今日の給食
6月24日(火)の給食です。
麦ごはん さわらのピリ辛焼き ひじきと枝豆のサラダ クッパスープ オレンジ 牛乳 です。
今日の焼き魚は「さわら」という魚で魚へんに春で「鰆」と書きます。鰆は、ブリやこはだと同じで「出世魚」という「体の成長に合わせて呼び方が変わる」魚です。体長50㎝までを「さごし」、70cmまでを「なぎ」、それ以上の大きさのものを「さわら」と呼びます。
今日は、長ネギとりんごの風味が効いたピリ辛のたれを魚にかけて、おいしく仕上げました。りんごの風味(酸味と甘み)がよく効いていて美味しくいただきました。
今日の給食
6月23日(月)福二ランチ
カレーピローホワイトソース 牛乳 ツナと大根のサラダ オレンジ
ホワイトソースは、料理の世界で広く使われている基本的なソースの一つです。特に、洋風料理などでよく見かけるこのソースは、クリーミイで滑らかな味わいをもち、多くの料理に合うことから人気があります。今日はカレーのご飯にかけていただきましょう。
6月20日(金)の給食です。
麦ごはん いわしのかば焼き 芋の子汁 アーモンド和え オレンジ 牛乳 です。
千葉県は全国で一番いわしの水揚げ量が多い件です。いわしは海から上がるとすぐに弱ってしまうので、漢字では魚へんに弱いと書く「鰯」という漢字になったと言われています。カルシウムやその吸収を助けるビタミンDが豊富に含まれています。細かい小骨も良く噛んで食べましょう。今日のかば焼きは、甘辛の濃い目の味付けでごはんにぴったり。丼にして食べても美味しいと思いました。また、小骨も全くと言っていいほど気になりませんでした。
6月19日(木)の給食です。
ルーローハン 春雨スープ 皮付きリンゴ 牛乳 です。
「ルーローハン」は、台湾の屋台料理の定番で「甘いしょうゆで煮込んだ『豚肉かけごはん』」のことで、漢字では「魯肉飯」と書きます。スパイス(八角)の香りが食欲をそそり、甘辛な味つけでご飯が進みます。今日の給食のルーローハンも、しょうがの風味がしっかりと効いていて、シャキシャキ感の残った野菜と、よく煮込まれた豚肉、ふわふわ食感の生揚げが入っていてとても美味しかったです。使われている「さやいんげん」は、学校の畑で獲れたものです。
春雨スープにもたくさんの刻み野菜が入っていました。とても優しい味わいで、きくらげや春雨と野菜の食感の違いが面白いです。春雨スープに使った大根も、学校の畑で獲れたものです。
6月18日(水)の給食です。
きなこ揚げパン チキンビーンズ ツナサラダ メロン 牛乳 です。
今日のデザートはメロンです。メロンにある網目模様は、メロンが自分で作ったひび割れです。メロンは大きくなる途中で表面の皮の成長が止まってしまいます。ところが、内側の果肉はその後も成長し続けるため表面にひび割れが起こります。このひび割れが盛り上がって網目模様になります。きれいな網目模様が出ているほど高値で売れ、甘くておいしいメロンだそうです。今日の給食のメロンは、こんな感じでした。⇒
チキンビーンズには、学校の畑で獲れた「さやいんげん」を入れました。獲れたてなので甘みがあります。辛くはありませんが、ほのかにスパイシーでとても美味しくいただきました。
今日の給食 6月17日(火)
福二ランチ
玄米ご飯 牛乳 茄子のはさみ焼 ピーナッツ和え 野田のけんちん汁 枝豆
6月は食育月間です。野田の枝豆・茄子・発芽玄米を取り入れた給食です。農園で収穫した枝豆を根付き、葉付きのままで配達してもらいました。3年生が枝豆の観察し、調べ学習をして、枝豆のさやを枝からむしっていました。野田の恵みをぜひ味わってください。
6月16日(月)の給食です。
お豆のミートスパゲッティ アップルパン もやしときゅうりのナムル パイナップル 牛乳 です。
「お豆のミートスパゲッティ」には、「畑のお肉」と呼ばれる大豆をたくさん使いました。お肉と同じように、たんぱく質という栄養を多く含んでいるのが大豆の特徴です。たんぱく質は体(筋肉)を作るとても大切な栄養です。今日のミートスパゲッティなら、豆に苦手意識のある子でも美味しく食べられたと思います。
アップルパンは、給食室の手作りです。リンゴを煮てパンの生地で包み、ふっくらと発酵させて焼き上げました。ほど良い甘さのリンゴがたっぷり乗った「お店の味!!」に勝るとも劣らない美味しいパンでした。
6月13日(金)の給食です。
丹後の松ぶたずし ばち汁 あちゃら漬け 水無月 牛乳 です。
あまり耳にしたことのないメニューが並んでいますが、今日は全国の郷土メニュー給食のようです。
サバのそぼろが入っている「松ぶた寿司」は、いわゆる「ばら寿司」で、京都の丹後地方の郷土料理の一つです。丹後地方ではお祝いの席で食べるそうです。「松ぶた(蓋)」は、お寿司を詰める松の木の箱で、重ねて蓋としても使うことがあるため「松ぶた」と呼ばれています。「ばち汁」は、岡山県発祥の郷土料理です。手延べそうめんを作る際に生じるそうめんの曲がったところを「ばち」と言います。今日はそうめんのばちを使ったばち汁です。「あちゃら漬け」は福岡発祥の郷土料理です。漢字では「阿茶羅漬け」と書き、ポルトガル語で野菜や果物の漬物を意味する「acher(アチャール)」が語源と言われています。「水無月」は京都発祥の和菓子で、白い外郎(ういろう)の上に、甘く似た小豆が乗っています。給食で、日本各地の郷土料理を味わえるのは素晴らしいですね。
6月12日(木)の給食です。
ツーリューメン カレー焼き握り 鶏のバーべキューソース焼き 牛乳 です。
今日の主役は「ツーリューメン」です。あまり聞きなれないメニューですが、卵と野菜の「かきたまあんかけ」ラーメンです。名前の語源や意味、ルーツ等はインターネットで検索しても出てきませんでした。(検索では、学校HPや給食紹介がたくさんHitしたので、給食メニューとしてはポピュラーのようです。ツーリューメンについて、詳細が分かる方がおりましたら教えて下さい)スープにはとろみがついているので冷めにくく、溶き卵もふわふわに仕上がっていました。鶏ガラスープの出汁でしょうゆと塩で味付けされていましたが、小松菜、たけのこ、にんじん等野菜たっぷりでとても優しい味でした。浅くて大きめの平皿で提供されましたが、子どもたちは上手にこの美味しいスープを飲み干すことができたでしょうか。
6月11日(水)の給食です。
麦ごはん 白身魚のパイ載せ焼き 満点サラダ 高野豆腐のスープ 一口ゼリー 牛乳 です。
パイ生地にのせた「ホキ」という鱈に似た白身魚にバジルオイルソースをかけて焼きました。バジルとチーズ、パイのバターの風味が合わさり、とても美味しくいただきました。満点サラダは、にんじん、キャベツ、もやしに切り干し大根、ひじき、大豆を合わせた栄養満点で食感豊かなサラダです。今日のスープには高野豆腐が入っていました。高野豆腐の原料は大豆です。大豆は、みそ、しょうゆ、豆腐、油揚げ、納豆、厚揚げ…など、日本人の食生活に無くてはならない存在です。体に良い栄養素がたくさん含まれている大豆やその加工食品を食べて、毎日を元気に過ごしましょう。
給食では、大豆をはじめとした様々な豆類を美味しく調理して、いろいろな料理で食べさせてくれます。
6月10日(火)の給食です。
ごはん ツナ揚げ餃子 かみかみおひたし 芋もち汁 牛乳 です。
給食の栄養量(栄養価)には、国が決めた基準があります。年齢ごとに基準があり、1日に必要な栄養の1/3が取れるようにと考えられています。低・中・高で基準が違うので、低は少なく高は多い料となります。体が大きくなるにつれて、必要な栄養の量が増えるからです。3・5年生の中には、「進級して給食の量が増えたなぁ。」という人もいるかもしれません。皆さんは、骨や筋肉がどんどん成長していて、身体を作っていく途中の段階です。好きなものばかりを食べるのではなく、バランスよくしっかりよく噛んで何でも食べて、しっかりと栄養を摂り、丈夫な体を作りましょう。
6月9日(月)の給食です。
麦ごはん 麻婆豆腐 ポテトとコーンのソテー 甘夏 牛乳 です。
麻婆豆腐は、中国の四川省で生まれた料理です。四川料理に辛いものが多いのは、冬の寒さの厳しいので身体を温めるためだと言われています。麻婆豆腐に使われている代表的な調味料である豆板醤は、そら豆から作るみそ煮唐辛子やごま油などを合わせたもので辛みが強いのが特徴です。本場では、豆板醤の辛さと山椒の痺れるような辛さを味わうように作りますが、給食ではみんなが美味しく食べられるよう辛さを抑えて、甘めに作っています。
デザートは甘夏でした。自分が子どもの頃に食べたものとくらべると、何十倍・何百倍も甘く感じます。(気のせいではないと思うのです!!)今日の自分の甘夏は大当たりで、1/6CUTの大きさなのに、種が8粒も入っていました。
6月6日(金)の給食です。
玄米ごはん あじのピーナッツソース 切り干し大根の和え物 わかめとじゃがいものみそ汁 牛乳 です。
あじは漢字では「鯵」と書きます。味がよいから「あじ」という名前になったと言われている青魚です。温かい海域をメインに生息し、140種類以上いると言われています。1年中獲れますが、春から夏にかけてが旬とされていて、脂肪分が少なく、たんぱく質やカルシウム、ミネラルなどがバランスよく含まれています。また、血液をサラサラにしたり、悪玉コレステロールを減少させたり、頭がよくなったりする効果があると言われている「EPA(エンコサペンタエン酸)」や「DHA(ドコサヘキサエン酸)」を豊富に含みます。尾びれ付近の体側にあるギザギザのとがったうろこは「ゼイゴ」と呼ばれ、鯵の仲間の特徴です。
今日は甘辛のピーナッツソースであえてあり、くせもなくとても美味しかったです。
6月5日(木)の給食です。
アーモンドトースト コーンサラダ 野菜とマカロニのスープ バナナ 牛乳 です。
今日のお昼の放送でも「歯と口の健康習慣」にまつわるクイズが出題されました。
「だ液○・×クイズ」よ~く噛まないと、だ液の量は減ってしまう。○か×か。正解は○で、よく噛むとだ液が出ます。だ液にはむし歯を防いでくれたり、飲み込みやすくしてくれたり、消化吸収を助けてくれたりする(6年理科の学習で実験します)働きがあります。人が、味を感じることができるのは、だ液に溶け出した味の成分が脳に伝わるからです。一口、何回噛んでいるか数えてみましょう!!
「野菜とマカロニのスープ」は、ミルク仕立てでした。給食で提供される洋風のスープには、セロリが本当に巧みに使われていて、いつも感心しています。ごちそうさまでした。
6月4日(水)の給食
福二ランチ
ご飯 牛乳 福二カレー お豆のサラダ サクランボ入りゼリー
「ゆっくりよくかみオオカミ」のお話
「給食の時間、お腹がペコペコのオオカミ君は、給食をよくかまず急いで食べて、食べ物が喉に詰まってしまいます。それでも、一番に食べ終わり急いで外に遊びに出ました。ヒツジさんやウサギさんは、メニューもよくわからないまま食べたオオカミ君にあきれています。すると、急にオオカミ君はお腹がいたくなり、よくかまずに食べたことがいけなかったと気づきました。次の日、オオカミ君はしっかりかんで給食を食べると、とてもおいしいということがわかり、ニコニコ笑顔になりましたとさ。」
皆さんも、一口30回を目指して、しっかりかむようにしましょう。
6月3日(火)の給食です。
焼きそばパン(セルフ) みそワンタンスープ 海苔塩ポテトビーンズ 牛乳 です。
今日の焼きそばパンは、自分で焼きそばを詰めるセルフ方式にしました。コッペパンを開いて、焼きそばを詰めていきます。少なめに詰めてあっさりにするも良し、ぎゅうぎゅう詰めでたっぷり焼きそばを楽しむも良し、お好み次第です。
漢字でワンタンは「雲」を「呑」と書きます。正しくは「吞」の字を使うらしいのですが、「吞と吞」の違い、わかりますか?中国では、このような感じを使い、「フントゥン」という発音をするそうです。今日は、みそ味のスープでしたが、このスープが絶品!大盛りの味噌ラーメンで食べてみたい!!と思いました。
6月2日(月)の給食です。
ごはん ししゃものさざれ焼き じゃがいものそぼろ煮 利休汁 牛乳 です。
6月4日~10日まで「葉と口の健康週間」です。意識してよく噛んで食べましょう。今日は「ししゃも」なので、骨ごと食べてカルシウムたっぷりです。よく噛むと食べたものを細かくして消化しやすくなり、あごも丈夫になります。今日は細かいパン粉をつけて焼いた「さざれ焼き」での提供でした。パン粉が香ばしく、個人的にはししゃもの食べ方で一番好きかも知れません。
汁物はごまが入った「利休汁」で、茶の湯で大成した千利休が、大層ごま好きだったことから名づけられたそうです。ごまと、ごぼうの香り・食感がよく、こちらも美味しくいただきました。
5月30日(金)の給食です。
三食そぼろ丼 もやしとコーンのおひたし 沢煮椀 おかしなピラミッド 牛乳 です。
今日のメインは、ひき肉・入り卵・さやいんげんを使った「三色そぼろ丼」です。さやいんげんが入ったことにより、彩りも栄養のバランスも食感もアップしています。沢煮椀とは、野菜を千切りにしてしょうゆで味付けをした汁物です。今日は、かまぼこがたくさん入っていました。昔は「多い」ということを「沢」と呼んでいたそうです。いまでも「沢山(たくさん)」という言葉に「沢」という文字が使われています。野菜いっぱいの汁ものです。
デザートは「おかしなシリーズ」から、おかしなピラミッドです。クラッカーの上にピラミッド型のスイートポテトが乗っていました。写真でもわかるでしょうか。びっくりするくらい美味しかったです。
ご家庭でも「今日の給食」についての話題に触れていただくような時間を作っていただけると嬉しいです。
5月28日(木)の給食です。
きつねうどん ししゃものカレー揚げ たぬきおにぎり 牛乳 です。
「きつねうどん」は、商売繁盛をもたらす縁起の良い動物のきつねは「油揚げが大好物である」という言い伝えがあることから、油揚げを乗せたうどんのことを「きつねうどん」と名付けたといわれています。
おにぎりの「たぬき」の名がついた理由は、具材が揚げ玉だけで「てんぷら種」が入っていないことから「たねぬき」が転じて「たぬき」になったという説があります。以前も紹介したように思いますが、東京圏では揚げ玉を乗せたうどんを「たぬきうどん」といいますが、大阪圏では揚げ玉を乗せたうどんは「ハイカラうどん」といいます。大阪圏の「たぬきうどん」は、油揚げを乗せたうどんを、あんかけにしてとろみをつけたものを指すそうです。
5月28日(水)の給食です。
ごはん かつおフライ アーモンド和え わかめとじゃがいものみそ汁 牛乳 です。
かつおは、えさを追いかけて群れで太平洋を大群で移動する「回遊魚」です。日本近海には、春にやってきます。その年の最初に獲れたものが「初がつお」です。江戸時代には「目には青葉 山ホトトギス 初鰹」という俳句も詠まれ、また「初鰹は、女房を質に入れてでも食え」などという「ことわざ?」もあったくらい、「初がつお」は日本人(特に当時の江戸っ子)にとっては、特別な魚だったようです。
また、春から夏にかけて北上したかつおが、秋に南下してきたものが「戻りかつお」です。春のかつおに比べると、脂が乗っているので、近年では戻りガツオを好む人が増えたとも言われています。今日は、その「かつお」に衣をつけてフライにしました。魚のくせは全くなく、メンチカツのような味わいで美味しかったです。