校長室から(令和4年度)
5・6年生の合同練習
明日の放課後にスプリングコンサートを予定している吹奏楽部の今朝の練習の様子です。6年生部員たちにとって、大きな発表の場としては明日が最後となりますが、来週には3年生の体験入部もあるため、もう少しだけ活動が続きます。
昨日の2時間目、5年生の教室の様子です。図工ではなく算数の授業です。厚紙を切って円柱の展開図を作っています。教室内は静まり返り、ものすごい集中力で誰もが黙々と作業に取り組んでいました。
しばらくして、児童たちの作業を見守っていた担任が、新たな説明を加えるために「ちょっと手を止めて聞いてね。」と言うと、その一言だけで、室内の全員がスパッと作業を中断し、瞬時に担任の方に顔を向け、これから始まる説明を聞き取る態勢を整えました。簡単なことのように思えますが、長い時間をかけて習慣化していかないとなかなか身につかない行動です。これまであまり褒めてあげられませんでしたが、これを日常生活の中でさりげなくできるのが5年生の素晴らしいところだと思っています。
今日の卒業式練習の様子です。2時間目は6年生だけで、3時間目は初めて5年生と一緒に合同練習をしました。6年生全員による呼びかけの言葉を、今日初めて最後まで通して聞かせてもらいました。一人ずつ順番に呼びかけるその言葉の中には、それぞれの気持ちが込められていて、感謝の気持ちをしっかりと伝えて卒業していこう、という6年生の想いが感じられました。
また、座っているときの姿勢や態度にも気を配って練習に臨んでいるのがわかります。最初に教わった姿勢(男子と女子で手の置き方を変えて指導しています)を今日も続けることができています。
今年の卒業式では、3年ぶりに式の中で5・6年生が対面する場面を設けます。正面に見える6年生の姿を手本に、5年生の児童たちも座る姿勢を意識できています。
今年度最後の読み聞かせ
今朝、今年度最終となる「読み聞かせ」を実施して頂きました。コロナ禍で一時途絶えてしまったこの活動ですが、今年度から対面での活動が再開し、多くのボランティアの方にご協力頂きました。今朝もある保護者の方と話題にしたのですが、オンラインや電子書籍でも絵本を読んだり、聞かせたりすることはできるのですが、このようにその場で直に読んでもらうことは、心の安定や成長に繋がる大切な経験になると思います。目の前で次々とページがめくられていく絵本を眺めながら、ゆっくりと読んでもらう声に耳を傾け、想像力を働かせることで感情が刺激され、感じたことを一緒に聴いている大勢の仲間たちと分かち合う。このような機会はとても貴重なものだと考えます。毎回、目を輝かせながら聞き入っている児童たちの姿を見てきて、改めて強くそう感じました。最後になりましたが、これまでご協力くださったボランティアの皆様には心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
昨日の5時間目、2年生の教室前の廊下に机が出ていたので、室内で何をしているのだろうと思い覗いてみると、児童たちが濡らした色紙をお面に貼り付けてオリジナルの仮面(?)を制作していました。そういえば、1年前の今頃も現3年生が同じようなお面を作っていた記憶があります。ベランダに並べられた仮面は、壮観であり少し怖いようにも感じられますが、十分に乾いたら、全員が被った状態でぜひ集合写真を撮りたいと思います。もし実現したら改めてこのページで紹介します。
本日2時間目の4年生の教室です。「ユニバーサルデザイン」について調べたことを発表する資料を作っています。児童たちは、タブレットPCでプレゼンテーションソフトを立ち上げて、慣れた手つきで画像やテキストを次々と入力していきます。すでに同じような学習を何度も積み重ねてきましたので、作り方の手順や細かい操作等をかなり習得できているようでした。
殆どの児童が机上に置いたPCで資料を作成している中で、1つだけ床に広げた模造紙に手書きで文字や絵を書いているグループがありました。なぜそのやり方を選んだのか聞いてみると、「この方が(発表したいことが)伝わりやすいと思うから」という答えが返ってきました。世の中のICT化に伴い、学校でもこれからはPCやタブレット端末を使って学習する方向にどんどん進んでいます。しかし、その流れの中にあっても、自分の頭で考えて「こちらの方がきっと伝わるだろう」と判断し、敢えてこのような手間のかかるやり方を選択したことを大いに支持したいと思います。現に彼らは、他の誰よりも生き生きと楽しそうに資料の作成に取り組んでいました。時間はかかるかもしれませんが、誰が見ても分かりやすい、心のこもった資料がきっと出来上がると思います。
2時間目、6年生が今日も卒業式の練習を頑張っていました。座っているときの姿勢、立ち上がって礼をするときの所作など、緊張感を持って練習に取り組んでいるのが伝わってきました。今日で卒業まで「あと」9日となりましたが、「まだ」9日もあると考え、残り僅かな小学校生活を充実した時間にしてほしいです。
3時間目、1年生の児童たちが、近隣の保育園から来校した園児たちと多目的室で交流会を開きました。いくつかのグループに分かれ、それぞれに1名ずつ園児を招き入れて「昔話かるた」をして楽しみました。初めての小学校に園児たちはやや緊張している様子でしたので、かるた遊びを始める前に、担任が児童たちに「ドキドキしている保育園のお友達のために、キミたちは何をしてあげられる?」と尋ねたところ、一斉に「てかげん~(手加減)」という答えが返ってきました(担任は「できるだけたくさん話しかけてあげる」とか「自分たちから自己紹介をする」という答えを期待していたようです)。にもかかわらず、いざかるた取りが始まると、手加減するどころか、1年生の児童たちの手には勝ち取った札が次々と増えていきます。しかし、しばらくすると、自分が取ったカードを園児にそっと渡してあげたり、自分の目の前にある当たり札をわざと園児に取らせてあげたりする光景が見られるようになり、気がつけばすっかり優しいお兄さん、お姉さんたちに変わっていました。短い時間の交流でしたが、今日1年生の児童たちは、大人への階段をまた一つ昇ることができたようです。
今日の午後、湖北台中学校の3年生が来校し、ボランティア活動として藤棚の枝払いや校内の大きな荷物や備品の整頓を手伝ってくれました。普段なかなか手が回らない仕事が一気に進みましたのでたいへん助かりました。
春の訪れが感じられます
ここ数日はまるで春のような温かい日が続いています。天気予報によれば、今週は連日20度近くまで気温が上がり、週末は5月頃の陽気になるそうです。このため、今年は桜の開花が記録的な早さになるかもしれない、というニュースも耳にしました。本校にも多くの桜の木がありますので、さっそく今朝、校庭周りの桜の木を観察してきました。もしかしたら、来週末の卒業式の日には、咲き始めたばかりの桜の花が卒業生を見送ってくれるかもしれません。
昨日の5時間目、2年生の教室の様子です。「ありがとうをとどけよう!」というテーマで、家の人に手紙を書いていました。日ごろから言動が優しい2年生の児童たちですが、昨日も、自分が生まれたときの写真と、その様子を書き綴ってもらったカードを見ながら、一文ずつ心を込めて鉛筆を走らせていました。
昨日、校外のバレーボールクラブチームに所属している本校の6年生児童が、県大会と関東大会を勝ち上がり、今月末に行われる全国大会に進出することが決まった、という嬉しい報告を聞きました。他の児童たちの励みにもなると思いますので紹介させて頂きます。日本一に向けて健闘を祈りたいと思います。
今日の2時間目、1年生の図工の授業です。白い紙粘土に絵の具で色を付けて好きなものを作っています。動物、乗り物、恐竜、惑星など、どれも個性的な作品ばかりです。個人的な感想ですが、今年の1年生には芸術的なセンスに光るものを感じます。
卒業式の練習が始まりました
先週から卒業式の練習が始まりました。6年生は、小学校での生活が今日を含めてあと10日となりました。その6年生たちの今日の練習の様子です。
2時間目の4年生の様子です。最初の教室では、静かな雰囲気の中で、児童たちが3学期やこの1年を振り返るプリントの記入を進めていました。何人かのプリントをそっと覗いてみると、各項目の欄には「◎」が並び、頑張ったことや印象に残ったことがたくさん書かれていました。
隣の教室は国語の漢字テストの最中でした。4年生は社会科の授業で都道府県の学習をするので、それらの漢字も出題されています。「直径」の「径」の字を「形」と書いている児童が多かったです。
教室内を歩いていると、ある男子児童が「これ、見てくださいよ~。」と言いながら、机の中から1枚のテスト用紙を取り出しました。点数の欄には「64」の数字が書かれています。決して悪い点数だとは思いませんでしたので、「すごいね。64点も取ったんだ。」と声を掛けると、「でも、みんな80点以上取ってるんですよ。ボクやばいですよ~。」との言葉が返ってきました。そこで間違えた箇所の解答欄を再度じっくり見てみると、そこには初めて見るような漢字がいくつも…。でも、どれも惜しい間違いばかりでしたので、もう一度しっかりと復習すれば次回はきっと正しく書けるでしょう。
3時間目、体育館では5年生が卒業式の練習をしていました。5年生は今日が練習初日ですので、座り方や起立のタイミング、礼の作法などについて指導を受けていました。初めて臨む卒業式とあって、どの児童も緊張感を伴って真剣な表情で練習に参加していました。
3時間目、3年生の教室から楽しそうな声が聞こえてきました。中を覗いてみると、児童たちがさまざまな手作りのおもちゃで楽しそうに遊んでいます。
今朝、登校してくる児童たちを昇降口で迎えていると、数名の児童たちから「今日の給食のチキンカツカレー、楽しみだな~!」という声が聞こえてきました。また、午前中に校内を回っているときにも、(こちらから話題にしたわけでもないのに)「今日はカツカレーでしょ。明日は味噌ラーメンでしょ。やったー!」と嬉しそうに話しかけてきた児童がいました。それらの声を聞いていると、月曜日の朝からこれほど給食を楽しみにしている児童が大勢いることが、なぜだかとても嬉しく思えました。
小学校最後の校外学習
昨日、6年生の児童たちが、「卒業記念遠足」を兼ねて埼玉県所沢市にある「西武園ゆうえんち」で校外学習を実施してきました。出発時と到着時、我孫子は小雨が降っていましたが、現地は良い天気で昼頃まではとても温かく、まさに遠足日和の1日でした。予想していた渋滞もそれほど激しくなく、予定より1時間も早く到着できましたので、その分現地で過ごす時間が増えました。平日とあって園内は空いていて、どのアトラクションも並ぶことなく体験できました。卒業前に楽しい思い出をもう一つ増やすことができました。
今日の5時間目、校舎内を歩いていると、3年生教室前の廊下に版画の画板と作品が並べてあるのが目に留まりました。教室内を覗いてみると、すでに多くの児童たちは作品を仕上げ終えた後でしたが、まだ数名の児童が作品を刷っていましたので、その様子を撮ってきました。