校長室から(令和7年度)
保護者全体会あいさつ
4月23日(水)、保護者全体会と学習参観・学級懇談会が行われました。
全体会では、校長挨拶として、以下のようにお話しさせていただきました。
『本日は、ご多用の中、保護者会、授業参観にご出席をいただき、誠にありがとうございます。また、日頃より、本校の教育活動にご理解・ご協力をいただいておりますことに、重ねて感謝申し上げます。
さて、新年度が204名の児童でスタートしてから、およそ3週間が過ぎました。児童たちの学校生活も、だいぶ軌道に乗ってきたようです。本日は、令和7年度のスタートにあたり、2点お話しさせていただきたいと思います。
まず、1点目は、学校経営についてです。資料3ページをご覧ください。
学校目標を、「活力のある学校」「精一杯遊び、学び、互いのことを考え思いやることができる子どもの育成」とし、本校の合い言葉「ひ」、「人を励まし応援」、「が」、「ガンガン挨拶」、「し」、「静かに話を聴く」を児童とともに共有し、学校目標の達成に努めているところです。
そして、「目指す児童像」として、記載の4点を掲げました。本校の児童は、人に対して優しく、たいへん素直で、明るい児童たちですが、さらに大きな目標に向かって挑戦する逞しさがやや足りないと感じています。また、活動に対しても受け身になりやすい傾向もあるように思います。そこで、目指す児童像の(2)と(3)にあるように、児童が進んで物事に挑戦し、障壁を乗り越える逞しさが持てるよう、教職員が具体的な目標や道のりを示し、励ましの声をかけながら、児童と共に成長する学校づくりができるように努力したいと思います。そのためにも、児童が「先生、あのね」と言ってきたときは、いつ、どこでも、最優先で時間を作って対応できる教職員集団でありたいと思っています。
2点目は、私から保護者の皆様へのお願いです。
子どもたちのことを幸せにしたいという根底にある目的と熱い気持ちは、私たち教員も保護者も同じです。だから、意見や納得のいかないことがあれば、遠慮なく学校に聞いてください。ただ、家で学校の先生のことを子どもに直接、悪く言うことは、おやめください。もし、子どもが学校の先生のことを嫌いになってしまったら、子どもは毎日、嫌いな人に会いに行くことになってしまいます。そうなると、子どもが学校を嫌いになってしまいます。最終的な目的は同じです。ただ、納得いかないこともあるかと思います。そんなときは遠慮なく学校にお尋ねください。直接話をすれば、「先生が言いたいことは、そういうことだったのですね。」と、すぐに解決することが、案外多いのです。宜しくお願いいたします。』
当日は、雨の中でしたが、たくさんの保護者の皆様にご出席をいただきました。子どもたちも、いつもと違った雰囲気の中での授業で、緊張した様子も見られましたが、一生懸命に頑張っている姿を保護者の方に見てもらうことができました。
年度始めの何かとお忙しい折ですが、ご来校、本当にありがとうございました。
新年度を迎えて
令和5年度に着任し、3年目を迎えました、校長の石塚浩です。
保護者や地域の皆様には、いつも温かく学校の教育活動を見守っていいただき、たいへん感謝しております。今年度も教職員が一丸となって、子どもたちにとって学校が、安全で安心できる場となるように取り組んでいく所存です。
さて、4月8日に始業式、10日に新入生30名を迎え、全校児童204名で令和7年度がスタートしました。学校教育目標「活力のある学校」の達成に向けて、「精一杯遊び、学び、互いのことを考え、思いやることのできる子どもの育成」に努めたいと思っております。また、東っ子の合い言葉、ひ(ひとを励まし応援)・が(がんがん挨拶)・し(しずかに聴く)をいつでも念頭におき、子どもたちと共に伸びることができ、昨年よりも一歩でも前進した学校になるようにしたいと考えています。
本年度も保護者や地域の皆様の変わらぬご理解、ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
令和7年4月11日
我孫子市立湖北台東小学校長
石塚 浩