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校長ブログ

校長ブログNo169‐1 反射材 光って気づいて 事故防止(秋の交通安全運動)

9月21日(土)から「秋の全国交通安全運動」が始まります!

(令和6年9月21日(土)~9月30日(月))

スローガンは、

反射材 光って気づいて 事故防止

秋口は日没時間が早まり、夕暮れ時から夜にかけて交通事故が増加します。
対向や前方に車がいない時は、ハイビームを活用し、歩行者等を早く見つけましょう

▼小学生に守ってもらいたい道路を歩く時の3つの約束

校長ブログNo168-2 シリーズ「夏休み明けの子供たち」⑧はきものをそろえる

1学期の話になりますが、4年生の校外学習で松尾の「山武郡市環境衛生組合」に校外学習の引率で出かけたとき、心温まる出来事がありました。それがこちらの写真です。

おわかりになられたでしょうか。くつをぬいで上履きに履き替えて見学場所に上がったあとの光景です。自校のことながら感心した出来事です。この日は雨でした。しかも玄関はそれほど広くはない場所です。20名近くの見学者の靴が整然と並んでいます。

先日、9月6日(金)横芝光町教育委員会の方たちが学校訪問に訪れました。

日頃の子供たちの学校生活や本校教員の指導の様子をご覧いただく機会です。そのときに、校舎内をご覧になった方々が、児童の靴箱をご覧になり、「靴のかかとがそろえて靴箱に置かれていることがすばらしいですね。」とおほめのお言葉をいただきました。

今春着任後、昇降口にある児童の靴箱を見たときに、靴の置き方のマナー掲示を見て、子供たちが自主的にそろえることができるよう本校の教職員が指導してきたことはすぐにわかりました。実は、このことは真っ先に校長としても自校で徹底したいことの1つでしたので、白浜小学校のよい伝統をぜひ継続していこうと再認識した出来事でした。それは、過去の勤務校でも私は「はきものをそろえる」ということを心がけ、児童や教職員にも指導してきたことです。そのため、これまで以上に「はきものをそろえると心がそろう」ということを念頭に心がけていきたいと思います。

▼靴箱にあるマナー表示。白浜小学校のよい伝統の1つです。

▼ごらんのとおり子供たちの靴のかかとが整頓されています。

 最後に、「はきものをそろえる」ことについて。「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」という言葉をご存知の方もいらっしゃると思います。「脚下照顧」とは禅語です。私がこの言葉に出会ったのは、私の菩提寺での出来事です。過去ブログで取り上げたように、祖父が亡くなり菩提寺にたびたび行く機会が増え、玄関先に「脚下照顧」という木札が掲げられていました。また、過去の勤務校で校長が全校集会で「脚下照顧」の話をしたときのことです。(あっ!あの言葉。と私は菩提寺の「脚下照顧」の木札を思い出しました。)「はきものをそろえるという意味もありますが、もっと大切なこととして足もと(足下とも足元とも書く)をきちんと見るということです。何か1つきちんと整えればさまざまなことに気を配り心も整います。」と子供たちへ話をしました。「脚下照顧」とは、自分の足下を顧みて照らす。足もととははきもののことに限らず、自分自身の身や心を、自分自身で振り返り、よく点検し、物事を行いなさいという意味です。不思議なことに、何気ないこの作法をするだけでも心が落ち着きます。

鉛筆脚下照顧(きゃっかしょうこ)鉛筆

禅宗の僧、藤本幸邦氏(1910年 - 2009年)がわかりやすく解説されています。

「はきものをそろえる」
はきものをそろえると心もそろう
心がそろうとはきものもそろう
ぬぐときにそろえておくと
はくときに心がみだれない
だれかがみだしておいたら
だまってそろえておいてあげよう
そうすればきっと
世界中の人も心もそろうでしょう

同じことは傘立ての傘についても言えます。こちらはというと...靴箱と比べるとまだまだ指導が必要です。傘をきちんとたたむことができない児童が各学年に見られます。面倒くさいのか、たたみ方がわからないのか、1学期末はできるようになってきたのですが、2学期はじめ9月3日(火)は雨の日で久々に傘立てを使用する児童は忘れてしまっていたようでした。現在、教職員と児童へ指導をしている最中です。このようなこともいつでも自然にできるよう学校で指導していきたいと思います。

校長ブログNo168-1 旅立ち

七十二候「玄鳥去 (つばめさる)」(9月17日~9月21日ごろ)

子育てを終えたツバメは、季節の移り変わりとともに暖かい南の地域へと旅立っていきます。

学校近くで子供たちを毎日楽しませてくれたツバメたちも...きっと立派に成長したことでしょうね。当然ですが、この巣を最近見に行ったら巣だけがそのままでした。ツバメたちの姿は見かけません。まだ学校周辺を飛び交っているツバメがここから巣立った同じツバメでこれからの長旅に備えてトレーニングを積んでいるのか、すでに南方へ向けて飛び立っていったのか...ツバメに聞いてみなければ謎です(笑)

撮影場所は異なりますが、夏休みの時期から飛行訓練を続けてきたツバメのファミリーが仲良く並んで羽を休めている光景をたくさん目にしてきました。旅立つ日をファミリーで相談しているかのようです。


これから猛暑がおさまり、秋を迎え涼しくなる日本から、越冬先である数千キロ先の東南アジアやオーストラリアまで。1日300km以上移動しながら目的地をめざします。来春の再会まで少しさみしくなりますが、道中の無事を祈って...

 燕はや かへりて山河 音もなし 加藤楸邨(1905~1993)

校長ブログNo167-2 名月とともに

まぶしく沈む夕日を見送りながら東の空に目を向けると、うっすらと月が姿を見せました。中秋の名月の始まりです。

波の音と風の音が入り混じる中、月は一層かがやきを増しながら静かに昇っていきます。

▼西の空には太陽が沈んだ後、放射状に伸びる後光がさしていました。(光芒(こうぼう)というそうです。)

▼先週の日没時は海上にも光芒が見られました。光芒と月の組み合わせです。

そして、今日の学校給食は行事献立(お月見メニュー)でした。

▼9月17日(火)の献立

五目ご飯 ちくわ磯辺揚げ みたらし団子 おろし汁 牛乳

 中秋の名月にちなみ、みたらし団子が提供されました。給食センターさんの特製手づくり団子です!!おかげさまで季節を味わうことができ、今宵の名月へのワクワク感が高まりました。子供たちからも「すごくおいしかったぁ~!!」といった感想が聞かれました。つやつやのみたらし。

みたらし団子とは(参考:食育大事典)

https://shokuiku-daijiten.com/mame/mame-1668/ 

みたらし団子は子供から大人まで「THE・和」といった感じで人気ですよね。近年、お月見にちなみ、時代を超えて世代を超えて商品開発も進化しています。例えば「みたらし」は外資系コーヒー店で千葉県の特産物である醤油にちなんだ、みたらし味のコーヒーが登場し話題をよんだり、30年以上も前に登場した月見にちなんだハンバーガーは毎年新商品が出たりなど、伝統にしばられず進化していることを感じます。また、先月(8月)の過去ブログでは満月についての記事を紹介しました。

▼昨日花屋さんで買い求めたお供え用の花に、学校に咲いている花や背丈の高い葉を加えてみました。

 花を生けてくれたのは、本校の用務員さんです。気持ちが高まります。

▼玄関の掲示板(ウェルカムボード)も雰囲気がグッと高まりました。

月は私たちにとって想像をかきたてる神秘なものなんですね。ほかにも満月にまつわる物語は数多くあります。

▼この絵は、昔、模写したものです。孫悟空を題材とした浮世絵「月百姿(つきひゃくし)・月兎・孫悟空」(作・月岡芳年1839-1892幕末~明治期の浮世絵師)

玉兎(たまうさぎ)とは、月で仙薬をついているという中国の伝説上の兎のこと。日本に伝わり、月では兎が杵でもちをついているという逸話に発展しました。大きな満月を背景に如意棒を振り回す『西遊記』の主人公である孫悟空。人間の姿に化けて三蔵法師と結婚しようと悪だくみをしようとする玉兎を孫悟空が天竺(インド)に到着する最終局面で懲らしめようと対決する場面を描いたものです。

残念ながら明日は午後から雨の予報に変わり、満月を拝めそうにありません。今日は、他にも多くの人が名月を愛でに海辺に立ち寄り、散歩に連れてきた犬と共に、月と波にはしゃぐ子供と共に、友達や恋人と共に名月をバックに写真を撮る人などさまざまでした。それぞれの人たちのそれぞれの名月の夜です。

 

校長ブログNo167-1 中秋の名月

 

名月や 池をめぐりて 夜もすがら 松尾芭蕉 

今宵は中秋の名月です。横芝光の月の出は17時21分 月の入は3時51分です。日の入りは17時43分です。月は東に日は西に。日没頃からたっぷりと名月を愛でることができそうですね。

中秋の名月は、旧暦八月十五日の夜の月のことをいいます。旧暦は7・8・9月(現在の8・9・10月)になり、それぞれ初秋・中秋・晩秋と呼ばれることからです。また、別名「いも名月」とも呼ばれます。サトイモやサツマイモの収穫時期にあたるからです。収穫への感謝と豊作祈願の意味も込められており、地域によっては団子の代わりにサトイモなどの収穫物を供える風習を残す地域も多く存在するそうです。昨日は久しぶりに雨が降りましたが、今日の予報は晴れの確率が高まり、今宵は美しい名月を期待できそうです。

月の形はほぼまん丸で一見、満月かのように見えますが、厳密に月齢(15.0)でいうと明日9月18日(水)が満月とのことです。(昨年までの3年間、中秋の名月と満月が同じ日でしたが、必ずしも中秋の名月と満月が同じ日だとは限らないのです。次に同じ日になるのは6年後の2030年とのことです。)まあそんな細かい理屈は抜きにして名月を愛でましょう!!

十五夜で思い起こすのは、童話「ごんぎつね」のお気に入りの情景描写です。第4学年国語科教科書(下巻)(光村図書)掲載の物語「ごんぎつね」(新美南吉・作 あべ弘士・絵)。このブログをお読みになられている方も小学生の頃または絵本などでお読みになられたことがあるのではないのでしょうか。

月のいいばんでした。ごんは、ぶらぶら遊びに出かけました。中山様のお城の下を通って、少し行くと、細い道の向こうから、だれか来るようです。話し声が聞こえます。チンチロリン、チンチロリンと、松虫が鳴いています。ごんは、道のかたがわにかくれてじっとしていました。話し声は、だんだん近くになりました。(第4場面冒頭部分を引用)

この作品「権狐(ごんぎつね)」は、新美南吉が17歳で執筆し、翌年1931(昭和6年)18歳のときに雑誌「赤い鳥」1月号に掲載されました。彼が幼少のころに聞かされた口頭による伝承をもとに創作されたといい、 4歳で母を亡くした南吉にとり、孤独でいたずら好きな狐の話が深く影響を与えたとされています。

校長ブログNo166 祝日 敬老の日に

3連休最終日9月16日(月)は祝日「敬老の日」です。英語ではRespect for the Aged Dayと言うそうです。Respect(尊敬する、敬う)のとおり、敬愛する意味が込められています。

鉛筆祝日・敬老の日鉛筆

「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。」

敬老の日は、1966年(昭和41年)に制定された国民の祝日であり、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日とされています。この日は、多年にわたり社会に尽くしてこられたお年寄りの方々に感謝するとともに、老後の精神的な安定を願うため、「国民の祝日」とされ、日付は9月15日とされました。2005年(平成15年)から9月の第3月曜日になりました。なお、現在、9月15日は「老人の日」とされ、また、9月15日から9月21日までの一週間が「老人週間」とされています(内閣府HPより一部引用)

▼学校に咲く花で生けてみました。(夏のヒマワリ、秋のコスモス、キバナコスモス)猛暑ならではの組み合わせです。

 

ところで諸外国には日本のような「敬老の日」があるのでしょうか。いくつか調べてみました。(参考:郵便局、花キューピッドHP)

【アメリカ】

敬老の日は9月の第2日曜日。「National Grandparents' Day(祖父母の日)」と呼ばれる。由来は、ウエスト・バージニア州の主婦が、自分の祖父母と孤独な老人たちのために始めた慰問活動から。孫から祖父母へ花やグリーティングカードを贈るそうだが、日本ほど定着していないようだ。

【イギリス】

敬老の日は定められていない。しかし、100歳の誕生日にチャールズ国王とカミラ王妃からお祝いのカードが届く。これは1912年にジョージ5世国王が始めたもので、エリザベス女王に引き継がれ、現在では王室の伝統になっているとか。街中でも100歳を祝うバースデーカードが多く市販されており、公的に定められていないだけで祖父母や高齢の親の誕生日を祝う風習は盛んなようだ。

【イタリア】
10月2日は「祖父母の日」と呼ばれる。行政主催のイベントが開催されるが、日本のように祝日に制定されておらず、ギフトを贈るなどの風習もない。
【中国】
過去ブログでも紹介したように、旧暦の9月9日を「重陽節」と呼び、陽数と呼ばれる9が2つ重なっていることに由来する。歴史は古く各地で様々なイベントが開催される。
【ポーランド】
「祖母の日」は1月21日、「祖父の日」は1月22日と敬老の日が分かれている。日本と同じように食事会やメッセージカードを贈るが、祝日ではない。
【韓国】
「老人の日」と呼ばれる日が存在する。しかし、普段から「高齢者を敬うのは当たり前」という儒教思想が強いため特別な風習はない。

各国の事情がありおもしろいですね。

さて、明日9月17日(火)は十五夜「中秋の名月」です。

横芝光の月の出17時21分 月の入は3時51分です。日の入りは17時43分ですから、「月は東に日は西に」といったところでしょうか。

ただし、天気が微妙で秋雨前線の影響で一部地域では名月が見られない可能性もあるとか(曇りならば「無月」雨ならば「雨月」)ここは、晴れてゆったりとした気持ちで名月を楽しめることを祈りつつ...

▼夕月(9月13日(金)撮影)

▼玄関の掲示板もお月見仕立てにしました。明日の給食では「みたらし団子」が提供されます。

うさぎ うさぎ

なに見て はねる

十五夜 お月さま

見て はねる

文部省唱歌「うさぎ」より 

 

校長ブログNo165 ああおもしろい虫の声

▲文部省唱歌「虫の声」は1912年(明治45年)尋常小学校第3学年用の音楽科の教科書に掲載されました。第3学年国語科教科書(光村図書)下巻P34きせつの言葉「秋のくらし」にも紹介されています。

学校の草むらに一歩足を踏み入れると数匹のバッタが方々へ飛んでいきます。「猛烈な残暑」の日中と比べ、朝晩吹き渡るやわらかい風。夜通し泣き続ける虫の声が早朝まで草むらから響き渡ります。立秋(8月7日)の頃から秋の虫が鳴き声が増え始め、最初は弱い鳴き声でしたが、1か月も経つと本当に羽をこすらせるだけでこんなに音が鳴り響くのかと思うほど力強く、夜の草むらは虫のオーケストラによる大演奏会です。

夜、窓を開けて車を運転すると、さまざまな虫の声が響きわたり、まるでドレミの音が出る鍵盤の上を車が走っているかのように(法定速度で走ると音楽が聞こえるという「メロディロード」のような)美しく聞こえてきます。月夜の晩だとより風情を感じ気持ちも高鳴ります。冒頭で紹介した「虫の声」は、過去の勤務校において子供たちが地域の方の前で童謡や文部省唱歌を発表する機会で必ず選曲した曲の1つです。歌詞には、マツムシ、スズムシ、コオロギ、ウマオイ、クツワムシの五種類の虫が登場し、その鳴き声をわくわくするようなオノマトペで表現しています。ここに登場する虫たちを日常生活ではなかなか目にすることはありません。それだからこそ、いろいろな想像をかきたててよりいっそうこの曲を味わえるのだと思います。

▼先週の夜、白浜小学校の夜空に浮かぶ半月

1年生や2年生では生活科の学習で「秋をさがす」単元があります。先週も草刈りをしていたら、遠くから「校長先生ありがとうございます。」と声をかけてくれた1年生たち。「何の授業だったの?」と聞くと「虫を探していました。」との答え。秋の虫を探しに南側の広場へ行ってきたようです。学校ではこんな虫が見られます。

先週も朝登校するやいなや大きな虫かごに「カミキリムシ」を入れて「校長先生、見て~!」と見せてくれた2年生の女の子。元気のよいカミキリムシにクラスの子供たちも興奮気味。早速、朝から友達が周りに集まり「すご~い」「何を食べるんだろう」「模様がきれい」などなど口々に感想を言いながら、生活科の教科書を出してどこかに載っていないか早速調べていました。

 

校長ブログNo164-3 PTA奉仕作業ご協力ありがとうございました

今年度2回目のPTA奉仕作業ご協力ありがとうございました。

9月14日(土)8時~9時30分PTA奉仕作業を行いました。本校教職員と児童だけでは草の生長には追いつかず限界があるため、PTA会員の皆様のご協力をいただき実施しました。保護者の方だけでなく、お子さまもたくさん手伝ってくれ限られた時間の中であっというまにきれいに大変身!!おかげさまで、オヒシバ(通称:チカラグサ)、エノコログサ(通称:ネコジャラシ)やセイタカアワダチソウ(通称:ブタクサ)など背丈の高い雑草に覆われていた敷地もサッパリとし、広々と景色がよくなりました。皆様のおかげで青々とした芝生で体育の学習や外遊びなど子供たちも気持ちよく活動できます。3連休の初日、しかも猛烈な残暑という過酷な環境の中、ご協力いただきありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです!!たいへんおつかれさまでした。 

校長ブログNo164-2 おいしい給食

▼9月11日(水)の献立

スパゲティ(ペスカトーレソース) こまつなサラダ 冷凍みかん スパイシーチキン 牛乳

▼9月12日(木)の献立

ご飯 野菜炒め 豚肉マスタード焼き ひよこまめのスープ 牛乳

『豆のこともっと知りたい』農林水産省HPより

https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2102/spe1_01.html 

▼9月13日(金)の献立

ご飯 中華和え ミニトマト 焼き餃子 麻婆豆腐  

栄養士さんが教えてくださったように、今日のミニトマトは上堺地区の農家さんが提供してくださいました。甘くておいしいミニトマト。おかわりの行列ができる学年もありました。

 

校長ブログNo164‐1 シリーズ「夏休み明けの子供たち」⑦ 目標

2学期が始まり2週間が過ぎようとしています。青空にはためく3つの旗

登校してすぐ児童会のメンバーが当番で旗をあげます。いつもどうもありがとう。

さあ1日の始まりです!!

▼朝の昇降口 全校児童が使用する昇降口。学年を超えて「おはよう」の声が交わされます。

学区が広く、40分~50分かけて歩き、学校に着く頃には汗でびっしょりになってしまう子も。

2学期が始まって以来、時折天気予報で傘マークがつくのですが、予報が変わり結局は雨降らずの「猛烈な残暑」が続く毎日です。夏至(6月21日)の頃の日没の時刻は19時近かったですが、先週は18時を切りました。日中の猛烈な暑さで夕方には巨大な積乱雲が湧き上がり、写真のような「かなとこ雲」(積乱雲が空高く成長し、てっぺんの部分が広がり平らになっている状態の雲)をよく見かけるようになりました。近くに見えるようで実は遠い、群馬県や栃木県あたりで雷雨を降らせている雨です。夜には稲光が連発しています。

▼南西の方角に発生している巨大な「かなとこ雲」

とうとう、先週は熱中症特別警戒指数(WBGT指数)が31以上を示し、昼休みの外遊びが中止になってしまいました。

▼保健室前にある養護教諭が作成した児童向けの「熱中症警戒指数の表示」

▼いつも校内放送で熱中症警戒指数と熱中症予防対策を呼びかける養護教諭

 ▼廊下や教室には2学期の個人目標が掲示されています。

学習面では、マラソン大会、業間縄跳びなどの体育的行事を頑張る。低学年は時計の読み方、かけ算九九、高学年は全校テストで100点をとる。テストの点を上げる。1日2時間勉強する。とめ・はね・はらいに気をつけて丁寧に文字を書く。など具体的な目標が書かれており、子供たちの意欲を感じます。生活面では、早寝早起きをする。困っている人を助けるなど思いやりが見られます。挨拶や返事をしっかりする。地域の人へ挨拶する。そうじを頑張る。家の手伝いをする。メリハリをつける。犬の散歩やペットの世話をする。係や委員会活動を頑張る。など楽しい生活が期待できそうです。

▼児童会では9月・10月の「今月の目標」を次のように話し合って決めました。

子供たちもしっかりと自覚しているようです。実りの秋、数々の行事が続きますが、健康に気をつけて元気に過ごせるようにしたいと思います。特に、基本的生活習慣の確立は大切です。2学期も保護者の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

▼集団下校では、安全主任から安全な登下校の仕方の確認と、不審者に遭遇したときの対応「いかのおすし」について確認しました。

気を付けて下校してね。そして、また明日も元気に登校しましょうね!!

いかのおすしリーフレット(警視庁HP)https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/higai/kodomo/kodomo110.files/leaflet.pdf