学校の様子

2016年11月の記事一覧

修学旅行(6年生)その5


 12時50分。いろは坂を登り切り、赤沼駐車場に到着しました。

そこで待っていてくれたのは、エコツアーガイドの中山さんです。あいさつを済ませて、これから戦場ヶ原のハイキングに出かけます。

これから3時間のハイキングの始まりです。準備体操で足首・手首を十分にほぐしてから出かけます。

 ハイキングが始まってすぐに説明。「このあたりはクマザサがたくさん生えています。これからどんな植物があるかを見ていくのも楽しみですよ。もしかしたら動物のふんを見つけるかもしれません。戦場ヶ原にはどんな動物がいるのでしょうね。」
ガイドさんの話を聞いているとなんだかわくわくしてきます。(立て看板を見たら、熊に注意!と書いてありました。ドキッ!)

 ハイキングコースには、豊かな水が流れています。川の中央には、倒木(たおれた木)があります。木にこけがはえているところを見ると、ずいぶん時間が経過したのだろうと感じさせます。例年なら今頃、樹木はすっかり葉を落としているのですが、今年はまだ色づいた葉を見ることができます。

 ハイキングコースにはすべて木道がしかれています。もちろん木道以外の道を歩くことは許されていません。観光客によって自然がこわされることを防ぐためです。

 急に視界が広がりました。まさに戦場ヶ原です。ガイドさんと男体山をバックに ”one,two,はあーい”(本校の写真を撮るときの合い言葉です。)
 

 突然、ガイドさんが木道にしゃがみました。”どうしたの?” と思ってみていると、バッグの中からピンセットとビニルぶくろをとりだしました。そして木道の下へ手をのばして、何かをつまみ上げました。「みなさん、これはなんでしょう。」
 「そうです。おかしです。観光客のだれかがうっかり落としてしまったのかもしれません。そのままにしておくと、ここに住む動物たちが食べてしまいます。本来動物が食べるものではないので、病気にかかってしまったり、死んでしまったりする可能性があります。おかしの包み紙といえども、そのままにしておくわけにはいかないので、ぼくたちは見つけるとこうして拾ってもちかえるようにしています。」といって、ビニル袋に入れ、バッグにしまいました。本当に日光の自然を大切にし、日光を愛しているガイドさんなのです。こういう方々によって日光の美しい自然は守られているのです。私たちも見習いたいものです。

子どもたちがガイドさんの手元を見ています。

 「みなさんは、キツツキにつつかれたことがありますか?」 
 ガイドさんがバックから取り出したのは、キツツキの剥製(はくせい)でした。かつてガイドさんがお仕事をしていたときに、研究室の窓にぶつかって死んでしまったキツツキを剥製にしたものだそうです。「手をだしてみて」といいながら、キツツキのくちばしの先でひとりひとりの手をつついてくれました。「こんな感じで、キツツキは木に穴をあけるんだよ。」と教えてくれました。ちょっぴり痛かったですけど、初めての貴重な体験にみんな感動しました。「へえー。」

11月に雪!? 


 11月24日(木)朝、まだ11月だというのに空から雪が!!
 
7時10分ころ、まだ子どもたちが登校する前の静かな学校です。

    


7時30分ころ、子どもたちが登校してきました。「先生、見て。」 手には雪のかたまりが・・・。
「つめたーい!」

校長室前に並んだプランターや、植木の上にも雪が・・・。
   
せっかく咲いたお花も雪の冷たさにふるえているようです。ちょっとかわいそうな感じもします。

小降りになったかな?と思うと、また雪が・・・。

午後になると、また強く降り始めました。黄色に色づく前のいちょうの木にも。

雪景色の中に紅葉途中の樹木。めずらしい景色です。

本来きれいに紅葉しているけやきの木も、雪のおかげで色がわからないくらい強く降るときもありました。
  
校舎と体育館の間にある中庭も真っ白。

駐車場の先生方の車も雪でおおわれました。

車の屋根にこんもり積もった雪。4㎝くらいはあるでしょうか。(校長先生の車に積もった雪を撮ってみました。)

 ニュース等の報道によれば、東京都心で11月の初雪は54年ぶりとのこと。また、積雪は明治8年の統計開始以降、初めてだそうです。本当にめずらしい雪だったのです。

足立区からやってきたすてきなおくり物


 11月19日(金)、5年生のかつやさんが、こんなものを届けてくれました。次の写真をみてください。
 
なんだかかわりますか?緑色のものは、風船の割れた残りです。文字の部分を少しアップにしてみましょう。
 
 「祝 20周年 6年 足立区立桜花小学校 お花の種がついているので、拾った人はぜひ育ててください」と書かれています。 花の種と言えば・・・。
 8月2日の記事で、 5年生の、りみさんが5月26日に、山梨県の身延小学校の子どもたちが風船につけてとばしたラベンダーのたねを見つけて学校にとどけてくれたことをお知らせしました。みなさん覚えていますか?
なんと、今度は、足立区立桜花小学校の子どもたちが風船につけてとばした花の種が空を飛んで福田第二小学校まで来てくれました。かつやさんに聞いたら、学校の給食室から駐車場へ行く途中で見つけたそうです。
 
 裏を見てみると、種がついていました。 ”Seed" と書かれていますね。 Seedは英語で種という意味です。この中に種が入っています。どんな花の種でしょう。植えてみることにします。もし、芽が出たらまたお知らせします。

修学旅行(6年生)その4


 ”さんない食堂”でおいしいカレーをいただいて、満腹になった6年生を乗せたバスは、戦場ヶ原に向かいます。
 
紅葉シーズンとあって、いろは坂は渋滞です。前をみても後ろをみても車・車
車・・・。



でも、美しく色づいた樹木にいやされました。

太陽の光をあびると樹木の紅葉がいっそうかがやいてきれいです。



バスが進むにつれて、日光の山々の色づき具合濃さをましてきました。



遠くに見える赤いやねの建物は、明智平レストハウスです。

バスの中からですので、うまく撮れませんでしたが、紅葉している様子は伝わりましたでしょうか。

修学旅行(6年生)その3


 ”さんない食堂”まで戻って来ました。朝の早い時間に学校を出発して、東照宮を見学して歩き回ったので、もうおなかはぺこぺこです。
さあ、お楽しみ。今日のランチメニューは・・・。
 カレーライス・バナナ・乳酸飲料です。



準備が整いました。では、いただきます。

さんない食堂の窓からは、東照宮の森を見ることができます。店内は、シックで落ち着いた雰囲気でとてもいい感じでした。木枠の窓も風情があってなかなかいいです。


 

”おかわりしていいですか?” 今日はいつもより食欲旺盛です。
 引率の先生方も ”では、いただきます。”