校長室から(令和4年度)

学習参観日(2日目)

 今日は読み聞かせの日でもありましたので、朝早くからボランティアの皆様が来校して始業前に各教室で朗読を聴かせてくださいました。

 昨日に続いて今日も学習参観日(Bグループ)でした。保護者の皆様には3時間目の授業を参観していただきました。

 今回参観がなかった6年生の昨日の体育の様子です。4つのチームに分かれて校庭でバスケットボールの練習中でした。男女共にみんな上手で、短い練習時間の中で多くのゴールが決まっていました。

学習参観日(1日目)

 今日と明日は1~5年生の学習参観日です。保護者の皆様には3時間目の授業を見ていただきました。

 

  余談ですが、今朝の新聞(千葉日報)で、時計職人を目指す小学校6年生の記事が目にとまりました。デジタル化が進んだこの時代にあって、「古いアナログ時計を修理する職人を目指している小学生」というのが、まるでジブリ映画に出てくるキャラクターのようでしたので、気になって記事元の高知新聞社のネット記事を閲覧してみました。(こちらを参照)

 「好きこそ物の上手なれ」の言葉通り、何気ない小さな興味や好奇心が、やがて大きな知識や技能の習得に繋がっていくこともある、ということがよくわかる事例だと思います(テレビ等でよく見かける「さかなクン」もその一例だと思います)。だからこそ、子どもたちが日常の中で抱く「どうして?」や「おもしろ~い♬」を真剣に受けとめて、それを大事に膨らませてあげることが、我々大人に求められる姿勢だと考えます。この東小も、その姿勢を忘れずに、一人ひとりの小さな興味を大切に育むことができる学校でありたいと思います。

今日の校内風景(3・5年生、他)

 立春が過ぎ、この時期にしては温かい日差しが降り注いでいます。2時間目の5年生の教室では、総合的な学習の授業でSDG'sに関する学習を進めていました。グローバル(地球的規模)な視点で捉えた課題から、学校生活の中で感じた身近な課題まで、発表のテーマは実にさまざまです。それらの課題について、タブレットPCでプレゼンテーションの資料を作成したり、発表用の原稿を校正したり、一人ひとりが担任の指導を受けながら熱心に学習を進めていました。

 同じ2時間目の校庭では、5年生の別の学級が縄跳びの練習に励んでいました。見学したときは、一人ずつ1分間に跳んだ回数を記録しながら、学級の平均値を算出していました。因みにこの日の平均は130回だったそうです。児童たちの話では、(この日ではありませんが)1分間に200回以上跳んだ児童もいたそうです。その後は全員そろって検定の練習をしていました。

 この後、3年生の教室を見てきました。最初の教室では、児童たちが「卒業を祝う会」の装飾に使う文字のボードを作っています。文字の部分に細かく切った折り紙を貼り付けて、とてもカラフルな文字に仕上がっています。「ば」「代」「新」「!」「時」「け」の6文字から思い浮かぶ言葉や文を推測してみると、最終的にどのようなメッセージになるのかおおよそ見当がつきます。

 隣の教室では、同じように「卒業を祝う会」、そして卒業式や入学式までの間に体育館の壁面に掲示する自分たちの似顔絵を描いています。自分の顔を描くのは恥ずかしいだろうな、と余計な心配をしてしまいましたが、どの絵も特徴をよく捉えて描かれています。これならきっと、貼られた後も誰の顔なのかすぐにわかると思います。

 最後に、掃除の時間の様子を少しだけ紹介します。校長室のある2階の廊下や階段は、主に2年生の児童たちが毎日掃除をしてくれるのですが、「こんなところまで」と思うような場所まで丁寧に掃除をしてくれるのでとてもありがたいです。今日も、階段の横面、教室の床タイルの隙間など、ふだん手が行き届かないようなところを掃除してくれていました。廊下を水拭きする児童たちも、毎日とても丁寧に拭いてくれます。また、今日は、5年生の「特別清掃部隊」が2年生の教室の窓ガラスを拭きに来てくれました。

 

卒業が近づいてきました

 6年生の児童たちにとって、小学校に登校する日が今日を含めて残り30日となりました。校内の様子を見て回ると、いろいろな様子から卒業が段々と近づいてきているのを感じます。最初に紹介するのは、今朝の吹奏楽部の様子です。最後の発表会となる卒業コンサートに向けて、6年生部員たちも朝早くから参加して熱心に練習に取り組んでいます。

 今日の3時間目の様子です。2階のいくつかの教室では、2年生の児童たちが小人数のグループに分かれて、原稿の読み合わせ、算数の計算(?)、ピアニカの演奏、ダンス、縄跳びなど、それぞれがとても楽しそうに活動しています。どうやら「6年生の卒業を祝う会」の発表に向けて練習をしているようです。細かい情報が漏れてしまうと2年生の児童たちに申し訳ないので、詳細な説明は割愛します。

 4階に上がる途中で、階段踊り場の6年生の掲示板に「まだ間に合う‼ 卒業までに達成すること」という紙が貼られているのが目に留まりました。一枚ずつ目を通していくと、残り少なくなってきた小学校生活に懸ける一人ひとりの強い想いが伝わってきます。また、昨日投票があった「新児童会役員」の選挙では、4・5年生8名の立候補者全員が信任され、後を託す新たな児童会のメンバーも決まりました。

 4階の図工室では、その6年生の児童たちが今日も卒業記念品の製作に取り組んでいました。写真の児童たちは、昇降口の靴箱や学年掲示板の表示を作ってくれています(「ウッドバーニング」という技法だそうです)。文字だけだと思っていましたが、絵も書き加えてくれています。先日決まった新キャラクターの「クッピー」も早速描いてくれるようです。

 

今日の校内風景(3~6年生)

 今日の2時間目の様子です。3年生の教室では、児童たちが楽しそうに紙粘土細工に取り組んでいました。白い粘土に絵の具を混ぜ、それを手で捏ねてカラフルな粘土を作っています。柔らかくするために最初に白い粘土を手で捏ねている姿が、どうしてもうどんを作っている職人さんのように見えてしまいます。

 4年生の教室では、これまでの生い立ちと今後の人生を「すごろく」で表現する活動をしていました(先日紹介した学級とは別の学級です)。一人ひとりの「ゴール」を見ていくと、児童たちがさまざまな夢や希望を抱いているのがわかります。先日紹介した隣の学級では、すでに完成した「すごろく」が教室の前に掲示されていました。

 5年生の教室は英語の授業中でした。3つの英文でクイズを作る活動に取り組んでいました。けっこう難しい課題だと感じましたが、わからないことを先生に質問をしながらみんな熱心に取り組んでいました。

 6年生の教室では、児童たちが教室と図工室に分かれて卒業前のボランティア活動に取り組んでくれていました(先日紹介した学級とは別の学級です)。どちらの部屋もまるで誰もいないかのように静まり返り、児童たちは一言も喋らずひたすら手だけを動かしていました。これほどの集中力は6年生にしか出せません。

 今日は児童会役員の改選に伴う信任投票が行われました。業間休みと昼休みの時間に、3~6年生の児童が体育館で投票を行いました。票を回収する箱は我孫子市の選挙管理委員会からお借りした本物の投票箱を使用しています。