ブログ

校長ブログ

校長ブログNo83 いろいろな経験を通して

6月5日(水)の陸上競技大会が終わり、6月11日(火)から2つ(体操部と音楽部)の新たな課外活動が始まりました。4・5・6年生の希望者による活動で原則火・水・金曜日放課後の時間に活動しています。

体操部は10月26日(土)の山武郡市体操競技大会に向けて。(今年度で最後の競技会となります。) まずは基礎となる倒立を中心に。

音楽部は11月上旬に行われる予定の校内音楽集会での発表に向けて。今年は合唱と合奏の2つに取り組みたいとのことです。今日はリコーダー練習。リズムが難しい曲ですが、友達と教え合いながら一生懸命練習していました。

練習は始まったばかりですが、昨年度まで活動していた児童も多く久しぶりの活動でも昨年までの積み重ねを感じます。今年も活動を楽しみに参加を希望したとのことです。様々な活動を通して成長していってほしいです。今後も機会をとらえて活動の様子をお伝えします。

さて、5年生は明日27日(木)~28日(金)1泊2日で県立東金青少年自然の家へ宿泊学習を実施します。

 

校長ブログNo82 学びを深める

2年生が生活科学習で育てている野菜の苗(ミニトマト・ナス・ピーマン・シシトウなど)を観察していました。順調に育っていて早くも実がなっている様子にうれしそうでした。

観察学習は生活科の学習ですが、国語科でも「かんさつ名人になろう」という学習単元で、観察したことを記録する文章を書く活動を行います。2年生の国語科では、経験したことから書くことを見つけ、必要な事柄を集めたり確かめたりする力や自分の書きたいことに合う言葉を探して文の中で使う力の育成を目指します。今回の学習では、観察記録を書くことにより、何が起きていたのか、どのような変化があったのかを確かめることや、そのときに気付いたことや自分がどんなことを感じたのか思い出すことができます。観察記録文を書く力はさまざまな学習にも生かすことができます。このように教科相互を関連づけ、横断的に合科的に学習し学びを深めていきます。

子供たちが思いをもって育てている野菜です。おいしい夏野菜の収穫が楽しみですね。

 

 

 

 

校長ブログNo81 雨のちハレルヤ

22日(土)は午前中は晴れましたが午後から雲が多くなり、満月「ストロベリームーン」は残念ながら見ることがかないませんでした。写真は、前日21日(金)22時頃に撮影した月です。日中大雨でしたが、夕方から急速に天気が回復し、日中の大雨が嘘のように静かな夜空に月が煌々と輝いていました。

21日(金)午後。外は大雨ですが、高学年はB&G光海洋センターで水泳学習(2回目)です。写真は6月14日(金)1回目の水泳学習の様子。 

泳力別に3つのコースに分かれ、本校の教員が指導を行います。水泳学習は水の事故を起こすことのないよう、安全に十分配慮して水泳指導計画を立てます。過去ブログでも掲載した救急法研修の他、緊急連絡体制も確認し、各コースにおいて教師が工夫しながら学習を進めます。私もプールに入り各コースを見ながら補助にあたります。児童が笑顔で一生懸命練習に取り組んでいることをうれしく思います。あっという間に1時間30分が過ぎます。

白浜小学校にもかつてプールがありました。(過去ブログ4月30日参照。現在は駐車場となっています。)近年テレビや新聞等で報道されることも多く、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、ここ数年の間に全国的に学校の水泳学習を民間の施設で行う、あるいは委託する市区町村が急増しています。私も担任だったころは、プール清掃に始まり、水泳学習期間中は薬剤投入による衛生管理の他、水温と気温による実施の判断、水泳指導とシーズン中は大忙しでしたが、時代と共に民間の施設での水泳学習へと移行する様子を見てきました。横芝光町もこんなにすばらしい公共施設で水泳学習ができることは恵まれています。衛生環境もよく、温かく泳ぎやすい。プールサイドには温風が流れ冷えた体を温めてくれる配慮もあります。今から30年前は、正課体育以外に、地区の水泳競技大会や夏休みの水泳学習等がありました。学校プールで忘れられないのは、なんといっても入る前にあの冷たい「地獄のシャワー」を突破しなければならなかったこと。コース別の泳法学習の他に、波のプールや流れるプールを始め、みんなで協力しなければできない楽しみもありました。今でも学習の最後に自由時間が10分くらいありますが、友達同士、児童と教師で鬼ごっこなど楽しそうな声で盛り上がります。外は雨でもみんなの笑顔を見ているとハレルヤです。そんな様子を見ながら、かつての学校プールでの学習を懐かしく思い出しました。

校長ブログNo80 梅雨入り

昨日、家の玄関先で見つけたカマキリの子供です。「カマキリ」と聞いて浮かぶのは、体が大きく鋭い鎌でシャーッと獲物を捕らえ、スズメバチでさえ食べてしまうという肉食の昆虫です。最初はカマキリの子供だと思ったものの、見れば見るほどあまりに小さく細く、本当にカマキリか?と何度も疑うほどでした。カマの部分や三角形の顔と特徴のある目を見るとやはりカマキリですね。

すでに過ぎていますが、七十二候では6月5日~6月9日を「カマキリ生ず(螳螂生)」といいます。秋の終わりごろに産みつけた卵からは200匹以上の赤ちゃんが生まれますが、成虫して生き延びるのはわずか数匹とのことです。このカマキリはこれから無事成虫になれるのかと思いながら写真に収めました。小さい頃はアリに食べられてしまうほど弱いカマキリですが、農作物を育てるにあたっては、アブラムシやダニなどの害虫を食べてくれる益虫です。

さて、6月21日(金)関東甲信越地方が梅雨入りしたものと見られると気象庁が発表しました。朝から降る雨でグラウンドは一気に池と化す。疲れる・フラフラ

さらに、前日6月20日(木)は沖縄が梅雨明けしたものと見られるとのことで(沖縄地方は5月21日に梅雨入り)南北に延びる日本列島は1か月の開きがあります。それにしても遅い梅雨入りでした。翌6月22日(土)に東海・北陸地方が梅雨入りし、東北を除くエリアが梅雨入りしたことになります。

これから傘の出番の日が増えます。花丸各学年の傘立ては整理されて置かれ、すっきりとしています花丸。よい習慣は続けたいものです。暦の上では梅雨に入ることを入梅(にゅうばい)と言います。このブログでよく使う二十四節気や七十二候は中国から伝わった暦の考え方ですが、このほかに日本独自に季節の変化をつかむための目安としてつくられた暦に「雑節」という考え方があります。彼岸、八十八夜、土用などといった言葉は皆さんも聞いたことがあるでしょう。「入梅」も雑節の1つです。梅雨」の字に「梅」が含まれるとおり、青かった梅がこの時季に熟し、カビが発生しやすくなることから「黴雨(ばいう)」と呼ばれたという説もあります。雨の日が続くのはうんざりですが、農作物にとっては恵みをもたらす大切な雨です。

 6月6日付の千葉日報では横芝光町の坂田城跡で梅の実が収穫のシーズンを迎えていることが紹介されていました。「県内の梅林では最大級の約1000本の梅の木が生える坂田城跡。町観光まちづくり協会は、梅林保全に取り組む「梅の里事業部」メンバーら約10名が大粒の品種「白加賀」の実をもぎとった。同協会は坂田城跡で約130本の梅の木を管理し、例年およそ3トンの実を収穫する。今年は受粉を十分にできなかったことなどが影響して全国的に梅の実は不作傾向というが、坂田城跡での収穫は大きな実がケースいっぱいに埋まった。(中略)収穫された梅はこの後、勝浦市の酒蔵「吉野酒造」に梅酒の材料として出荷。また、後日の作業で取った実は天日干しして梅干しにも加工し、JR横芝駅前にある観光案内所「ヨリドコロ」に並ぶ。」(「千葉日報6月6日付朝刊」より引用)

関連リンクはこちらから

一般社団法人 横芝光町観光まちづくり協会HP

 http://yokoshibahikari-kankou.com/souvernir/

 

 

校長ブログNo79  4年生校外学習(清掃工場見学)

6月18日(火)4年生社会科学習で山武市松尾町金尾の「山武郡市環境衛生組合」を見学しました。(1995年(平成7年)竣工)

環境衛生組合でのごみ処理の仕組みについて映像で説明をしていただきました。

ゴミを焼却することで生まれた灰です。

灰を固めたものは敷地内にある最終処分場で埋め立てます。

実際の作業服を着させてもらいました。

 あいにく雨でしたが、環境衛生組合の方のお話の後、清掃工場でどのようなものが処理されているのか施設を見学をしました。

4年生全員(約20人)が計量器に乗ると920㎏です。ペットボトル、アルミ缶、スチール缶をはじめ、様々な種類ごとにごみを分別し処理します。分別作業は機械を使用するものもあれば、人の手によって行われるものもあります。

地方のごみ処理場は住宅街から離れたくぼみのある山間部に作られることが多いそうです。周囲の自然環境に配慮して有害物質を取り除く工程がいくつもあり、煙突から出る白いものは煙ではなく水蒸気です。最終処分場はあと10年でいっぱいになってしまうとのことです。3R( Reduce(リデュース)Reuse(リユース)Recycle(リサイクル)の3つのRの総称)ゴミの減量化を進めるとともに、リサイクル(再利用)していくことの大切さを学びました。また、わたしたちのくらしのために清掃工場で実際にどのように作業をされているのか、一部見学することができ、貴重な学習となりました。