学校の様子

学校の様子

PTA除草作業&引き渡し訓練

 5月14日(土)の除草作業には多くの保護者の皆様にご参加いただきまして、ありがとうございました。
   
おかげさまで、校庭や、外の斜面はとてもきれいになりました。作業の開始予定時間よりも早い時間からとりかかってくださったりした地域の方々ありがとうございました。また、歴代のPTA会長さんも応援に駆けつけ、草刈り機で刈ってくださったり、刈り取った草をご自宅の重機をつかって集めてくださったりしました。福田二小は本当に地域の皆様に愛されている学校です。皆様のご厚意にあらためて感謝申し上げます。
 除草作業のあとは、地震(震度5強)を想定した避難訓練と、これに伴い保護者への引き渡し訓練を実施しました。

11:35 震度5強の地震発生を知らせる放送が入りました。 各クラスでは、防災ずきんをかぶって頭を守り、机の下にもぐりました。 第二次避難を指示する放送に従い、校庭に移動します。
 
所定の場所に避難すると、担任は直ちに人数を確認します。

担任はすみやかに教頭へ報告します。教頭は校長に報告します。どうやら全員無事に避難できたようです。今回は、避難しはじめてから全員の安全確保の報告をうけるまで、4分5秒かかりました。
   
 一方校庭では、除草作業後、外で児童の下校を待っていてくださった保護者の方も、校長の「保護者のみなさんも洋服やエプロン・鞄・手など、つかえるものは使って頭を守りましょう。」という呼びかけに協力してくださり、子どもたちといっしょに避難訓練を体験していただきました。

 全員の無事が確認できたところで、保護者への引き渡しが始まりました。保護者が1列にならんで子どもの列に移動します。子どもは担任に「ぼくのお父さん(お母さん)です」と紹介し、引き渡しても大丈夫と確認した後、各家庭ごとに下校していただきました。

 9月にも、このような引き渡し訓練を予定しております。次回は、保護者の皆様方が、自主的に学年ごとに並んで待っていただけると、よりスムーズに引き渡しができます。本当に大地震が起きたときは、教職員は子どもたちの対応におわれると思います。そのときには保護者の皆様の自主的な行動がたよりです。次回もぜひ参加していただいて、いざという時に備えていただきたいと思います。

読み聞かせ(3・4年生)

 今日は、3年生と4年生対象の読み聞かせです。
【森さんのコーナー】
 
*「すみれとあり」  矢間 芳子さく  福音館書店
すみれとありにはどんな関係があるのでしょう。2年生の国語の教科書にもでています。

*「こしおれすずめ」  瀬田眞二 作  福音館書店

*「かあさんの いす」  ベラ B.ウィリアムズ作  あかね書房

おうちが火事で燃えてしまいました。

 
欲しかったいすはこれです。さっそく写真をとりました。「おかあさんのいす」のお話です。

【竹田さんのコーナー】
 
*「ほね・ホネ・がいこつ!」  中川ひろたか文  保育社

 
*「ひこいちばなし」  大川悦生文 ポプラ社  熊本地方の昔話です。

 
*「えんぎが いい」  雨宮尚子さく  コドモエのえほん

【礒野さんのコーナー】

*「ことりのゆうびんやさん」  松谷さやか文 福音館書店

*「ゆらゆらばしのうえで」  きむらゆういち文  福音館書店

*「すごいぞ かえるくん」  マックス・ベルシュイス文  セーラー出版

*「はやくねてよ」  あきやまただし作   岩崎書店

ぶたさんが1ぴき  ぶたさんが2ひき ぶたさんが3びき・・・。


 




このあと、どうなったのだろう。このつづきが気になる人は、本をよんでみてね。

運動会のテーマ決まる

 5月11日の児童代表委員会で、運動会のテーマが次のように決定しました。
  「協力 全力 最後まで」
 全校児童が、力をあわせて自分の力を出し切って最後は、いい運動会だっだと思える運動会になることを期待しています。
 

文化財出前授業(6年生)その3

 旧石器時代から平安時代までの出土品を紹介していただいたあとは、コンピュータルームでへ移動し、映像を見ながら解説してくださいました。
 
遺跡に関することや、縄文時代の竪穴式住居や縄文犬に関することをクイズ形式にしながら説明してくださったので、とてもよくわかりました。

住居の三角になっている部分をとりのぞくと、地面にこのようなあとが見られます。柱をたてていた穴です。縄文時代の人々は、このようにしてマイホームを建てたのです。

【火おこし体験】
 
3人一組になって火をおこします。板の穴に棒の先をさします。この棒をくるくるまわして摩擦をおこし、その熱で火だねを作ります。棒は、上部の先端に通されたロープが左右に引っ張られるように結びつけられています。この棒をねじることによって、ロープがまきとられます。ロープの両端を結びつけた板を両手で下におすと、ロープがほぐれると同時に、棒がくるくるまわるというしくみになっています。これを何度もくりかえします。


最初はなかなか思うように棒がまわりませんでしたが、だんだん慣れてくるとくるくるまわるようになってきました。
 
あたりに何かこげくさいような、こうばしいようなにおいがしてきました。けむりも出てきました。

 
みぞに火だねができます。
 
火だねをこぼさないように、ほぐした麻の上にのせます。火だねを麻で上手に包んで


軽く左右にふっていると、白い煙が出始めました。

とつぜん、ぼわっと、ほのおが麻を包み込みました。完全な火の誕生です。昔の人はこのしくみをよく考えましたね。

【黒曜石の体験】

火おこしにつづいて、こんどは、調理の体験。調理といってもこの時代には今のような包丁はありませんから、そのかわりに ”黒曜石(こくようせき)” をつかっていたそうです。

今回は、鶏肉を黒曜石の包丁で切る体験をしてみました。

「すごーい!! よく切れる。 しかもきれいにきれてるよ」

【縄文様体験】

縄文土器にあった、縄のもようを、実際に縄を使って粘土につけてみました。きれいな仕上がりです。

貝殻をつかって、違う模様もつけてみました。楽しいです。昔の人もこんなふうにたのしんだのでしょうか?

文化財出前授業(6年生)その2

 昨日の思いがけない発見とは・・・。
 
古墳時代の出土品です。「土玉(どだま)」をつないであります。今でいう ”ネックレス” のようなものでしょうか。この出土品の横におかれている説明書きを見てください。な・な・なんと、倉之橋遺跡 (西三ヶ尾) から出土 と書かれているではありませんか。福田第二小学校の所在地が 野田市西三ヶ尾988番地 ですから、 この「土玉」は学校の周辺のどこかから出土したことになります。 なんだか急に親しみがわきました。
 

   
古墳時代にはいると、道具にも変化があらわれます。
上の写真をよくみてみると、土器の面に色のちがうしまもようのようなものも見られます。 くびれたところには、土を丸めてぺたんこにつぶしたような円形のものがたくさん張りつけてあります。かざりのようですね。 王様のお墓にいっしょにうめられたもののようだと説明がありました。


さて、こちらの二つの土器は・・・。
 
一つは「こしき」といって底に穴があいています。  これにはお米を入れます。穴から漏れないように何かをしいたようです。
 
これは「かめ」というものです。水を入れます。


下は水の入った「かめ」 上には米をいれた「こしき」を重ねます。二つの土器を下から火で熱すると、下の「かめ」からは蒸気が出て、上の「こしき」の中の米は蒸されるという仕組みになっています。当時はお米を炊くのではなく、蒸していたようです。古墳時代の人の知恵です。 

 
さらに時代は進んで平安時代に入ります。このときの土器は他の時代にくらべても、とてもうすく仕上げられています。

 
ふたのある食器が作られたようです。今のお皿とかわりませんね。

さらにお皿には、文字も書かれています。「吉」という文字がわかりますか?

これは「かま」です。 旧石器時代とことなり、石ではなく、金属でつくられています。これを木の棒にくくりつければ「かま」になります。


時代とともに、生活につかわれる道具がどんどん進化していった様子がよくわかりました。