学校の様子

学校の様子

5/24 「まるで雪」の正体は?



 今日は、一日曇りの天気でしたが、校庭にはそよそよと南風がふく穏やかな一日でした。今日はその南風に乗って、雪のような白い綿毛が校舎の方向に向かってたくさん飛んできました。昨年の6月にも同じ現象が見られたのですが、その正体は、校庭のフェンスの向かい側の湿地に立つ大きなポプラのメスの木の綿毛のようです。ポプラのメスの木は花が終わると緑の実をつけます。その実が割れて出てくるのが、白い綿毛です。まだ、飛ばしはじめなので風がやむとおさまり、さほど気にならなくなりました。
 校庭では、子どもたちが元気に自由遊びを楽しみました。今日の人気NO1の遊びは、鉄棒でした。5年生が連続逆上がりを見せると1年生も逆上がりに果敢に挑戦するなど、異学年入り混じって元気に遊んでいました。

     そんな傍らで、いろいろな苦難に遭遇したのでしょう。羽が何か所も傷ついた黒いアゲハ蝶が、フェンス近くのつつじの蜜を吸いに来ていました。モンシロチョウも日を追うごとにたくさん舞い始めています。また、遠くから近くから、きれいな野鳥のさえずりが響き渡ります。いろいろな営みが感じられる福二小の校庭です。

5/22  植物や生き物の成長



  雨模様の日が続きますが、植物は雨を得てぐんぐん成長しています。先日、3.4年生が蒔いた「ゴーヤ」のポットを見てみると、いくつか双葉が顔を出していました。1年生が育てているアサガオも双葉が出そろい勢いを増しています。2年生が植えた野菜の苗もしっかり根付いて、小さな実をつけているものもあります。3年生が植えたキャベツも立派になりました。3つのキャベツは、みんな太陽の方を向いています。そして、葉っぱを見てみるとモンシロチョウの卵がたくさんついています。現在3年生が、一番早く卵から出てきた幼虫を教室で観察しています。また、春型のアゲハ蝶が飛び立って寂しくなった昇降口の飼育箱に、夏型ナミアゲハの幼虫が2匹仲間入りしました。
 これから、植物や生き物の成長に勢いがつく夏に向かっていきます。植物や生き物の世話を通して、たくさんのことを学んでほしいと思います。

5/21 千葉県「ゼブラ・ストップ活動」実施中!



 千葉県は、「ゼブラ・ストップ活動」を実施しています。「ゼブラ・ストップ活動」とは、横断歩道等における歩行者等の優先義務を運転者に徹底し、横断歩道上における歩行者等の安全強化を目的にしている活動です。
 詳細は、千葉県のホームページや千葉県警のホームページに掲載されています。

1.ゼ・・・「方」をよく見て運転、横断歩道に十分注意
2.ブ・・・横断歩道の手前では「レーキ」操作で安全確認
3.ラ・・・横断歩道でも3(サン)・「イト」で交通事故防止
 ※「3(サン)・ライト」についての意味は、千葉県警のホームページでご確認ください。 

 今日の低学年の下校時には、風が吹き雨も降ってきました。特に雨や風の日の歩行は、視界が悪くなり車は脅威となり危険と隣り合わせです。「ゼブラ・ストップ」を徹底し、大人として子どもたちの安全を守っていかねばなりませんね。
 我々教職員も日々安全運転を心がけていきます。保護者の皆さんも、どうぞご協力ください。

5/20 さつまいも苗の観察



 本日、1年生が4時間目に、さつまいもの苗の観察をしました。昨日植えたさつまいもの苗です。1年生は、紅あずまを植えたので、自分が植えた苗を選んで観察しました。学校の隣の畑をお借りしているので、移動にもさほど時間がかかりません。観察や世話の時に、すぐに畑に行くことができる環境が整っているのが福二小の自慢です。みんな、苗をよく見て絵に表しました。葉っぱがハート型だったり、葉脈がたくさんあったり、茎には紫色のところがあったりすることに気づきました。
 飛び回っているので、うまく写真に収められませんでしたが、畑には、たくさんのモンシロチョウがいました。にじいろ学級のいちごの葉っぱには、ナナフシやバッタの幼生がいました。生き物たちも命をつなぐために頑張っているのですね。

5/19 自分の枕草子NO2


 
  17日(月)に紹介した6年生「枕草子」の学習の第2弾です。「枕草子」の作者の清少納言は、帝の妻の中宮「定子さま」に仕えた女房(当時の選び抜かれたトップのキャリアウーマン)です。清少納言という名は、本名ではなくペンネームです。「枕草子」が生まれるきっかけは、定子さまに位の高い方から献上された「すばらしい貴重品の紙」だそうです。実は、「枕草子」についての情報が得られる本が図書室にあります。日本文学9のコーナーです。特に、大型版やさしい古典「枕草子」著 長尾剛他の本は、現代風の語り口調で、とても読みやすい本です。高学年の児童には、興味を持って手に取ってもらいたい本の一つです。内容を先に知ってから古典を読むことで、古文の言葉の意味を推測できる利点があります。
 さて、6年生が学習した「春はあけぼの・・・夏・・・秋・・・冬・・・」は、清少納言が感じる「美しい時」について書いた随筆です。「いとをかし」という文言はあまりにも有名ですね。それでは、6年生の自分の枕草子の作品の一部を紹介します。春・・夏・・に引き続き、秋と冬についての作品です。
〇秋は落ち葉
 木から落ちる落ち葉が
 ゆらゆら飛んでいく
 夕日を見れば
 音色が広がる

〇冬はお正月
 にやりと笑う子ども
 何に使おうかと迷いながら
 うれしくもらう現金
 元気になる

 それぞれの感じ方に味がありますね。全員分は紹介できませんでしたが、みんなそれぞれに自分の感じたことを言葉に表現しました。この学習を通して、言葉で思いを表現することが「いとをかし」と感じてくれる子どもたちになってほしいと思います。