学校の様子

学校の様子

洋画家 絹谷幸二先生による絵画指導(その2)

 絹谷先生による絵画指導のつづきです。

 前回は、黒色以外をつかって、自由に色をつくる作業でした。子どもたちの画用紙は、自分で作った色で、思うままに埋め尽くされています。
 絹谷先生「今度は二人組(または三人組)になって、相手の顔を黒色を使ってで描いてみよう。みんなが今、色をぬったその上に描くんだよ。」

お互いの顔を真剣に見つめて、観察し合っている二人です。

「笑ってみて」

どんな顔してるのかな?

「そうそう、いいねえ。自由に描いていいんだよ。口はどうなっているかな?上がってる?それともさがってる?大きく描いていいんだよ。」

低学年の子どもたちが描く絵は、ダイナミックです。
 
「ちょっとこっち見て」などと声をかけあって描いていました。
 全学年が体育館で一斉にとりくみました。

 
 
これは、誰の顔かな?わかりますか?とてもよく特徴をつかんでいます。 子どもらしい絵です。
 
こちらは6年生。低学年とはちがって繊細です。細かいところまでよく観察しています。
学年相応の絵が仕上がりました。

福二小寄席(4年生)


 9月26日の昼休み、図書室ではある催し物が開催されていました。4年生児童による落語会です。落語会を開催するきっかけとなったのは、4年生の国語に出てくる「ぞろぞろ」(落語)でした。ここでは『物語の世界を想像して、音読したり、えんじたりしよう』ということをねらいとした学習でした。この学習後、4年生はもっと落語を知りたいと思い、夏休みの間、お気に入りの落語をみつけて覚える練習をしたそうです。そしてみんなの前でやってみようということになりました。

 初日の26日はゆうたろうさんがトップバッターでした。

ほんとの落語家さんのように、羽織をまとって登場です。手には手ぬぐいと扇子が。
 
佑汰郎さんが選んだお話は、「じごくのそうべい」でした。
 
最初は緊張していたようでしたが、徐々に慣れてきたのでしょうか、たくさんのお客さんの前でも、笑顔を見せる余裕がでてきました。

登場人物のせりふにあわせて、声色(こわいろ):声の感じ を上手にかえて話します。


低学年の子どもたちも、お話のおもしろさにひきこまれていきました。



2番目は、ほなみさんでした。お話のタイトルは「じゅげむ」です。

最初は難しい顔をしてきいていた子どもたちも・・・。

「じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょの すいぎょうまつ うんらいまつ ふうらいまつ くねるところに すむところ やぶらこうじの ぶらこうじ パイポパイポ パイポのシューリンガン・・・」のフレーズが 何度もくりかえされると そのたびに笑いがおきました。

低学年には難しいかな?と思いましたが、笑っているところを見ると、ことばのおもしろさは低学年にも十分伝わるものらしいです。

林間学校(5年生)その10

 林間学校シリーズも”その10”を迎えました。今回が最後の報告となります。

 勾玉(まがたま)づくりが無事に終了して・・・・なんだかおなかがすいてきたような・・・。
 林間学校の最後のメニューは、昼食のやきそばづくりです。
 

最初に、青年の家の職員さんから、やきそばづくりの説明を受けました。
いよいよグループごとに作業開始です。
各グループには、かまど係・鉄板係・食材係・食器係があります。
   
かまど係:火をおこし(これがなかなか大変です。)、火の管理をします。「火の強さはこれでだいじょうぶかな?もうすこし木材をくべたほがいいかな?」 火の強さは料理のポイントですものね。
 
食器係:班の人数にわけられた食器のかごを取りに行き、洗います。お皿を並べます。
食材係:やきそばづくりに必要な食材をテーブルまで運び、洗ったり適当な大きさに切ったりします。

鉄板係がもってきてくれた大きくて思い鉄板を火の上にのせました。そして食材投入!
熱い鉄板からは、ジュウーというおいしそうな音が聞こえてきます。「グー・・・」 何の音?

8人前を一度につくるなんて初めての体験です。混ぜるのもたいへん。力がはいります。

できあがったやきそばをもりつけて「いただきま-す!!」 デザートはバナナでした。
 
「自分たちでつくった焼きそばのお味はいかが?」
  「まいうー。さいこー!!」
 外で食べるのもいい気分です。そしてみんなとにぎやかに食べるのも。自然の風景と仲間のにぎやかさは、最高の調味料でした。

やきそばのおかげで満腹になった子どもたち。後片付けも手早く済ませて、あとは閉校式を残すだけになりました。あっというまの2日間でした。いい思い出ができました。

福田の森芸術鑑賞会のお知らせ


 来たる11月15日(火)、本校体育館において、「福田の森芸術鑑賞会」を開催します。
 この企画は、福田の子どもたちの情操教育のために、いいもの・本物をじかにみせようという熱い思いの福田地区社会福祉協議会様のご厚意により実現するものです。せっかくの機会ですので、地域の皆様にもご案内申し上げます。どうぞ本校に足をお運びくださり、楽しいひとときをお過ごしいただければ幸いです。

1.期 日  平成28年11月15日(火)
2.時 間  13:30~15:30
3.会 場  野田市立福田第二小学校  体育館
4.内 容  ・本校児童による全体合唱
        ・本校太鼓部演奏
        ・本校児童によるお楽しみ出し物
        ・落語
        ・切り絵
5.出演者  【落 語】 立川 志遊 (たてかわ しゆう)さん
               1967年5月17日生まれ
               東京都北区赤羽出身の落語家
               落語立川流所属
               2009年6月真打昇進
         【切り絵】 柳家 松太郎 (やなぎや しょうたろう)さん
               東京浅草出身
               特技:切り絵 漫談 落語 ネイルアート
               趣味:料理 乗馬 ゴルフ スキー(指導者免許あり)
               千葉テレビ「駅からマップ」レギュラー好評出演中
6.鑑賞ご希望の方へ
       お席の準備の都合上、本校までお申し込みのご一報をいただければ幸いです。
       【連絡先】 野田市立福田第二小学校
              TEL 04-7138-0355

林間学校(5年生)その9

 林間学校2日目
 朝食のあとは、勾玉(まがたま)づくりです。
 
青年の家の方から、勾玉のつくりかたについて説明がありました。「みんな、根気が必要な作業だよ。がんばれるかな?」

 蝋石(ろうせき)です。
青年の家のかたが、穴をあけてくれました。これに自分が作りたい形を鉛筆で下書きし、外側から不要な部分を削りおとして、形作っていきます。
  
最初は、めのあらい紙やすりをつかってけずり、大きく形を作っていきます。

みんな黙々と削る作業に取り組みました。



時々、他の学校の子とのおしゃべりも楽しみました。

細かなところは、めの細かい紙やすりを巻き付けた棒でこすります。

作業を始めて1時間ほどたちました。

新聞はけずりおちた蝋石の粉で、白くなっています。





包帯を巻いた手が痛々しいですが、それでもがんばりました。


 → 
作業は進んでいるかな?あれっ? 右のほっぺが・・・・。

 
2時間近くたちました。まがたまらしい形になりました。このあとは水であらってよくふきます。そして穴に好きな色のひもをとおしたらできあがり。

  
  
世界にたったひとつしかない”まがたま”のできあがり。みんな満足そうです。
 なつかしい顔もありました。相変わらずすてきな笑顔をしていました。久しぶりにあえてうれしかった。