学校の様子

学校の様子

栃木県子ども総合科学館へ(3・4年生)その1


 12月6日(火)7時20分、3・4年生がいつもより早い時刻に登校しはじめました。(本当の集合時刻は7時30分でした) 今日は野田市のバスを利用して、栃木県子ども総合科学館へ行きます。7時45分、出発の会を終え、サッカー部や他学年の子どもたち・先生方に見送られ、バスは出発しました。

 バスの中では、子どもたちが考えたバスレクが次々と飛び出しました。引率の先生方が思わずプッと吹き出してしまうようなクイズもあり、大いに盛り上がりました。

常磐道もスイスイと順調に進みます。窓の外は、まだまだ紅葉が美しいです。

 バスは、壬生ICをおり、町の中を走り始めました。するとこんな標識が・・・(写真がなくてごめんなさい。小さすぎるのとバスが動いていてうまくとれませんでした)
 なんと、「おもちゃのまち駅」という標識です。運転手さんが「東武線の駅ですよ。」と教えてくださいました。興味のある人は、調べてみてくださいね。(調べたら校長室まで教えに来てください。)
 
空をつきさすように立っているロケットが見えて来ました。 ここが茨城県子ども総合科学館です。

 科学館に入場する前に、みんなで写真。(「はやく入場したいなあ。」という心の声が聞こえてきそうです。 この続きは・・・おたのしみに。

修学旅行(6年生)その7

  
湯滝まであと何㎞? あと4㎞くらいかな?

川沿いにどんどん進んでいくと、
 
また、木が倒れています。この木は、こちらの岸と川向こうの岸をつなぐ橋の役目をしているそうです。だれが使っているの? 猿などの動物たちにとって大事な生活道路なのです。

階段になっている道を上りきると、水の音が少し大きく聞こえるようになってきました。

「あと少しですよ。がんばりましょう。」というガイドさんの声にはげまされて、赤沼駐車場を出発して約3時間。ハイキングのゴール地点である。湯滝に到着しました。


 

 ハイキングの最後にガイドさんから「これはドングリです。みなさんはここからドングリ一つたりとも持ち帰ることはできません。これも日光の自然を守るための大切なルールなのです。」

 ガイドさんのわかりやすい説明のおかげで、自然を守ることの大切さを学んだハイキングとなりました。 ガイドさん、ありがとうございました。

修学旅行(6年生)その6


ハイキングはまだまだ続きます。

目の前に、倒れた大木を見つけました。背の高い寺田先生が左に写っていますが、先生と比べると、その大きさがわかりますね。その先へぐるっと回ってみると・・・。

大木にふさわしい太い根っこがびっしりとのびています。地面にしっかりと根をはってしっかり立っていたのでしょうね。でも、こんな大きな木でも、かみなりが落ちたりするなど、自然の何かが原因で倒れてしまうのです。でもこの倒れた木は、倒れてしまったあと、根っこに苔や他の植物がはえたりして、他の生き物のすみかなどになって役立っているんですって。

自然ってすばらしいですね。

次にガイドさんのバッグから出てきたのは、  ”てん”です。(安心してください。剥製ですよ。)あたりには、赤くてかわいい実をつけた木があります。その実を好んで食べるのだそうです。木に登りやすいように、手足のつめがしっかりしているのがわかります。体をさわってみると、ふわふわとした毛があたたかそうでした。
 
ゴールはまだまだですよ。どんどん歩いていきます。

またたおれた木を見つけました。ガイドさんがその木に乗っています。この木はこけがはえていました。それにキノコも生えていました。さきほどの説明にもあったように、木は寿命(じゅみょう)が来てたおれても、ちゃんと次の生き物が育つために役立っているのです。

ガイドさんが、「みんなが歩いているハイキングコースの土は本当はとても柔らかいんですよ。地面を触ってみてごらん。」と言いました。実際に触ってみるとかたい部分と柔らかい部分があります。場所によっては、指をつきさすと、ずぼっとかるくさせるくらいに柔らかい部分もあります。「かたいのは、ハイキングに来た人たちが踏みしめてしまうからなんです。」と説明してくれました。「みんなが立っている地面の下にはこんな動物もいるのですよ。」と言って・・・

ガイドさんのバッグから出てきたのは、モグラでした。(これも剥製ですよ) 今度もみんなに触らせてくれました。「へー。モグラってこんな手触りなんだ・・・。」
 
 「ガイドさんのバッグは、”おたのしみ袋”みたい。いろんなものが出てくる。」とだれかがつぶやきました。

  
だいぶ歩いたので少し疲れました。ここで短いおやつタイムにしました。「そうだ。おかしや、ゴミは落とさないようにしないとね。」

元気を取り戻して、ゴールに向かってGo!!

ふれあい給食週間

   本校では、通常は1・2年生、3・4年生、5・6年生というように、2つの学年が一つの場所に集まって給食を食べています。

 年に数回、ふれあい給食週間をもうけ、全校児童と教職員が一堂に会して給食を食べることがあります。今年度2回目の「ふれあい給食週間」は、11月21日(月)から25日(金)でした。
 
 他の学年の人やいつもはいっしょに食べない先生方との給食は、少し雰囲気も変わって、楽しさも違います。



 6年生のいつきさんが、こんな作文を書いていましたので紹介します。
 
    「小学校生活」     6年 いつき
 21日から全校で給食を食べるふれあい給食でした。いつもは、高学年だけで食べていたけど、低学年もいっしょなので、すごく楽しいです。
 1年生のはるきさんがぼくに「今日の給食なあに。」など、いろんなことを話してくれるので、すごく楽しいです。他にもゆうたろうさんやかずとさんとも話しています。
 福二小は、人数が少ないけれど、こういう交流があるので、みんな仲がいいなと思いました。小学校生活はもう少しで終わってしまうから、もっと仲良くなって楽しく過ごしたいです。

修学旅行(6年生)その5


 12時50分。いろは坂を登り切り、赤沼駐車場に到着しました。

そこで待っていてくれたのは、エコツアーガイドの中山さんです。あいさつを済ませて、これから戦場ヶ原のハイキングに出かけます。

これから3時間のハイキングの始まりです。準備体操で足首・手首を十分にほぐしてから出かけます。

 ハイキングが始まってすぐに説明。「このあたりはクマザサがたくさん生えています。これからどんな植物があるかを見ていくのも楽しみですよ。もしかしたら動物のふんを見つけるかもしれません。戦場ヶ原にはどんな動物がいるのでしょうね。」
ガイドさんの話を聞いているとなんだかわくわくしてきます。(立て看板を見たら、熊に注意!と書いてありました。ドキッ!)

 ハイキングコースには、豊かな水が流れています。川の中央には、倒木(たおれた木)があります。木にこけがはえているところを見ると、ずいぶん時間が経過したのだろうと感じさせます。例年なら今頃、樹木はすっかり葉を落としているのですが、今年はまだ色づいた葉を見ることができます。

 ハイキングコースにはすべて木道がしかれています。もちろん木道以外の道を歩くことは許されていません。観光客によって自然がこわされることを防ぐためです。

 急に視界が広がりました。まさに戦場ヶ原です。ガイドさんと男体山をバックに ”one,two,はあーい”(本校の写真を撮るときの合い言葉です。)
 

 突然、ガイドさんが木道にしゃがみました。”どうしたの?” と思ってみていると、バッグの中からピンセットとビニルぶくろをとりだしました。そして木道の下へ手をのばして、何かをつまみ上げました。「みなさん、これはなんでしょう。」
 「そうです。おかしです。観光客のだれかがうっかり落としてしまったのかもしれません。そのままにしておくと、ここに住む動物たちが食べてしまいます。本来動物が食べるものではないので、病気にかかってしまったり、死んでしまったりする可能性があります。おかしの包み紙といえども、そのままにしておくわけにはいかないので、ぼくたちは見つけるとこうして拾ってもちかえるようにしています。」といって、ビニル袋に入れ、バッグにしまいました。本当に日光の自然を大切にし、日光を愛しているガイドさんなのです。こういう方々によって日光の美しい自然は守られているのです。私たちも見習いたいものです。

子どもたちがガイドさんの手元を見ています。

 「みなさんは、キツツキにつつかれたことがありますか?」 
 ガイドさんがバックから取り出したのは、キツツキの剥製(はくせい)でした。かつてガイドさんがお仕事をしていたときに、研究室の窓にぶつかって死んでしまったキツツキを剥製にしたものだそうです。「手をだしてみて」といいながら、キツツキのくちばしの先でひとりひとりの手をつついてくれました。「こんな感じで、キツツキは木に穴をあけるんだよ。」と教えてくれました。ちょっぴり痛かったですけど、初めての貴重な体験にみんな感動しました。「へえー。」