校長室

2015年2月の記事一覧

さらに安全・安心な学校にするために

  今年度の6年生は14日、その他の学年も18日と、学校で活動できる日が、残り少なくなってきました。子ども達は、6年生を送る会や学年のまとめに、真剣に取り組んでいます。
 
 川崎の中学生が、刃物で傷つけられ、大切な命を失うと言う、大変悲しい事件が発生したことは、他人ごとではなく、学校の安全管理や危機意識を見直す、重要なできごとだと受けとめています。

 小学校でも、カッターナイフなど図工で使う機会も多く、子ども達は紙を切ったり、木を削ったりできる便利な道具だという認識で使っています。

 今日の集会では、便利な道具も使い方を誤れば、大変危険な道具になってしまうこと、傘や棒きれ、小さな石ころでさえ、人にむかって振り回したり、投げたりすれば、たいへん危険であることを話しました。

 また、物だけでなく、悪口や脅すような言葉も、人の心を傷つけ、時間がたっても治らないことなど、友達との関わりの中で、許されない行為があることを話しました。

 さらに、もうひとつ、おこずかいの使い方についても話し、むやみに、買ったものを友達にあげたり、もらったりしないようにとの約束をしました。

 最近、高野山小学校でも、おこずかいで買った不要なものを友達にあげて、トラブルの原因になっている出来事がありました。各家庭でも、お金の管理同様、子ども達の持ち物にも、十分注意していただき、トラブルの回避に努めていただきたいと思います。

 学校においても、子ども達の言動を十分把握し、困っている児童の相談には、親身に対応していくことを、全職員で申し合わせ、本年度のまとめに取り組んでいくことを、確認いたしました。

悔しさと成長

 2月7日(土),第11回我孫子市青少年綱引き大会が,市民体育館で開催されました。高野山小学校の5・6年生も大勢参加しました。チームは,学級単位で,6チームが参加しました。

 予選リーグの戦績により,「どんぐりトーナメント」か「決勝トーナメント」に進むことができます。たくさんの保護者の方が応援して下さる中,どのチームも全力で戦うことができました。
 
 出場したチームは,どこも全力で戦います。ちょっとしたタイミングで,勝ったり負けたりします。全力を出し切っても負けてしまうと,子ども達は本当に悔しそうです。でも,すぐに気持ちを切り替え,次の試合を全力で戦う姿は,本当に感動的でした。

 勝った時は,満面の笑顔でハイタッチをする子ども達。負けた時の悔しさを味わっているだけに,喜びもひとしおです。

 「負けるとかわいそう」と思いがちですが,その悔しさを知っているからこそ,「次は,絶対勝ちたい」「勝つと本当に嬉しい」と思えるのです。もちろん,勝ち続けることは大切なことかもしれません。しかし,負けを経験することも,子ども達の成長には必要なことなのです。

 「悔しさ」を生かせる子どもになって欲しいと思います。

合同作品展に行ってきました

 2月を迎え,本年度も残り少なくなってきました。
 節分を過ぎると,暦の上では春の到来ですが,まだまだ寒い日が続きます。最近また,インフルエンザによる欠席も増え,油断できない状況です。
 しかし,子ども達は元気に縄跳びや授業参観での学習成果の発表の練習に取り組んでいます。残りの期間,充実した毎日が過ごせるように,支援をしていきたいと考えています。

 1月30日(金)から2月1日(月)まで,柏ステーションモール8階市民ギャラリーで,特別支援学級の子ども達の作品展が行われています。私も30日の仕事帰りに見に行ってきました。力作がたくさん展示されていていました。どの作品も丁寧で,色鮮やか。子ども達の感性の豊かさに感動しました。細かい作業が施された工作。力強い筆運び。子ども達の個性が生かされ,本当に見ごたえのある作品展でした。

  本日15時まで開催しています。お時間のある方は,ぜひご覧ください。