令和4年度修了式

 今日は今年度最後の登校日。朝早くから元気なあいさつの声が聞こえてきました。今朝は湿度が高く、廊下や昇降口が結露でたいへん滑りやすくなっていました。すると、ありがたいことに登校した5年生の児童たちが、職員と共に昇降口の床を拭いてくれました。

 2階に上がると、ここでも5年生の児童たちが、1・2年生の教室や職員室の窓ガラスを拭いてくれていました。その姿を見て、2年生の児童たちも一緒になって手伝いをしていました。この1年間、学年の目標としてきた「率先垂範」をまさに日々実践し、このような活動に献身的に取り組んでくれた5年生の児童たちには感謝の気持ちでいっぱいです。これほどまでに頼もしい5年生がいてくれるので、東小は来年度も安心です。

 1時間目に体育館で修了式を行い、各学年の代表児童に修了証書を手渡しました。

 私からは、各学年ごとにスライド写真を見せながら、この1年間を振り返って話をしました。

 最後に、生徒指導担当職員が春休みの過ごし方について話をしました。

 修了式に続いて辞校式を行いました。年度末人事異動により、今月で本校を転出する職員を紹介しました。卒業した6年生も大勢来てくれました。

 式後の学級活動の様子です。担任から通知表と修了証書が一人ひとりに渡されました。

 最後になりましたが、私も4月より他校に異動することになり、今日の辞校式で他の10名の職員と共に児童たちにお別れの挨拶をさせてもらいました。

 3年前の4月、この東小に着任したときは、コロナ禍による臨時休校で2カ月近くも児童が登校しない日々が続きました。再開後も、学校行事の中止や縮小などにより、保護者の皆様が学校の様子を直に観る機会がまったく無くなってしまいましたので、学校に戻ってきた児童たちの頑張っている姿を少しでも届けることができればと思い、このページを通して児童たちが活動する様子を紹介してきました。

 しばらくして、ある保護者の方から、ご主人が仕事帰りの電車の中で、毎日このページを見ることをとても楽しみにしている、という話を伺いました。私も、東小に着任する前は電車通勤をしており、同じように、帰りの電車の中で本を読んだりスマホでニュース記事を閲覧したりして過ごす時間が、束の間の心安らぐひと時になりましたので、その言葉がたいへん嬉しく、また大きな励みになりました。

 それ以来、そのお父さんが電車の中で楽しく見てくださっている姿をいつも想像しながら、今日まで更新を続けることができました。それでも、伝えきれなかった児童たちの雄姿や笑顔がまだまだたくさんありましたので、次年度は、学校でその様子を直接観る機会が更に増えることを願っています。そして、この3年間、児童たちも含めて多くの方にご覧いただいたことを心より感謝いたします。ありがとうございました。