6月13日(金)の給食です。
丹後の松ぶたずし ばち汁 あちゃら漬け 水無月 牛乳 です。
あまり耳にしたことのないメニューが並んでいますが、今日は全国の郷土メニュー給食のようです。
サバのそぼろが入っている「松ぶた寿司」は、いわゆる「ばら寿司」で、京都の丹後地方の郷土料理の一つです。丹後地方ではお祝いの席で食べるそうです。「松ぶた(蓋)」は、お寿司を詰める松の木の箱で、重ねて蓋としても使うことがあるため「松ぶた」と呼ばれています。「ばち汁」は、岡山県発祥の郷土料理です。手延べそうめんを作る際に生じるそうめんの曲がったところを「ばち」と言います。今日はそうめんのばちを使ったばち汁です。「あちゃら漬け」は福岡発祥の郷土料理です。漢字では「阿茶羅漬け」と書き、ポルトガル語で野菜や果物の漬物を意味する「acher(アチャール)」が語源と言われています。「水無月」は京都発祥の和菓子で、白い外郎(ういろう)の上に、甘く似た小豆が乗っています。給食で、日本各地の郷土料理を味わえるのは素晴らしいですね。