2021年6月の記事一覧
校長室から 6.21 今日は夏至です
6月21日(月)、今日は夏至です。夏至はご存じの通り、昼の長さが最も長くなる日です。今日の芳賀町の日の出時刻は午前4時21分頃、日の入り時刻は午後7時01分頃。昼の長さは、約14時間40分となります。明日は、昼の時間は2秒ほど短くなるそうです。児童たちは、この長い昼の時間と短い夜の時間をどのように過ごしていますでしょうか。暑い日が何日かありましたが、暑さはこれからが本番ですね。
・6月に太陽が出ている時間が一番長くても、気温が一番高いのは8月なのはなぜ?
・昼間に時間が一番短くなるのは冬至といいますが、それはいつ?
・では、昼と夜の時間が同じになるのはいつ?
などというようなことを話題にしながら、短い夜のおうち時間を楽しんでみてはどうでしょうか。学校では難しい勉強をしていますが、何がわかるようになったかそちらも話題にして楽しんでみていただけるとありがたいです。
・タブレットを使いこなしています ・グループ学習を進めています
校長室から 6.17 北小タイム(校長講話)から
昨日の北小タイムでは、6月15日の県民の日についての話をしました。児童のみなさんは、途中の問いかけに大きな声で答えてくれるなど、みんな真剣に聞いてくれました。その内容について簡単に紹介します。
栃木県は、今から148年前の明治6年6月15日、当時の栃木県と宇都宮県が合併して概ね現在の栃木県ができました。このときの県庁所在地は栃木市で、明治17年に宇都宮市に移されました。栃木県民の歌の1番「とちの葉の」の栃は県の木です。男体は男体山のこと、栃木県のシンボル的山です。2番の鬼怒川は、栃木県一長い川。製造品出荷額は全国13位の生産県でもあります。絢爛の文化はなんといっても日光東照宮を思い出します。栃木県は、「豊かな自然」「発展する工業」「歴史を感じる文化と芸術」のバランスが良くとれた素晴らしい県です。
栃木県が日本一になっているものといえば、まず、いちごの生産量。50年以上も日本一だそうです。かんぴょうの生産量は全国の99%です。容器や浴槽などのプラスチック出荷額、液晶テレビ受信機出荷額も日本一です。日光杉並木街道は世界一長い杉並木街道で、ギネスブックにも載っています。
栃木県は、本当はすごいんです。いろいろ調べると、もっと素晴らしさがわかってきます。ぜひ調べてみてください。でも、2020年魅力度ランキング最下位。もっともっと多くの人に栃木県を知ってほしいですね。
児童のみなさんは、栃木県を守り発展させていく大切な一人です。栃木県のことをよく知り、栃木県を好きになり、自信をもって素晴らしいといえる栃木県を作る一人となってほしいと思います。
以上のような内容でした。このあと、「栃木県民の日クイズ」を行いました。のせておきますので、ぜひ楽しんでみてください。
校長室から 6.10 時の記念日
今日6月10日は『時の記念日』です。この日は、今から1350年ほど前、天智天皇が漏刻(ろうこく)という水時計を宮中に設置し、初めて時が告げられた日とされています。1920年、東京天文台や生活改善連盟の方々が相談し、6月10日を『時の記念日』として定めたのが始まりだそうです。
では、『時の記念日』を定めた目的は何でしょうか。実は、江戸時代・明治時代の初期の日本は時間にルーズな文化だったようです。現代の感覚からすると、日本人は時間に正確といった印象が強く、意外な感じがします。しかし、当時の日本は、日の出と日没に時間を6等分する「不定時法」という方法が用いられ、約2時間おきになる鐘の音のみが時間を知る方法でした。かなり大雑把な時間しか知ることができなかったため、必然的に時間にルーズになったわけです。その頃欧米では懐中時計が普及しており、1分単位での時間管理はあたりまえだったそうです。「諸外国に追いつくためには時間に対する認識を変えなければならない」ということで、大正9年(1920年)、『時の記念日』が制定されたようです。
芳賀北小学校では、全ての時間割でチャイムが鳴るわけではありません。1時間目が終わってもチャイムは鳴らないのです。2時間目の終わりや業間の終わりにはチャイムが鳴ります。教室や廊下、校庭には時計があり、どこにいても時間を確認することができます。「チャイムで動かされるより、時間を見て動くことが大切。いやいやチャイムで時間を知らせた方が時間の感覚が身につくはず。」といったいろいろな意見があります。どちらにも良い面があります。どちらであっても、伝えたいことは同じです。発達段階に合わせ、時間の大切さを伝えていこうと思います。
児童は、今日も時間割に従って、様々な授業に取り組んでいます。それぞれが生活の中で時間の大切さを学んでいます。ご家庭でもご協力をお願いいたします。それにしても、一人一人がタブレットをもち授業を行っている姿には、驚きを感じます。時代という大きな時の流れは、学校教育の姿を大きく変えているようです。
初めてのタブレットに、興味津々です。
校長室から 6.1 1学期折り返しです
6月になりました。1学期がちょうど折り返しといったところでしょうか。今日はすっきりと晴れ、青空が広がっていますが、昨日やおとといは雷がなるなど少しずつ季節がすすんでいるように感じます。梅雨入りは早いといわれていますがいつ頃でしょうね。
さて、昨日5月31日は、七十二候では「麦秋至(むぎのときいたる)」というのだそうです。「麦秋至」とは、麦が熟し、たっぷりと黄金色の穂が実り始める頃。百穀が成熟する、麦にとっての秋です。この時期に吹く風を「麦嵐(むぎあらし)」と呼び、黄金色に実った麦の穂をなびかせながら吹き渡る様子が目に浮かびます。また、その頃に降る雨を「麦雨(ばくう)」と呼ぶそうです。
昔から6月1日といえば衣替えでした。今は「クールビズ」といった考え方がすすみ、時期に関係なく涼しい服装で快適な仕事環境を、となっています。衣替えが残っているのは、学校の冬服と夏服の切り替えぐらいでしょうか。学校でも今は衣替え自体も調整期間を置いているところが多く、6月1日と決まっていないところが多いようです。いずれにしても、児童は「半袖、短パン」となり、毎日元気に遊んでいます。この、「いつも通り」、「例年と同じ」といったことがとてもありがたく感じます。
次の七十二候は6月5日に「螳螂生(かまきりしょうず)」をむかえます。カマキリが生まれ出る頃といわれています。趣深いものですね。
ランRUNタイムの様子です。みんな元気いっぱいで運動をしています。