学校の様子

2023年7月の記事一覧

夏季休業前集会と片岡中情報モラル宣言

 7月20日(木)、夏季休業前集会がありました。通信陸上大会において県入賞を果たした生徒への表彰、生徒集会の表彰、学校長の話、学習指導・生徒指導の話がありました。

      

 最後に、生徒会本部役員から、「片岡中情報モラル宣言」が示されました。メディアやインターネットを正しく活用するために、生徒会で話し合って決めた内容です。使用時間、使用目的、ルールの遵守など生徒自らが作成した宣言を、全員で確認しました。

  

 自分自身を伸ばす夏休み、地域や家庭においても安全・安心に過ごし、8月28日に再開できることを楽しみにしています。

ともなりライブラリー

 矢板市では、「ともなりライブラリー」という学校電子図書館を整備しています。これは、市立小中学校に通う児童・生徒がパソコンやスマートフォンなどを使って電子書籍を閲覧できるもので、学校への導入は全国初となりました。(令和2年10月)

 タブレットPCの持ち帰りが日常化してきましたので、今後利用する生徒も多くなることが期待できます。そこで、夏休み前にログインを一斉に行い、利用方法の再確認をしました。

薬物乱用防止教室(2学年)

 7月20日(木)、本校の学校薬剤師の先生が、2年生を対象に薬物乱用防止教室を実施してくださいました。保健体育の授業の一環です。酒・たばこの影響はもちろんのこと、薬の害や危険ドラッグについてです。危険ドラッグに誘われたときの断り方なども話題になりました。

 

  

 最後に、薬物を乱用しないために「自分の体や心を大切にする」「家族との会話の時間を作る」「信頼できる仲間や大人に相談する」「この時間に学んだことを忘れない」とまとめてくださいました。薬物乱用の低年齢化が危惧されている昨今、生徒へ授業をしてくださり、ありがとうございました。

高校一日体験学習

 県立高等学校の一日体験学習が、7月26日(水)から始まっています。また、私立高等学校は、7月28日(金)から週末の土・日に実施される学校が多いです。3年生とその保護者の皆様は、事前に申込みが済んでいると思います。進学を考えている高校を実際に見て、説明を聞いて特徴を理解し、通学手段等も考慮に入れ、進路先を決定していく上でとても重要な機会です。

 本校では、7月14日に事前指導を行いました。教員による引率はありませんので、生徒は真剣に聞き、当日の自分の動き方を理解していました。よりよい進路選択となるよう、この機会を生かしてほしいです。

  

学習確認テスト

 7月19日(水)、「学習確認テスト」を全学年一斉に実施しました。1年生にとっては、1~5校時まで50分間ずつテストを行うこの日程は初めてです。「疲れました。」と感想を言っていました。

 

 これまでの学習内容が網羅されているので、自己採点をして苦手としている内容を把握し、この夏休みに復習することをお勧めします。自主学習ノートを見ていると、テストの解き直しをしている生徒もいます。これもいいですね。

 夏休みが終わるとすぐに期末テストもありますので、夏休みの課題と並行して、テストに向けての学習計画をしっかり立てて取り組んでいることでしょう。早め早めに取りかかることを期待します。

親子学び合い事業「情報モラル講演会」

 7月18日、株式会社スキット様の御協力により、情報モラル講演会を実施しました。年々進化・発展していく情報化社会において、夏季休業前にメディアの取扱いに関する注意などその年に合う内容で講演会を実施しております。

 近年は生徒のみの講演でしたが、今年度は保護者の皆様にも御案内しました。参加された保護者からは、「なりすましの犯罪に巻き込まれる状況が理解できたことと、生徒の身近にその危険が迫っていることが分かったので、お話を聞けてよかったです。」との声がありました。

  

 メディア委員長の生徒が、代表で感想とお礼の言葉を述べました。(要約を紹介します。)

・今の時代、学校でも一人一台タブレットが配られるなど、小・中学生にもネットの世界はとても身近なものになっている。

・気軽に投稿したものが原因で被害に遭ってしまうこと、10代の人たちが一番被害に遭っていることが分かった。

・先生が教えてくださったことを忘れずに、便利なネット社会を安全に歩いて行きたい。

 

生徒集会 ドッジボール大会

 7月18日(火)、生徒会主催のドッジボール大会を実施しました。本来は7月12日(水)の5校時に予定しておりましたが、熱中症と雷の心配からこの日に延期したものです。

 この日も暑さ指数31以上の「危険」が予測された日だったので、なんと登校してすぐに朝の会と校内放送で開会行事を行い、8時半前には試合開始となりました。頻繁にWBGT(暑さ指数)を測り、ぎりぎり実施ができる暑さでした。

         

 生徒会本部役員が以前から計画したこの行事です。昼休みに生徒会室に集まって話し合うばかりでなく、タブレットPCを持ち帰るようになったので、家でポスターや原稿を作ったり、進行表を作成したり、主体的に活動をしていました。競技中に流す音楽も工夫されていたので、生徒たちは曲に合わせて歌ったり踊ったりする様子も見られ、生徒自ら企画したよさが随所に表れていました。

   

 1年生から3年生まで学年に関係なく、6学級が2つのリーグに分かれて総当たり戦を行い、その結果によって1・2位、3・4位、5・6位決定戦を行いました。

   

 ソフトバレーボールを使用したので、当たってもそれほど痛くないよさと、投げづらさがあったかと思いますが、本当に笑顔があふれ、楽しく、久しぶりに大きな声を出して、大いに盛り上がりました。実施後のアンケート調査では、回答者全員が「とても楽しかった」または「楽しかった」というのですから、生徒の満足度の高さが分かります。

       

 決勝戦は、なんと1年生同士の対決! 1組対2組でした。予選での学年主任の応援の声が届いたことでしょう。期待に応え、熱戦を制した1年生、あっぱれでした。ドッジボールを久しぶりにやった上級生、次こそは負けてたまるものかと思ったことでしょう。

   

 反省には、「もっといろいろな人が投げられるとよかった」「みんな一度は必ずボールを投げられるようにすればよかった」というレクリエーションの意義を考えた発言や、「作戦を練ったり練習を早くからやったりすればよかった」という真剣に勝負に向かおうとする意見などがありました。

       

 良いも悪いも実際にやってみなければ生まれない意見です。生徒が本気になって一つのことに向かい、仲間を意識することや心を一つにして目標に向かう団結力や連帯感を感じる時間でした。

     

 閉会式で、校長からは「だから学校っていいよね!」と話がありました。学校だからこそできる活動がまた夏休み以降にもたくさんあることでしょう。そして、学校行事や生徒会活動ばかりでなく、教室の学びの中にも、協働的な場面はたくさんあって、学校で学ぶよさがそこにはあります。

 夏休み以降の学校生活が、また楽しみとなりました。

   

 表彰式は夏休み前の集会で行いました。生徒会長から手渡された賞状とカップは教室に飾られることでしょう。

    

校外水泳実習④(2の2)

 7月11日(火)、2年2組の水泳実習がありました。2年生にとっては最後の水泳実習ですが、1・2組とも多くの生徒が参加できました。活動的な2年生らしく、水しぶきを上げながら、時には真面目に時には歓声を上げながら、楽しく実習ができました。

         

HP 学校の様子の記事について

 夏休みに入り、学校では全学年を対象に三者面談を実施しております。お暑い中、御来校くださりありがとうございます。

 さて、夏休み前の学校の様子でお伝えしていないものがたくさんあります。

 遅くなりましたが、少しずつ御紹介します。御了承ください。

     

県総体卓球大会

 7月15~17日の3日間、卓球の県大会がありました。15日は県北体育館にてシングルス戦、16日は日環アリーナ栃木で団体戦、17日はブレックスアリーナ宇都宮でダブルス戦がありました。

 シングルス戦には4名の選手が出場し、1名が2回戦まで進出しました。

 団体戦は、5戦中2勝3敗で惜しくも初戦を勝ちあがることができませんでした。今まで対戦したことがないタイプのラバーを使う選手が多く、思うような試合ができず悔し涙も見られました。

     

 最終日のダブルス戦には3ペア出場し、どのペアものびのびと試合をしていました。挽回をして勝利を得た時のガッツポーズ、流れが悪いときはペアと話し合って戦術を変更する様子などを見ると、応援する拍手も大きくなります。最高ベスト32で敗れはしたものの、さわやかな笑顔でした。

     

 最後の試合が終わった時、気づくと周りには塩谷地区の選手や先生方が応援していました。地区を牽引してきた片岡中生の頑張りを、多くの人が見守ってきたことが分かる瞬間でした。

租税教室(3学年)

 7月14日(金)、5校時に3年生は「租税教室」がありました。県税事務所から2名の講師の先生をお招きして、税について2学級合同で学びました。税の種類や役割を理解し、納税の意義を考える機会となりました。

    

矢板市ふるさと夢講座(1・2学年)

 7月14日(金)、郷土出身の高野淑識様を講師として、「太陽系の大航海時代、好奇心は無限大」という演題でオンライン講演会がありました。

 高野様は、世界初の炭素質小惑星サンプルリターンプロジェクト「はやぶさ2」で回収されたカプセルの分析に関わった方です。御専門は、地球宇宙科学、地球生命科学、地球惑星科学などで、現在は国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC)センター長代理をはじめ、NASA招聘研究員、大学院の特任准教授など、様々な方面で御活躍されています。

 今回のオンラインは、高野先生がお仕事をされている横浜と矢板市内の小中学校や教育委員会をつなぎました。通信状況はとてもよく、先生が校内にいるかのようにオンラインでのお話もよく聞こえました。

 

 先生は矢板市内の幼稚園・小・中学校を卒業されました。御自身の活動写真の説明とともに、その時に出会った先生方のお言葉をよく覚えていらっしゃって、いくつも紹介してくださいました。

・すべての人に平等なもの。それは「時間」。

・やればやっただけ、すべて自分に返ってくる。

・一芸に秀でる者は、百芸に通ず。

   

 「はやぶさ2」が回収され、日本へ届くまでの映像にも、高野先生をはじめ科学者たちの並々ならぬ思いが伝わってきました。

 今回は、別の学習の機会が重なっていたので3年生は参加していませんが、1~2年生にとって夢や志をもって努力し続ける大切さは伝わったと思います。先輩に続き、夢を実現できるよう前進しましょう!

中学校学習会

 7月13日(木)、片岡地区小中一貫・連携教育推進事業の一つとして、中学校学習会を実施しました。片岡小・乙畑小・安沢小の6年生、合計65名の児童の皆さんが参加しました。目的は、①中学校の生活の様子を見学したり授業を体験したりして中学校入学へ心配や不安を少しでも解消すること、②他の小学校の友達と一緒に授業に参加して交流を深めること です。

 

 全体会のあと、2グループに分かれて校内を見学しました。理科室が2つあることなど特別教室の多さに驚いていたようです。

 

 最初に体験した授業は、数学と理科です。座席は、3校の児童が交流できるように予め決めてありました。初めて会う友達とでも、互いの考えを発表し合ったり、協力して実験をしたりしていました。素晴らしいと思いました。(理科室にはエアコンがないため、普通教室に実験道具を持ち込んでの実験でした。)

      

 次に体験した授業は、英語と数学です。英語では、全員の友達と会話をする活動がありました。学習活動が2時間目となりますので、机の距離も心の距離も近づいたようです。友達の発表には自然と拍手をする様子が見られ、安心して授業に参加できる雰囲気が作られていました。

    

 帰り際、「楽しかったです。」「安心しました。」「中学校へ来るのが楽しみになりました。」と声をかけてくる児童がいました。うれしいですね。

 アンケート用紙にも、授業の楽しさ、他の学校の友達と交流できた喜び、学び舎を知った安心感などが多く書かれていました。各小学校から校長先生をはじめ複数の先生方にお越しいただきました。夏休み前の忙しい時期、御協力をありがとうございました。次は12月の「中学校説明会」です。再会の日が楽しみです。

街頭指導強化の日

 7月12日(水)、本校生徒の下校時刻に合わせて、矢板市少年指導員様によるあいさつ運動がありました。これは、毎年7月が「青少年の非行・被害防止全国強調月間」であり、青少年の健全育成のための活動です。矢板市生涯学習課の担当者様とともに、生徒の下校を見守ってくださり、その後、街頭指導も実施してくださいました。

 

生徒集会に向けて

 生徒集会は、熱中症と雷の心配があるので午前中に実施できるよう日程調整をし、来週に延期されました。今回の生徒集会はソフトバレーボールを使用したドッヂボール大会です。各学級に色違いのソフトバレーボールが準備されましたので、昼休みなどに練習をする学級・学年が増えました。男女関係なく、大いに笑い、元気に動き回る様子は、微笑ましいです。

   

職業人に聞く

 本校では、毎年様々な職業人の方をお招きして、「職業人に聞く」という授業を、総合的な学習の時間に行っています。3年間を貫くキャリア学習の実施事業です。7月6日(木)に、今年も「照る照る坊主の会」から7名の職業人を、また、昨年度末の生徒アンケートから希望のあった3つの職業の方に御協力いただきました。

  

 生徒のエスコートによって会場へ案内し、生徒の進行で講話をしていただきます。実演や実験をしてくださる方、映像を使って仕事の様子を紹介してくださる方など、生徒が理解できるよう準備をして授業をしてくださることに、本当に有り難いと思います。

                     

 お仕事の話を聞きながら、働く人の生き方に触れ、自分の将来について考える機会となります。夢や希望を語ることが難しくなっている現代、大人の本気の授業から情熱を感じ、エネルギーをもらったことでしょう。今年一番の暑い日でしたが、講師の先生方の熱量も加わり、とても熱い授業をありがとうございました。

校外水泳実習③(2の1)

 7月10日(月)、2年1組の水泳実習がありました。水泳実習は1・2年生で行います。中学校生活の中で、学級の友達といっしょに水泳をするのは最後です。多くの生徒が参加できました。

 

 基本的な泳法の確認はもちろんのこと、水難事故への対応として「浮いて待て」を3分間続けられる生徒が多く、さすが2年生でした。ボールを追いかけたり、鬼ごっこをしたりする活動もありましたので、自然と泳ぎに夢中になり、あっという間の2時間でした。

     

七夕に願いを

 メディア委員会では、七夕に向けて全生徒・教職員に短冊を配り、願い事を書いてもらいました。その中からいくつかを、7月7日のお昼の放送で紹介しました。

 学年カラーの短冊をお昼休みに飾り、みんなの願い事を読んで、ほっこりした気持ちになりました。素敵な企画をありがとうございました。

 

 

地区総合体育大会の校内表彰式

 7月7日、朝の活動の時間に、リモート放送で地区総体の表彰式を実施しました。生徒の入退場の時間短縮を考えて、今年初のリモートです。

 

 惜しくも賞状に手が届かなかった生徒たちも、精一杯戦っていたことは間違いありません。3年生は、引退して自分の進路に向けて歩き出した人もいますし、県大会に向けて練習に励んでいる人もいます。いずれにしても、自分のすべきことは何かをしっかり見据え、目標に向かって進むことが大切だと、表彰式の後に全生徒に話をしました。前日の「職業人に聞く」の授業を引用し、自分の人生をどう歩くのかは、自分自分で決めることだと伝えました。

  

ボランティア理解促進事業 出前講座(2学年)

 7月5日(水)、一般社団法人「えんがお」代表理事の濱野将行様から、「進んで働くことのよさ」というテーマで、出前講座をしていただきました。9月のキャリア・スタート・ウィーク(職場体験学習)前に、進んで働くことの意義やボランティアについて理解する機会となりました。

 

 はじめに、濱野さん自身のカンボジアでの体験から、日本という環境で生まれ育つ生徒たちが、自分の置かれている現状を外側から見る機会となりました。また「百聞は一見に如かず」というように、自分の目で見て体験することの大切さを話されました。

 

 ボランティアはだれのために行うかという問いを生徒に投げかけ、自分自身の達成感が大切で、自分のために生きることの重要性を話されました。

 

 さらに、生徒の年齢に近い2名の「えんがお」サポーターの体験談から、つまずいても立ち直ることはできるというメッセージを生徒に届けてくださいました。そして、人生で一番大切なことは「自分を好きになること」で、ほめることを習慣にするとよいとアドバイスをいただきました。

 

<生徒の感想から>

・ボランティアは人のためにもなるけど、自分のためになることが分かった。

・個人的に印象に残っているのは、親(大人)は完璧ではないということ。(間違うこともある)

・実際に自分の目で見て、自分の肌で体験することを意識して、いろいろな経験をしたい。

・私は自分のことが全然好きじゃなくて嫌いだけど、これからは自分を好きになる努力をしてみようかと思った。

・自分を好きになれるように友達をほめて頑張る。

・「えんがお」は、とても安心できる組織だと思う。