2023年5月の記事一覧
新体力テストの準備
放課後、生徒が一直線に並んでいるので校庭に出てみました。
近くに行くと…
新体力テストのハンドボール投げの会場を作っていました。
途中、素早く修正を指示する3年生。大きな声で的確に伝えるので、遠くにいた生徒もしっかり修正できました。
新体力テストでは、最後まであきらめずに取り組んで、昨年度の記録を更新してほしいです。1年生も、中学校で初めての新体力テストです。みんな、頑張れ!
生徒総会
5月26日(金)は、生徒総会がありました。これまで本部と各教室をつなぐリモートで実施してきましたが、今回は3年ぶりに体育館で行い、全員が一堂に会する形にしました。
全生徒の手元には14ページにも及ぶ資料があり、生徒会本部役員や専門委員長の発表内容の要約がプレゼン資料として正面に映し出されました。これらすべて、生徒が準備したものです。この日を迎えるまでの準備の大変さを考えると、生徒の英知の結集には、感動します。
<生徒会長からの話>
・生徒会本部として、新たな生徒会行事の企画・運営や専門委員会との連携から活気あふれる学校を作りたい。
・生徒会や各専門委員会がどんな目標の下でどのような活動をするのかよく聞き、一人一人が自分にできることを考えよう。
・みんなでアイディアを出し合って、さらに活力ある片岡中学校にしよう。
<生徒会本部、各専門委員長の発表>
<生徒からの質問>
生徒会が掲げたスローガン
「一新紀元 ~新たな挑戦、新たな片中へ」
今年の生徒会や専門委員会が、常時活動はもちろんのこと、どんな活動をして学校を盛り上げていくのか、楽しみです。生徒の活動を、応援します!
<生徒会本部役員と専門委員長>
第1回PTA理事会
5月24日(水)、午後6時半から第1回PTA理事会を開催しました。
今年度の理事の皆様にお集まりいただき、各専門部の組織作り、年間活動内容の確認と役割分担を行いました。それぞれの専門部には、6名のPTA総務部(副会長・会計)が一人ずつ入って進行をお手伝いするとともに、理事の皆様の積極的な参加で、話合いも短時間に終えることができました。
PTAの各事業の運営を、1年間どうぞよろしくお願いします。
●PTA会長挨拶(校内放送で実施しました。)
●広報部(主に行事の際に写真撮影をします。)
●指導部(主に挨拶運動や通学路の安全確認をします。)
●施設部(主にカーテンの洗濯とPTA奉仕作業を中心になって進めます。)
●体育部(主にスポーツフェスティバルや学校保健委員会で協力します。)
●研修部(主に研修会を運営したり参加したりします。)
●学年委員(主に学年部会の進行や研修会に参加をします。)
1学期オープンスクール
5月23日(火)、1学期オープンスクールを開催しました。あいにくの雨模様にもかかわらず、約90名の保護者の皆様が来校し、授業を参観していただくことができました。ありがとうございました。当日になっての授業変更等があり、御案内どおりには実施できなかったことをお詫び申し上げます。
昨年度までは、感染症対策として廊下からの参観でしたが、今回は教室の中に入っていただき、生徒の様子をより近くで見ていただくことにしました。お子様の授業参加の様子ばかりでなく、学級の雰囲気、教室の掲示物や生徒の作品など見て、新年度がスタートして2ヶ月近く経った様子を感じていただきました。
オープンスクールは2学期にもあります。また、2学期には総合的な学習の時間の学年発表会や総合文化発表会、保護者も参加できるスポーツフェスティバル等があります。また、夏休みと1月には三者・二者面談もあります。(3年生は進路関係でより多く来校していただくことになります。)お忙しい中ご協力いただく場面があります。どうぞよろしくお願いいたします。
市長講話(3年生)
5月22日、矢板市長の齋藤淳一郎様を講師としてお招きし、3年生を対象に「将来のために、今、学ぶこと」と題して講演会を開催しました。
3年生は、夏休みの高校一日体験学習の申込みをする段階で、いよいよ進路選択を本気で考える時期です。だからこそ、将来を見据え、自分の立てた目標に向かって逆算し、今は何をすべきかを考え、実行することの大切さをお話しくださいました。
齋藤市長が政治家を目指しどのような努力をしてきたかは、とても具体的で生徒にもわかりやすかったと思います。これまで、総合的な学習の時間に様々な職業人のお話を聞いてきた生徒たちですが、まさか政治家や市長という「職業」について、知る機会を得るとは思ってもみなかったことでしょう。
また、矢板市に対する市長の熱い想いを聞き、改めて我がふるさと「矢板」を見つめなおしたのではないかと思いました。今なお学び続ける市長の姿勢に、大いに刺激を受けた講演会でした。
第1回アタックタイム
5月18日(木)、今年度初めての「アタックタイム」がありました。年間に10回計画されていて、今回は、1年生は理科、2年生は英語、3年生は国語でした。
これは、学習内容の定着と自主的な学習の習慣を身に付けることを目的として、実施しています。1週間前に課題が出され、その課題の中から出題されたり、類題が出されたりします。全校一斉に、帰りの会前の10分間にテストを実施するので、問題数は多くはありません。努力した分、結果に表れるので、生徒の学習の励みになっています。学期ごとに成績上位者は表彰されます。
さて、今回はどうだったでしょうか。満点は何人くらいいたのでしょうか。楽しみです。
矢板市地域クラブ活動実証事業 説明会
5月18日(木)、本校にて3つの部活動(サッカー、ソフトテニス、卓球)の保護者を対象に、説明会を実施しました。
これまで学校教育活動の一環で実施していた部活動を、地域クラブ活動として移行する実証事業です。とはいっても、今年度は参加を希望する生徒が休日等に月1~2回、地域クラブの指導者に指導していただくというもので、今回は3つの部が対象となりました。これまでも顧問とともに外部指導者が指導する場面はありましたが、この地域クラブ活動では、顧問は指導せずクラブの指導者だけでの指導となります。そのために、クラブ活動中のけがや事故に対応する保険にも加入します。
栃木県としては、生徒が主体的に多様なスポーツ・文化芸術活動に親しむことができる環境づくりに取り組んでいるところです。活動目標として、令和7年度までに、すべての公立中学校の休日の部活動を、1つ以上地域クラブ活動にすることを目指しています。
緊急点検! 校庭の安全確認
5月17日(水)の昼休みに、校庭の安全確認を行いました。杭やくぎ、ガラス、大きな石などによるけがの未然防止のためです。お昼の放送で呼びかけたところ、ボランティアで約70名の生徒が集まりました。その気持ちがうれしいですね!
バケツなどを手にして、一列に並び、校舎を背にして南側へ隙間なく確認する方法です。大勢の生徒が集まったので、10分足らずで作業は終了しました。小石はもちろんですが、杭やくぎなども見つかりました。
安全な環境づくりに自分自身で関わることはとても大切です。意識して環境を見るようになり、新たな気づきも生まれます。学校の安心・安全を生徒とともに作っていくことは、とても意義のあることだと思います。さらに、保護者や地域の方とともに環境づくりができるようにしていきたいものです。
スケアード・ストレイト方式の交通安全教室
JA共済連栃木様とJA塩野谷様の御協力により、5月15日(月)に自転車交通安全教室を実施することができました。
はじめに、塩野谷農業協同組合代表理事組合長様から、事故の恐ろしさを実感することにより交通安全意識を高めることにつながるスケアード・ストレイト方式の意味について、お話がありました。矢板警察署長様からは、事故の再現場面からその事故の原因と対策を考えることや、事故に遭われた被害家族の悲しみについてお話がありました。
あいにくの空模様でしたので、体育館にて実施となりましたが、プロ(シャドウ・スタントプロダクション)による交通事故再現スタントを目の当たりにした生徒たちは、大変驚いていました。生徒の振り返りから、いくつか御紹介します。
<学んだこと>
・事故の再現を見て、交通事故の怖さを知った。自転車同士の事故でもここまで衝撃があるのかと驚いた。これが自動車同士だったらひとたまりもないなと思った。ヘルメットの着用がいかに大事なことかがよくわかった。
・思っていたよりも自転車同士がぶつかったときの衝撃が強かった。今回は模擬交通事故だったが実際はもっと悲惨で恐ろしいかもしれないから、危機感をもった。 自転車に乗っている側の少しの不注意で事故が起こることを改めて実感したから、一人ひとりが細心の注意を払って乗るべきだと思った。
・命は一つ誰にも平等にあり、それを大切にしないと残された人が悲しむということや、脳は脆いのでヘルメットの着用は必要なことなのだと改めて実感した。
<今後の生活に活かしていきたいこと>
・プロのスタントマンさんが命をかけて事故を再現してくださったので、今回のようなシチュエーションを想像しながら、考えて自転車に乗りたいと思う。
・再現で見たような事故を防ぐために、周囲の確認、交通ルールの厳守などを意識しようと思った。「ルールを守ればルールが自分を守ってくれる」ということを覚えておこうと思った。
・ヘルメットの着用は努力義務だけど、大切な家族を守るためにヘルメットの着用を家族内に呼びかけたい。
・私の通学路は、国道もあれば、細い一本道もあるので、必ず左側通行で車や歩行者、障害物を確認しながら乗ろうと思った。今回のスケアード・ストレイトで、本当に小さな気の緩みが事故につながるから、常に「自転車に乗ってるときは初心にかえる」を意識したい。また、周りでルールを守ってない人などには、生徒会としてできる範囲で呼びかけたり、学校全体で強化できるように話し合ったりしようと思った。
入学して1か月(1年生)
1年生は、本校に入学してから1か月が経ちました。さわやかな挨拶をする生徒が多く、礼儀正しい様子も感じられます。年度当初は検診等いろいろな行事がありますが、各教科の学習が進み、軌道に乗ってきたところです。何人かの生徒に話を聞くと、
「少しずつ慣れてきて疲れはしますが、楽しいです。」
とのこと。勉強、運動、係や委員会活動、部活動と、新しい環境に対応しようと一生懸命な様子をご紹介します。
〇TDタイム
始業後15分間は、タブレットの問題を自分で選んで解き、学力向上につなげます。
〇授業の様子
意欲的に取り組んでいます。
〇検診や検査
5月11日は、血液検査がありました。これまでも歯科検診や腎臓検診(尿検査)があり、来週は内科検診があります。病気の早期発見はもちろんですが、自分の健康に関心を持ち、自分の健康は自分で守ろうとする気持ちや態度を育てることを目的に実施しています。
〇給食の準備
衛生に気を付けながら、落ち着いた準備風景です。話をせず、整然と準備をすることができます。
〇昼休み
教室で係の仕事をしたり、校庭で元気に遊んだりしています。1年生と2年生の混合チームで、仲よく遊ぶ様子には感心します。片岡小学校出身の生徒が中心になって始まった遊びに、他校出身の生徒も加わり、元気に遊んでいます。
〇部活動
ゴールデンウィーク後、1年生も本格的に始まりました。上級生との体力・技術の差はありますが、先輩を目標に一生懸命取り組んでいます。
英語「話すこと」に関する調査
5月9日(火)、3年生は英語「話すこと」に関する調査を実施しました。これは、4月に行った全国学力・学習状況調査の一部で、英語の4技能「聞くこと」「読むこと」「書くこと」「話すこと」のうち、「話すこと」に特化して行われるというものです。
ICT端末を用いたオンライン方式で、ネットワーク等の負荷を分散させるため日程調整が行われています。本校の指定日が5月9日で、学級も3グループに分けて分散して実施しました。
ヘッドセットを通じて自分の音声を録音し、そのデータが文部科学省のシステムにアップロードするというものです。ICTを使いこなす生徒の姿がそこにはありました。みんな、頑張っていました。
「お昼の放送」再開
生徒会メディア委員会による「お昼の放送」が、3年ぶりに再開しました。これは、給食の時間にメディア委員の生徒が、献立やその日の給食についての一口メモを放送します。5月9日は、豆乳パンナコッタがデザートに提供されましたので、「豆乳」についての話がありました。
また、「今日の記念日」のアナウンスもありました。5月9日はアイスクリームの日、黒板の日だそうです。そして、生徒たちが選曲した音楽を流し、給食の時間に彩りを添えていました。
感染対策は継続しますが、少しずつ以前の学校生活が戻ってきています。すべて過去に戻すのではなく、コロナ禍によって新しく取り組んだ良いものは継続し、生徒の主体性を尊重しながら常により良いものを目指していきます。
修学旅行5
これまで3日間の様子について、時間を追って紹介してきました。最後は、実行委員を中心に「生徒自身が修学旅行をつくる意識」で行動していた様子をお知らせします。
実行委員は10名。今回の修学旅行に向けて実行委員会が結成されました。事前に何度も話し合いを重ね、スローガンを決めたり役割分担をしたりして、準備を進めてきました。
スローガン: 「古都の伝統に触れ、友情を深める旅 ~歴史の世界へおいでやす~」
このほか、しおり編集委員も活躍しました。様々な人が関わって実現した修学旅行でした。
修学旅行当日、実行委員は出発式に向けて、早朝の片岡駅に集まってきた生徒たちへ呼び掛け、整列させるところから始まりました。
旅行中にも、実行委員が公共のマナーについて気付いたときに自主的に言葉を掛けたり、次の場面で必要なことを先に伝えられるようしおりを見て確認をしたりしていました。
はじめの頃は、実行委員からの発信が多かったのですが、それに協力し生徒一人一人が全体のことを考えて行動する様子が増えていきました。生徒の感想にも表れているので一部紹介します。
「実行委員がクラスの人に大きな声で指示をしていたのですごいなと思いました。」
「人員確認をするときに班のみんなが『全員いるよ!』などと声を出してくれたり、手を振ってくれたりしてくれたのでとてもスムーズに行うことができた。とてもありがたかった。」
「バスでも新幹線でもどの場面においてもみんな自分で考え行動し、先生への負担は少なかったと思う。」
(班別研修の会計係が、残金を分配するために計算をしている様子。実行委員以外の生徒たちも活躍していました。)
旅行中も、旅館では実行委員会議を行い、良かったことや改善点を話し合い、翌日の朝食の時に連絡をしていました。実行委員の連帯意識が高まり、日中も声を掛け合う様子が多く見られました。
最終日の朝に荷物を発送するため、1階のロビーに荷物を出す順番を考えたのも実行委員のアイディアです。3階の生徒の荷物から順番に館内放送を使ったり各階にいる実行委員が呼びかけをしたりして、6階の生徒の荷物までを、狭い階段を混乱なく短時間に行うことができたのは素晴らしかったです。この頃になると、みんなのために役に立つ行動をする楽しさを感じていた様子が見て分かりました。
(生徒たちは実行委員の方へ意識を向けている写真)
東京からのバスがいよいよ片岡中学校に到着するというとき、生徒の目に映ったのは、暗闇の中、全ての教室の電気が付いていて明るく輝く校舎からの光です。「帰ってきた」という思いを感じたことでしょう。生徒の帰りを待っていた先生方の粋な計らいです。バスを誘導する先生方も多く出てくださっていました。
バスを降り始めた生徒たちから「実行委員は全員先に降りたかな?」という発言が聞こえました。実は、実行委員が代表して出迎えてくださった先生方にお礼の挨拶をするためだったのです。
事前に生徒同士で打合せをしていたのでしょう。実行委員に協力する他の生徒の気持ちもうれしかったです。先生方ももちろんですが、生徒も粋な計らいができるのですから、感動しました。
最後に、生徒の感想をいくつか紹介します。多くのことを学んだ様子が、言葉になって表れています。御家庭の皆様の御協力あっての修学旅行でした。本当にありがとうございました。今回の学びを、今後の日々の学校生活につながるように、連続性を意識させていきたいと思います。
・修学旅行先でも感謝の言葉などのお礼やあいさつは欠かさずすることができたので続けたいです。
・3日間だけではあったけど、ここまで長い時間クラスの人と過ごしたことはなかったので、皆のことをより知ることができました。
・一人一人が公共の場でのマナーを守り、常識のある行動を心がけていた。また、挨拶も誰かから指示される前に自ら進んでできていた。
・今回の修学旅行で私は、自主性などを身につけることができました。これからは、身につけた自主性を学校生活で生かしていきたいと思います。
・修学旅行を通じて友達の大切さを改めて感じました。班別研修や旅館の生活は仲間の協力があったからこそ成り立ったのだと思います。友達と協力することを忘れずに、今後の合唱コンクールや受験でも支え合っていきたいです。
・修学旅行を通して、主体的な行動や仲間との協調性が修学旅行を楽しく過ごすための必須能力なのだとわかった。これから行われる行事などに修学旅行で学んだ主体性・協調性のスキルを生かしていきたい。
・修学旅行で学んだ「自分で考えて行動する」というのを日常生活でも頑張ってやっていきたい。色々な人の支えや協力があって行くことができたので、感謝の気持ちを忘れないようにしたい。
修学旅行4
今回は、修学旅行3日目(4月25日)についてお伝えします。
この日は、2日間お世話になった旅館を学級ごとに出発し、「京都クラス別半日研修」を実施しました。それぞれの見学先を見て回り、最後は京都駅で合流です。
その後、新幹線に乗って東京駅へ、東京駅から学校までをバスで移動して、無事に全員が揃って帰校することができました。引率側としては、安堵の瞬間です。保護者の皆様には、お迎えに駆け付けてくださり、ありがとうございました。
それでは、各クラスの半日研修の様子をお知らせします。
●1組(東寺、組紐づくり、北野天満宮)
●2組(北野天満宮、鈴虫寺、京都タワー)
2組は鈴虫寺で法話を聞きました。その感想を最後にご紹介します。
「鈴虫寺の法話で即今只今という言葉を習いました。夢が決まっていない僕にとってこの言葉は、とても心に響きました。今後は将来に向けてすべきことを、精一杯取り組んでいきたいと思います。」
修学旅行3
修学旅行2日目(4月24日)についてお伝えします。
この日は、京都市内グループ研修です。1班あたり3~4名の生徒で16の班に分かれ、タクシーを使って事前に計画した見学場所へ移動します。タクシーの運転手さんがガイドをしてくださるので、生徒はより詳しく見学先について学習することができます。
見学先は各班バラエティーに富んでいますが、一番人気は清水寺で16班のうち15班が見学しました。次に多かったのは、11班が選んだ伏見稲荷大社でした。その次は9班が選んだ金閣寺でした。歴史的建造物の多い京都ですが、世界遺産や国宝といわれている場所をいくつも巡ることができるタクシー研修を、生徒は存分に楽しむことができました。
また、例年人気がある太秦映画村にも6つの班が見学に行きました。(中央の女子3名は本校生徒です。)
最近の傾向と思われるものとして、世界に誇る日本の文化「漫画」に関する見学先もいくつかありました。和菓子を作ったり着物を着たりする体験を楽しむ班もありました。おいしいものを食べ、家族へのお土産を買い、本物を見たり体験したりした2日目は、非常に心に残った一日だったと思います。
修学旅行2
3学年の修学旅行が終わり、1週間が経ちました。
通常の学校生活を過ごす中で、旅の疲れからも少しずつ回復してきていることでしょう。
さて、遅くなりましたが、修学旅行の様子を何回かに分けて紹介していきます。
今回は、1日目(4月23日)の奈良見学の様子を中心にお伝えします。
1 出発式
午前5時40分、片岡駅に参加予定の生徒全員が集合することができました。これまでの準備に加え、早朝から送り出してくださった保護者の皆様には、心より感謝申し上げます。
午前6時に出発式があり、実行委員長より次のように挨拶がありました。
・学校生活では経験できないような活動から、古き良き日本を感じたり、友達のよさや新たな一面を発見したりしましょう。
・集団行動や公共のマナーなど一人一人が意識して、気持ちのよい修学旅行にしましょう。
・保護者をはじめ計画・引率にかかわる先生方等、支えてくださる方々への感謝の気持ちを忘れず思い出に残る修学旅行にしましょう。
学校長からは「自分たちの修学旅行を自分たちで主体的につくる意識」の話がありました。
その後、学年主任の話を聞き、見送りに来てくださった先生方等へ挨拶をしていざ出発です。
2 片岡駅→宇都宮駅→東京駅→新大阪駅→奈良 への移動
東京へ向かう新幹線の中で各自が用意してきた朝食を食べ、東京から新大阪に向かう新幹線では昼食のお弁当を食べました。厚い雲に覆われていたので富士山の頂上を見ることはできませんでしたが、おやつを食べたりトランプをしたりして、車中を楽しく過ごしていました。
新大阪駅からはバスで最初の見学地である奈良へ出発です。
3 見学地①:法隆寺
奈良時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築として有名な法隆寺。多くの修学旅行生が見学に来ていました。バスガイドさんの上手な誘導のおかげで、金堂(法隆寺のご本尊を安置する聖なる殿堂)、五重塔(釈尊の遺骨を奉安する仏教寺院における最も重要な建物、ストゥーパ)を見学しました。また、室内では八頭身のすらりとしたお姿の百済観音像などを見学することができました。
4 見学地②:薬師寺
国宝・東塔は12年間に及ぶ解体修理を終え、落慶法要が営まれている時期に見学というご縁に恵まれました。
はじめに法話を聞きました。「人は必ず最期を迎える。人生を決断するのは自分自身。動き出す年齢に来ている。」と、中学生に向けて分かりやすくお話くださいました。自分で考え自分で行動する大切さについて説かれていました。
その後、金堂や大講堂を見学しました。
5 見学地③:奈良公園、東大寺大仏殿
初日の最終見学地は鹿で有名な奈良公園と、東大寺大仏殿です。自由時間に鹿せんべいを購入して、鹿との触れ合いを楽しむ姿も見られました。
6 旅館
学級ごとに旅館の方に挨拶をして、いざ自分たちの部屋へ。大広間での食事、大浴場での入浴、部屋でトランプをしたり恋ばなに盛り上がったりしたことなど、数々の思い出ができたことでしょう。