今日の給食(令和7年度)
7月3日(木)
「鶏肉のガパオ炒めごはん、スープフォー、ピーチゼリー、牛乳」
今日は「鶏肉のガパオ炒めごはん」です。「ガパオ」とは、「ホーリーバジル」のことです。ホーリーバジルは手に入らなかったので、イタリア料理に使う「スイートバジル」を細かく刻んで最後に入れました。鶏挽肉は53㎏使用しました。鶏挽肉は、量が多いと塊ができやすいので、最初に釜に玉ねぎのみじん切りの一部を入れて一緒に炒め、よくほぐしながら炒めました。本場のガパオライスはナンプラーを使用しますが、子どもたちも食べやすいように、オイスターソースやしょう油などで味付けしました。ピーマンと赤ピーマンのみじん切りを最後に入れて、色よく仕上げました。
「スープフォー」は、米粉からできた麺「フォー」が入ったスープです。フォーはすぐ柔らかくなるので、野菜やうずら卵に火が通ったらフォーを入れ、煮すぎないようにしました。喉ごしのよいフォーは子どもたちにも好評で、「お椀より大きなどんぶりで、もっと食べた~い!」と言っている子もいました。
「ピーチゼリー」は、子どもたちに人気で、おかわりジャンケンが盛り上がっていました。
7月2日(水)
「しょうゆラーメン、角揚げの辛みそ炒め、杏仁豆腐、牛乳」
今日は「しょうゆラーメン」です。めんは伸びないように、スープと別々に配缶しました。めんはゆでて温度を確認し、くっつかないように水冷してサラダ油をまぶしました。湯気の上がった熱い釜の前で、40クラス分のめんをゆでるのは、とても大変な作業です。豚肉やなると、野菜が入ったスープは、教室で配膳するときに、めんにかけました。1年生の教室では、「ぼく、しょうゆラーメンが一番好き!」「お休みの日のお昼に、何食べたいって聞かれたら、必ずラーメンって答えるんだ~」など、ラーメン愛を話してくれました。人気のしょう油ラーメン、食べ残しはほとんどありませんでした。
「角揚げの辛みそ炒め」は、鶏肉と野菜を炒めて、テンメンジャンなどで味付けしたところに、湯通しした角揚げを入れ、澱粉でとろみをつけて味をよくからませました。最後に下ゆでしたピーマンを入れて仕上げました。ある1年生が、ピーマンを口に入れ、「ピーマンが食べられるようになったよ!」と教えてくれました。
「杏仁豆腐」は、人気のデザートです。みかん、黄桃、パインの缶詰は1缶ずつバットに開け、異物がないか確認してから、全体を混ぜ合わせました。
7月1日(火)
「ツナのピラフ、なすのミートグラタン、ひよこ豆のスープ、牛乳」
今日は「ツナのピラフ」です。みじん切りにしたにんにく、玉ねぎ、にんじんをよく炒め、ツナ、コーン、調味料を入れて味付けし、最後にピーマンを入れて仕上げた具材をごはんに混ぜ合わせました。子どもたちが苦手なピーマンも、みじん切りにしてあるので食べやすかったようです。
「なすのミートグラタン」は、豚挽肉、にんにく、玉ねぎ、にんじん、セロリなどを炒めてミートソースを作りました。なすは油をまぶしてオーブンで揚げ焼きにしました。ミートソースとなすを混ぜ、カップに入れてチーズをのせ、オーブンで焼きました。今日は、4年生が校外学習でいませんでしたが、約1,100個作りました。カップに入れる前には全体量を計量して人数で割り、均等になるように配分しました。先週のマーボーなす丼の時に、なすが苦手で減らす子が多かったのですが、「ミートソースやチーズと一緒になすも食べてみたら」と声をかけると、「おいしい!」と食べられた子もいました。
「ひよこ豆のスープ」は、野菜の甘味がよく出ていました。
6月30日(月)
「ごはん、イカのカリン揚げ、ゆかりあえ、豆乳みそ汁、牛乳」
今日は「イカのカリン揚げ」です。澱粉をまぶしたイカを油で揚げて、甘辛のたれをからめて、ごまをふりました。甘辛の味付けが、白ごはんによく合いました。
「ゆかりあえ」は、ゆでて冷却した野菜に軽く塩をふって、野菜から出てきた水分をよく切って、ゆかり粉を混ぜ合わせました。「ゆかり」は、赤じそのことです。さっぱりした和えものは、暑い日にピッタリでした。2年生の教室では、苦手で減らしている子もいましたが、「この野菜おいしいね!」と声をかけてくれる子が何人もいました。
「豆乳みそ汁」は、豚肉や野菜がたくさん入った具だくさんのみそ汁です。豆乳は、煮立てると分離してしまうので、みそを入れた後に温度を上げてから、豆乳、流山産の小松菜を入れて、手早く仕上げました。とてもなめらかでおいしいみそ汁に仕上がりました。
6月27日(金)
「マーボーなす丼、トマトと卵のワンタンスープ、フルーツあえ、牛乳」
今日は「マーボーなす丼」です。半月切りにしたなすは、油で揚げる代わりに、サラダ油をまぶして高温のオーブンで焼きました。豚挽肉やみじん切りにした野菜、大豆はよく炒めて味付けし、とろみをつけたところに焼いたなすを混ぜ合わせました。なすはオーブンで焼いたことで水分が飛び、崩れずにきれいに仕上がりましたが、なすは苦手という子が多かったようです。
「トマトと卵のワンタンスープ」に使用したトマトは、今が旬です。湯むきをしてから角切りにしました。卵は、1個ずつお椀に割り、血や殻が入っていないか確認します。8等分に切ったワンタンの皮をよくほぐしながら入れ、溶きほぐした卵を流し入れました。ワンタンと卵でトロッとしたスープは、子どもたちにも好評でした。
給食時間には、給食委員会の食育TVを放送しました。今回は、「カレーライス」と「ししゃも春巻き」が出来る様子を動画で放送しました。「何を作っているのでしょうか?」とクイズ形式にしました。じゃが芋をぐるぐる回る機械に入れて皮をむき、ひとつずつ芽を取るところでは、ビックリしている子もいました。また、じゃが芋が映ったところで「カレーでしょ?」という声も聞かれました。バターと小麦粉を炒めるところから作るカレールウや、玉ねぎも時間をかけて茶色くなるまで炒めるところを見て、時間と手間をかけておいしい給食を作ってくれる調理員さんへの感謝の気持ちが持てればと思います。また、最後に給食委員会から、苦手なものでも食べられるように、「少ない量から挑戦する」「友達と楽しい話をしながら食べる」といった工夫について呼びかけました。