ほごログ(文化財課ブログ)

タグ:蓄音機

郷土資料館体験ワークショップを開催しました

令和4年12月11日(日)の午前と午後各1回ずつ、郷土資料館体験ワークショップ「からくり屏風を作ろう」を開催しました。

 

今回はリピーターの子が多く、「この前もきた!」「これで4回目!」といった声が聞こえました。気に入ってもらえているようで何よりです♪

 

蓄音機上演

まずは蓄音機でレコード鑑賞から。

およそ130年くらい前の蓄音機で、資料館で動くものは現在この1台しかありません。ワークショップの日だけ特別にお披露目しています。蓄音機の上演は大人の方の参加も大歓迎ですので、ぜひ懐かしい音楽に浸りに来てください。

 

紙芝居朗読

次は「火伏の龍の伝説」という西宝珠花に伝わる伝説の紙芝居です。

米問屋に宿泊させてもらった旅のお坊さんが、お礼にお札を書き、そのお札が米問屋を火事から救ったというお話です。“情けは人の為ならず”という言葉が当てはまるような紙芝居です。

 

そして、おもちゃ作りでは“からくり屏風”を作りました。難しそうなからくりに見えるのですが、意外と複雑な工程はありません。

からくり屏風作り

2枚の板から4枚の絵が現れる不思議さに目を輝かせる子もいました♪

おもちゃが完成

出来上がりをみてみんな嬉しそう!

 

そしてお土産の缶バッジづくり。

小さなお子さんにとっては力のいる作業です。

缶バッジ作り

“うりゃぁ!”と気合の掛け声!

 

本年も体験ワークショップにご参加いただきありがとうございました!

次回は令和5年1月22日(日)に開催予定。おもちゃは「ペーパーローリング」です。

広報誌等でも告知をいたしますのでご確認いただき、ぜひご参加ください!

 

 

【体験ワークショップ】からくり屏風をつくろう!

12月11日(日)に体験ワークショップを開催します。

体験ワークショップでは蓄音機の上演や昔のおもちゃ作りをします。

作る昔のおもちゃは「からくり屏風」です。今回が今年最後のワークショップになります。

 

からくり屏風は2枚の板と、4枚の横長の紙を組み合わせて作る不思議なおもちゃです。

からくり屏風

こちらのパンダの絵を・・・・

 

からくり屏風 回転①

くるりん・・・

 

からくり屏風 回転②

からくり屏風 回転③

からくり屏風 回転④

くるりんくるりん・・・

 

からくり屏風 猫

パッ!!

ネコの絵に大変身!

 

からくり屏風 ペンギン

からくり屏風 羊

さらにくるりんし続けると、ペンギンやヒツジの絵にもなります!

そんな不思議なからくり屏風!いっしょに作ってみませんか♪

 

体験ワークショップは申し込み不要です。おもちゃの材料も用意してあります!

当日の午前10時30分と午後2時からの計2回開催しますので、お時間までに郷土資料館にお越しください!

 

【体験ワークショップ】

日時:令和4年12月11日(日)午前10時30分~・午後2時~

場所:春日部市郷土資料館(春日部市粕壁東3-2-15)

内容:蓄音機の上演

   紙芝居(春日部の昔話)

   昔のおもちゃづくり(からくり屏風)

対象:幼児~小学生(保護者同伴可)、蓄音機の上演は大人のみの参加可

費用:無料

申込:不要(開催時間までに郷土資料館におこしください)

※参加者多数の場合、人数制限をさせていただく場合がございます。当日はマスクを着用いただき、体調が優れない場合は参加をお控えください。

 

郷土資料館体験ワークショップを開催しました

令和4年11月27日(日)の午前と午後各1回ずつ、郷土資料館体験ワークショップ「紙でっぽう・ぶんぶんゴマを作ろう」を開催しました。

 

ワークショップで作成しているおもちゃは現在8種類ほどあり、リピートして来てくれる子も多いのですが、今日は初めて参加の子が多い日でした!

 

蓄音機上演風景

まず初めに蓄音機でレコード鑑賞です。今回は「口笛吹きと子犬」という曲です。テレビCMにも使われている曲で、曲名は知らなくても聴いたらピンとくる人も多いと思います♪

 

紙芝居朗読風景

次は「火事よけ天狗」という秋葉神社の夫婦松に纏わる伝説の紙芝居を朗読しました。

起承転結がわかりやすく、読みやすい紙芝居を探している方にはおすすめですよ!

 

今日作ったおもちゃは2つ。まずは、紙でっぽうからです。

新聞紙など長方形の紙を1枚用意するだけで作れる紙でっぽう。折り方もさほど複雑ではなく、折り紙で遊んだ経験があれば小さな子でも簡単に作れちゃいます!

おもちゃ作り風景

ぶんぶんゴマ作成風景

2つ目はぶんぶんゴマです。

これも作り方は簡単!板に2つ穴をあけ、糸を通して結んだら完成です。糸を引っ張って、緩めるタイミングを見極めることが遊び方のコツ!コツさえ掴めれば永遠に回していられますよ。

 

缶バッジ作り風景

そしてお土産の缶バッジづくり。初めて参加してくれた子は興味津々!

嬉しそうに持ち帰ってくれて、こちらも嬉しくなります♪

 

次回の体験ワークショップは令和4年12月11日(日)に開催予定。おもちゃは「からくり屏風」です。

年内最後のワークショップとなります。2週間という短い間隔での開催となりますが、お時間がありましたらぜひお越しください!

広報誌等でも告知をいたしますので、詳しくはそちらをご確認ください。

 

 

 

【体験ワークショップ】パタパタ(板返し)をつくろう!

10月23日(日)に体験ワークショップを開催します。

体験ワークショップでは蓄音機の上演や昔のおもちゃ作りをします。

今回作る昔のおもちゃは「パタパタ(板返し)」です。

パタパタ(板返し)

 

郷土資料館内にある昔のおもちゃコーナーでも人気の一品です!

子どもの心をがっちり掴むからくりおもちゃ!

持ち手の棒を捻ると、、、

パタパタ1

パタパタ2

パタパタ3

あら不思議!すべての板が裏返しになりました!

普段から希望者にはおもちゃの作り方の説明書をお渡ししているのですが、パタパタのからくりは少し複雑なので、この機会にぜひ一緒に作ってみましょう!

 

申し込み不要、おもちゃの材料も用意してます!

当日の午前10時30分と午後2時からの計2回開催しますので、お時間までに郷土資料館にお越しください!

 

【体験ワークショップ】

日時:令和4年10月23日(日)午前10時30分~・午後2時~

場所:春日部市郷土資料館(春日部市粕壁東3-2-15)

内容:蓄音機の上演

   紙芝居

   昔のおもちゃづくり(パタパタ)

費用:無料

申込:不要(開催時間までに郷土資料館におこしください)

※参加者多数の場合、人数制限をさせていただく場合がございます。当日はマスクを着用いただき、体調が優れない場合は参加をお控えください。

郷土資料館体験ワークショップを開催しました

令和4年8月21日(日)の午前と午後各1回ずつ、郷土資料館体験ワークショップ「ミニ空気砲を作ろう」を開催しました。

 

まずは蓄音機でのレコード鑑賞から。ここ数年は「かっこうのワルツ」を流していたのですが、今日はちょっと趣向を変えて「ミッキーマウスの木琴」にしてみました。

ミッキーマウスマーチとは別の曲ですが、遊園地で流れていそうな陽気な曲です♪

蓄音機上演

蓄音機はレコードの回転速度を変えることで、音を早くしたりゆっくりにしたりできます。音の変化に驚いた子供たちは「もう一回やって!」と嬉しそうでした!

 

紙芝居朗読

次に、春日部の昔話「飯沼の椀貸し伝説」の紙芝居を朗読しました。

食器を貸してほしいという祈りを叶える不思議な沼の伝説。しかし、心無い者が借りた食器を沼に返さなかったため、二度と食器を借りることができなくなってしまったというお話です。

ずっと借りっぱなしのアレコレ、誰しもあるのではないでしょうか?私だけではないはず・・・。ちゃんと返したいものですね!

 

おもちゃ作り

おもちゃはミニ空気砲を作りました!

科学実験などでよく見る空気砲は段ボールを使った大きなサイズのものが多いですが、ペットボトルを使ったミニ空気砲は手軽に持ち帰ってもらえるサイズです♪

おもちゃ遊び

作った空気砲で的あて遊び!目に見えない空気の弾の軌道を読みながら狙います!

現在開催中の企画展示「明治天皇と春日部~巡行・御猟場・梅田ごぼう~」展の中で紹介されている“御猟場での鷹狩り”を模して、空気砲に鷹の絵を貼り、的には獲物となる鳥の絵を貼ってみました。

 

缶バッジ作り缶バッジ

最後に恒例の缶バッジ作り!

缶バッジに使用する絵を的に仕込んでおいたので、自分で狩った獲物(的)を使ってバッジ作りをするというちょっとした狩りの疑似体験にもなったでしょうか。

 

本日もお越しいただき、ありがとうございました!次回の体験ワークショップは令和4年10月に開催予定です。詳しくは広報誌等でご確認ください。

郷土資料館は適宜換気や消毒を行って開館しております。体調に気を付けながら、またぜひお越しください。