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校長ブログNo29  新じゃがいも「千産千消」の学校給食(その2)

▼ 5月9日(木)の学校給食

ごはん アスパラソテー あじフライ おろし汁 牛乳 

 ▼ 5月10日(金)の学校給食

古代米(こだいまい)ごはん にんじんサラダ カレー バナナ蒸しパン 牛乳

※カレーの食材に千産千消の「新じゃがいも」が含まれています。

 「新じゃかいも」小ぶりでみずみずしく、皮が薄いのが特徴です。ビタミン類が豊富で、やわらかく火の通りが早いため、調理しやすいです。

また「古代米」とは、現代において栽培される稲の品種のうち「古代から栽培していた品種」「古代の野生種の形質を残した品種」をいいます。近年の健康意識の高まりにより注目を集めています。現代の白米と比較し、たんぱく質・ビタミンB1・B2、ナイアシン、鉄、カルシウム、マグネシウムなどの栄養素が豊富に含まれています。

学校給食での主食として「ごはん」が多く提供されます。4月の献立表(裏面)にあるイラストです。

今から25年前(1990年代後半)のこと。当時の子供たちがよくこんなことを言っていました。「おじいちゃんやおばあちゃんに、ご飯粒を残したら目がつぶれるぞ!って言われるから残さないように気をつけている。」と。友達同士、お互いにご飯粒のこしていない?など食器の中身を確かめている旧光町の子供たちとの忘れられない給食の光景です。また、当時は米どころであるので、現在のようなパンの提供がなく、毎日おいしい白米または麦ごはんが提供されていました。

農耕民族の日本人の伝統的な言い伝えですが、ご飯茶碗にご飯粒を残さないことは、農村地帯でなくても一般的な家庭でのしつけの1つです。つまり、「食べ物を無駄にしないで感謝の気持ちをもちましょう。」という日本文化の良さが今でも引き継がれている表れでしょう。