子ども達を共に育む官民連携教育(学校の特色)
スターツCAM株式会社 起震車体験と免震技術を学習
6月23日(月)5年生を対象にスターツCAM株式会社様のご協力のもと、社会科、防災教育の一環として官民連携授業を実施しました。
昨年度に続いて2年目となるこの取り組みは、より深みのある学びへと発展しています。
本年度は、起震車による地震体験に加え、安全主任である本校職員が動画を作成し、児童が地震や免震構造に関する基礎的理解を深められるよう、オリジナルの映像教材も用意しました。小学生にとって理解しやすいように教員の視点を取り入れ、2年目であることを活かして、児童にとって、より良い学びにすることができました。
今回体験させていただいた起震車は最新型で、過去の大震災の揺れを再現するだけでなく、映像と連動した演出により、児童一人ひとりが自分ごととして災害を捉えることができる設計となっていました。指導員の方の説明も大変分かりやすく、起震車が再現する「1階で感じる揺れ」よりも、マンション8階であると「1.5倍の揺れ」を感じることなど、マンションで暮らす児童も多いので大変ためになりました。
また、スターツCAM株式会社八潮・流山営業所の角田所長による講義では、免震技術の仕組みやその社会的意義について、わかりやすく学ぶことができました。今後も児童の主体的な学びを支える仕組みづくりに努め、社会とのつながりの中で学びの意味を深めていく教育活動を継続してまいります。