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子ども達を共に育む官民連携教育(学校の特色)

1年生「ALSOKあんしん教室」を実施

5月27日、本校では1年生を対象に、ALSOK(綜合警備保障株式会社)による「ALSOKあんしん教室」を実施しました。子どもたちが安心・安全に毎日を過ごせるよう、身近な危険から自分を守る力を育むことを目的とした授業です。

授業では、防犯の基本である「いか・の・お・す・し」(ついていかない・のらない・大声を出す・すぐ逃げる・知らせる)をキーワードに、知らない人に声をかけられたときの対処法や、危険な場面での行動について、映像やイラスト、寸劇を交えてわかりやすく教えていただきました

ALSOKの講師の方からは、「こわいときには『たすけて!』と大きな声を出してよい」「名前を知らない人についていかないことが大切」など、子どもたちが日常生活の中で実践できる具体的なアドバイスがありました。児童は、声を出す練習や逃げる動きを実際に体験しながら、防犯意識を高めていきました。

「どんなときに“おかしいな”と感じるか」「どうすれば身を守れるか」といった問いかけに、自分で考えて答える場面もあり、子どもたちが主体的に安全について学ぶ姿が見られました。

本校では今後も、外部機関と連携した安全教育の機会を大切にしながら、児童一人ひとりの安心・安全な学校生活を支えてまいります。ご家庭でも、今日の学びをきっかけに、お子様と一緒に安全について話し合っていただければ幸いです。

5年林間学校 遊びの専門家

5月23日(金)本校5年生の林間学校において、今年度も官民連携の視点から豊かな学びの場が実現しました。

宿泊先である千葉市少年自然の家では、専門的な知見をもつ外部講師をお招きし、児童一人ひとりが主体的に参加できる多様な体験活動を行いました。

キャンプファイヤーの時間には、柏市レクリエーション協会より増田様を講師としてお迎えし、歌やゲーム、身体を使ったレクリエーションを通して、全児童が楽しみながら交流を深めることができました。増田様の明るく温かいご指導のもと、学年の枠を超えて子どもたち同士の結びつきが強まり、協調の大切さを体感するひとときとなりました。

 

さらに、千葉市少年自然の家 所長・鶴岡様のご指導により、「プロジェクトアドベンチャー」のプログラムにも取り組みました。この活動は、グループごとに課題に挑戦しながら仲間と協力し合う体験型の学習です。互いに支え合いながら課題を乗り越える中で、自然と信頼関係が生まれ、学級全体の一体感が一層高まりました。

本校では、校外における教育活動においても、外部の専門家や地域の機関と連携することを重視しております。多様な価値観や他者との協働を通じて、児童が社会性と主体性を育むことができるよう、今後もこうした機会を積極的に設けてまいります。

このたびご協力いただいた柏市レクリエーション協会の増田様、千葉市少年自然の家 所長・鶴岡様をはじめ、運営に携わってくださった関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

明治大学 石田先生特別授業「模擬裁判をしてみよう」

5月12日(月)6年生は、社会科「政治や裁判のしくみ」の学習の一環として、明治大学法学部教授 石田倫識 先生による模擬裁判授業を体験しました。

石田教授は刑事訴訟法の専門家として、冤罪事件の研究や法教育の普及に長年取り組まれており、これまでにも多数の中学校・高校で模擬裁判を指導してこられました。今回の授業は、小学生を対象とした法教育としても大変意義深いものでした。

授業では、被告人役を本校の教職員が務め、それ以外の裁判官、検察官、弁護人などの役割を児童が担当し、模擬裁判を展開しました。児童は、事前に示された証拠資料や状況設定をもとに、自ら被告人への質問内容を考え、当日はその質問をもとに尋問を行いました。証言の矛盾点を見つけ出そうとする姿や、納得いくまで議論を深めようとする姿から、法の仕組みを理解しようとする意欲がうかがえました。

こうした体験を通じて、児童は「証拠に基づく判断の大切さ」や「公平性」「正義」など、法の基本的な考え方に触れるとともに、教科書で学んだ「三権分立」や「司法の役割」について、より実感をもって理解することができました。

本校では今後も、社会とつながる学びの機会を積極的に取り入れながら、児童が自ら考え、判断し、社会の一員として行動する力を育んでまいります。

JAさんといっしょに「やさいをうえよう!」 〜2年生 野菜の植え方教室を実施しました〜

〜2年生 野菜の植え方教室を実施しました〜

5月9日(金)2年生を対象に、JAとうかつ中央様のご協力のもと「野菜の植え方教室」を実施しました。昨年度に引き続き継続してご支援いただけたことに、改めて深く感謝申し上げます。

この教室では、ピーマンやミニトマト、なすなどの苗の植え方について、土の耕し方、植え穴の掘り方、水やりのコツなどを、JAの方々にとても丁寧に教えていただきました。子どもたちは、「苗の根をやさしく広げて」「まっすぐ立ててあげよう」といったアドバイスに耳を傾けながら、一つひとつの作業に真剣に取り組んでいました。

今年度は、11名の保護者ボランティアの皆様にも活動のサポートをいただきました。苗の準備や作業の見守りなど、温かく見守ってくださるまなざしが子どもたちの安心と意欲を支えてくださいました。ご多用の中ご協力いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

JAの皆様には、野菜を育てることの「楽しさ」だけでなく、「命あるものを大切にする心」や「育てる責任」についても、やさしい言葉で語りかけていただきました。子どもたちは、自らの手で植えた苗が育っていく喜びをこれから感じていくことでしょう。

昨年度に引き続き実施できたこの学びは、継続することでより深まり、子どもたちの心と体にしっかりと根づいていきます。今後は収穫や調理なども通して、食への関心や感謝の気持ち、自然との関わりをさらに広げていく予定です。

JAの皆様、今年度も講師をお引き受けいただいた森永様、そして保護者ボランティアの皆様、本当にありがとうございました。

6年生「人とAIが共に生きるために必要なこと」を実施しました

4月28日(月)、6年生を対象に、ニューラルグループ株式会社、ニューラルマーケティング株式会社、一般社団法人AILAS(日本音声AI学習データ認証サービス機構)による特別講演「人とAIが共に生きるために必要なこと」を実施しました。今年度最初となる官民連携教育の取組として、児童たちに未来社会に必要な視点を育む貴重な学びの機会となりました。

講師には、ニューラルグループ株式会社 取締役 常務執行役員、ニューラルマーケティング株式会社 代表取締役社長 兼 CEOである山本正晃氏をお迎えしました。講演では、「AIとは何か」という基本から、機械学習や深層学習、そして近年急速に発展している生成AIの特徴について、児童にもわかりやすくご説明いただきました。また、音声AI技術がもたらす新たな課題として、声優やナレーターの声の無断使用と、それに対応する権利保護の取り組みについても具体的な事例を交えてお話しいただきました。

児童たちは、AIの利便性だけでなく、その利用に伴う社会的課題についても真剣に考え、これからの社会では「技術を正しく理解し、責任を持って活用すること」の大切さを学びました。

この学びは、SDGs(持続可能な開発目標)目標4「質の高い教育をみんなに」、目標16「平和と公正をすべての人に」にもつながるものであり、未来を担う子どもたちにとって大きな意味を持つものとなりました。

山本正晃氏をはじめ、講演にご尽力いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。今年度も、企業・団体と連携した多様な学びを通じて、児童たちが主体的に考え行動できる力を育んでまいります。

今年度もよろしくお願いします!!

市野谷小学校では、学校の特色として「官民連携教育」を推進しています。

令和7年度も官民連携コーディネーターは主幹教諭の安蒜が務めます。よろしくお願いします。

学校と社会を繋げて、教科書だけでは学べない市野谷小ならではの学びを推進していきます。

アウトリーチ先の教育機関を探している官公庁、NPOの皆様、CSR活動先を探している企業様も是非本校をご検討ください。

カリキュラムの中に組み込めるかどうか検討させていただきます。

 

今年度の実現に向け、昨年度から準備していた教育活動もあり、どれも楽しみです。

令和7年度も本校の教育活動へのご協力よろしくお願いします。

 

【連携パターン例】

〇講義型(出前授業、ワークショップ)

〇教材提供型(道具の貸し出し、オンライン学習)

〇校外学習型(企業見学、職場体験)

〇イベント型(コンテスト参加、イベント招待)

〇共同プロジェクト型(学習教材開発テスト、新規企画に教育現場の声を反映)

【お問い合わせ先】

流山市立市野谷小学校 主幹教諭 安蒜(あんびる)

Tel:04-7158-2770

令和6年度 教育活動へのご協力感謝申し上げます。

本校の特色ある教育活動へのご理解とご協力に、心より御礼申し上げます。
官民連携コーディネーターを務めました主幹教諭の安蒜です。

 

開校初年度となる今年度は、各種出前授業のうち、全国どの学校からでも申し込むことができる官民連携プログラムを中心に取組みを進めました。
目標は、「各学年:年間3回(学期に1回の活用)」「全校として18回」と設定しておりましたが、多くの皆様のご協力、保護者の方々からの情報提供、担任による工夫により、目標を大きく上回る成果を挙げることができました。

 

官民連携教育コーディネーターとしては、学校独自の取組みにも挑戦しました。

まず1点目は、『おしごと年鑑』というキャリア教育に活用できる書籍を通じて、株式会社談広告様との連携を図ったことです。この取り組みにより、NEXCO東日本様、日本レジストリサービス様、パルシステム千葉様・北海道ぎょれん様、キユーピー株式会社様といった企業・団体の皆様から、一般の出前授業の募集とは異なるアプローチで教育活動へのご協力をいただくことができました。

2点目は、地域の皆様の力を生かすため、市内エルズ内の流山市民活動推進センターを訪問し、センター長の橋爪様のご協力を得ることができたことです。その結果、1年生対象のお掃除教室や、4年生対象のフードロスを減らす環境教育など、地域資源を生かした教育活動を実現することができました。来年度は、クラブ活動においても、地域の方々にご協力をいただく予定です。

今年度の経験を生かし、来年度はさらに多様な学びの機会を児童たちに提供できるよう、学校全体で連携を深めてまいります。これからも、子どもたちの未来を見据え、官民が協力し合う新しい学びの形を広げていきたいと考えております。引き続き、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

来年度の新たな出会いキラキラが楽しみです音楽

ソフニー キエーロの使い方講習

本校では、NPOソフニーさんをお招きし、「キエーロ」というコンポストの使い方を学ぶ授業を実施しました。さらに、ソフニー様よりキエーロを寄贈していただき、食品ロス削減と環境保全に向けた新たな取り組みが始まりました。

授業では、コンポストの仕組みや、キエーロを活用して生ごみを分解する方法について詳しく教えていただきました。キエーロは、土に埋めることで微生物の働きを活用し、生ごみを分解するシンプルな仕組みですが、適切な使い方を学ぶことで、より効果的に活用できることを知りました。

また、生ごみを減らすことが環境にどのような良い影響を与えるのかについても説明がありました。食品廃棄物の削減は、SDGs(持続可能な開発目標)の目標12「つくる責任 つかう責任」や目標13「気候変動に具体的な対策を」にも関連しており、児童たちは自分たちの生活と地球環境のつながりについて改めて考える機会を得ました。

ソフニー様には、貴重な学びの場とキエーロをご提供いただき、心より感謝申し上げます。今後は、学校全体でキエーロを活用し、日常生活の中で食品ロス削減を実践していきます。児童たちが主体的に環境保全に取り組めるよう、これからも学びの機会を大切にしてまいります。

4年生 Zoff「目の健康教室」

2月21日、本校ではインターメスティック株式会社様をお招きし、目の健康に関する特別授業を実施しました。児童たちが視力を守るための正しい習慣について学ぶ貴重な機会となりました。

授業では、目の仕組みや健康を保つための生活習慣について分かりやすく説明していただきました。特に、長時間のデジタル機器使用による目への負担や、ブルーライトの影響についての解説があり、日常生活の中でできる対策として、適度な休憩や遠くを見る習慣の大切さを学びました。また、栄養バランスの取れた食事が視力維持に役立つことも紹介され、健康的な生活習慣の重要性について考えるきっかけになりました。

今回の授業は、SDGs(持続可能な開発目標)の目標3「すべての人に健康と福祉を」にも関連しています。目の健康を守ることは、長期的な学習や生活の質の向上につながる重要なテーマです。インターメスティック株式会社様の取り組みを通じて、児童たちは自身の健康を意識するだけでなく、持続可能な社会づくりへの理解も深めることができました。

この度は、貴重な学びの機会をご提供いただき、心より感謝申し上げます。本校では、今後も企業との連携を通じて、児童たちの健康や生活習慣について考える機会を大切にしてまいります。

 

Zoff アイケア体操

2年生 カッターの使い方(切り絵)教室

2月19日(水)図工の学習で「カッターの使い方教室」を行いました。講師として小林先生をお招きし、カッターの安全な使い方と切り絵の技法を学びました。

授業の冒頭では、小林先生の精巧な切り絵と水彩画の作品を紹介していただきました。繊細で美しい作品を目にした児童たちは、その技術に驚きと感動の声を上げていました。続いて、実際にカッターを使った切り絵の実演が行われ、切り方のコツや仕上がりをきれいにするポイントを教えていただきました。

その後、児童たちはカッターの安全な使い方を学びました。刃の持ち方、力の入れ具合、紙を押さえる手の位置などを確認しながら、慎重に練習に取り組みました。安全に使う意識を高めた後は、学んだ技法を活かして「餅つき」をテーマにした切り絵制作に挑戦しました。

児童たちは曲線部分に苦戦しながらも、カッターを使いこなせるよう頑張りました。完成した作品には、それぞれの工夫が凝らされ、味わいがある切り絵ができました。

今回の学習を通じて、児童たちは道具を正しく使う大切さと、丁寧に作業を進めることの大切さを実感しました。小林先生には、貴重なご指導をいただき、心より感謝申し上げます。今後も、児童たちの創造力を引き出す学びを充実させてまいります。

4年生 SDGs教育「キユーピーグループと食品ロス」

 2月12日(水)、本校4年生を対象に、キユーピー株式会社による官民連携授業を実施しました。今回の授業では、食品ロス削減や栄養バランスについて学び、児童たちは食べることの大切さを改めて考える機会を得ました。

 授業の冒頭では、キユーピーの担当者からSDGs(持続可能な開発目標)との関連を交えながら、食品ロスが環境に与える影響について説明がありました。続いて、キユーピーグループが取り組む食品ロス削減の具体的な事例として、野菜の皮や芯を活用した商品開発や、工場での廃棄物削減の工夫が紹介されました。

 児童たちは、食品ロスに関するクイズやディスカッションを通じて、自分たちの食生活を振り返り、日常の中でできる工夫を考えました。特に、家庭での食材の保存方法や、食べ残しを減らすためのアイデアを出し合い、活発な意見交換が行われました。「これからは好き嫌いせずに食べよう。」「買いすぎに気をつけたい。」など、児童たちは食べ物を無駄にしないための意識を高めたようです。

 今回の学びをご家庭でも活かしていただけるよう、キユーピー株式会社様では「食生活アカデミー」というコンテンツを提供しています。食に関するさまざまな知識や工夫が詰まった内容となっておりますので、ぜひご覧ください。

 

キユーピー 食生活アカデミー(外部リンク)
https://www.kewpie.com/academy/teachers-parents/

https://www.kewpie.com/blog/2025/03/3655/(本校での実践を紹介)

 キユーピー株式会社の皆様、貴重な学びの機会を提供していただき、ありがとうございました。今後も、企業と連携した授業を通じて、児童たちの豊かな学びを支えてまいります。

3年生 粕尾将一氏による「縄跳び教室」

 2月12日(水)、本校では3年生を対象に「なわとび教室」を実施しました。講師として、なわとびパフォーマー「縄のまっちゃん」こと粕尾将一氏をお招きし、楽しく学びながら技術向上を目指しました。

 粕尾氏は元なわとび世界チャンピオンであり、国内外でパフォーマンスや指導を行うプロフェッショナルです。教室では、基本的な跳び方のコツから応用技まで幅広く指導していただきました。特に「リズムを意識すること」や「腕の動きを最小限にすること」といったポイントを丁寧に説明してくださり、児童たちは真剣な表情で取り組んでいました。肩や腕ではなく、手首で回すように意識しようと教員も指導しますが、「手首に力を入れることではないよ。」という声かけに、目から鱗が落ちました。手首で回すことを意識させると子どもは手首に力が入りやすくなってしまうことへのプロフェッショナルの声かけでした。

 また、粕尾氏の軽やかでダイナミックなパフォーマンスに、児童たちは大興奮で、どんどんその姿に惹きつけられていました。「こんな跳び方ができるようになりたい!」と目を輝かせ、教室の終盤には自分なりの目標を決めて挑戦する姿も見られました。

 今回のなわとび教室は、技術向上だけでなく、「挑戦することの楽しさ」を感じる貴重な機会となりました。粕尾将一氏に心より感謝申し上げます。今後も、児童が自ずと運動を楽しみたくなる環境づくりを進めてまいります。

1年生 生活科 お掃除教室

 2月5日(水)と7日(金)の2日間にわたり、1年生を対象に「お掃除教室」を実施しました。講師として全国友の会流山支部の皆様をお招きし、正しい雑巾の絞り方やほうきの使い方を教えていただきました。

 雑巾の絞り方では、「大雨しぼり」「小雨しぼり」「ポツポツしぼり」「お天気しぼり」という4種類があることを学び、児童たちは最も水気を絞り切る「お天気しぼり」に挑戦しました。うまく絞るコツは、途中で持ち替えて絞る場所を変えること。力を込めて一生懸命に絞った後、「手が真っ赤になった!」と嬉しそうな表情を浮かべる姿が印象的でした。また、廊下の正しい拭き方や、空き教室を使ったほうきの掃き方も学びました。濡らした新聞紙を撒いてほこりを舞い上げずに掃く方法を実践しました。

 この体験を通じて、掃除の基本を学びながら、日々の清掃への意識も高まったようです。翌日からの掃除時間には、「お天気しぼり」を合言葉に、より丁寧に取り組む様子が見られました。

 全国友の会流山支部の皆様、貴重な学びの機会を提供していただき、ありがとうございました。今回、地域の方と児童が接する良い機会ともなりましたこと、重ねて御礼申し上げます。

 来週の授業参観の際には、1年生みんなで綺麗にした教室や廊下をおうちの方にも、見てもらいたいです。

5・6年生 環境教育特別授業

1月23日(木)本校では5・6年生を対象に、北海道漁業協同組合連合会(北海道ぎょれん)様、パルシステム生活協同組合連合会様、そして生活協同組合パルシステム千葉様をお招きし、環境教育特別授業を行いました。この授業では、海や地球環境の変化について学び、子どもたちが未来の自然環境を守るためにできることを考える良い機会となりました。

北海道ぎょれん様からは、「海の環境を守るための取り組み」として、地球温暖化や森林破壊が海に与える影響について教えていただきました。森・川・海がどのようにつながり、生態系に影響を与えるかを具体的な事例を交えて学び、植樹運動や海洋ゴミ削減の重要性についても深く考えるきっかけとなりました​。

パルシステム千葉様およびパルシステム生活協同組合連合会様の授業では、地球温暖化の仕組みとその影響について学び、「地球の三重の危機」として、気候変動、生物多様性の減少、廃棄物問題が挙げられました。さらに、廃棄物を減らすための「発生抑制」「再利用」「再生利用」の考え方や、パルシステム様が取り組んでいるプラスチック削減やリユース・リサイクル活動についても詳しく教えていただきました​。

この授業は、SDGs(持続可能な開発目標)目標14「海の豊かさを守ろう」や目標15「陸の豊かさを守ろう」に関連しており、子どもたちが環境保護への理解を深め、持続可能な未来への意識を高める貴重な時間となりました。今回の学びを提供してくださった皆様に心より感謝申し上げます。本校では今後も地域や企業と連携し、児童たちが主体的に環境について学べる機会を広げてまいります。

3年生 千葉県立現代産業科学館 LEDミニライトを作ろう

本日、3年生を対象に、電気の学習のまとめとして千葉県現代産業科学館の研究員さんをお招きし、特別授業「LEDライト製作」を行いました。電気の仕組みやLEDライトの構造について学んだ後、実際に組み立てを体験し、身近な科学技術の理解を深める機会となりました。

学芸員さんの分かりやすい説明と実演により、子どもたちは「電気回路」や「エネルギーの変換」について楽しく学びました。完成したLEDライトが光る瞬間、教室は歓声に包まれ、ものづくりの魅力を存分に感じている様子が印象的でした。

本校では、日常生活に関わる科学技術への興味を引き出し、子どもたちの探究心を育むことを大切にしています。こうした官民連携による学びの場は、専門家から直接教わることで、児童にとって特別な経験となっています。

今後も、このような体験型授業を通じ、子どもたちが主体的に学び、興味を広げられる環境づくりに努めていきます。エネルギーや社会環境に興味をもてるような教育に力をいれていますので保護者や地域の皆さまのご支援を、引き続きよろしくお願いいたします。

本日は、午前の3年生特別授業から、午後の科学クラブの活動まで1日お世話になりました。いつもありがとうございます。

5・6年生 筑波大学澤田先生特別授業「生物の生態と私たちの未来」

11月29日(金)筑波大学生命環境系助教の澤田聖人先生をお招きし、5・6年生を対象に「生物の生態」をテーマとした特別講義を実施しました。澤田先生は、生物の生息環境や食物連鎖の重要性、人間活動が自然に与える影響について、動画や写真を活用しながら丁寧に説明してくださいました。子どもたちは、生物多様性を守る大切さに触れながら、自然界の複雑な仕組みに理解を深めていました。

講義の中で澤田先生は、市野谷小学校の自然環境をさらに豊かにするための具体的なアドバイスも提案してくださいました。例えば、校庭の植生を多様化させることで、地域の生物がより暮らしやすい環境を作れることや、児童が主体的に生物観察や環境保護活動に取り組むことで、生物多様性を守る意識が育まれるということを教えて下さいました。

今回の授業は、SDGs目標15「陸の豊かさを守ろう」に関連し、未来の環境保全に向けた学びの場となりました。澤田先生に深く感謝するとともに、今回の知見をもとに、学校全体で生物多様性を高める取り組みを進めてまいります。

5・6年 日本レジストリサービス「インターネットの世界を大冒険!」

11月28日(木)、本校ではJPRS(日本レジストリサービス)様をお招きし、「インターネットの世界を大冒険!」というテーマで出前授業を行いました。この授業では、インターネットの仕組みやドメイン名の役割について楽しく学び、児童たちは日常生活に密接するICT技術への理解を深める貴重な機会を得ました。

授業は、クイズやワークショップ形式を用いて進行。特に「世界各地のドメインを探す」ワークショップでは、「.jp」「.uk」など国ごとのドメインを探し出し、地理や技術の視点が融合した学びに、児童たちの目が輝いていました。また、インターネットの安全な使い方についての具体的なアドバイスもあり、日常生活でのリスク管理やICTリテラシー向上につながりました。

この授業は、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」や目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」と深く結びついています。デジタル技術を通じた教育機会の提供は、児童たちが未来社会を生き抜く力を育む重要な取り組みです。

特別授業を実施してくださったJPRS様に心より感謝申し上げます。これからも官民連携を活用し、子どもたちの持続可能な社会づくりへの理解と参加を促進してまいります。

5・6年生 流山市消防総務課「火災からくらしを守る」

11月22日、本校では流山市消防本部総務課様をお招きし、総合的な学習の時間に防災に関する授業を行いました。授業では、日常生活で防災意識を高める方法や、有事の際を想定した家族での話し合いの重要性、火災発生時の正しい行動について詳しく教えていただきました。

特に、実際の消火器を使った実演は児童たちにとって新鮮な体験で、「火を消すためにはどこを狙えばいいのか」「どうやって安全に使うのか」といった具体的な疑問が次々と挙がり、講師の方に丁寧に答えていただきました。友達に向けて発表する時に使える合言葉「ピノキオ」はとても覚えやすい操作手順でした。

ピ:ピンを抜く。

ノ:ノズルを持つ。

キ:距離を取る。

オ:押す。

また、煙が充満した際の避難方法や、家庭での火災予防のポイントについても教えていただき、児童たちが真剣な表情で聞き入る姿が印象的でした。

今回の学びを通して、児童たちは防災についての理解を深めるとともに、いざという時に自分や家族の命を守る行動が取れるようになりました。児童は、消防士や消防団員はどうすれば増えるかなど、社会課題についても考えている様子でした。これからも地域と連携しながら、児童の安全教育を一層充実させていきたいと考えています。

5・6年生官民連携授業 EXPOスクールキャラバン 

本日、総合的な学習の時間に、電気事業連合会より東京電力様、EXPOスクールキャラバン事務局様をお迎えし、「EXPOスクールキャラバン」を開催しました。 

この授業では、「カーボンニュートラル」についてわかりやすく教えていただき、未来のエネルギーの作り方や使い方について子どもたち自身が考える貴重な時間となりました。

さらに、2025年に開催予定の大阪・関西万博についてのお話も伺い、子どもたちはそのスケールの大きさに感動し、夢を膨らませていました。授業の最後には、多くの質問が飛び交い、エネルギー問題や未来の技術への関心の高さが感じられる場面も見られました。

「EXPOスクールキャラバン」は、内閣官房・国際博覧会推進本部事務局の協力のもと、電気事業連合会として全国14校で開催されており、私たちの学校もその一環として参加することができました。電気事業連合会の皆様に感謝申し上げます。

5・6年生 NEXCO東日本「災害や事故からくらしを守る」

11月21日(木)NEXCO東日本谷和原管理事務所の皆様をお招きし、総合的な学習の一環として「災害や事故への対策」に関する授業を行いました。授業では、高速道路を守る黄色いパトロールカーの役割や、災害や事故の際のNEXCO東日本様の対応について詳しく学びました。

児童たちは、実際に黄色いパトロールカーに乗車する体験を通じて、車両の仕組みや高速道路の安全を守る重要性を肌で感じたようです。また、授業中には次々と手が挙がり、「災害時にどのように対応するのですか?」などの質問が活発に飛び交い、児童たちの興味の深さがうかがえました。

今回の学びを通じて、児童たちは自分たちの暮らしを支える見えない努力と、地域社会の安心・安全に向けた活動の大切さを実感しました。NEXCO東日本様、ご協力いただきありがとうございました。これからも、地域や企業との連携を通じて、子どもたちの学びを広げていきたいと思います。