校長室から

2021年11月の記事一覧

校長室から 11.26 研究授業

 今朝7:30、本校の百葉箱の温度計は3℃、校庭の銀杏やけやきの木の葉がいつの間にかほとんど落ちていました。また、通勤途中に見た田畑には霜が降りていて、確実に秋から冬へと季節が進んでいることを感じました。朝は児童を迎えながらあいさつをしています。寒さで声が小さくなるのかなと心配していましたが、以前より大きな声できちんとあいさつができている児童が多いです。これもふれあい委員会が毎日のように行っているあいさつ運動の成果だと感じています。児童の力は素晴らしいです。
 さて、昨日25日(木)には学力向上研修会が行われ、3人の先生が研究授業を行い、授業を公開しました。町内の小中学校からそれぞれ数人ずつの先生方が授業を参観に来ました。数人ずつでも集まれば結構な人数になります。見られるだけでも緊張するものですが、多くの先生方に囲まれながらも児童は元気に発言し、学び合い学習に積極的に取り組んでいました。参観された多くの先生方から、たくさんのお褒めの言葉を頂きました。「みんなでわかる みんながわかる」をテーマに学び合い学習を行っているわけですが、みんなで教え合いながらとてもよい授業ができたと思います。ここでも児童の力は素晴らしいということが感じられました。
 日々成長していく児童たちに負けないよう、我々教職員も成長していきたいと思います。

・1年生は、お友達や先生と話しながらしっかりと理解していました。

・3年生は、積極的な話合いが素晴らしかったです。

・6年生は、自分たちで説明し合う姿が素晴らしかったです。

校長室から 11.19 霜が降りる季節となりました

 今週は朝寒い日が何日かあり、霜が降りる季節となってきました。校庭の銀杏は見事な黄金色になり輝いています。けやきの木は落葉の途中で、校庭の掃除はたいへんそうです。晩秋から冬へといった風景ですね。今日も霜が降りて寒い日でしたが、児童たちは元気に登校しました。
 昨日の18日(金)はいくつかの行事が行われました。1年生は、家庭教育学級で益子焼の手びねり体験を行いました。保護者の方と一緒に楽しそうに作品を作る姿がとても微笑ましいものでした。きっと思い出深い作品ができていると思います。
 6年生は、野口英世記念館の出前授業が行われました。これは、修学旅行で訪ねることになっている野口英世記念館の方が芳賀北小学校に来てくれて、野口英世についてやその記念館について詳しく説明をしてくれるもので、本年度初めて実施しました。記念館の方は野口英世の幼い頃から多くの活躍までわかりやすく説明してくれました。訪問当日にはきっとよい見学ができるのではないでしょうか。そして、素晴らしかったのは6年生の態度です。難しい話も出てきたのですが、私は見ていて、こんなふうに聞いてくれたら話す方はうれしいよな、と感じました。また、その日、学校に来ていたお客さんが、6年生から明るく元気なあいさつを受けたことで、「とても気持ちのいいあいさつでした。ぜひほめてあげてください。」と言ってくださいました。6年生の心のこもった行動が芳賀北小を代表しています。私もとてもうれしくなりました。
 児童は、学年が上がるにつれてそれぞれが成長をします。学年に見合った成長がきちんとできているということは正しい学校生活が送れているという証だと思います。保護者の皆様や地域の方々、そして間近で児童に関わる先生方のお陰であると感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

・黄金色に輝く銀杏はとてもきれいです。落葉中のけやきは掃除がたいへんそうです。

・児童と保護者のみなさんが真剣に楽しく作品を作っていました。

・6年生はとても真剣な態度で聞き入っていました。よい修学旅行になりそうです。

校長室から 11.12 お味噌を頂きました

 昨日11日(木)、いなほ工房様よりお味噌を頂きました。このお味噌は、芳賀町の大豆など地元の食材を使い、今まで30年くらい作ってきたものですが、今回、商品として作り上げた初めてのお味噌だそうです。芳賀町では、地産地消を進めていますが、お味噌だけはなかったということも商品開発の動機となったそうです。この度、芳賀北小では甘味噌と米味噌の2種類のお味噌をいただきました。今年の1月に仕込みを始め、10か月かかってやっと出来上がったものです。来週15日からの1週間の給食は、ちょうど、「芳賀町いっぱいウィーク」となっていて、この頂いたお味噌を使うことになっています。お味噌汁以外にも出てくるということなので、どのような料理となって出てくるのか児童とともに楽しみにしたいと思います。たいへんありがとうございました。

・給食委員会の児童が代表して受け取りました。その後、児童も下野新聞、真岡新聞他からの取材を受けました。

校長室から 11.11 学校運営協議会分科会から

 先日9日(火)、本校において学校運営協議会分科会が行われました。芳賀町の小中学校4校はコミュニティスクールに指定されており、「地域とともにある学校」を創っていくために核となる組織が学校運営協議会です。そこで、今回、本校の様子を直に見たり児童から意見を聞いたりするための会議を行いました。
 委員の方々には、全ての学級の授業を見て頂きました。児童の学び合いの授業やタブレットを使った授業を見てとても感心していました。また、6年生の児童代表6人に会議に参加してもらい、自分たちが地域の方にしてほしいこと、自分たちが地域にできることなどを堂々と発表してくれました。その中には、休み時間に一緒に遊んでほしいとか学習の手助けしてほしいなどの要望と、元気なあいさつをする、地域の清掃をするといった、自分たちにできることなどがありました。そういったやりとりの中で、私が1番興味深く聞いたのは遊びの話でした。児童から、校庭の遊具や将棋などのボードゲームの道具を増やしてほしいとの意見がでました。それに対し、協議会委員の中から、道具を増やすこともいいけれど、道具はなくても工夫すれば遊べること。また、遊べるように道具を自分たちで作ることなどが話されました。私も、もうずっと昔のことになりますが、小学生の頃は遊び道具がなくても遊んでいたなあと懐かしく思いました。そういった遊びの体験を地域の大人の方たちとできると、学ぶことが多く素晴らしいなあと感じました。
 現在、コロナウイルス感染症の影響で、地域の方々と関わることができない状況が続いています。この状況が好転した際には、ぜひ、交流できればいいなと考えています。それができれば、児童にとって、今の学校生活では体験できない遊びができるのではなのではないかと思います。実現したいなと思いました。
 それにしても、初めての試みだったのですが大人の会議の中で堂々と自分たちの意見を発表できる児童の姿は、学び合い授業の成果なのではないかと感じました。児童の成長がとてもうれしくなりました。

児童は、ブランコ、ボール、フリスビー、鉄棒、・・・と、いろいろな遊びで楽しんでいます。

校長室から 11.2 運動会を終えて

 11月に入りました。少し寒く感じる日が出てきましたが、県内各地から紅葉の便りが届くよい季節となってきました。休日などには、時間があればゆっくりと紅葉狩りなどに出かけたいものです。
 さて、先週末の10月30日(土)、素晴らしい晴天の下、本校の運動会が行われました。児童たちがのびのびと明るくさわやかに演技を行うことができ、天候と同じように素晴らしい運動会になりました。今年もコロナ感染症の影響があり、午前中のみの縮小した運動会でしたが、その中で、2名までと限定させて頂いたのですが、児童の成長の姿を保護者の方に見て頂くことができとてもうれしく思っています。運動会という大きな目標に向かって頑張ってきた姿は、当日、成果となってしっかりと現れたように思います。特に、6年生の活躍は素晴らしく、一緒に活動していた5年生もそれに引っ張られるかのように素晴らしい活躍でした。高学年の表現活動『三原色~つなぐ~』は音楽とダンス、旗の音と色、一体感など感動的なものでした。大きな成長に胸が熱くなりました。本校のホームページや芳賀チャンネルで、ぜひご視聴ください。
 週が明け、いつも通りの生活が始まりました。運動会での活躍が自信となったためか、朝のあいさつが大きくなったように感じます。こういったことが「これからの生活に生かす」ということなのだと思います。本当にこれからが楽しみです。

5,6年生の演技はとても感動的で、素晴らしいものでした。