校長室

悔しさと成長

 2月7日(土),第11回我孫子市青少年綱引き大会が,市民体育館で開催されました。高野山小学校の5・6年生も大勢参加しました。チームは,学級単位で,6チームが参加しました。

 予選リーグの戦績により,「どんぐりトーナメント」か「決勝トーナメント」に進むことができます。たくさんの保護者の方が応援して下さる中,どのチームも全力で戦うことができました。
 
 出場したチームは,どこも全力で戦います。ちょっとしたタイミングで,勝ったり負けたりします。全力を出し切っても負けてしまうと,子ども達は本当に悔しそうです。でも,すぐに気持ちを切り替え,次の試合を全力で戦う姿は,本当に感動的でした。

 勝った時は,満面の笑顔でハイタッチをする子ども達。負けた時の悔しさを味わっているだけに,喜びもひとしおです。

 「負けるとかわいそう」と思いがちですが,その悔しさを知っているからこそ,「次は,絶対勝ちたい」「勝つと本当に嬉しい」と思えるのです。もちろん,勝ち続けることは大切なことかもしれません。しかし,負けを経験することも,子ども達の成長には必要なことなのです。

 「悔しさ」を生かせる子どもになって欲しいと思います。