◆学校林での活動や学校林・学校の自然

学校林での活動や学校林・学校の自然をご紹介します!

モズの高鳴き

9月19日、モズの高鳴きを聞きました。
声が聞こえる方を眺めると木の一番高いところで鳴いています。
写真のように避雷針の上でもよく見かけます。
モズは秋になるとなわばりをつくります。
その縄張り宣言の声が強い警戒音の「チチチチチッ」という高鳴きです。
秋の風物詩で童謡「ちいさい秋みつけた」の歌詞の中にも出てきます。
なわばり宣言なので、鳴くのはオスです。

モズは肉食なので、くちばしがかぎのように曲がっています。
しっぽを上下に動かします。
顔には目の高さに茶黒い太い線があります。
今が一番探しやすい時ですので見てください。

平成26年は9月8日、27年・28年は9月16日、29年は9月6日、平成30年は9月19日に
初鳴きに気付きました。
今年は暑かったから遅かったのか。
それとも気付かなかっただけなのか。

キツネササゲ

学校林のフェンス沿いにバナナのようなかわいい黄色いつぼみを見つけました。
つるをたどると黄色の花が咲いています。
 
調べてみると林の縁に生えるキツネササゲ(ノササゲ)という植物の花でした。
花は8~9月に咲くようです。
ササゲはインゲンマメより長いさやのマメの一種です。
葉を見ると、3つに分かれていてマメの仲間というのも納得しました。

コナラ材の活用

今回のコナラの伐採は6年生が材を使う予定があったため、まだ、葉があるうちに伐採してもらいました。
材にするためには生木ではなく乾燥させることが必要です。
11月下旬から使いたいと要望があったため、できるだけ乾燥できるように急遽伐採をお願いしました。
普段なら、落葉樹は葉が落ちた後に伐採します。
  
幹を1mに切った丸太を3本、30cmに切った丸太を12本確保しました。
これから体育館の軒下で雨にぬれないように乾燥させます。
1mの丸太はとてつもなく重いものでした。
4人の屈強な大人で持ち上げて、少しずつ動かして運び込みました。

コナラの枝も確保しました。
どのように活用するのか期待したいと思います。

実験ゾーンの拡大へ

9月11日、12日。実験ゾーンを拡大するために大きなコナラを1株伐採しました。

実験ゾーンは雑木林ゾーンの東端になります。
学校林の雑木林ゾーンの木は、人の手が入らなくなってから久しく、木が大きくなりすぎています。
若い木に更新して明るい林にしたいのですが、一度に更新するのは生態系への影響が懸念されて危険ですし、そのような高額な予算もありません。
そこで、雑木林の一部を実験ゾーンとして大きな木を伐採して取り除き、地面に太陽が当たるようにして、
実生のコナラやクヌギなどの雑木が育つようにしてきました。
そして、雑木がちゃんと育つことができるのか、下草刈りを頻繁にしながら見守ってきました。
昨年度末に学校林活用・再生プロジェクト委員会の観察で、実験ゾーンの若木が順調に育っていることが確認できたことから、
今後は、実験ゾーンを少しずつ西へ拡大していくことにしました。
雑木林ゾーンすべてを更新するまでに何十年かかるのかは分かりませんが、今回はその拡張第一弾です。
これまでは、実験ゾーン周辺に残っていた陽を遮る高い木を伐採することに予算をかけてきました。
あと3本伐採したい木は残っているのですが、
今年度、始めて実験ゾーン拡大のための伐採にも予算を充てることができたため、実験ゾーンを拡大することができました。
 

プロの技術は素晴らしい!伐採に2日間かかりました。
学校東側遊歩道沿いのシラカシも密集しすぎているので間引きました。
幹だけでもトラック1杯分になりました。

カキの実が色付いてきました

9月11日。秋雨前線が南に下がり気温がぐっと下がりました。
カキが色付いてきました。
このカキは渋柿だったと思います。
まだ、ヒヨドリが見張っていないので、食べごろにはなっていないようです。
秋らしい陽気にほっとします。寒暖差が激しいのでかぜをひかないようにしてください。
 

ヒガンバナが出てきました

9月10日。田んぼの脇にヒガンバナの花茎が伸びていました。つぼみが付いています。
まだまだ暑い日が続いていますが、お彼岸が近づいているようです。
「暑さ寒さも彼岸まで。」と言います。早く涼しくなってほしいものです。

6年 自主野鳥観察会

8月28日、ラジオ体操で集まった6年生がラジオ体操後に残って学校や学校林の野鳥観察をしました。
総合的な学習で学校林の野鳥を調べているグループの子とその友達です。
せっかく朝早く学校に来たのだからと、7時過ぎから観察を始めました。
 
姿が見えた鳥は少なかったのですが、いつも見ることができる鳥の声を聞くことができました。
【確認できた野鳥】8/28朝
スズメ、シジュウカラ、ヒヨドリ、キジバト、アオゲラ、ハシブトガラス

今夏5度目の猛暑日

8月25日、26日、27日と猛烈な残暑が続きました。
学校の百葉箱にある自記温度計の記録では、25日は34.9度、26日には13時前後に35.8度、
27日も34.8度まで気温が上がりました。26日は今夏5度目の猛暑日を記録しました。
今年の夏は暑い。

夏の富士山

8月27日、屋上から富士山が見えました。

富士山は冬によく見えるので、夏は見えないと思いがちですが、見える日もあるのです。
確かに冬の方が見える日が多いのですが、夏でも1月に1回も見えないという月はありません。
いつも見ているわけではないので、見た日だけのデータですが、
ここ4年半、豊ヶ丘小学校の屋上から富士山が見えた日数は下の通りです。

よく見えるのは10月から5月です。
初冠雪が10月の終わりで、雪が全部見えなくなるのが7月の始めです。
ということは、雪のない富士山を見ることができるのは珍しいことといえるようです。

ナンバンギセルの花

2017年8月30日の本項目で紹介した寄生植物のナンバンギセルの花が昨年と同じ
北門のスロープの半分より少し下、体育館側のユキヤナギの根元に咲いています。
昨年は4株見つけたのですが今年は、今のところ、この1株しか見つけられません。
花も完全には開かず、すでに枯れかかってきています。
昨年、パルテノン多摩歴史ミュージアムの学芸員の方にお聞きしたら、ススキなどに寄生するとお話しされていました。
どうしてここにあるのか不思議です。来年も咲いてくれるといいのですが。

8月31日追記
8月26日以降、全部で4株花が咲きました。
花も開きました。職員に見てもらいました。
 
9月7日追記
5株花が咲いていました。
8月26日に咲いているのを見つけてから、全部で7株以上はあります。

美味 ヤマボウシの実

2018年4月28日のこの項目で花を紹介したヤマボウシに実がなっています。
調べてみると、食べられるとのこと。
実食してみると、
 
食感はシャリシャリしてナシのよう、香りはマンゴー、そして甘い。
美味でした。
風でどんどん落ちています。2学期までもつかどうか不安です。

アゲハの幼虫と卵

8月20日、ミカンの木にアゲハの幼虫がいました。
春、3年生が理科で昆虫の成長の学習をしているときには探しても見つからず
3年生はキャベツに来たモンシロチョウの卵と幼虫で学習を進めました。
アゲハの方が大きいし、寄生バチに寄生されないので教材として適していますが、春には見つけられませんでした。
近くの新芽には卵もありました。
学習は終わっていますが、2学期に観察できそうです。
 
アゲハの幼虫は1齢から4齢幼虫は黒に白線の色で鳥の糞に擬態していると言われています。5齢(終齢)になると緑色になります。
驚くと頭からオレンジ色の角を出し、臭いを放って敵を追い払おうとします。

ヤマホトトギスが咲いています

今年も秋の花ヤマホトトギスが咲いています。
5月にオカタツナミソウが咲いているところです。
(学校林ビオトープとシイタケ小屋の間です。)
せび、見にいらしてください。
学校林に入るときは、虫よけスプレーをしてください。
 

アブラゼミとミンミンゼミ

朝夕の風が秋の気配を感じさせるようになりました。
夏も後半となって、学校林の昆虫レストランも訪れるカブトムシがいなくなってしまいました。
しかし、日中はまだ暑く、セミが大きな声で鳴いています。
まだ新しいセミのなきがらがあったので拾いました。
3年生が2学期に昆虫の体のつくりを学習しますが、そのときに急に昆虫を集めようと思ってもなかなか集まりません。
生きてる昆虫もいいのですが、死んでいる昆虫の方が観察はしやすいので、
きれいな昆虫のなきがらは取っておくと役立ちます。
ミンミンゼミとアブラゼミです。
 
羽が透明なのがミンミンゼミ。頭には緑色の線がある美しいセミです。
しかし、死んでしまうと、だんだん緑色がくすんでしまうので、
死んですぐのきれいな個体が拾えるとラッキーです。
ミンミンゼミはアブラゼミよりも高いところに留まり、人が近づくとすぐに逃げるので
捕まえるのが大変ですが、落ちているものが拾えると助かります。
羽が茶色いのがアブラゼミ。個体数も多く、捕まえやすいので、あまりありがたみはありませんが、
外国の収集家からはとても人気なセミです。
というのも、外国のセミはほとんどが羽が透明なので、茶色い羽をしたセミは珍しいのです。
標本にするのと違って、昆虫の体のつくりを調べるには、おなかの側から見た方が分かりやすいので、
羽を下にした写真も撮ってみました。
きれいなまま3年生に渡したので、教材として使えると思います。
カメムシやセミの仲間は口がストローのように針になっているのが特徴です。
食べ物に針を刺して吸って食べます。
おなかを上にすると、ツタンカーメンのマスクのように針が顔の下に伸びているのがよく分かります。

拾ったきれいなセミのなきがらはすべてオスでした。オスの腹には腹弁という大きな板が見えます。
大きな声で鳴くための発音器の一部です。
ゴーヤもセミも、たくさん落ちて命が短いのは、雄花やオスのようです。

夏の田畑

暑い日が続いていますが、5年生が育てているイネの葉に風が当たり、揺れているのを見ると、
秋の風の気配が感じられるようになりました。
まだ、穂は出ていません。

田んぼのとなりにある4年生が育てているゴーヤカーテンはカーテンらしくなりました。
ゴーヤの実もいくつかなっています。しかし、花を見るとすべて雄花ばかりでした。
実の収穫はあまり期待できないかもしれません。
  
2年生の畑は、作物より雑草の方が勝っています。雑草は抜かなくてはいけません。
その中で、大きくてきれいなオクラの花が咲いていました。
オクラは英語です。アオイの仲間なので、タチアオイやフヨウ、ハイビスカスと花のつくりが似ています。

そのとなりにはキュウリがなっています。ヘチマのように巨大化して食べてもおいしくなさそうなものもあります。
雌花が咲いていたので、まだ、収穫が期待できそうです。
 
スイカの雌花もありました。食べられるように実が大きくなるといいのですが。

そのとなりにはナスとピーマンもあります。
ナスは花が付いていませんでした。食べ頃を過ぎた実がいくつもなっています。
秋ナスを収穫するためには剪定するといいのですが。
ピーマンもなっていました。花もついています。
ピーマンの花は純白で下を向いていて清楚な花です。
花を上を向けて、正面から見ると、花の形はナスやジャガイモ、トマトの花とよく似ていました。
みんなナスの仲間です。
 
 
2年生の畑のとなりに黄色いカンナの花が咲いています。カンナはショウガの仲間です。
大きいですが、花や葉の形がショウガやミョウガに似ています。

3年生の畑にはヒマワリがきれいに咲いています。
たまに3年生の子どもたちが花の観察に来ています。

クサギが咲いています

4月28日の学校林散策会で教えていただいたクサギが花を咲かせています。
もう、花の盛りを過ぎて終わり近づいています。
 
クサギは手のひらより大きい葉を付けます。葉に臭いがあるのでこの名が付いているようです。
花にはチョウがよく飛んできますが、今日はいませんでした。
まだ花を咲かせない小ないクサギの木もあります。

昆虫レストランが3店開業

学校林の入り口近くに、現在樹液が出ている木が3本あります。
樹液はそれほど多く出ていないので、お客さんが殺到しているわけではありませんが
カブトムシやカナブン、タテハチョウが来ていました。
   
    第1レストラン          第2レストラン         第3レストラン
第1レストランは学校林入口すぐ右側の木です。
根元から少し樹液が出ていますが、量は少ないようです。
昆虫はいたりいなかったりの程度。
第2レストランは階段教室の左の大木。ブランコの右側です。
樹皮はたくさん濡れていますが樹液かどうかは不明。
こちらも昆虫はいたりいなかったり。
第3レストランは、入口下の階段を降り切った右側の木。
2本並んでいる木のうち、巣箱のかかっている木の方です。
こちらも樹液がたくさん出ているわけではなさそうですが、
昆虫がよく来ています。
学校林は大人と一緒ならば、平日8時15分から16時45分までは開放します。
職員室に声をかけてください。

現在、スズメバチは来ていませんが、来ることも十分あります。
樹液を吸っていたり、飛んで来たりしたススメバチは
たたいたり追い払ったりしないでください。
人間はじっとして動かないで、そのあと静かに引き返してください。
樹液を吸っているスズメバチは、食べることに集中しているので
近づかなければ襲っては来ません。

蚊への対策が重要です。学校林に入るときは、長袖・長スボン・首にタオルが必須です。

カナブンとクロカナブン

昆虫レストランには連日カブトムシとカナブンが来ています。
 
下にいるのがカナブン。上3匹はカブトムシです。
カナブンは緑色から茶色のメタリック。金属的な光沢がとってもきれいです。
 
クロカナブンもいたので部屋で写真を撮ってみましたが、
動くのでなかなかうまく撮れません。
黒のメタリックでかっこいいのですが、自然の中で見る方がきれいです。

連日の猛暑日

全国で猛暑が猛威をふるった8月2日、13時に35.8度となり、今年度3日目の猛暑日を記録しました。
続く8月3日、名古屋でも40度を越えたこの日も、13時に35.9度まで上がり、連続2日の猛暑日となりました。

昆虫レストラン開店

7月30日、逆走した台風が通過したので、学校林に被害がないか見に行くと、
入口近くのクヌギの木にカブトムシがたくさん止まっているのを見つけました。
どうやら少し樹液が出ているようです。
昆虫の学習をする3年生の学級担任にカブトムシ狩りをしてもらいました。
子どもが学習する9月まで生き延びてくれるといいのですが。
7月31日。今朝も行ってみると3匹ゲット。

通学路のハチの巣

7月31日、卒業生の保護者から通学路の街路樹にハチの巣があると教えていただきました。
市役所には伝えてあるということで、現場に行ってみると、直径10㎝程度のミツバチより少し大きいハチの巣がありました。

道路交通課の方がすぐに来てくださり、無事、撤去しました。
 
ありがとうございました。

秋の七草 ハギ

7月31日、秋の七草であるハギが咲いていました。
ハギは漢字で「萩」。草冠に秋です。
早く猛暑が去り、秋になってほしいものです。
 
ハギはマメの仲間(マメ科)です。小さい花を拡大してみると立派なマメの花です。

雑草 ハキダメギクとスベリヒユ

暑い日続き、畑の雑草が伸び放題となってきました。
7月25日、雲が出ていて日差しが抑えられている朝に
3年の学級担任が畑の草むしりをしました。

雑草の中に、ハキダメギクを見つけました。
小さな花がかわいらしい植物ですが、かわいそうな名前を付けられています。
 
となりの学年の畑にはスベリヒユが繁茂しています。
雑草ですが食べられます。花は初めて見ましたが、きれいな花です。
 
スベリヒユは、園芸店で売っているポーチュラカと同じ仲間です。
(スベリヒユ科スベリヒユ属(ポーチュラカ属))
ポーチュラカは和名がハナスベリヒユといいます。マツバボタンも同じ仲間です。
みんな花がよく似ています。

【大人の食育】
せっかくなのでおひたしにして食べました。
洗って、根を切り、塩でゆでて、水でさらして絞りました。
   
リンゴ酸を含んでいるそうで酸味があります。
名前の「滑り(スベリ)」に由来するようにぬめりがあります。
味はツルムラサキに似ていました。
ごちそうさまでした。

猛暑日

7月23日は全国各地で最高気温の記録を更新しました。
5年生が集団宿泊で、涼しい富士山に行った日、
豊ヶ丘小の百葉箱の中にある自記温度計も、今年初めての猛暑日を記録しました。
これまでの最高気温より一気に2℃以上も上がり、11時半頃37.0℃になりました。

8月24日、5年生が河口湖から帰って来た日も12時半と13時半に35.0℃まで上がり、
連続2日の猛暑日となりました。
多摩ニュータウンは緑が多く、他の多摩地区や
ヒートアイランドで暑くなっている都心よりは
気温が低くなっていると思います。(冬は寒いですが。)
八王子は内陸で盆地のため、他の地区より夏は暑く、冬は寒くなります。

ニイニイゼミ

7月19日、学校用務職員が校舎内の清掃で生きたニイニイゼミを見つけたので持ってきてくれました。
セミは、カメムシやアワフキムシ、ヨコバイやタガメと同じ
口が針になっている昆虫の仲間です。
針を刺してストローのように液を吸います。
 
小型のセミで豊ヶ丘周辺では一番早く鳴きだします。
今年は6月19日でした。
抜け殻も小さく、土が付いて白くなっているのが特徴です。

今も鳴いていますが、数ではアブラゼミに取って代わられました。
アブラゼミは7月4日から鳴き始めています。
その後、ミンミンゼミが7月11日に鳴きだしました。
数は少ないですが、ヒグラシも7月15日から鳴いています。
多摩センター周辺には西日本が主体のクマゼミもいます。
学校林周辺では、鳴き声は聞こえている気はするのですが、セミ自体は見ていません。
もうすぐ、ツクツクボウシが羽化します。

追記 ツクツクボウシの初鳴は7月24日でした。

ツバメの巣

ツバメが巣を作って子育てをしているのですが、残念ながら巣は見えません。
いくつ巣を作ったのか、ヒナは何羽いるのかも分かりません。
親は5,6羽飛んでいます。
せっかく作ってくれたのに観察できず残念です。


コガマの穂が出ました

ビオトープにあるコガマに穂が出ました。
始めは緑色をしていますが上から順番に、中の茶色の穂が出てきます。
いつもは茶色になってから気付いていたので、初めは緑色になっているのを初めて知りました。
 

ネムノキが咲きました

7月7日、学校林整備作業の時にネムノキが咲いているのを見つけました。
見てると眠くなるようなフワフワしたきれいなピンクの花です。



でも眠るのは、葉のようです。夜になると葉が閉じるそうです。

7月7日学校林整備作業

7月7日、七夕、小暑。昨日から九州から近畿まで特別警報が出ていて
多摩市も一時集中豪雨が降りましたが、当日は雨はやんで蒸し暑いくもり空となりました。
保護者9名、児童9名、地域の方4名、スタッフ・教員7名の計29名の方に参加していただきました。
 
 
クズを中心に下草刈りをしました。
クズは木や草に絡み、覆うようにして葉を広げるため、絡まれた木や草は大きくなれません。
みなさんのおかげで短時間で大部分を取り除くことができました。
子どもたちも刈った草を上へ運び上げてくれました。
感謝申し上げます。
ヤマユリは今日も1輪咲きました。
つぼみが全部で9つあるので、これからが楽しみです。

6年 ヒメコウゾのジャムづくり

6年生の総合的な学習の時間では、子どもたちが学校林について課題別に取り組んでいます。
植物・木・実グループが熟したヒメコウゾの実を集めてジャムをつくりました。
実の中に小さな種が多く、めしべがイガイガしていますが
子どもはおいしいおいしいと言って、実からジャムをつくったことに大満足です。
 
隠し味にレモン汁を少々。これで酸味が出て生食よりおいしくなります。

クラッカーにのせていただきました。

ヤマユリが咲いています

7月6日、待望のヤマユリが咲いているのを見つけました。
週の初めにはまだ咲いていなかったのですが、
2、3日前に咲いたようです。
25㎝を越える大輪で、濃厚な香りを放っています。
 
たくさんのつぼみが付いています。しばらく咲き続けると思います。
見にいらしてください。

タチアオイが咲きました

6月22日、体育館の前にあるタチアオイの花が咲いているのを見付けました。
去年・一昨年の記録がないのでわかりませんが、3年前は6月29日に咲いていました。
やはり、今年は例年より早く咲いているようです。
 
写真に撮れないのですが、ニイニイゼミも鳴き始めました。
今年は6月19日が初鳴きです。
こちらは記録があって、昨年は6月23日、一昨年は6月21日、3年前は6月23日です。
ニイニイゼミが羽化するのとほぼ同じ時期にカブトムシも羽化していたので
そろそろ学校林のカブトムシも羽化していると思うのですが
樹液を出している木がないので見付けられません。

3年 多摩一小との交流

6月21日、多摩一小の3年生が社会科見学で豊ヶ丘小学校を訪れました。
川のそばの低地にある多摩一小とニュータウン内の丘陵地にある豊ヶ丘小が
お互いに訪問し合って町の様子や学校の様子を比較します。
豊ヶ丘小学校の3年生は、明日6月22日に多摩一小を訪問します。
 

3年生は、今日に備えて、何を紹介すればいいのかを考えてきました。
豊ヶ丘や豊ヶ丘小学校の特徴を紹介しなければなりません。
そのために、学校の周りの探検もしてきました。
特徴の1つは集合住宅が多いことです。
それを紹介するために屋上で解説することになりました。
 
特徴の2つ目は校舎です。多摩一小はオープンスペースの学校なので校舎のつくりが違います。
そして、3つ目は山(丘陵地)の学校の特徴である学校林の紹介です。
人に学校林を紹介するためには自分たちが学校林を知らなくてはなりません。
学校林の何を紹介するのか、どんな植物があるのかを調べて当日を迎えました。
  
    ブランコの紹介          つり橋の紹介          くもの巣の紹介
遊具の紹介では、多摩一小の子どもたちに遊んでもらって、自分たちは下で見守っていました。
ヤマグワの実を取って「食べられる実です。」と紹介する姿も見られました。
明日6月22日は、川の学校である多摩一小にお邪魔して多摩川を案内してもらいます。

腐葉土づくりの箱の解体

体育倉庫西に腐葉土を作るために作られたと思われる箱があります。
篠竹が生い茂り、板丈の背も高いため、手が付けられずにいました。
今年初めての真夏日となった6月9日、
それを聞いたおやじの会の方々が、解体できないかどうかを見るために集まってくださいました。
何とか解体したいものです。

おやじの会のみなさんには、新たに腐葉土づくりの場所を作って
多摩市産のカブトムシを増やしたいという思いがあるようです。
実現するといいですね。
解体作業の第1回目は6月23日土曜日(学校公開日)の午後1時30分からを予定しています。
学校林整備作業もありますので、たくさんの方のご参加をお待ち申し上げます。

ホタルブクロの群生

学校林西端、ミニバスの通りに沿ったフェンス際にたくさんのホタルブクロが咲いています。
5月25日から咲いているのでそろそろ終わりです。



都会のホタルブクロは色が薄いのが少し残念です。
それにしてもいい名前です。

6年 「100年先まで残したい わたしたちの学校林」

6年生は総合的な学習の時間で学校林を題材にした学習を進めています。
学校林に実際に行ってみたり、パルテノン多摩歴史ミュージアムの学芸員の方のお話を聞いたりする中で
自分たちは、学校林について、よく知らないということが分かってきました。
そこで、各学級で1学期の学習の目標を考えました。
1組「学校林 知識を身に付け 世界へと伝える準備 万端に」
2組「学校林のすべてを知って 伝えられる人になろう」
学芸員の方の話の中で、「世界へ目を向けて」という話があり、
同じように自然を保全しようとしている人々が世界中にたくさんいることを知りました。
その方々にも自分たちの学校林の保全のことを伝えたいという思いが入っています。

6月6日、6年生の研究授業です。
1組では自分が興味があり、調べてみたいことを出し合い、自分が調べる内容を決めました。
2組では、調べたいことを実際に調べ始めました。
 
(左)センサーカメラで撮った画像を見て、とんな動物が学校林に来ているのかの基礎データづくりをしました。
(右)学校林の土壌にどのような生き物がいるのかを調べてみました。
まだ、どのような方法で調べて行けばいいのかを探っている段階です。

ショウジョウトンボ

6月4日、ビオトープに真っ赤なトンボがいました。
ショウジョウトンボです。

燃えるような赤です。とても美しいトンボです。
去年はいつ見られたかとカレンダーを探しましたが、記録がありませんでした。

ムラサキシキブが咲きました

6月1日、ムラサキシキブが咲いているのを見つけました。
今年は学校林のいろいろな場所で咲いています。
今まで気付かなかったのですが、たくさん自生しています。

秋に、とてもきれいな薄紫色の実が付きます。
12月のリースづくりの飾りに使えると、とてもきれいなリースを作ることができます。

6年 センサーカメラの設置

6月1日。総合的な学習の時間で学校林を調べている6年生の動物斑が
学校林ビオトープにセンサーカメラを設置しました。
去年は5月30日~6月3日までニホンアナグマが映ったのですが、今年はどうでしょうか。
 
  杭にカメラを据え付けます    学校林ビオトープを直します