2021年12月の記事一覧

2学期の終業式

 今日は今学期の最終日、そして2021年最後の登校日でもありましたので、1時間目に体育館で終業式を行いました。式の前に、防火ポスター展覧会入賞者、先日実施した持久走大会の各学年優勝者、先週の陸上競技記録会出場選手の表彰を行いました。

(防火ポスター入賞者)

(持久走大会各学年優勝者)

(湖北地区3校合同陸上競技記録会出場選手)

 式の中では、各学年の代表児童が、今学期を振り返った作文を発表しました。運動会やメロディフェスティバル、修学旅行などの学校行事を通じて、たくさんの思い出ができたことや大きく成長できたことを、自分の言葉で堂々と述べることができました。

 式の後は、各教室で今学期の通知表を学級担任から受け取りました。最初に1年生の教室を見学に行ってきました。学級の人数が本校でいちばん多い1年生は、一人ずつ面談をしながら通知表を渡すのにとても時間がかかります。近ごろ成長著しい1年生の児童たちは、自分の順番を待っている間に、読書をしたり、絵をかいたり、タブレット学習や漢字の練習を進めたり、折り紙や紙粘土で自由に作品を作ったり、大人しく自分の順番を待っています。その様子を見ながら教室内を歩いていると、「これあげるよ」と言って折り紙の作品をくれた児童もいました。周りの人や友達にとても優しくできることも今年の1年生のすばらしいところです。

 2~6年生の様子です。各教室をランダムに回り、たまたまその場にいた児童の様子を撮ってきましたので、学年や学級の順番はバラバラですが、どの児童も担任の先生の言葉を真剣な表情で聴いていました。

 

 帰りの会が終わった後、昇降口で下校する児童たちを見送っていると、「2学期はありがとうございました。」「3学期もよろしくお願いします!」「よいお年を!」と言葉を掛けてくる児童が大勢いました。しかも、上級生ばかりではなく、1~3年生の児童たちの中にもこのようにしっかりと挨拶ができる児童が増えてきました。勉強やスポーツも大切ですが、このように日常のマナーや挨拶、言葉かけがさりげなくできる児童をこれからも育てていきたいと思います。

 今年1年、当HPをご覧いただきありがとうございました。3学期が始まる1月7日よりこのページも更新を再開しますので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。皆様も良いお年をお迎えください。

      

4年生書き初め練習

 今日は4年生が1・2時間目に体育館で書き初めの練習をしました。昨日の3年生と比べると、やはり1つ年上のお兄さんお姉さんたちなので、館内に程よい緊張感が漂っていて、真剣に筆を走らせるその姿から、少しでも良い字を書きたいという気持ちが伝わってきます。今年の4年生の題字は「春がすみ」です。個人的にはこの4年生の題字が一番難しそうだなと感じました。平仮名が3文字もあるので全体のバランスを考えながら書くのがコツなようです。しかし、練習の様子を見ていると、唯一の漢字である最初の「春」の字に集中しすぎてしまい、「春」を書き上げたときにはすでに長い半紙の半分近くを使ってしまった児童もいました。今日の授業では、何事も「バランス」が大切であることを学ぶ良い機会にもなりました。

 体育館から戻る途中、1年生の教室前を通りがかると、中から元気な声が聞こえてきました。クリスマスムード漂う扉の窓から中を覗くと、児童たちが机や椅子をひっくり返して大掃除をしています。自分が今まで使ってきた机や椅子をきれいに掃除して気持ちよく新年や3学期を迎えるために、みんな心を込めて一生懸命に机や椅子を磨いていました。

3年生書き初め練習

 今日の1・2時間目に、体育館で3年生が書き初めの授業を行い、5・6年生と同じように毎年指導をお願いしている講師の先生から一文字ずつ書き方について教わりました。3年生にとって、学校で書き初めの練習をするのはこれが初めてで、今年のお題である「なの花」をみんなで一緒に練習しました。

 1時間目に校庭で4年生が体育の授業を行っていました。昨日の5年生と同じ「キックベースボール」です。しばらく見ていましたが、この学級の各チームは、少ない人数ながら個人の動きがとても良く、作戦がしっかりと練られているようで協力して次々とアウトをとっていきます。そのため、ゲーム展開がとても早く、見ていてキックベース競技の面白さを感じることができました。

 

今年の三大ニュース

 2学期最後の週となりました。今朝は冷え込みが厳しく、登校してくる児童たちが次々と「そこの水たまりに氷ができているよ!」と報告していきました。見に行ってみると、けっこう厚めの氷が張っていましたが、すでに児童たちに踏まれた後でしたので、ご覧の通り粉々になっていました。

 先週金曜日の5時間目に、3年生の学級で「今年の三大ニュース」の発表会がありました。3年生で学習するローマ字の学習の一環で、ローマ字入力でプレゼンテーションファイルを作成して一人ずつ発表する学習活動です。もう一つの学級でも同様の発表会がありましたが、残念ながら出張のため参観できませんでしたので、1クラスのみの紹介となります。

  今日の3時間目に、校庭で2年生が合同でレクレーションを楽しんでいました。ドロケイ(泥刑)、ドッヂボール、達磨さんが転んだ、の3本立てだそうです。朝よりも日差しが温かくて風もないので、外で活動するには丁度良い陽気でした。

 校庭の反対側では、5年生が体育の授業をしていました。種目は「キックベースボール」です。私の世代にとっては懐かしい競技です。子どもの頃、学校が終わった後で空き地(今ではこの言葉もすっかり聞かなくなりましたが)に集まって、よくキックベースをして遊びました。バットなどの道具がなくてもボールさえあれば気軽にできるので、とても身近な遊びでした。

湖北地区小学校3校合同陸上競技記録会

 本日は土曜日ですが、本校の校庭で湖北地区にある3つの小学校6年生が参加して陸上競技の記録会を開催しました。今年度も市内陸上大会が中止になってしまいましたので、これまで頑張って練習を続けてきた6年生の陸上部員のために、昨年度に引き続き3校の職員が協力してこの記録会の準備を進めてきました。天気は良かったものの、気温が低く冷たい風が吹いていてあまり良いコンディションではありませんでしたが、本校から参加した14名の6年生は、楽しみながらも全力で競技に挑み、中には自己ベストの記録を出した選手もいました。

    

2学期最後のクラブと給食

 清水寺で発表された恒例の今年の漢字は「金」でしたが、階段踊り場の5年生の掲示版にも、児童たちが作成した今年1年を振り返った漢字が貼られています。見たところ、挑戦の「挑」の字が多いようです。今年何か新しいことに挑んだ経験が強く思い出に残った児童がきっと多かったのでしょう。来年も勇気あるチャレンジをぜひ続けてほしいです。

 1年生の教室前には、先日の持久走大会の絵日記が飾られています。1年生は、振り返りや思い出を掲示物にするのがとても早く、今回も大会当日の午後にはすでに掲示されていました。

 昨日の6時間目に、4~6年生は今学期最後のクラブの授業がありました。この時間は、学年を越えた同好の仲間と好きなことに集中できる時間とあって、普段の授業とはまた別の表情を見せてくれます。

 今日は2学期最後の給食です。数日前から、「金曜日の給食が楽しみ ♪」という声を多くの児童たちから聞きました。その理由は「ローストチキン」と「クリスマスケーキ」です。そこで、今日は2年生の配膳と1年生の食事の様子を見てきましたので紹介します。

 給食後の昼休みに3名の3年生が校長室にやって来ました。「どうしたの?」と聞くと、「2学期のお礼を言いに来ました!」という言葉が返ってきました。そして、3人で声をそろえて「今学期もお世話になりありがとうございました。」とたいへん丁寧なお礼の言葉をくれました。突然の出来事でしたが、心がジーンと温かくなりました。先生に言われたからではなく、自分たちで考えて始めた行動だそうです(ここに来る前も給食室に行ってお礼を伝えてきたそうです)。

「東っ子ゲームコーナー」開店

 まず最初に、昨日の6時間目の話題からお伝えします。4階を歩いていると、図工室で4年生が楽しそうに版画の作品作りに取り組んでいる姿を見かけました。中に入ると、児童たちから「写真撮らないんですか?」と言われましたので、リクエストに応えてその様子を撮ってきました。どの児童もすごく一生懸命に頑張っていて思わずたくさん撮ってしまいましたので、少し多めに紹介します。

 今日の4時間目、体育館で「東っ子ゲームコーナー」が開催されました。これは、2年生が1年生を招待して、一人ひとりが手作りのおもちゃで遊べるお店を開き、遊んでくれた1年生に得点に応じて景品をあげる、という楽しいイベントです。この日のために2年生は何日もかけて準備をしてきました。自分たちの手でゼロからおもちゃと景品を作り、多目的室を使ってお店を運営するリハーサルまで行いました。こうして迎えた今日の本番では、両手にたくさんの景品を抱えた1年生が楽しそうに遊び回る光景が見られました。

 1年生は最近、うれしい、楽しい、という気持ちを積極的に言葉や動作で表現できるようになってきました。それがとても大きな成長だと担任が先日嬉しそうに話していました。また、今日は2年生の児童たちのすばらしい「おもてなし」にも感心しました。遊びに来た1年生に対し、優しく丁寧にやり方を説明し、うまくできないときは自らやっみ見せて、1年生が少しでも楽しめるように、と心を込めて接していました。わずか1歳しか違わないのに、その立派なお兄さんお姉さんぶりには驚くばかりでした。終了時に「今日楽しかった人?」と聞かれて、全員が笑顔で手を挙げていた1年生の姿と、それを嬉しそうに見つめていた2年生の満足そうな表情がとても心に残りました。

 

2学期最後の「もみじ交流」

 昨日の5・6時間目、体育館で5年生が書初めの練習をしました。先日の6年生に続いて、毎年教えに来てくださる同じ講師の先生から指導を受けました。今年の5年生の題字は「雪わり草」です。一文字ずつ講師の先生が書き方のコツを教えてくださり、それを受けて練習していきます。最初の「雪」という字をどうしても大きく書いてしまい、後に続く字を書くスペースが足りなくなってしまう児童が多かったようです。

 今日の3時間目に、小学校の教員を目指している川村学園大学の学生さんが、本校6年生の道徳の授業を見学しました。先日来校した同大学の学生さんたちとは別の方々でした。本時の教材は「手品師」というお話です。夢を追うことを優先するのか、男の子との約束を守ることを選ぶのか、主人公の心情に触れながら考える学習活動です。

 今日の昼休み、今学期最後の「もみじ交流」を行いました。昨日とは違って日差しが温かく、校庭から見上げる青空がとてもきれいで、外にいるのがたいへん気持ちよく感じられました。

2年ぶりの持久走大会

 本日、湖北台中央公園をお借りして持久走大会を行いました。昨年度は感染防止のため中止となりましたので、2年ぶりの開催となります。朝の天気予報では、今日はこの冬一番の寒さで昼前後から雨が降るとのことで、無事大会が開けるのか心配でしたが、幸い昨日のような冷たい風もなく、雨が降る前に全ての競技を終えることができました。

 児童たちの様子を見ていると、思い通りのレースができた児童もいれば、自分が目標としていた順位に入れなくて悔しい表情をしている児童もいました。しかし、本日登校した児童全員が競技に参加し、一人も途中棄権することなく全員が完走を果たしたことが、我々職員にとっては何よりも嬉しい結果であり、改めて本校の児童たちを誇りに思いました。また、運営や片づけをお手伝いくださったPTAの皆様、観戦に来ていただいた多くの保護者の皆様にも感謝申し上げます。ありがとうございました。

(1年生)

(2年生)

(3年生)

(4年生)

(5年生)

(6年生)

 最後に、少し気になったことを付け加えておきます。今回の持久走大会について児童たちと交わした会話の中で、「優勝すると~円もらえる」、「〇位以内に入ると~を買ってもらえる」という話をいくつか聞きました。頑張った結果に対して後からご褒美を貰えるのは児童にとって嬉しいことだと思います。しかし、事前にお金や物を与えることを条件に目標を持たせることには正直疑問を感じました。報酬や対価がないと努力しない姿勢が気づかないうちに身についてしまうかもしれません。結果にこだわるあまり、そこに至るまでの過程を疎かにしてしまうかもしれません。他人に対しても、結果のみで判断し、その人の努力に共感できる心を失ってしまうかもしれません。結果の伴わない努力を否定する考え方に陥ってしまうかもしれません。各ご家庭の考え方があるとは思いますが、長い目で見て本当に本人のためになるのか、今一度考えていただければと思います。

5年生「夢の教室」

 本日、本校の5年生が、JFA(日本フットボール協会)が実施している「夢の教室」の授業を受けました。我孫子市はこのプロジェクトに2016年より参加していて、今年度は本校に順番が回ってきました。

 

(JFAホームページより)

 

 今日の3・4時間目に5年1組で、5・6時間目に2組でこの授業を実施しました。数多くいらっしゃる「夢先生」の中で、本日本校の授業を担当してくださるのは、縄跳び競技の第一人者である「生山ヒジキ」先生です。テレビ等のメディアにも出演する機会が多いそうで、Eテレの体育の教育番組(児童たちの間では有名な番組らしいです)や、先日は朝の情報番組「ZIP」にも出演したそうです。

(JFAホームページより)

   

  (参考)現在では保有する世界記録は11個に増え、あのイチロー選手を抜いたそうです。

 

 本来であれば、講師の方が来校し、体育館で一緒に活動しながら学ぶことができるのですが、本日はZOOMを使ってオンライン形式で講話を聴くことが中心となりました。それでも、スタジオにいらっしゃる生山先生とリアルタイムで交流もできて、とても楽しい時間となりました。

 講義では、生山先生が、ご自身のこれまでの人生で努力したこと、挫折を味わたことなどを、時折ユーモアを交えながら熱く語ってくださいました。児童たちが少しでも理解できるように、言葉を選びながらわかり易く説明してくださった点も印象に残りました。飾らない素直な言葉で伝えてくださった生山先生の思いは、児童たちの心に確実に届いたと思います。お話の中で最後におっしゃっていた「好きなことを見つけて、それを一生懸命に続けていけば、夢を叶えるチャンスがたくさん訪れる」という助言と、「好きは武器」という言葉は、児童たちの未来への道標になりました。

 最後に、こっそりと撮らせてもらった児童たちの「夢シート」を、ほんの一部ですが紹介します。このシートは生山先生に送られ、先生の返信メッセージとサインが添えられて後日戻ってくる予定です。なお、生山先生の縄跳びの動画がYouTubeで視聴できるそうですので、ぜひご覧になってみてください。