校長室から(令和5年度)

1年間を終えて

 本日の修了式も終わり、令和5年度もお陰様で無事終了しました。

 私にとっては、昨年4月、東小学校の子どもたちに温かく迎えられて、あっという間の1年間でした。私は、中学校での勤務が長く、しかも新米校長としての赴任、期待よりも不安の多い中でのスタートでした。しかし、素直で明るい「東っ子」たちとの毎日がとても楽しく、いつしか不安はなくなり、充実した毎日が送ることができました。そして、子どもたちの様々な活動を通して「東っ子」の良いところをたくさん発見することもできました。教室や校庭で、元気いっぱいに目を輝かせ学習や活動に取り組む「東っ子」たち、そんな児童一人ひとりに感謝の気持ちでいっぱいです。また、子どもたちを支え学校教育活動にご理解とご協力いただいた保護者や地域の皆様にもたいへん感謝したいと思います。本当に1年間ありがとうございました。

 もうすぐ、令和6年度が始まろうとしています。新しい先生方を加え、より一層パワーアップして、今以上の素敵な学校になるように頑張りたいと思います。  ご理解とご協力をこれからもお願いいたします。 

   

                                 令和6年3月22日

                                  湖北台東小学校長   

                                      石塚 浩  

 

 

6年生の校外学習(東武動物公園)

 2月19日(月)6年生の校外学習が行われました。

 小学校最後の校外学習は、児童たちの「卒業記念遠足」を兼ねて、東武動物公園にいってきました。月曜なので渋滞を予想していましたが、柏インターを過ぎるとそれほどの混雑もなく、予定通りに現地につきました。天候は、曇りでしたがそれほど寒くもなく、時折晴れ間も顔を覗かせていました。平日ということもあって、園内はどこも空いていて、アトラクションも待ち時間もなく体験でき、展示されている動物たちもじっくり見学することもできました。園内でのグループは、がんがん絶叫グループやのんびりゆったりグループなど、児童のニーズで構成されたメンバーとなっていて、作成していた計画に従って自分たちにあった楽しみ方をしていました。昼食も一斉にとるのではなく、11:30~12:30の間にグループごとに指定された場所ですまし、10:20の入園から14:25の集合までの時間をフル活用し、アトラクションを巡ったり、展示された動物たちを眺めたり、と思い思いの時間を過ごしていました。

 学校では常にリーダーとして頑張ってきた6年生。運動会や修学旅行、メロディーフェスティバルなどの学校行事とは違った、卒業前の貴重な時間に友達との楽しい時間を過ごせ、学校では得られない思い出の1ページが増えました。

 

 

   
         
   
         
         
   
         
   
         

 

 

 

  

3年生の校外学習(房総のむら)

 1月24日(水)3年生の校外学習が行われました。

 今回は体験型の博物館、房総のむらへ行ってきました。

 学校から房総のむらまでの距離が近いこともあって、今回のバスの中でのレクはなかったですが、いつもの教室のように楽しい会話をしながらバスの中で過ごし、予定通りに房総のむらに到着しました。

 到着後、房総のむらの概略説明を受けました。説明では房総のむらの敷地面積がディズニーランドとほぼ同様ということに児童は驚いていました。最初に見学したのは、上総の農家を復元した展示場でした。ここでは、全員で博物館の方から昔のくらしや昔の家屋についてレクチャーを受けました。児童たちも写真では見たことのある茅葺の屋根やかまど、水がめなどの実物を目の前にしての話はとても興味を惹いたようで、目を輝かせて話を聞いていました。

 午前中はこの他に2つの活動がありました。1つ目はグループ活動でワークシートにある問題の答えを見つける活動です。どのグループも協力している様子が見られました。2つ目は、千代紙ろうそくづくりの体験です。こちらは、単にろうそくを作るだけでなく、人類と火の歴史の話からはじまり、ろうそくについて簡単な実験も交えていただいたので、話を聞いている児童からも歓声が上がるなど、素晴らしい体験となりました。そして、どの児童も完成したオリジナルの千代紙ろうそくを大事そうにリュックにしまう姿が印象に残りました。

 仲良く昼食を食べた後の午後も2つの活動がありました。1つ目はグループ活動の続きです。広範囲を調べなければならない課題だったので、様々な展示場や展示物を巡るために走り回って頑張っているグループもありました。2つ目は、昔遊び体験です。竹馬、コマ、おはじき、お手玉、将棋崩し、坊主めくりの6つのグループに分かれ、それぞれ順番に体験していきました。特に竹馬は初めての児童が多かったようで、苦戦する人は続出でしたが、時間一杯上手になろうと一生懸命に練習し、数歩進むことができるようになった児童もいました。

 今回の校外学習では、昔のくらしをテーマに学校で学習した内容を検証することを中心に、たくさんの昔の生活を知ることができました。お弁当作りなど、保護者のみなさまの校外学習へのご協力ありがとうございました。

 

 

     
 ▲上総の農家での見学            

 

   

     
             
     
 ▲千代紙ろうそく作り            

 

 

     
             
       
  ▲昔遊び体験            

 

  

 ▲昔の街並みをバックに全員で記念撮影

 

 

 

 

 

 

3年生の校外学習(カンドゥー)

 12月14日(木)3年生の校外学習が行われました。

 今回は総合的な学習の時間のキャリア学習の一環として、幕張にある仕事体験テーマパーク「カンドゥー」へ行きました。

 行きのバスの中では、初めてのバスレクにチャレンジしました。レク係が、準備をしたなぞなぞでは、ひねりをきかせたものが多く、珍回答も出てバスの中を大いに盛り上げました。また、事前に音声を録音した私は誰でしょう?クイズでは、普段聞きなれているはずの声なのにとっても難解で、声色をうまく変えていた児童もいて、解答が出る度に驚きの声が上がるほど、充実したレクが展開されました。このようにバスの中では楽しく過ごし、具合の悪くなる児童もなく、ほぼ予定通りにカンドゥーに到着しました。

 カンドゥーでは、弁護士、パイロット、キャビンアテンダント、消防士、銀だこ職人、おもちゃ研究員、おかしクリエーター、eスポーツ体験、ポケモンセンタースタッフ、ヘアスタイリスト、…など多様な職種が用意されていて、到着後すぐにお仕事予約機で体験する職業を予約しました。今回カンドゥー内では個人行動でしたので、希望の職業の予約が取れなかった場合や予約までの時間が空いた場合でも、すぐに他の体験を入れることができました。また、昼食は12:00~12:30の間に各自でとることになっていて、児童は、10:30~14:00の間をフルに活用して、たくさんの仕事体験をすることができました。さらに、仕事体験で得たカッチン(仮想紙幣)を使って、カッチンショップで買い物を楽しむことができ、経済の仕組みを垣間見ることもできました。

 帰りのバスの中では、体験の感想を一人ひとりが述べ、学習の成果のまとめを行いました。

 今回の校外学習では、お仕事の疑似体験を通じて、たくさんの仕事について学ぶことができました。また、カッチンショップの商品の値段がちょっぴり高く、なかなか自由に商品を選べなかったようで、お金を稼ぐことの難しさも味わったようです。

 最後になりましたが、朝早くからお見送り、そして到着時にはお出迎えとお骨折りいただいた保護者の皆様、校外学習へのご協力ありがとうございました。

 

 

▲警察官

 

▲カフェ店長 ▲ヘアスタイリスト

▲アナウンサー

 

▲ダンサー ▲ユーチューバー

▲スペースセンタークルー

 

▲おかしクリエーター ▲アイスクリームメーカー
▲レーシングドライバー ▲銀だこ職人 ▲科学者

 

メロディーフェスティバルを終えて

 11月18日(土)にメロディーフェスティバルが行われ、学年ごとに合奏と合唱の発表が行われました。

 

 1年生は、はじめてのメロディーフェスティバルでしたが、とっても元気な歌声でした。合奏も練習の成果がよく出ていて、素晴らしかったです。

 2年生は、口を大きく開けてたくさんの息を吸って、明るい表情でとっても楽しそうな歌声でした。合奏もひとりひとりがしっかり演奏できていて、温かい気持で一杯になりました。

 3年生は、音楽で初めて学習したリコーダーと木琴、鉄琴、パーカッションの合奏、とても息が合っていました。合唱も、普段から明るい3年生らしい雰囲気が伝わり、手拍子などの振り付けも取り入れ、見ていてとても元気を貰えました。

 4年生の合奏は、とてもリズミカルで、たいへん楽しい気持ちになりました。合唱は、一人一人が歌詞の意味を考えて歌っていて、高学年の仲間入りを感じる、すてきな合唱でした。

 5年生は、メロディーフェスティバル初めてのオカリナ演奏を披露しました。新しく取り組んだ楽器なので、マスターするのも大変だったと思いますが、心のこもった優しい音色は、心が安らぎました。合唱も気持ちがこもっていて、たいへん良かったです。

 6年生の合奏では、一人一人が、一音一音を丁寧にしていて、美しい音を響かせていました。ドイツ語での合唱もあり、すごかったです。『大切なもの』の合唱も最高学年にふさわしい声量で、ハーモニーの響きがすごかったです。さすが、6年生です。感動しました。

 

 このようなすばらしい発表ができたのも、毎日児童がみんなで協力した成果だと思います。この歌声活動の成果を今後の学校生活に生かし、全校の児童が、お互いの気持ちを考えながら、これからも仲間と心を一つにして、いろいろなことにチャレンジしてけるよう、教職員一同、努力していきたいと思います。

 

 最後に、お忙しい中、子どもたちの発表をお聞き、多くの拍手をいただいたご来校の保護者の皆様、地域の皆様、心より感謝いたします。本当にありがとうございました。