校長室から(令和6年度)
1年間を終えて
本日の修了式も終わり、令和6年度もお陰様で無事終了しました。
今年度も素直で明るい東っ子たちとの毎日がとても楽しく、幸せを感じる毎日を送ることができました。東っ子たちは、「ひ(ひとを励まし応援)・が(がんがん挨拶)・し(しずかに聴く)」の合い言葉を常に心掛けていて、お互いが共に伸びて行こうとする雰囲気があり、日々の活動も充実していたと思います。特に、運動会やメロディーフェステバルなどの行事を経るごとに、子どもたちの成長が感じられ、たいへんうれしく思いました。これも、子どもたちを支え学校教育活動へのご理解とご協力いただいた保護者や地域の皆様のお力あってのものとたいへん感謝しています。本当に1年間ありがとうございました。
もうすぐ、令和7年度が始まろうとしています。新しい先生方を加え、より一層パワーアップして、これまで以上に学校教育目標「活力ある学校」に近づけるよう頑張りたいと思います。ご理解とご協力をこれからもお願いいたします。
令和7年3月24日
我孫子市立湖北台東小学校長
石塚 浩
卒業を祝う会
2月28日金曜日、6年生を送る会がありました。
1年生から5年生は、スローガンの「今までの感謝を届けて ありがとう」のもと、6年生へ感謝の気持ちを込めた発表をするために、たくさんの練習をしてきました。当日は、寸劇や歌、呼びかけなどの形をとり、順に、3年生「感謝~3年生からの贈り物~」、2年生「あのね6年生は」、4年生「はらぺこあおむし(英語劇)」、1年生「おおきなかぶのプレゼント」、5年生「カツオの卒業物語」を、どの学年も見ていて大変温かい気持ちになる発表ができていて、大変すばらしいと思いました。また、6年生からもお返しとして、各クラスに雑巾と、寸劇と歌の贈り物をいただきました。こちらの発表も、「さすが6年生」と思う演技と歌声に胸が熱くなりました。
さて、6年生は、あと2週間で6年間の小学校生活が終わります。この6年間には、たくさんの思い出ができ、大きく成長したことと思います。4月から中学生となりますが、その前の卒業式、教職員一同全力で送り出したいと思います。保護者や地域の皆様、これからも学校教育活動にご理解ご協力、よろしくお願いいたします。
3年生校外学習(房総の村)
1月28日(火)、体験型の博物館、「房総のむら」へ3年生が行ってきました。
この日は、一週間前から天気予報をチェックしていたのですが、常に雨マークが付く、心配な予報が続いていました。しかし、子どもたちの素直で明るく元気な姿に神様も力を貸してくれたのか、素晴らしい天候に恵まれ、たいへん充実した校外学習となりました。
まず、学校から房総のむらまでのバスの中では、レク係を中心としたレクで盛りあがりました。特に、なぞなぞは、トンチが効いていて、思わず「なるほど」という回答が多く、時間が経つのも忘れるほど、楽しく過ごすことができました。
「房総のむら」到着後、注意することをもう一度確認してから、学校で計画してきた活動計画をもとに、3~4人のグループごとに「房総のむら」の探検に出発しました。房総のむらの敷地面積はディズニーランドとほぼ同様で、児童たちはこの広い敷地の中をしおりの探検地図と見学ワークシートを頼りに縦横無尽に巡っていきました。千葉県の農家を復元した展示場では、写真でしか見たことがない、茅葺の屋根やかまど、水がめなどの実物に目を輝かせていました。
また、展示場で見学するだけでなく、福笑いや羽根つき、竹ぽっくりなどの昔の遊び道具が各展示場に置かれていて、グループの友達と遊ぶなど、昔の遊びを体験しながら楽しく散策していました。そして、散策の合間には、班ごとに、「畳のストラップ」や「入浴袋」の製作体験も行い、与えられた活動時間を十分活用して過ごせていました。
▲上総の農家、畳のストラップ製作
▲羽根つき、福笑い、昼食
帰りのバスの中でも、広大な敷地を歩き回って疲れているはずなのに、レク係が活躍し、楽しいクイズで盛りあがり、校外学習を楽しく締めくくることができました。
今回の校外学習では、昔のくらしをテーマに学校で学習した内容を検証することを中心に、たくさんの昔の生活を知ることができました。最後になりましたが、お弁当作りなど、保護者のみなさまの校外学習へのご協力ありがとうございました。
校内持久走記録会が行われました
12月3日に校内持久走記録会が行われました。
子どもたちは、この日のために業間や体育の時間に持久走練習に取り組み、11月29日の試走を経て持久走記録会にのぞみました。子どもたちは、試走のときのタイムを目標に1秒でも記録が伸ばせるように頑張っていました。
何より立派と感じたのは、1年生から6年生まで持久走記録会に参加した子どもたちは、全員完走することができたことです。走り終わった後、晴れやかなすばらしい子どもたちの顔をたくさん見ることができました。「がんばった!これまでで1番がんばった!」という満足感を感じた子もたくさんいたことでしょう。中にはゴールして悔し涙を流していた子もいました。もしかしたら自分なりの目標に届かなかったのかもしれません。でも、それはそれですばらしいことです。一生懸命に取り組んだこの経験を次につなげてほしいと思います。
また、持久走記録会では東っ子のすばらしさを改めて気づくことができました。それは、お友達を「励まし応援」する姿です。学年のお友達への声援はもとより、違う学年の上級生や下級生へ、精一杯の応援をしている姿が常に見られました。東小のスローガン、「ひ、が、し」の「ひ」、「人を励まし応援」、本当に素敵な子どもたちだと感じ、嬉しかったです。自分が頑張ることはもちろん、頑張る人を応援することは大変すばらしいことだと思います。これからのこのすばらしい東小の伝統を受け継いでいってほしいと思いました。
最後になりましたが、大会運営にご協力いただいたPTAの皆さんには、コースに立って、子どもたちを見守っていただきました。おかげで子どもたちが安全に走ることができました。また、平日の開催でしたが多くの保護者の方にご来校いただき、温かい声援をたくさんもらえ、子どもたちもがんばれたと思います。本当にご協力ありがとうございました。
6年生の校外学習
11月20日(水)6年生の校外学習が行われました。
小学校最後の今回の校外学習は、東京都千代田区にある科学技術館と国会議事堂へ行ってきました。
いつもより早く学校へ登校し、7時20分に出発しました。あいにく国道16号線では通勤の車も多くやや渋滞気 味で、途中のトイレ休憩の八潮パーキングエリアに到着したのが、予定よりも20分程度遅れてしまいました。しかし、そんな状況の中でもバスの中では、時間を持て余すことなく、レク係を中心にレクをして楽しく過ごしました。最初の目的地の科学技術館には、高速道路も一部渋滞があったものの、予定よりも15分ぐらいの遅れで到着することができました。
科学技術館では、2階から5階までの4つのフロアをグループごとに見学していきました。展示物は見るだけでなく、触ったり、動かしたりしながら、科学や技術に触れる体験ができるようになっていて、どの階のどのテーマも大変魅力あふれるもので、児童たちは目を輝かせて、展示物を巡っていました。幸いにもこの日は見学者が少なく、殆ど貸し切りの状態で、回ることができたので、たくさんの科学技術を体験することが、見学予定時間のなかでできました。見学終了後は、団体専用の休憩室で昼食もグループごとに楽しくとることができました。
▲科学技術館の見学
次に向かったのは国会議事堂の参議院別館でした。ここで議事堂の見学の前に、参議院特別体験プログラム(抽選で選ばれる体験で、なかなか体験することができないプログラム)を体験しました。入り口にはたくさんの警備の方々がいて、子どもたちは少し緊張気味でしたが、広報官の方から、本日の体験プログラムについて丁寧な説明を受けた後、あらかじめ決めておいた代表児童による委員会審査が行われました。議題は、「未成年者の飲酒禁止の法令」についてで、趣旨説明、質疑、討論、採決といった本番さながらのプロセスで進められました。委員会審議が終了すると今度は本会議の模擬審議に移りました。こちらも、委員長報告、討論、採決の本番同様の手順で行われ、採決は全員が議員となって票を投じて可決が成立しました。こうした体験をすることができ、疑似議会に参加している児童はもちろん、見ている児童も国会の仕組みを理解すると共に、その役割が身近で感じることができたのではないでしょうか。
▲参議院特別体験プログラム(模擬議会)
体験プログラムが終了した後は、案内に従って、参議院本会議場、天皇陛下がお入りになる御休所(ごきゅうしょ)、中央広場を参観し、国会正門で記念写真を撮りました。
▲国会議事堂の見学
学校では常にリーダーとして頑張ってきた6年生。運動会や修学旅行、メロディーフェスティバルなどの学校行事とは違った、学校では得られない貴重な体験学習と共に、仲間との思い出の1ページが増えました。
最後になりましたが、保護者の皆様には、校外学習にあたっていろいろご協力をいただき、ありがとうございました。