5・6年生の合同練習
明日の放課後にスプリングコンサートを予定している吹奏楽部の今朝の練習の様子です。6年生部員たちにとって、大きな発表の場としては明日が最後となりますが、来週には3年生の体験入部もあるため、もう少しだけ活動が続きます。
昨日の2時間目、5年生の教室の様子です。図工ではなく算数の授業です。厚紙を切って円柱の展開図を作っています。教室内は静まり返り、ものすごい集中力で誰もが黙々と作業に取り組んでいました。
しばらくして、児童たちの作業を見守っていた担任が、新たな説明を加えるために「ちょっと手を止めて聞いてね。」と言うと、その一言だけで、室内の全員がスパッと作業を中断し、瞬時に担任の方に顔を向け、これから始まる説明を聞き取る態勢を整えました。簡単なことのように思えますが、長い時間をかけて習慣化していかないとなかなか身につかない行動です。これまであまり褒めてあげられませんでしたが、これを日常生活の中でさりげなくできるのが5年生の素晴らしいところだと思っています。
今日の卒業式練習の様子です。2時間目は6年生だけで、3時間目は初めて5年生と一緒に合同練習をしました。6年生全員による呼びかけの言葉を、今日初めて最後まで通して聞かせてもらいました。一人ずつ順番に呼びかけるその言葉の中には、それぞれの気持ちが込められていて、感謝の気持ちをしっかりと伝えて卒業していこう、という6年生の想いが感じられました。
また、座っているときの姿勢や態度にも気を配って練習に臨んでいるのがわかります。最初に教わった姿勢(男子と女子で手の置き方を変えて指導しています)を今日も続けることができています。
今年の卒業式では、3年ぶりに式の中で5・6年生が対面する場面を設けます。正面に見える6年生の姿を手本に、5年生の児童たちも座る姿勢を意識できています。