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2022年12月の記事一覧
2022年もお世話になりました。みなさまよいお年を・・・。
今年1年、喜連川小学校の教育活動にご理解とご協力をいただきまして大変ありがとうございました。
おかげさまで、児童は口々に「良いお年を!」とあいさつをして元気に家に帰っていきました。年明け、児童の元気な笑顔に会えるのを職員一同楽しみにしています。
みなさま、良いお年をお迎えください。
学校の中のクリスマス
真剣に学習に取り組む中でも、児童や先生は心の潤いや季節感を忘れずに楽しんでいます。
写真左:図書館のクリスマス飾り 写真右:理科室のガラス窓のサンタクロース
写真左:児童が作った校長室前のサンタクロース 写真右:1年生の給食助っ人サンタクロース
写真左:ボランティアの小林さん作成の生け花リース 写真右:「キラリン」クリスマスバージョン By H.T
命の授業 6年生
栃木県助産師会の方を講師にお迎えして、6年生が性に関する学習(命の授業)を受けました。
命は、多くの先祖からのリレーでここまでつながっていて、自分の命も45億分の1という奇跡の確率で今ここにあることをお話してくださいました。
「皆さんは、生きているだけで100点満点です。自分の命と隣にいる人の命は、すべて同じように大切ですばらしいものです。」と教えてくださいました。
6年生は、真剣に耳を傾けていました。思春期の入り口にいる6年生一人一人の心に届いていてくれると嬉しいです。
新生児の体重を感じながら、一人ずつ抱いていきます。自分も12年前にこのように誕生したことを想像できたでしょうか。
授業の様子 3年生
今日は寒い1日でしたが、児童はしっかり学習していました!
【書写】毛筆です。ひらがなは簡単かと思いきや、カーブやはらいがあるので力加減や筆の浮かし方が意外と難しいのです。児童は何枚も真剣に書いて、次第に上達していきました。まさに、「習字」ですね。
【体育】マット運動で技を増やしています。後転や開脚前転など、自分の動きをタブレットのカメラで撮影して、手のつき方や足を開くタイミングを確認します。課題を自分で見つけて主体的に解決していきます。
山口文庫物語 ~喜小のサンタクロース~
今から20年前の平成13年のこと、道の駅きつれがわに立ち寄った壬生町の山口さんは、交通安全運動中のおまわりさんから1通の手紙を受け取りました。
「ドライバーのみなさん、交通事故に注意して、安全に車を運転してください。」それは、当時喜小の1年生の女子児童Kさんが書いたものでした。山口さんは、後日Kさんに手紙で返事を送りました。その後何年かにわたって、何度か手紙のやり取りが続きました。「交通安全の手紙をもらって以来、私は気をつけて事故をせずに車を運転しています。手紙は私にとってお守りのようなものです。」と山口さんは言います。
そのご縁があって、山口さんは「子どもたちのために。」と、毎年この時期に本校に図書券を寄付してくださっています。まるで喜小のサンタクロースのようです。子どもの気持ちをこんなに大切に受け止めてくれる大人がいることが、Kさんにとっては喜びであると同時に、自分の行為で人がこんなにも喜んでくれることを教えられた体験でした。
今年も山口サンタさんは、喜小に来てくださいました。とてもお元気で今も地元の小学校でボランティア活動をしていらっしゃるということです。当時1年生のKさんは、今は素敵な女性に成長して社会人として働いています。Kさんもまた、今年喜小にボランティアで来てくださいました。同じ心もちのお二人のご縁が、山口文庫の始まりです。
今日も、児童はたくさん本を読んで心豊かに成長しています。山口さんありがとうございます。
写真左:当時の角田校長が書いた文庫の表示 写真右:山口さん
児童も先生も、読書をしたり、本を囲んで楽しいひと時を過ごしたりしています。
「キラリン」は、喜連川にちなんでキツネをモチーフにしたキャラクターです。ワンピースは清らかな水を、また、ワンピースの模様のキラキラの5つの星は統合した5つの小学校(喜連川小、鷲宿小、河戸小、金鹿小、穂積小)を表しています。「キラリン」という名前は、喜小には「キラリさん」(よい行い・すてきな行いをしている友だちを本校では「キラリさん」と言って、クラスや校内で発表し合っています)がたくさんいることに由来しています。