2024年11月の記事一覧
5・6年生 筑波大学澤田先生特別授業「生物の生態と私たちの未来」
11月29日(金)筑波大学生命環境系助教の澤田聖人先生をお招きし、5・6年生を対象に「生物の生態」をテーマとした特別講義を実施しました。澤田先生は、生物の生息環境や食物連鎖の重要性、人間活動が自然に与える影響について、動画や写真を活用しながら丁寧に説明してくださいました。子どもたちは、生物多様性を守る大切さに触れながら、自然界の複雑な仕組みに理解を深めていました。
講義の中で澤田先生は、市野谷小学校の自然環境をさらに豊かにするための具体的なアドバイスも提案してくださいました。例えば、校庭の植生を多様化させることで、地域の生物がより暮らしやすい環境を作れることや、児童が主体的に生物観察や環境保護活動に取り組むことで、生物多様性を守る意識が育まれるということを教えて下さいました。
今回の授業は、SDGs目標15「陸の豊かさを守ろう」に関連し、未来の環境保全に向けた学びの場となりました。澤田先生に深く感謝するとともに、今回の知見をもとに、学校全体で生物多様性を高める取り組みを進めてまいります。
5・6年 日本レジストリサービス「インターネットの世界を大冒険!」
11月28日(木)、本校ではJPRS(日本レジストリサービス)様をお招きし、「インターネットの世界を大冒険!」というテーマで出前授業を行いました。この授業では、インターネットの仕組みやドメイン名の役割について楽しく学び、児童たちは日常生活に密接するICT技術への理解を深める貴重な機会を得ました。
授業は、クイズやワークショップ形式を用いて進行。特に「世界各地のドメインを探す」ワークショップでは、「.jp」「.uk」など国ごとのドメインを探し出し、地理や技術の視点が融合した学びに、児童たちの目が輝いていました。また、インターネットの安全な使い方についての具体的なアドバイスもあり、日常生活でのリスク管理やICTリテラシー向上につながりました。
この授業は、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」や目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」と深く結びついています。デジタル技術を通じた教育機会の提供は、児童たちが未来社会を生き抜く力を育む重要な取り組みです。
特別授業を実施してくださったJPRS様に心より感謝申し上げます。これからも官民連携を活用し、子どもたちの持続可能な社会づくりへの理解と参加を促進してまいります。
5・6年生 流山市消防総務課「火災からくらしを守る」
11月22日、本校では流山市消防本部総務課様をお招きし、総合的な学習の時間に防災に関する授業を行いました。授業では、日常生活で防災意識を高める方法や、有事の際を想定した家族での話し合いの重要性、火災発生時の正しい行動について詳しく教えていただきました。
特に、実際の消火器を使った実演は児童たちにとって新鮮な体験で、「火を消すためにはどこを狙えばいいのか」「どうやって安全に使うのか」といった具体的な疑問が次々と挙がり、講師の方に丁寧に答えていただきました。友達に向けて発表する時に使える合言葉「ピノキオ」はとても覚えやすい操作手順でした。
ピ:ピンを抜く。
ノ:ノズルを持つ。
キ:距離を取る。
オ:押す。
また、煙が充満した際の避難方法や、家庭での火災予防のポイントについても教えていただき、児童たちが真剣な表情で聞き入る姿が印象的でした。
今回の学びを通して、児童たちは防災についての理解を深めるとともに、いざという時に自分や家族の命を守る行動が取れるようになりました。児童は、消防士や消防団員はどうすれば増えるかなど、社会課題についても考えている様子でした。これからも地域と連携しながら、児童の安全教育を一層充実させていきたいと考えています。
5・6年生官民連携授業 EXPOスクールキャラバン
本日、総合的な学習の時間に、電気事業連合会より東京電力様、EXPOスクールキャラバン事務局様をお迎えし、「EXPOスクールキャラバン」を開催しました。
この授業では、「カーボンニュートラル」についてわかりやすく教えていただき、未来のエネルギーの作り方や使い方について子どもたち自身が考える貴重な時間となりました。
さらに、2025年に開催予定の大阪・関西万博についてのお話も伺い、子どもたちはそのスケールの大きさに感動し、夢を膨らませていました。授業の最後には、多くの質問が飛び交い、エネルギー問題や未来の技術への関心の高さが感じられる場面も見られました。
「EXPOスクールキャラバン」は、内閣官房・国際博覧会推進本部事務局の協力のもと、電気事業連合会として全国14校で開催されており、私たちの学校もその一環として参加することができました。電気事業連合会の皆様に感謝申し上げます。
5・6年生 NEXCO東日本「災害や事故からくらしを守る」
11月21日(木)NEXCO東日本谷和原管理事務所の皆様をお招きし、総合的な学習の一環として「災害や事故への対策」に関する授業を行いました。授業では、高速道路を守る黄色いパトロールカーの役割や、災害や事故の際のNEXCO東日本様の対応について詳しく学びました。
児童たちは、実際に黄色いパトロールカーに乗車する体験を通じて、車両の仕組みや高速道路の安全を守る重要性を肌で感じたようです。また、授業中には次々と手が挙がり、「災害時にどのように対応するのですか?」などの質問が活発に飛び交い、児童たちの興味の深さがうかがえました。
今回の学びを通じて、児童たちは自分たちの暮らしを支える見えない努力と、地域社会の安心・安全に向けた活動の大切さを実感しました。NEXCO東日本様、ご協力いただきありがとうございました。これからも、地域や企業との連携を通じて、子どもたちの学びを広げていきたいと思います。