ほごログ(文化財課ブログ)

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笑う 小学生の団体見学の感想

郷土資料館では、ご来館いただいた方に「入館票」という簡単なアンケート票をご記入いただいています。
年齢層やお住まいの地区などのほか、展示に関するご感想をご記入いただき、これを集計して、今後の館の運営に役立てることを目的としています。
もちろん、団体で見学に来ていただいた小学校の皆さんにも、学校で感想を書いてもらい、後日提出していただくようにお願いしています。子どもならではの素直な感想に、胸をうたれることもしばしば。
今回は、1月29日に団体見学に来ていただいた幸松小学校3年生の感想を少し紹介させていただきたいと思います。

まずは、印象に残った資料について。
幸松小感想1
現在、企画展示室では、今年度幸松小学校より寄贈いただいた戦後直後の幸松小学校の記録を展示しています。自分の通っている学校から、歴史を身近に感じてもらえましたでしょうか。

次に、全体の感想です。
幸松小感想2

幸松小感想3
「郷土資料館はすごい」と思って、「大切なおもいで」になったのならば、解説冥利につきます。
こちらこそ、ありがとうございます。

最後になりますが、これを読んで、私は思わずうなってしまいました。
幸松小感想4
「いまからの社会・・・」とは、これからの学校で学ぶ社会科という意味かもしれませんが、「未来の社会に活かしていきたい」というようにも読めます。
見学したことを、これからの学習に活かし、さらに未来の社会にも「昔のもの」から学んだことを活かす、立派な大人になっていただければ、これほどうれしいことはありません。

入館票について、何度もご来館いただく方は、「また書くの?」なんておっしゃり、嫌がる方も少なくありませんが、職員一同、ご記入いただいたご感想は真摯に受け止め、よりよい郷土資料館となるよう努めてまいります。厳しいご意見も含め、ご記入のご協力、よろしくお願い申し上げます。