校長室から

2021年2月の記事一覧

校長室から 2.25 授業参観ありがとうございました

 本日はお忙しいところ、本校の授業参観に際し、多数御参加いただきましてありがとうございます。授業を見ていただくのは、7月以来だったので、思った以上にお子様の成長の様子が感じられたのではないかと思います。
 今年度は、新型コロナウイルス感染症対策ということで、多くの集まりが中止となったり縮小となったり、また、実施方法を変えたリなどしてできる限り行いました。学校としてもHPや広報誌を含め、できる限りお子様の様子をお知らせしようとしてきたわけですが、十分とはいえず、たいへん申し訳なく思っています。ただ、中止や縮小などで対応できたものですから、次年度もこれでいいような気がしてしまいます。しかし、さきほど申しましたとおり、お子様の様子や学校の様子のお知らせが十分できなかっただけでなく、保護者の皆さんと学校、保護者の皆さん同士での情報交換も十分に取れなかったことは事実です。命に関わることなのでただやればいいわけではないので、例年どおりというのは見直さなければなりません。感染症対策を徹底し、必要なことや大切なことは極力実施できるよう方策を考えていこうと思っています。
 来年度も、おそらく、この現状は劇的に好転することは難しく、御不便をおかけすると思います。御理解の上御協力お願いいたします。

児童の頑張る姿をお見せすることができ大変うれしく思います。熱心に御参観いただきありがとうございました。

校長室から 2.15 地震がありましたが大丈夫ですか?

 2月13日(土)午後11時過ぎに大きな地震がありましたが、皆様のほうは大丈夫でしたでしょうか。たいへん長い時間強く揺れているように感じ、10年前の大地震を思い出さずにはいられませんでした。昨日朝、北小の見回りを何人かで行ったのですが、目立った被害はありませんでした。あれだけの地震だったので、もう少し検証する必要があるようです。
 ニュースを見ると、今回の地震は10年前の地震の余震であるとか。10年経っても余震があるという事実に、正直なところ少し恐怖を感じました。今回の地震もかなり大きかったので、さらに余震が続くかと思います。この10年間で、大地震が起きたときの備えは進んだのでしょうか。我が家の飲料水の備蓄を確認すると、賞味期限が過ぎていました。なんともお粗末でした。また、スーパーに行くと、防災グッズのコーナーができていました。こういうことが起きないと真剣に考えないものなのでしょうね。少し恥ずかしくなりましたが、それでも考えないよりはいいかと思い直しました。
 コロナのこともあり、行動にはいろいろ制限され不自由なことがあると思います。もし避難が必要な事態になったら、・・・。そんなことも考えながら、しばらくの間お互いに気をつけていきましょう。

校長室から 2.12  「三寒四温」

 「三寒四温」ということばを聞く季節となりました。「三寒四温」とは、冬期に3日間くらい寒い日が続き、次の4日間くらい暖かい日となることが繰り返されることをいい、中国北部や朝鮮半島などに顕著な現象なのだそうです。明確に3日と4日に寒暖が区別されることはあまりないのですが、1週間程度で天気の周期が変わることが多いのがこの時期ということで、この言葉が使われているようです。朝はまだまだ寒いですが、寒暖を繰り返し、少しずつ春に近づいていくようです。ただ、寒暖差が大きくなる時期でもありますので、健康に十分気をつけてほしいと思います。
 さて、このまま温暖化が続くと、数百年後には日本では桜が咲かなくなるという衝撃のニュースを耳にしたことはありますでしょうか。桜は、寒く厳しい冬があるからこそ休眠打破ということが起こり花が咲くのだそうです。寒い冬というのは、つらいイメージがありますが、植物にとってはたいへん重要なものだということです。
 話は変わりますが、2/8(月)9(火)は、栃木県立高校の特色選抜が行われました。15(月)に合格内定が出ます。また、3/8(月)には一般選抜、いわゆる学力検査が行われ、特色選抜と合わせて3/12(金)に合格者発表が行われます。また、大学入学試験は、今、盛んに行われています。コロナ渦でありながら、受験生を抱える御家庭はたいへんかと思います。実力を出し切ってほしいと願っています。植物と同じというわけではありませんが、厳しい冬を乗り越え、希望の春に花を咲かせてもらいたいと思います。

本校の桜は、今年はいつ頃咲きますかね?

校長室から 2.3 立春

 今日2月3日(水)は立春です。前回載せたように、2月3日が立春となるのは124年ぶりで、ほとんどは2月4日だそうです。ちなみに36年前は2月5日だったそうです。
 現代の日本では、国立天文台の観測によって、「太陽黄経(たいようこうけい)が315度になった瞬間が属する日」を立春とすると定められています。太陽黄経とは、太陽が天球上を通る経路(黄道)を等角に分割した座標。特に春分点を座標ゼロとして360度に当分したものを言うのだそうです。(そう言われてもなんだか分からないですね。ぜひ、お子様と一緒に調べてみてはどうでしょうか。)その太陽黄経が315度となる瞬間が、今年は2月3日23時59分だったということです。ということはあと1分で2月4日だったということですね。
 何にしても今日が春の始まりです。とてもすがすがしい青空で始まりました。栃木県に出ていた緊急事態宣言は、2月7日をもって解除の見通しとなっています。少しうれしい気持ちがありますが浮かれている余裕はありません。それ以降も危機感をもって感染症対策を実施し、児童達が元気に学び、遊べる日を続けていきたいと思います。

素晴らしい青空の下、児童の歓声が響いています。