日誌

日々の様子

南京玉すだれサークル(南京玉すだれ部!?)始動!

南京玉すだれサークルが今日から始動しました。

放課後の活動なので、むしろ、南京玉すだれ部でしょうか(*^^*)。

隔週の火曜日、毎月の第二火曜日、第四火曜日の15:30~16:30が活動時間です。

3~6年生まで、10名が参加しましたが、途中で保護者の方や2年生の妹も入り、賑やかに始まりました。

なぜ南京玉すだれをやろうと思ったのか・・・。

2年生の時に体験してみて面白かったから。

2年生の時の体験が楽しそうにしていたから。

舞台発表ができるから。

何となく惹かれて・・・。

いろいろだと思いますが、とにもかくにもやってみることが大切です。機会があることはとても貴重なことです。

ということで始まりました、南京玉すだれ部です。

パルテノンでの舞台発表のほか、お祭りなどでも披露しようか、画策中です。

途中入部も可能ですので、興味があったら担任の先生に声をかけてみてくださいね。

 

 

 

 

 

みんなの上達が早いこと。

そして1時間真剣に取り組んでいました!

2年生 学校探検の準備

もうすぐ、1年生は生活科の学校探検で、校舎内の施設を巡ります。

そのエスコートをするのは2年生です。

2年生が事前資料の作成で、校舎内の写真をグループで撮影していました。

この前まで1年生として可愛がられていたばかりの2年生が、1年生を案内しようと、一歩大人になろうと、がんばっていました。

風薫る5月がもうすぐ

風薫る5月という言い方がありますが、週末からの気温を感じていると、風薫る4月ですね。

気持ちよく過ごしやすい日が続いています。

朝の大谷戸公園は、空を見上げると美しい新緑が目に飛び込んできます。

 

一番緑がきれいな時期でしょう。

月曜日から、久々に感染症の罹患者が0の日も続いています。

 

朝、「蛇の抜け殻~」と手にしてきた男の子がいました。

よく見て見ると、蛇の赤ちゃんが干からびていました。

うまい具合の環境にいることができなかったのですね。

これも自然の摂理ですから仕方ありませんが、ちょっとかわいそうな気もします。

 

一方、校舎内では、朝校舎内を巡回した副校長先生が異変に気付きました。

6年生教室の前の廊下の窓から、外に水しぶきが見えています。

屋上に上がって確かめてみると、水道の空気抜きの配管のシールがダメになっていて、時折水を吹いている状態でした。

業者に来ていただいて、修理はすぐに完了です。

 

こんなにも気候が良いと、ちょっとやそっとの不具合でも心は平穏です(笑)。

人間は、そういう生き物ですね。

優しい英雄

先週木曜日に、こんな電話がかかってきました。

「杉並区に住むものですが、先週末に桜ヶ丘公園に出かけまして、聖蹟記念館や谷戸田に生きたかったのですが、道に迷ってしまいまして、その時に小学生のお子さんに道を尋ねると、とても丁寧に教えてくれました。谷戸田には一緒に案内までしてくれました。学校名を尋ねると、連光寺小学校ですと言っていましたので、一言お礼が言いたくてお電話しました。」

という嬉しいお電話でした。

早速今朝の全校朝会で、全校にこの電話の内容を話すと同時に、

・他人に優しくできるのは、あたたかくていいね。

・優しさはやがて自分に返ってくることもあるよ。

・電話がとっても嬉しかったし、校長先生からもお礼を伝えます。ありがとう。

・連光寺小のみんなが、そんな人になってくれるといいな。

と語りました。

 

全校朝会が終わった後、小さな声で伝えに来てくれた5年生男子。

「たぶんさっきの話、ぼくたちだと思う・・・」

聞くと、最後は春日神社のバス停まで案内してお見送りをしたようです。

「『お礼は結構です』と言ったのだけど、ジュースをもらってしまいました。」とも。

電話も心が温かくなりましたが、この5年生の言葉にもさらに心が温かくなりました。

優しい英雄ですね。ありがとう。そんな気持ちをこれからもみんなで大切にしていきたいですね。

 

今日は花壇の雑草をやぎさんに食べてもらっています。

みんな誰も不思議がらず、当たり前のように登校してきます(笑)。

6年生 地球温暖化の授業

6年生は総合的な学習の時間で再生可能エネルギーについて1年間、探究学習を進めていきます。

学習のとりかかりとして、金曜日に校長から2時間の授業を行いました。

 

探究学習を進めていく上で、まずはそもそもなぜ再生可能エネルギーなのかというところを押さえておく必要があります。

ご存じのように現代は気候危機と言われ、地球平均気温の上昇は留まることがありません。

これはアメリカのバークレー・アースという気象観測機関が出している月ごとの地球平均気温のグラフ。

ご覧になればわかると思いますが、地球平均気温は2023年から突出した状態となっており、いよいよ温暖化の暴走が始まったともいえる状況です。

( 出典 「2024年の地球気温レポート」Berkeley Earth  ) 

 

子供たちには、温暖化の現状についてまず話をしました。

 

温暖化の原因は言わずもがな温室効果ガスの増加によるものです。

温室効果ガスには、9割を占める二酸化炭素(炭酸ガス)のほかにも、メタンガス、一酸化二窒素などもあります。

では、二酸化炭素を多く出しているのはどこでしょうか。

実は4割がエネルギー変換部門、発電分野なのです。

日本の発電は火力発電が主力です。火力発電の燃料は、天然ガスと石炭です。

なんとコストの安い石炭がまだ使われているのです。

そういえば私の小学生の時の教室のダルマストーブは石炭でした。シャベルで油に浸した石炭をストーブの中に入れるのが朝の日直の仕事でした。

天然ガスや石炭を燃やして水蒸気を発生させ、タービンを回して発電します。

つまり、燃やしているときに二酸化炭素が出るのです。

 

発電以外にも、ガスを使用すること(家庭部門)、ガソリンを使用すること(運輸部門)でも二酸化炭素は排出されます。

では、私たちの生活で、どんな場面で二酸化炭素を出しているでしょう。

ランダムな場面のカードを提示して、考えてもらいました。

 

 

例えば夜に勉強する・・・部屋やスタンドの電気を使います。

牛乳を飲む・・・乳を搾る、運ぶ、冷蔵する、電気を使います。

給食を食べる・・・食材の保管に電気、調理にガス、運搬にガソリン(軽油)を使います。

ドライヤー・・・電気を使います。

便座・・・暖房便座やシャワーで電気を使います。

といった具合に、実はすべての生活場面で私たちは二酸化炭素を排出しています。

電気漬けの生活と言ってもいいでしょう。

だからこそ、環境負荷をかけない電気を作る必要があるのです。

 

という話とワークショップを2時間行いました。

子供たちの感想を一部紹介します。

★この問題にこれからどのように向き合っていくのか、向き合っていけるのかを学びたいと思います。

★私たちは後の世代の人だから、何の対策をするのかを考えていった方がいい。

★思っているより地球温暖化が進んでいてびっくりしました。対策をするには、怖さをみんなに知ってもらうことだと思いました。

★グレタ・ツゥーンベリさんが、もう時間がないことを大人よりも必死に訴えていて、とても大変になっていると思った。

★気温の高さは、遠い未来というわけではなく、今も徐々に上がっているのが自分事として怖いと思いました。

★(温暖化によって)たくさんの動物が絶滅してしまい、最終的には人類も・・・?ということになってしまう。今の地球の現状は極めてヤバイ。

子供たちには、かなりショッキングで、まずいという思いを抱いてくれたようです。

この情動(モチベーション)こそが学習を進め、社会を変えるスタートです。

想いを持ち続けて学んでいきましょう、みなさん。

 

そして、焦っても何も変わりません。

具体的に、どう変えていくのか、それをある種科学的に、そして社会的に、私たちはどう生きていくのが良いのか、それを考えることを積み重ねる探究学習を進めていくより他ありません。

6年間の学びの集大成です。