校長の独り言

校長の独り言

7月2日は半夏生

 「半夏生(はんげしょう)」とは、雑節(節分や彼岸、八十八夜なども同じ雑節です)の一つで、夏至の最後の3分の1の期間のことを言うそうです。

 半夏生という名前は、この時期に生えてくる毒草「烏柄杓(からすびしゃく)」の別名が「半夏」であったため、半夏生と呼ばれるようになったと言われています。

 半夏生の時期は「天から毒気が降る」とされていて、井戸に蓋をしたり農作業をお休みしたりする風習があり、農繁期後の休息の時期だったそうです。湿度も温度もぐっと上がる季節の変わり目のこの時期は、身体がまだ慣れていないことから体調を崩しがち。仕事が一段落したと思ったら、無理をせず休もうという意識が昔からあったんですね。

 猛暑日が続いています。心も身体も一休みというところでしょうか。
 

 

ベストショット

 イルカのショーが始まる前のサブプールの様子です。一人(?)で黙々と。その姿は、自主練のようでした。

 コバルトブルー、ターコイズブルー、アクアブルー、なんと表現したらよいのでしょうか。

夏至

 本日は、「夏至」北半球では、1年のうちでもっとも昼間が長くなる日です。
 日本は梅雨のさなかですので、昼が長いと言われてもあまり実感がわきません。しかし、今日は、暦の上での夏の折返し地点です。本格的な夏がそこまでやってきています。

 アジサイや、ショウブの花の紫色が映えるのも今、様々な草木が雨にぬれてその色が映えるのも今頃なのでしょか。

時の記念日

 『日本書紀』の天智天皇10年(西暦671年)4月25日の項に「漏刻(ろうこく:水時計のこと)を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す」とあり、天智天皇が水時計を置いて、鐘やつづみで人々に時刻を知らせた記述がみられます。4月25日を新暦にあてると、6月10日になります
 時の記念日は、水時計を使って日本で初めて時刻が定められたのを記念する日です。

 昨年度の「文集かみたか52号」でもご紹介しましたが、「時の記念日」に寄せて掲載させていただきます。

 

一秒の言葉
          小泉 吉宏


 「はじめまして」
 この一秒ほどの短い言葉に、
 一生のときめきをかんじることがある。

 「ありがとう」
 この一秒ほどの短い言葉に、
 人のやさしさを知ることがある。

 「がんばって」
 この一秒ほどの短い言葉で、
 勇気がよみがえってくることがある。

 「おめでとう」
 この一秒ほどの短い言葉で、
 しあわせにあふれることがある。

 「ごめんなさい」
 この一秒ほどの短い言葉に、
 人の弱さをみることがある。

 「さようなら」
 この一秒ほどの短い言葉が、
 一生の別れになる時がある。

 一秒に喜び、一秒に泣く。
 一生懸命、一秒

芒種

 今日は、二十四節気のひとつ「芒種」です。稲や麦など、芒(のぎ=穂の針のような突起)のあるような穀物の刈取りや田植えを始める時期ということですが、現代の種まきは、これよりずっと早い時期に行いますね。次第に梅雨めいてきて、蒸し暑く感じるようになる頃ではありますが、本日は季節を逆戻りして寒く感じるくらいです。

 校庭のコキアは、緑色です。

衣替え

 本日、6月1日は「衣替え」です。

 「衣替え」といっても最近は気温の乱高下が激しく、ゴールデンウィークごろから早々に半袖となることもあり、「クールビズ」も5月からというところも多いのではないでしょうか。そのため「この日から夏装束に変わる」と言われてもピンとこないかもしれません。

 掲示物も、6月仕様となりました。


 

毎月1回の親子読書

 毎月、読書週間の最終金曜日に実施している「親子読書」です。今月は、5月16日に読書週間がスタートしました。お子様とのふれあいの一環として、是非、ご協力をよろしくお願いいたします。