校長室から

校長室から

6年生お仕事の話を聞く会

 2月5日(水)に、6年生はお仕事の話を聞く会を実施しました。今回は「ベジLIFE‼」の香取岳彦さんをお迎えして、仕事や夢、大切な考え方についてお話していただきました。香取さんは二小に通うお子さんの保護者でもあります。

 まずは香取さんの自己紹介から。香取さんは年間150種類もの野菜や果物を育てている、年間500人もの児童の農業体験を受け入れている、注文をインターネットで受けて販売している、家庭・飲食店・スーパー・イベント等で直接届けているので、直接聞くお客さんの声や感想がやりがいであることなどを教えていただきました。

 次に、「働く」ということについてお話くださいました。子どもたちから見た「働く」をイメージ化してくださり、「働く」=「生きる」「仕事」「給料」などが多数を占めた意見でした。

 香取さんは、「何のために働くのか」という質問に、「仕事とは、「はた」を「らく」にする(他人や周りの人を楽にする、喜んでもらう、役に立つ)と考えています」とお話しされました。また、子どもたちの他の質問にも丁寧に答えてくださいました。

 

 授業を終えた子どもたちの表情は様々でした。今日のお話から、自分自身の将来や、生き方について色々と考えることが増えたからだと思います。これからも様々な方のお話を聞いてキャリアを積み、自分の人生に活かしていってほしいと思います!

6年生小中一貫の日

 1月31日(金)に6年生は我孫子中学校区の「小中一貫の日」ということで我孫子中学校に出向きました。この小中一貫の日は、6年生に中学校生活への希望や期待をもたせることや、中学校の授業や部活動の様子を見たり聞いたりすることで、中学校生活への不安(中1ギャップ)等の解消を促進する目的で実施しています。

 早めに給食を済ませ、徒歩にて我孫子中学校に子どもたちは向かいました。この日は天気も良く、少し強く風が吹く中、中学校への道を歩く子どもたちはワクワクドキドキしている様子でした。

 中学校に到着し、まずは体育館に集合です。同じ中学校区の第三小学校、高野山小学校の児童と並んで座りました。説明を聞き、グループごとに分かれて特別教室の見学をしました。2年生が先導してくれましたが、その丁寧な説明ときびきびとした行動に、子どもたちは中学校生活を送る自分の姿を重ね合わせていました。

 次は体育館に戻り質問コーナーです。中学校生活で気になること、知りたいことを先輩にたくさん質問することができました。最後は授業見学です。3年生の授業を見学しましたが、落ち着いた雰囲気の中で黙々と学習に励む先輩の姿を見て「自分たちにもできるかな?」と真剣に見学していました。授業見学が終わると再び体育館に戻り、中学校生活について説明を聞いたり、部活動の紹介動画を見たりして説明や紹介を受けました。鈴木校長先生からは、我孫子中学校の学校目標が「自律」であり、自分で考え行動する生徒になってほしいとお話がありました。

 この訪問を終えた子ども達は、中学校生活のイメージを持つことができたと同時に、夢と希望、期待に胸を膨らませたことと思います。

 いよいよ卒業まで残り30日を切りました。小学校生活のまとめとよい準備を子どもたちと一緒にしていきます。

手をつないで仲よく(幼保小連携)

 1月28日(火)に川村学園女子大学附属保育園と東あびこ聖華保育園の年長園児の皆さんを、29日(水)に柏鳳保育園の年長園児の皆さんをお迎えして、交流会を実施しました。これは幼保小連携の一環として、園児との交流を通して、1年生も園児も来年度の生活への見通しを持てるようになることを目的としています。

 来年1年生となる園児たちは、まず1年生の教室に入り体験活動です。1年生の担任から、「楽しく安心して小学校に通えるように」と学校生活の様子を紹介しました。また、1年生が教室にあるものを紹介したり、園児が鉛筆を使いプリントに色々な線を引いたりして楽しみました。驚いたことに、自分の名前をしっかりとかけている子がたくさんいました!

 続いて校内案内です。園児たちは1年生と手をつないで各教室を見学して回りました。教室を出てコンピューター室と職員室の前を通り、校長室の中をぐるりと回って体育館へ。体育館ではその広さを感じながら1年生と仲良く走り回

りました。園児たちは、初めて見たものも多く、「わぁ」「すごい!」など感嘆の声を漏らしていました。

 1年生は、1年生になったばかりの時に2年生に連れられて回った校内案内(学校探検)でしたが、今回は自分たちがその時のようにお兄さんお姉さんとなって、園児の皆さんを張り切って案内しました。途中園児たちに優しく声掛けをしたり、「疲れていない?」「大丈夫」と気遣ったりする様子を見て、子ども達のこの1年の成長ぶりに感心しました。

 

 これからも幼稚園や保育園と連携して、園児の皆さんに小学校生活の場に足を運んでもらう機会を作っていきます。ともに活動することが、小学校生活への夢と期待を膨らませることや、心配や不安を少しでも取り除くこと、見通しを持ってもらうことにつながればいいなと思います。

4年生谷津田観察(冬)

 1月27日(月)に、4年生は今年度最後の谷津田観察を行いました。今回も我孫子市役所手賀沼課の職員の方々、自然観察指導員の柄澤さんと田島さんにご協力をいただきました。10月上旬に行った秋の観察の時は30度近くあった気温が、約4ヶ月後のこの日は10度あまり、まもなく暦の上では春を迎えますが、日が差してもまだまだ寒さが続く中での観察となりました。

  

 観察していくと、初めてビワの花を見た子や、蒲(がま)の穂(ほ)がはじけて秋の様子と違っていることに驚いた子がいました。

 百舌の早贄(「もずのはやにえ」は、もずが捕った獲物を、木の枝に刺したり、木の股に挟んだりすること、その習性)で、ケラ(コオロギの仲間で、姿形はコオロギよりも「モグラ」に似ている。「手のひらを太陽に」の歌詞の中では、「オケラ」)として登場する)が枝に刺さっている様子も見られました。

 生き物では、ウラギンシジミが葉の裏にとまって、越冬する様子や大カマキリの卵を見つけました。

 子どもたちは、1年の観察を通して、季節の移り変わりと共に変わる生物の姿に感動したり、それらを守っていくことの大切さに気づいたり学んだりすることができました。

 これからは谷津田を飛び出して我孫子市、千葉県、日本各地の自然や生き物にも目を向けて、さらに多くのことを学んでいきます!

4年生タグラグビー教室

 1月24日(金)に4年生は「NECグリーンロケッツ東葛」の辻さんと志賀さんをお迎えして、タグラグビーを体験させていただきました。

 タグラグビーは、運動が苦手、球技等ではなかなか活躍出来ない人たちでもボールを持って走るという爽快感を感じることができ、トライ(得点)をすることが出来ます。ボディコンタクトはなく腰につけたヒラヒラとしたタグを取ることがタックルの代わりとなる非常に安全で、ボール1つで何処でもプレーでき男女関わらず、全員がボールを持って走り笑顔で取り組める唯一無二のスポーツです。(NECグリーンロケッツ東葛HPより引用)

 ルールや説明を聞き、いよいよ挑戦!最初は動き方に戸惑っていた子どもたちも、繰り返し練習していくうちに、動きもよくなり、「こっちこっち」「パスちょうだい」などの声かけもたくさん出てきました。見事トライを奪った時の表情といったら!仲間と共にプレーする楽しさや初めて体験するスポーツの面白さを存分に味わったタグラグビー教室になりました。

 

 活動後「ラグビーの試合を見に行きたい!」「選手の応援に行ってみたいな」など、興奮気味に話していた子どもたち。子どもたちの興味と関心がおおいに刺激された活動となりました。

 

 「NECグリーンロケッツ東葛」の辻さんと志賀さんご指導ありがとうございました。また今回のような素敵な出会いと活動がありますように!

校長あいさつ