修学旅行2
3学年の修学旅行が終わり、1週間が経ちました。
通常の学校生活を過ごす中で、旅の疲れからも少しずつ回復してきていることでしょう。
さて、遅くなりましたが、修学旅行の様子を何回かに分けて紹介していきます。
今回は、1日目(4月23日)の奈良見学の様子を中心にお伝えします。
1 出発式
午前5時40分、片岡駅に参加予定の生徒全員が集合することができました。これまでの準備に加え、早朝から送り出してくださった保護者の皆様には、心より感謝申し上げます。
午前6時に出発式があり、実行委員長より次のように挨拶がありました。
・学校生活では経験できないような活動から、古き良き日本を感じたり、友達のよさや新たな一面を発見したりしましょう。
・集団行動や公共のマナーなど一人一人が意識して、気持ちのよい修学旅行にしましょう。
・保護者をはじめ計画・引率にかかわる先生方等、支えてくださる方々への感謝の気持ちを忘れず思い出に残る修学旅行にしましょう。
学校長からは「自分たちの修学旅行を自分たちで主体的につくる意識」の話がありました。
その後、学年主任の話を聞き、見送りに来てくださった先生方等へ挨拶をしていざ出発です。
2 片岡駅→宇都宮駅→東京駅→新大阪駅→奈良 への移動
東京へ向かう新幹線の中で各自が用意してきた朝食を食べ、東京から新大阪に向かう新幹線では昼食のお弁当を食べました。厚い雲に覆われていたので富士山の頂上を見ることはできませんでしたが、おやつを食べたりトランプをしたりして、車中を楽しく過ごしていました。
新大阪駅からはバスで最初の見学地である奈良へ出発です。
3 見学地①:法隆寺
奈良時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築として有名な法隆寺。多くの修学旅行生が見学に来ていました。バスガイドさんの上手な誘導のおかげで、金堂(法隆寺のご本尊を安置する聖なる殿堂)、五重塔(釈尊の遺骨を奉安する仏教寺院における最も重要な建物、ストゥーパ)を見学しました。また、室内では八頭身のすらりとしたお姿の百済観音像などを見学することができました。
4 見学地②:薬師寺
国宝・東塔は12年間に及ぶ解体修理を終え、落慶法要が営まれている時期に見学というご縁に恵まれました。
はじめに法話を聞きました。「人は必ず最期を迎える。人生を決断するのは自分自身。動き出す年齢に来ている。」と、中学生に向けて分かりやすくお話くださいました。自分で考え自分で行動する大切さについて説かれていました。
その後、金堂や大講堂を見学しました。
5 見学地③:奈良公園、東大寺大仏殿
初日の最終見学地は鹿で有名な奈良公園と、東大寺大仏殿です。自由時間に鹿せんべいを購入して、鹿との触れ合いを楽しむ姿も見られました。
6 旅館
学級ごとに旅館の方に挨拶をして、いざ自分たちの部屋へ。大広間での食事、大浴場での入浴、部屋でトランプをしたり恋ばなに盛り上がったりしたことなど、数々の思い出ができたことでしょう。