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校長ブログNo235明日、マラソン大会

 いよいよ明日は校内マラソン大会です。

 

ぼくはマラソン競走で白いスタートラインに並ぶ時が好きだ

軽く腰を浮かせ きっと遠い前方の山を うかがうあの瞬間のぴんと張った気持ちが好きだ

ぼくたちはかけ出す 

友をぬいたり 友にぬかれたりする

みなぎってくるいろいろの思いを 

しずかにおさえて 友と友の間にはさまれて 先生の笛の合図を待っている

あの不思議でしずかでゆたかな出発の時がすきだ

これまでの練習の成果を

自分のチカラに変えて

ベスト記録をめざそう!!

校内マラソン大会実施にあたり、ご協力くださる保護者ボランティアの皆様お忙しいなかありがとうございます。タイムテーブル・配置等につきましてはスクリレ配信の資料をご参照ください。寒い気候の中でのお願いとなりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

【マラソンコースの紹介】

★コース概要(マーカー部分)

スタート後グラウンドを周回し、外周コースへ向かいます。

1・2年生 外周コース2周後 ゴール (約  800m)

3・4年生 外周コース3周後 ゴール (約1,200m)

5・6年生 外周コース4周後 ゴール (約1,500m)

1スタート(集合台付近)

2グラウンド西側(フードショップいちはら様側)を走り

3体育館脇東門側駐車場へ向かいます。

4東門前

5体育館南側

6南門側「成長の庭」遊具広場前(1・2年教室前)を通過し

7職員室前を走り

8西側道路ぞいの通路を走り

9正門前広場を走りぬけ

10グラウンド周回コースへ入ります。

11ゴールをめざしてあと少し

12フィニッシュ!!

校長ブログNo234和食の日(11月24日)おいしい給食

今日11月24日(日)は和食の日です。

2013年(平成25年)12月、「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。

【参考】ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食;日本人の伝統的な食文化」とは

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/ich/

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/ich/pdf/naiyo_washoku.pdf

先週の献立を紹介します。

▼11月18日(月)の献立

ご飯 かつおぶしサラダ 豚塩こうじ焼き おろし汁 ヨーグルト 牛乳

▼11月19日(火)の献立

ご飯 きんぴらごぼう 五目オムレツ なめこ汁 はなみかん 牛乳

▼11月20日(水)の献立

中華麺(勝浦タンタンメンのスープ付)胡麻マヨサラダ 鶏肉おろしソース ミニみかんゼリー 牛乳

 【勝浦タンタンメン】(ちば観光ナビHP)https://maruchiba.jp/gourmet/feature/detail_148.html

<勝浦タンタンメンの発祥と歴史>
人気店「元祖 勝浦式担担麺 江ざわ」の前身である大衆食堂「江ざわ」により、1954年から提供が始められました。その後、市内を中心に急速に広がり、現在では県内外を含めて40店舗(※2023年11月現在)が「正規取扱店」として認定されています。

▼11月21日(木)の献立

ご飯 たくあんあえ 野菜コロッケ 生揚げの中華煮 牛乳

▼11月22日(金)の献立【千産千消デー】

玄米入りご飯 いわしのあげ玉フライ ピーナッツあえ フルーツトマト さつま汁 牛乳

<食材>

体をつくるもの(赤):牛乳、いわし、豚肉、豆腐、味噌

熱や力のもとになるもの(黄):米、パン粉、油、ピーナッツ、砂糖、サツマイモ

体の調子を整えるもの(緑):キャベツ、ニンジン、小松菜、ダイコン、ゴボウ、トマト

▼濃霧の朝。

 千葉県特産の落花生畑とニンジン畑。初冬の朝陽を受けて。(11月22日)

【ひとくちメモより】

千産千消(ちさんちしょう)デー

今日の給食は「千産千消デー」のメニューです。千葉県では毎年、千葉県全部の小中学校で11月に、千葉県産の食材を使って千葉の恵みを感じる給食を作る日があります。日頃から給食の食材には地元でとれたものを多く使うよう心がけていますが、特に今日の給食では、町内でとれたお米や野菜、ミニトマトを使っています。さつま汁のサツマイモとゴボウは町内の農家さんからみなさんへといただいたものです。感謝しながら、よく味わって残さず食べましょう。

【参考】令和6年度ちばを食べよう!ちばの食育月間(11月)について(千葉県HP)

https://www.pref.chiba.lg.jp/annou/shokuiku/shokuiku/r06-11gekkan.html

校長ブログNo233-2『生きる』

数々の詩、絵本、翻訳など幅広く活躍された詩人の谷川俊太郎さんがご逝去されていたことが先日報道されました。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

私も授業等をきっかけに谷川俊太郎さんの詩に出会いました。皆さんもお子さんやお孫さんに読み聞かせたり、歌ったりと谷川さんの作品を通して、心が豊かになったり、ことばのおもしろさを感じたりしてきたことでしょう。大切なものをことばを通して「ハッ」と気づかされたこと、しみじみと感じさせられたことなど尽きません。

現行の小学校国語科の教科書(光村図書)にも数多くの作品が掲載され、子供たちにもなじみの深い方です。

代表作として紹介される『生きる』の詩は、6年生の国語科の教科書に掲載されています。

生きているということ
いま生きているということ

鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
         

 

 

校長ブログNo233-1勤労感謝の日に

11月18日(月)2年生の「まちたんけん②」(関・白磯・尾垂方面)

学校から町特産のネギ畑を見ながら海岸方面へ向かって20分程度歩くと、県道(九十九里ビーチライン)にたどり着きます。道路を横断すると、白浜(九十九里浜)の潮騒が聞こえ、潮の香りが漂ってきます。

最初に訪れたのは「民宿 山柄荘」様です。民宿の塀沿いにサザエの貝殻が並んでいて、海にやってきたなあと感じます。スポーツチーム(小学生から社会人までの野球やサッカーなど)を対象とした合宿用の民宿です。

私たちの到着を外で待っていてくださいました。玄関からおじゃまし、大広間に上がりました。その広さに子供たちの目もまんまるです。壁には船の櫂(オール)が飾られ、囲炉裏(いろり)もあり、風情を感じるすてきなつくりでした。また、海岸に流れ着いた流木を使ったおしゃれなインテリアです。普段目にすることのないものに興味津々。ようやく落ち着いたところでインタビュー開始です。

ご家族を中心に経営され、お客さんの案内、そうじ、洗濯、グラウンド整備など大忙しです。早いときは朝5時から朝食の支度にとりかかり、最終入浴の夜10時過ぎにお客さんが部屋へ戻ってから片付けに入り1日の仕事が終わります。

仕事をしていて楽しいことや大変なことについては、料理が「おいしい!!」とたくさん食べてくれたときや、「ありがとうございます。」とお礼を言われたときはとてもうれしいそうです。1回のお客さんがだいたい2~3泊するので年間1、000人以上の利用。グラウンド利用だけでも年間数千人のお客さんが利用します。大変なのは、年間を通じて数千人もの宿泊客が利用するため、大きな団体客が入ると人数をこなさなければならないので大忙しとのことでした。ちなみにスポーツ合宿用の民宿なので、食事は塩分補給のために濃いめの味付け(笑)だそうです。

使用した布団の片付けなどは宿泊客にお願いすることもありますが、使用した広い部屋の掃除はたいへんだそうです。また、提供する食事にも衛生面で気を遣い、宿泊するお客様が気持ちよく泊まれるように努力や工夫をされていることがわかりました。

つぎに訪れたのは、「橋村商店」様です。

こちらも、私たちの到着をお仕事のかたわら、窓からまだかまだかと待ちわび、外に出てお迎えしてくださいました。肉の加工を主な仕事として、スーパーマーケットや店舗への卸売やトラックでの配達の仕事をしています。すてきなデザイン風の社屋はコンパクトにまとめられていました。7時~18時と長時間にわたる作業を交代制で行っているそうです。直接店にお店に購入される方もいるそうです。

焼き肉が大好きな子供たちは多いですが、肉を加工している場面をふだんなかなか目にすることはできません。さっそく、見学用の白衣と帽子をかぶり加工や冷蔵の様子を見学しにいきました。髪の毛が落ちないように不織布の帽子をいただき長靴に履き替えて整列しました。最初の関所は、汚れやほこりを持ち込まないように「エアシャワー」でほこりを取り除きます。キャッキャ言いながら外部のほこりを取り払うと次の部屋にはたくさんの方が働いていました。奥には冷凍庫がいくつもあり、氷点下で貯蔵されている部屋の見学もできました。

鶏・豚・牛などの肉を主に扱うのですが、ものすごい数の種類があることを知りました。加工している部屋でその様子を見させていただきましたがこれはほんの一部だそうです。貯蔵庫では、冷凍保存しながら新鮮さを保っています。見上げるほどの広さの貯蔵庫には、1頭の動物からたくさんの種類の肉が加工され保管されているのだなと思いました。人気のある牛肉のヒレはキロあたり1万円もする高価なお肉です。食品を扱うのでなによりも衛生面と安全に作業できることを大切にしながらお仕事をされているとのことでした。また、ナイフやスライサーなど機械を使用するため、事故が起きないよう、安全・安心して作業を行うことに注意をはらっていると真剣な表情でお話してくださいました。仕事をされていて大変なことは冷蔵・冷凍室が寒いことで、やはりお客さんに「おいしかったです。」「ありがとうございます。」と言われることがいちばんうれしいとおっしゃっていました。 

さて、前回のまちたんけんも含めて、今回のまちたんけんでも、お仕事をされている民宿や食肉加工などお店ではたらく人たちの見学を行いました。まちたんけんを通して共通するものは、お仕事をされている方の現場を見学させていただいたことです。私たちの学校のすぐ近くには、けっして数は多くないですが、いろいろなお仕事をされている方のお店や施設がありました。たいへんお忙しい中にもかかわらず、日々いろいろなご苦労がある中にも笑顔でお話しされる姿が印象的でした。また、お話の内容も、子供たちにわかりやすく、さまざまな気づきを与えてくださいました。どうもありがとうございました。

ということで... 

今日は祝日「勤労感謝の日」です。

(「あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン」より引用)

勤労感謝の日 (11月23日)勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。

「勤労感謝の日」は、昭和23年の祝日法の制定当初から設けられている国民の祝日です。
祝日法の制定前、11月23日は、祭日の「新嘗祭(にいなめさい)」として休日とされており、国民の生活の中でも、新穀に感謝する日でした。「勤労感謝の日」は、いにしえからの収穫感謝の風習を生かしつつ、新しく設けられた感謝の日であるといえます。

祝日法の制定時の資料では、この「感謝」について、「国民が毎日生活を続けていられるのは、お互いがお互いを助け合っているからである。従って、ここにいう感謝というのは、すべての人がすべての生産とすべての働きとに感謝し合うのでなければならない。この感謝の心もちは、今日のような世相のけわしいときには最も必要なものであるが、世の中が落ち着いたときにも常に大切なものである」と説明されています。

【給食センター栄養士さんによる勤労感謝の日の話】(過去ブログNo215(11月5日付)再掲)

11月23日(土)は勤労感謝の日です。わたしたちが毎日食べている給食はいろいろな人たちが働いていることでできあがっています。さて、どんな人たちがいるか、みなさんも一緒に考えてみましょう。米や野菜などの農作物を育てる人、豚や鶏などを育てる人、魚をとる人、野菜や肉、魚などを選ぶ人、お店で販売する人、献立を考える栄養士、給食を作る調理員さん、給食を学校へ届けてくれる運転手さんなど、多くの人たちがかかわっています。

また、私たちが食べている食べ物も、元は生き物です。米や野菜、肉や魚など多くの生き物たちの命をいただいて、私たちは健康な体をつくり、生きていくためのエネルギーを得ることができます。このように、生き物や多くの人のおかげで、毎日、食事ができることに感謝をしましょう。そして、食べ残しをしないようにし、心を込めて「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶をしましょう。

町内産コシヒカリを給食用に寄附(広報よこしばひかり10月号で紹介)
 今年も、町農業振興会営農集団部会から、新米の町内産コシヒカリ3俵(1日使用量相当分)
が寄附されました。新米は学校給食で提供され、児童や生徒が味わいました。 農業後継者が少なくなるなど、お米づくりも大変になっています。新米を食べた子ども達から、将来、農業の担い手が誕生することを部会のみなさんも楽しみにしています。

水稲新品種「粒すけ」を給食用に寄附(広報よこしばひかり11月号で紹介)
 10月8日、ちばみどり農業協同組合から、学校給食用として水稲新品種「粒すけ」300キロの寄附が寄せられました。
この「粒すけ」は、千葉県が13年かけて開発した新品種で、茎が短く長雨や強風でも倒れにくく、多くの収穫量が見込めるお米で、大粒で食感が良いことが特徴です。10月15日と10月17日の学校給食に提供され、おいしくいただきました。

いつも私たちのためにありがとうございます!!

これからもよろしくお願いいたします!! 

校長ブログNo232 冬がはじまるよ

朝晩の冷え込みが進み、学校のイチョウも黄色く色づいていきました。

▼10月7日

▼10月31日

▼11月12日

▼11月18日

 

▼そして昨日、11月21日

朝、1年生教室からゆったりとしたテンポに乗って明るい子供たちの歌声が響いてきます。

♪「ゆうやけこやけの赤とんぼ おわれてみたのはいつの日か」

今月の歌(11月)は童謡『あかとんぼ』です。

▼寒くなってきた11月にもなるとひなたぼっこしたくなるのでしょう

11月22日は二十四節気「小雪(しょうせつ)」

雪が降りはじめる頃。北国や山沿いでは雪が降り始める頃。山林の木々も葉を紅葉の見ごろを過ぎ、葉を落とし、柑橘類は黄色く色づき始めてくる頃です。空気がだんだんと冷たく感じ、冬本番へと進んでいきます。先日、11月20日(水)は今季一番の冷え込みで最高気温がなんと9度でした。

冬の空に光る月は寒々しく、「モチモチの木」を思わせます。

写真のコントラストがはっきりするように加工してみると...絵本「モチモチの木」と似たような画像になります。

11月8日二十四節気「立冬」七十二候初候である「山茶始開(つばきはじめてひらく)」の「山茶」は「つばき」と詠ませていますが、これは「サザンカ(山茶花)」がツバキ科であり、ツバキ科の中で最初に咲く花だからだそうです。サザンカは冬の始まりの時期の代表的な花です。今日のブログ記事後半で取り上げる童謡「たきび」の歌詞にも登場します。♪さざんか さざんか 咲いた道 たきびだ たきびだ おちばたき~ 

山茶花(サザンカ)と椿(ツバキ)の違いは何か調べると、サザンカは冬(11月~1月にかけて)咲く花、ツバキは(12月~3月にかけて)春咲く花で、サザンカはツバキと比較すると一回り小さいです。

間もなく12月を迎えますが、来月6年生は校外学習で佐倉市にある国立歴史民俗博物館を見学予定です。その附属施設の「くらしの植物苑」では、特別企画・季節の伝統植物シリーズとして秋の「伝統の菊」に続き、冬は「サザンカ」が見頃となります。https://www.rekihaku.ac.jp/event/2024_plant_kikaku_sazanka.html

かきねのかきねの曲がり角 たきびだたきびだ落ち葉たき で有名な童謡『たきび』(巽聖歌:作詞、渡辺茂:作曲1941年(昭和16年)発表)戦後から平成時代まで長いこと1年生の教科書にも掲載されてきた曲です。この歌の発祥の地はなんと東京・中野です。作曲者がこの屋敷の付近を散歩中に歌詞を思いついたと言われています。以下の写真は、当時勤めていた学校の今月の歌(10月)で「たきび」を歌っていたときに子供たちが歌う声がこの歌の情景にピッタリで、日に日にこの歌の舞台となった場所を再び訪れたい気持ちが高まり「たきび」発祥の地を実際に訪れたときの写真です(笑)。

▼童謡『たき火』発祥の地(昨年10月撮影)

最近では都市部だけでなく、郊外や農村地帯でも環境や近隣の住宅に配慮してたき火や野焼きなどができなくなり昔のような光景を見られなくなりました。うっかりしようものなら火事と思われて通報されてしまう時代です。(この時期になると、町の防災無線でも野焼きが禁止されていることを放送しています。)

今はすっかり都心の住宅密集地の中の一角に残された(「中野区認定観光資源」に認定されている)場所となりましたが、この一角だけは、竹の垣根とけやきの大木に囲まれた趣ある場所です。角を曲がると本当に子供たちがたき火をしているのではないかと錯覚させるようなタイムスリップしたかのような場所です。訪れた日は小雨降る朝でしたが、すれ違う車や人もほとんどなく、静かな場所でした。みなさんもぜひ、童謡『たきび』を歌いながら、もしくはスマホなどで音楽を流してBGMとしながらこの写真をごらんになってみてください。どうですか?なんだか垣根を曲がるとたき火をしている子供たちがいそうな雰囲気がしませんか?