両郷西小学校の歴史

明治 9年 1月   創立、川西開達分校と称した。

 集合写真

    12月   黒羽作新館分校となる。
  18年 7月   独立して大輪小学西校と改称。
  25年 4月   両郷尋常小学西校と改称。
  32年     新築校舎落成
昭和 9年     校舎新築成(廃校までの)
  46年 3月   廃校
    4月   黒羽小学校に統合
         
         

 上記のとおり、創立は、川西開達分校が始まりの様です。さらに、黒羽作新館分校となりました。当時の大輪は、道路事情が悪く川西とは、渡し舟で往来が出来たことからかと思われます。その後、名称を変えながら、昭和46年に黒羽小学校に統合しますが、当時の保護者、地域住民は、中学校が黒羽中学校に通学したため、両郷中央小学校との統合を選択せず、黒羽小学校を選択したと思われます。
 また、現小学校制度になり廃校まで370余名の多くの子供達が巣立っていきました。西小は、ずっと複式学級でありましたが、とても楽しい学校でした。私が4年修了と共に廃校となりましたが、今思うと当時の大輪は、戸数80戸足らずで学校が有った事と、今では考えられない子どもの多さに驚きました。
 現在も昔の様に子宝であれば多くの問題が解決するのにと思います。

(弓座秀之 記)

両郷西小学校全景

廃校時の卒業生と全児童教職員

 両郷西小学校全景  廃校時の卒業生と全児童教職員