習

 10月13日(金)に、3年生は筑波山登山に出かけました。今回の山登りでは、「山でのマナーを守り、登山の楽しさを学ぶ」「筑波山の動植物を観察して、我孫子との違いを知り、知識を広める」ことを目的としています。出発時の我孫子の空は良く晴れていて、「現地もこんな天気だといいな」とバスに乗って出発しましたが、登山開始の地、つつじヶ丘に着くと、その願い通り、絶好の登山日和が子どもたちを待っていました。

 

 トイレを済ませ、登山口に移動すると、いよいよ登山開始です。登り始めは急な坂道に呼吸も整わず、悪戦苦闘していた子どもたち。しかし、慣れてくるとその足取りも変わり、しっかりと地面を踏みしめ力強く歩みを進めました。岩場が続いたり、アップダウンが続いたりと気を抜いていい箇所はほとんどありませんでしたが、最後まで集中して登りきることができました。道中互いに声をかけて励まし合ったり、危険個所を伝えあったりと、協力する姿に成長を感じました。

 

 「うわ~すごい眺め!」と山頂からの景色は、登り切った子どもたちにとって最高のご褒美となりました。

 「おなかぺこぺこだよ」「空気もおいしいね」と友だちと一緒に食べたお弁当の味は格別でした。

 お昼の後はケーブルカーに乗って下山しました。初めて乗る子が大半でしたが、急勾配を下るケーブルカーのスピードや、車窓からの景色を思い思いに楽しんでいました。

 

 学校に帰ってきた子どもたちは、とても疲れていましたが、その表情は充実感に満ちていました。皆でやり遂げたこの貴重な経験を、次回の学習にも繋げていきます!

1年生校外学習

 10月11日(水)に、1年生は校外学習に行きました。行先は船橋市にあるアンデルセン公園です。天候にも恵まれ、絶好の校外学習日和となりました。1年生は初めての校外学習となりますが、出発の会で実行委員がめあての「ルールをまもってこうどうしよう」「ともだちときょうりょくしよう」を発表すると、めあてを達成させようと子どもたちの目が輝きました。

 バスに乗って約40分、アンデルセン公園に到着です。芝生広場付近まで歩いて移動し、先生の諸注意を聞いた後はいよいよ活動開始です。

 まず、2組は芝生広場の遊具で遊びました。

 「ワンパクボールプール島」「ワンパク城大すべり台」「じゅえむタワー」等のアスレチックに挑戦した子どもたち。ボールプールで飛んだり跳ねたり、大きなすべり台を、風を切って滑り降りたりして休む間もなく楽しんでいました。もちろん移動はグループの仲間と一緒です。お互いに声を掛け合い、話し合って約束を守りながら活動していました。

 

 一方1組は最初に「木のアトリエ」に移動して、「えんぴつ立て」を製作しました。えんぴつ立ての基となる木に、それぞれが思い思いにデコレーションを施し、世界に一つだけのオリジナル作品を作り上げました。中には「帰ったらお母さんにプレゼントするんだ!」という子もいました。

 その後は1組と2組が入れ替わって活動しました。それぞれの活動を終えると、いよいよお待ちかねのお昼ご飯です。芝生にレジャーシートを広げ、持ってきたお弁当を皆美味しそうに食べていました。その後のおやつタイムも含め、子どもたちは互いに歓談しながら楽しくお昼ご飯の時間を過ごしました。青空の下で、友達と一緒に食べるお弁当の味は格別だったことでしょう。

 昼食後は、トイレを済ませ、アンデルセン公園を後にしました。学校に帰ってくると、最後は到着の会です。「今日一日の活動を振り返り、できたところはこれからも続けましょう。よくできなかったところはこれからの学校生活でできるように頑張りましょう。」と声を掛けました。体験して見つかった成果と課題を基に、今後の活動がより一層よいものになるでしょう。

 子どもたちの「楽しかった!」という感想とともに、今後も楽しい活動を、そして子どもたちがより成長できる活動を計画し、実施していきます!

市内音楽発表会

 10月5日(木)に、6年生は市内音楽発表会に出演しました。

 開会式で青木副市長が、「音楽には不思議な力があります。時には励まし、時には慰め、生活に彩(いろどり)を与えてくれます。これからもずっと音楽に親しみ、愛してほしいです。」と挨拶でおっしゃっていましたが、二小の子どもたちも一昨日3日の壮行会で「平和になってほしいという願いが伝わるように歌います。」と力強く挨拶した通り、堂々とした態度で楽しみながら発表をしてきました。聴く人にも元気や勇気を届ける、伝えることができたと思います。客席で聞いていて、魂が揺さぶられる本当に素晴らしい発表でした。

 発表後の子どもたちは、「緊張したけど、歌ってみたら案外リラックスできて、最後まで歌いきれました。」「ステージに立った時はすごく緊張したけど、歌い始めたら歌に入り込めて、聞いている人に伝えることができたと思います。」等、興奮気味に話してくれました。

 二小は2番目の発表だったので、発表が終わると次は他の学校の鑑賞です。どの学校の発表も工夫がされていてとても素晴らしかったです。 

 子どもたちは、他の小学校のハーモニーの美しさに感動したり、楽器を扱うそのテクニックに驚いたりと、鑑賞を通してたくさんのことを感じ取っていました。

 また、中学生の発表を聴いて、「歌い方」「歌声の強弱」「表現力」の凄さに圧倒され、「いつかは自分たちもあんな発表をしたい!」と、とても刺激を受けていました。

 これからまだまだたくさんの行事が控えている6年生。今回のこの貴重な経験を、残りの学校生活にも、歌声集会や半年後の卒業式でも生かしてほしいと思います!

4年生谷津田観察(秋)

 10月3日(火)に、4年生は春・夏と訪れた谷津田に出向き、観察を行いました。今回も我孫子市役所手賀沼課の職員の方々、自然観察指導員の柄澤さんと田島さんにご協力をいただきました。昨年はこの時期まだ気温が30度近くありましたが、今回は暑さも落ち着き、湿度も低くて過ごしやすくて絶好の観察日和でした。時折吹き抜ける風は清々しい秋風でした。

 植物では、道端を鮮やかに彩る彼岸花(ヒガンバナ)を見つけました。また、落ちている栗を見つけ、子どもたちは大喜びでした。

 生き物では、アキアカネはもうすぐ絶滅してしまうほど貴重なトンボであること、カマキリもこの時期卵を産むとあって、あちらこちらでその姿を見ることができました。

 次回はいよいよ今年度最終、新年を迎えたら谷津田に出向きます!

6年生職業人講話会

 9月29日(金)に、6年生は職業人講話会を実施しました。これは、様々な職業人から、ご自身の職業についてお話を聞かせていただくもので、キャリア教育の一環として行いました。

 今回子どもたちにお話しくださった職業人は建築士、看護師、農家、獣医師美容師、ピアノ講師、消防士の方々7業種です。子どもたちは体育館で「先生」に挨拶をした後、各教室に分かれてお話を聞きました。

 先生方からはまずご自身の職業の説明がありました。子どもたちはそれぞれの業種について調べ学習をしているので、仕事内容ついては大体は知っていましたが、「こんなこともやっているんだね」「色々と苦労もあるんだ」と、自分が知らなかった仕事内容を聞いてとても驚いていました。

 さらに先生方は、「自分がその職業を目指した理由」「何歳の時にその職業を志したか」「その職業の良い点や大変な点」「仕事で一番うれしかったこと」など、子どもたちからの質問にも合わせてその職業の魅力や大変さなどについてもお話くださいました。

 説明や紹介、質問の回答を聞いた子どもたちからは、「コツコツと毎日の努力が大切なんだね」「他にどんな職業があるのかな?」「今日のお話しを聞いて、その職業に興味が沸いてきた」という感想が出ました。

 子どもたちに就きたい職業について聞いてみたところ、「もう自分の夢がある」や「やりたい仕事がある」という子がいる一方で、「まだ将来こんな仕事をしてみたいという希望が無い」という子もいました。個人それぞれ思いや考えは異なりますが、これからたくさんの学習や体験を通して、また、様々な人との関わり、経験を積み重ねていくことで、将来への展望や自己実現への思いがたくさん芽生えてくることでしょう。そして、その目標に向かってどのように取り組んでいくのか、そのためにどんな努力が必要か、実現や達成に向けて具体的に考えて行動に移すことが何よりも大切だと思います。

 昨年の講話会でも書きましたが、「自分の未来は自分でデザインする」

 子どもたちの未来はまだ真っ白なキャンバスです。これからどんな風に自分色で彩っていくのかが今から楽しみです!今日ご講話くださった先生方、たくさんの気づきときっかけをありがとうございました!

2年生学区めぐり

 9月27日(水)に、2年生は学区めぐりに出かけました。生活科の授業の一環で、6月の探検に続き2回目です。前回と異なるのは季節と探検ルートです。

 今回は川村学園女子大学→川村学園付属保育園周辺→下ヶ戸→国道356号を回るルートで、11月実施予定のグループ活動「町はっけん」の下見を兼ねています。

 気持ちよく吹き渡る風を背に受けながら、子どもたちは交通ルールを守り黙々と、そして楽しく歩きました。

 まだまだ緑が目立ちますが、青いどんぐり、黄色くなりはじめたいちょうなど、秋の気配も感じました。次回歩くときは様々な自然が秋色に染まっていることでしょう!