川間中の給食

川間中の給食

10月16日(火)の給食

10月16日(火)のメニューは、
スパゲティポロネーゼ、牛乳、手作りキャラメルナッツケーキ、
小松菜とコーンのソテーでした。

☆「ポロネーゼ」と「ミートソース」
 「ポロネーゼ」は「ポロネーズ」と訳されることがあります。
イタリアのボローニャ地方が発祥とされています。タマネギ、セロリ、
トマトペーストなど、刻んだ香味野菜をオイルで炒め、肉(主にひき肉)
を肉のブイヨンや赤ワインなどを使って調理したものだそうです。トマ
トペーストと挽肉というと、「ミートソース」が思い浮かびます。実は、
どちらも同じ料理のようです。イタリア発祥の「ポロネーゼ」が、戦後
の日本にアメリカから伝わってきたため、本来のイタリア語の料理では
なく、英語の「ミートソース」として広がったのだそうです。
 今日のメニューは、「ポロネーゼ」です。イタリア料理です。

10月15日(月)の給食

10月15日(月)のメニューは、
古代米ご飯、牛乳、鯖のあられあげ、小松菜と油揚げのごま炒め、
ゆば入りすまし汁、抹茶ミルクプリンでした。

☆「古代米」
 「古代米」は、現在、栽培されているイネの品種のうち、古代から
栽培していた品種、あるいは古代のイネの形質を残した品種のことで
す。「遺跡」から出土した米をさして「古代米」ということもありま
す。黒米、あかもち米、赤うるち米、緑米、緑かおり米など、
約220種類の「古代米」があるようです。どんなご飯なのか食べて
みたくなりますね。

10月12日(金)の給食

10月12日(金)のメニューは、
豚丼(ごはん)、牛乳、小松菜とチーズのわさび醤油和え、
野田野菜の味噌汁、小魚アーモンドでした。

☆「わさび」
 「わさび」は、アブラナ科ワサビ属の植物です。アブラナと同じ種
類の植物なんですね。漢字で書くと「山葵」と書きます。飛鳥時代の
資料に、「委佐俾三升(わさびさんしょう)」と書かれているのが最古
であるといわれています。かなり古い時代から食べられていたんです
ね。

10月11日(木)の給食

10月11日(木)のメニューは、
ご飯、牛乳、さんまのピリ辛焼き、
切り干し大根の煮付け、白玉雑煮でした。

☆「白玉」
 「白玉粉」と呼ばれる米の粉で作った団子です。「あんみつ」や「汁粉」
によく使われています。最近では、抹茶や黒蜜といった和風のスイーツだけ
でなく、チョコレートを使った洋風のスイーツにも使われることも多くなっ
てきているようですね。

10月10日(水)の給食

10月10日(水)のメニューは、
ナン、牛乳、バターチキンカレー、グリーンサラダ、
マッシュポテト、マンゴープリンでした。

☆「ナン」
 カレーとともに食べられることが多くなってきた「ナン」と呼ばれる
「パン」はインドだけでなく多くの国で食べられています。インド以外
では、中国新疆ウイグル自治区、パキスタン、タジキスタン、アフガニ
スタン、ウズベキスタン、イラン、などで食べられているようです。
 カレーといえばインドですが、「バターチキンカレー」の発祥は、
イギリスのインド料理店という説もあるそうです。インドを支配してい
た大英帝国(イギリス)ですからわかる気がしますね。当然ですが、インド
が発祥という説もあります。調べてきてください。

10月3日(水)の給食

10月3日(水)のメニューは、
ナシゴレン、牛乳、サテ・アヤム(インドネシア風チキン)、
青菜の塩炒め、ソト・バンドン、バナナでした。

☆ナシゴレン
 「ナシゴレン」は、インドネシア語です。nasiは「飯」、gorengは、
「揚げる」という意味だそうです。つまり、日本では、炒めて作るご飯
ということですね。いわゆる「焼き飯」。「ナシゴレン」は、インドネ
シア風「焼き飯」ということになりそうです。今日は、この料理と一緒
に「サテ・アヤム」を添えました。これもインドネシア料理です。とい
うことは、「ソト・バンドン」も・・・・・?どこの料理かわかります
か?

10月2日(火)の給食

10月2日(火)のメニューは、
ライ麦パン、牛乳、いちごジャム、
コトレータ(ロシア風カツレツ)、
豆のコロコロサラダ、ボルシチでした。

☆コトレータ
 コトレータは、メニューにあるとおり、「ロシア風カツレツ」です。
つまりロシア料理ということになります。しかし、ウクライナでは、
「котлета」
コトレータ、ロシア語では、「котлета」と書いてカト
リェータといいます。地方によって違うのですね。国土の広さを感じ
ます。
コトレータの語源は「コトレット(côtelette)」です。これは、
フランス語です。英語では、「cutlet」です。これは、日本では、「カツ
レツ」といわれているものです。あの「とんかつ」の「かつ」です。
フランス料理がもとになっているんですね。

10月1日(月)の給食

10月1日(月)のメニューは、
ご飯、牛乳、赤魚の照焼、 大学芋、利休汁、
オレンジでした。
 
☆「大学芋」
 「大学芋」は、油で揚げたサツマイモに糖蜜を絡めた料理です。
この料理には3つの由来があるようです。
①神田の学生街の学生が好んで食べていた。
②帝国大学(現東京大学)の学生が学費のため売っていた。
③東京大学赤門前の三河屋で発売した物が大学生の間で人気になった。
 他にも東京大学ではなく、早稲田大学の周辺が発祥という説もある
そうです。

9月28日(金)の給食

9月28日(金)のメニューは、
梅わかめご飯、牛乳、ししゃもの南蛮漬け、
キャベツの胡麻和え、豚汁でした。

☆南蛮漬け
「南蛮漬け」は、魚などを油で揚げて、ねぎや唐辛子と一緒に酢漬けに
した料理です。「南蛮」は、室町時代から江戸時代にかけて、東南アジ
アを経由してやってくるポルトガルやスペインを指す言葉です。この
「南蛮」という言葉が、それまでなかったねぎや唐辛子を香味付けに
使ったり、油で揚げたりする新しい調理法にも用いられ「南蛮漬け」と
と言われるようになったそうです。他にも、「南蛮煮」やそばやうどん
の「カレー南蛮」、「鴨南蛮」、そのほかにも「チキン南蛮」などの料
理の名前にも使われています。料理だけでなく「南蛮貿易」といった歴
史の用語でもよく使われています。




9月27日(木)の給食

9月27日(木)のメニューは、
メープルトースト、牛乳、手作りハンガリーシチュー、
キャベツのソテー、グレープフルーツでした。

☆「ソテー」
 今日のメニューにある「キャベツのソテー」の「ソテー」は、
調理法の一つです。肉や野菜などを少量の油脂で炒めた料理に
なります。では、「キャベツ炒め」との違いは何でしょうか。
今日のメニューは、「キャベツのソテー」です。「キャベツ炒め」
ではありません。
 「ソテー」の語源は、フランス語です。「sauté」と書きます。
「飛び跳ねる」という意味だそうです。フランス語を由来として
いるということは、西洋料理の調理法ということになります。
バターを使ったり、胡椒を使ったりします。「野菜炒め」という
ように「炒め」というときは、オイスターソースを使った中華料
理をイメージします。どうですか?今日は、「キャベツのソテー」
ですから「西洋料理」です。「炒める」西洋料理の調理法といえ
ば、他にも「ムニエル」、「ポワレ」というのがあります。どの
ような違いがあるのでしょうか。調べてみてください。

9月26日(水)の給食

9月26日(水)のメニューは、
発芽玄米ご飯、牛乳、さんまの甘露煮、
ピーナッツ和え、大根の味噌汁、梨でした。

※「さんま」
 「さんま」は漢字で、「秋刀魚」と書かれることが多いようです。
秋を代表する魚であること、体が刀に似ていることから、この漢字が
当てられています。単に当て字です。名前の由来については、二つの
説があります。一つ目は、体の形が細長いことから「細長い魚」という
意味の「サマナ(狭真魚)」が「サマ」→「サンマ」となったという説。
 もう一つは、大群で泳ぐ習性から「大きな群れ」を意味する「サワ(沢)」
と「魚」という意味の「マ」がくっついて「サワンマ」→「サンマ」となったと
いう説です。

9月21日(金)の給食

9月21日(金)のメニューは、
チキンカツカレー(麦ご飯)、牛乳、切り干し大根のごま酢和え、
すり下ろしりんごゼリーでした。

※「カツ」
「カツ」は、英語の「cutlet」が語源になっているそうです。「カツレツ」が
略されて、短く「カツ」と呼ばれるようになったのだそうです。本来なら、
「とんかつ」は、「豚」(とん)は、漢字で書かれ、「カツ」は語源が英語なの
で「カツ」と書く。つまり、「豚カツ」が正しいと思われます。しかし、多
くの人が「とんかつ」と「ひらがな」書く習慣があり、こちらで書かれるこ
とが多く、定着しているようです。ご存じのように「カツ」は、言葉のイメ
ージから「勝つ」という言葉に置き換えられ、語呂合わせに使われることが
多いようです。

9月19日(水)の給食

9月19日のメニューは、
ツナとトマトの冷製スパゲティ、牛乳、チョコロール、
チンゲン菜とコーンのソテー、巨峰でした。

※「巨峰」
 「巨峰」は、日本原産の生食用ブドウ品種の一つです。「巨峰」という
名は、このブドウを開発した大井上理農学研究所の大井上康さんによって
命名されたのだそうです。その名の通り、「富士山」が由来となっていま
す。大井上理農学研究所から見える雄大な景観にちなんで名付けられたの
だそうです。

9月18日(火)の給食

9月18日(火)のメニューは、
ねぎ塩豚丼(ご飯)、牛乳、キャベツとほうれん草の磯香あえ、
キムチ汁、冷凍みかんでした。

※「のり」
 今日のメニューの「キャベツとほうれん草の磯香あえ」には、「のり」
を使っています。この「のり」ですが、なんと日本人しか消化できないそ
うです。「韓国のり」というのがありますが「焼く」ことで消化できるよ
うになるのだそうです。不思議ですね。詳しくは、調べてみてください。

9月14日(金)の給食

9月14日(金)のメニューは、
厚揚げの中華丼(ご飯)、牛乳、ねぎだれナムル、
きなこもちでした。

※「きなこ」
「きなこ」は、大豆を炒って皮をむいて挽いた粉です。
香ばしい香りで和菓子によく使われています。大豆の
粉ですから、「大豆粉」という名前になりそうですが、
「きなこ」といいます。
「きなこ」を漢字で書くと「黄な粉」。もともと「黄
なる粉」といわれていました。これが現在では、「き
なこ」となったそうです。ちなみに「青大豆」で作ら
れたものを「鶯(うぐいす)粉」、あるいは「青きなこ」
というそうです。

9月13日(木)の給食

9月13日(木)のメニューは、
ビビンバ丼(ご飯)、牛乳、もやしときくらげのサラダ、
わかめスープ、グレープフルーツでした。

※「ビビンバ」
「ビビンバ」は、韓国料理の一つです。「ビビンパ」「ピビンバ」、「ピビンパ」
ともいわれています。「비비다」は、「混ぜる」、「밥」は、「ご飯」という意味
です。つまり、ピビンパは、「混ぜご飯」ということになります。どんぶりや専用
容器にご飯とナムルや肉、卵などの具を入れて良く「かき混ぜて」食べる料理です。
海鮮ピビンパは、「海鮮混ぜご飯」ということになりますね。


9月12日(水)の給食

9月12日(水)のメニューは、
黒糖コッペパン、牛乳、ムサカ(ギリシャ風グラタン)、
コールスローサラダ、ギリシャ風レモンチキンスープ、
ピーチコンポートでした。

※「コンポート」
「コンポート」は、果物を水や薄い砂糖水で煮て作る、ヨーロッパの伝統的な
果物の保存方法だそうです。「compote」はフランス語です。