学校の様子
2/4 春一番?
【春一番の基準】
①立春から春分までの期間
②日本海に低気圧がある
③南寄りの風が強く吹き、気温が上昇する
本日、過去最も早い「春一番」が関東地方に吹くらしいというので、昼休みに外に出て様子をうかがいました。確かに風は吹いていて、集めた枯れ葉がすぐに散らばってしまいましたが、思ったほど、福二小の校庭に吹く風は強くはありませんでした。ぽかぽかとした校庭の隅には、春の花の象徴であるホトケノザの花が顔を出し、プール脇の地面では、子どもたちが休み時間に書いたたくさんのドラえもんが笑っていました。
掃除の時間になると、縦割りグループの掃除担当の児童が来て、せっせと枝の片づけを行いました。ニュースでは、今までで最も早い「春一番」が関東地方に吹いた!とのこと。少し、拍子抜けしましたが、午後3時過ぎから学校周辺の周りの高い木々が風で大きく揺れ、音を立ててうなり始めました。カラスやセキレイが今日はやけに鳴いています。きっと、風のせいですね。
2/3 読み聞かせ最終日
本日、今年度最後の「読み聞かせ」を行いました。5.6年生対象です。今日も、森さんと磯野さんが来てくださいました。緊急事態宣言下になってからは、教室で間隔を空けるなど、感染症防止対策を講じての実施です。
6年生にとっては、小学校生活最後の時間でした。6年生を担当してくださったのは、森さんです。森さんが、いつも6年生最終日に読む絵本は、『「いつも見ていた」ゆめをかなえた女の子 ジェーン・グドール』だそうです。今日も読んでくださいました。
ジェーンは動物好きな女の子。アフリカにわたりチンパンジーの研究を始めたジェーンは、いつもいつもチンパンジーを見続けました。そして、チンパンジーの秘密を次々と解き明かしました。この絵本は、子どもの頃の夢を叶えたイギリスの動物学者ジェーンの伝記風の絵本です。好きなことを継続し続けることで、夢を叶えたジェーンのお話です。
この絵本には、森さんが卒業していく6年生へ向けたはなむけの思いが、込められています。6年生は、どんな思いを受け取ったのでしょうか。これから先歩んでいく人生のどこかで、この絵本のことを思い出すことがあるといいなと思いながら教室の後ろで聞いていました。素敵な絵本でした。
一年間、お世話になった森さんと磯野さんに、全校児童が感謝の気持ちを伝える手紙を書きました。5年生と6年生が代表して渡しました。森さん、磯野さん、一年間本当にありがとうございました。
2/2 あいさつ強化週間
「福田プロジェクト」は、福田地区4校で目指す子ども像を共有し、その実現に向けた実践を通して、地域全体で子どもたちを育てていくことを趣旨としています。そして、「明るいあいさつ」「早寝、早起き、朝ごはん」「毎月10日の福田ほっとデー」の3つの取組を推進しています。
本校の4年生以上で構成している「計画・放送委員会」では、「明るいあいさつ」の実現のため、何ができるかを話し合いました。そして、子どもたちが決めた取組が「あいさつ強化週間」の実施です。期間は2月1日(月)~2月12日(金)までの2週間です。6年生児童がポスターを作成し、校内に掲示しています。また、お昼の放送で計画・放送委員が呼びかけを行っています。「学校を楽しくする第一歩は、挨拶です。①相手の目を見て福にっこりで ②元気に相手に聞こえる声で ③自分から先に に気をつけて挨拶を頑張りましょう。」という内容の呼びかけです。各クラスの帰りの会で、できたかどうかを挙手でチェックし、ポイントをためていくという方法で評価します。「計画・放送委員会」のみんなが話し合った方法です。
学校を良くしようとする子どもたちの主体的な取組が実を結ぶよう、学校全体でサポートしていきます。
2/2 豆まき
今日は、124年ぶりの2月2日の「節分」です。明日は「立春」、暦の上では春ですね。今日の5校時に、にじいろ学級では「豆まき」をしました。豆に見立てた新聞紙で丸めた大きな福豆を鬼に向かってぶつけました。それぞれの心の中の鬼を追い払うためです。最初は、動かない鬼の的に向かってぶつけました。コツをつかんでくると、今度は、鬼の的が左に右に動き始めます。(先生が動かしました)動いている鬼に向かって、「鬼は外」の掛け声とともにみんなで豆をぶつけました。最後のまとめでは、「心の中の鬼を追い出す」ことができたかどうか、座って活動を振り返りました。「節分の日の豆まき」は、古き良き日本の無病息災を願う風習です。今日の授業は、その風習を体感する学習でした。
2/1 全校朝会
本日、2月の全校朝会を実施しました。緊急事態宣言下でもあります。放送での集会です。まず、国土緑化ポスター展で佳作となった1年生の表彰の紹介です。
次に、校長からの話です。今年は、124年ぶりに節分が2月2日、そして、立春が2月3日になります。立春は、暦の上での春の始まりと言われています。立春を迎えた頃が、一年のうちで最も寒いと言われているので、二月は、その寒さに耐え、スタートに向かう月ともいえます。話は2つ。二月に頑張ってほしいことです。1つ目は、「感謝の心を持ち、それを言葉や態度で伝えてほしいこと」について、2つ目は、「今すべき大切なこと」についてです。
そして、最後は読書手帳を読破した人の紹介です。読書手帳三冊読破(90冊)の4年生3人と読書手帳1冊読破(50冊)の3年生1人です。国土緑化ポスターと読書手帳の表彰は、集会のあとに会議室で行いました。立派な態度で賞状を受け取っていました。