2024年10月の記事一覧
10月30日(水)
【メニュー】牛乳 ごはん 油淋鶏 きゅうりのナムル 春雨入り野菜スープ
今日は、「油淋鶏」について紹介します。油淋鶏は、揚げた鶏肉に、刻んだ長ねぎの入った甘酸っぱいタレをかけている料理です。諸説ありますが、中国発祥の料理といわれ、料理名は中国語で「肉に少なめの油をかけて揚げる鶏肉料理」というような意味があります。また、ゆでた鶏肉に衣をつけずに揚げる、という方法で作る場合もあるそうです。外側のパリッとした食感に、タレをかけて味が染みこみ、しっとりとした感じが加わるのが、おいしい理由の一つです。
今日は、鶏肉に一枚ずつ衣をつける方法で作っています。長ねぎの食感と甘酸っぱくさっぱりとした風味を味わいながら食べましょう。
10月29日(火)
【メニュー】
牛乳 ごはん かつおの甘辛しょうがソース ねぎすきじゃが 豆乳みそ汁
今日は「かつおの甘辛しょうがソース」について紹介します。かつおは、世界中の温帯から熱帯海域に分布している回遊魚です。旬が2回あり、初夏に北の海でとれるかつおは「初がつお」、そして秋から冬にかけて、南の温かい海でとれるかつおは、「戻りがつお」と呼ばれます。かつおには脂肪酸と呼ばれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれていて、その量は数多くの魚の中でもトップクラスです。これらは脳のはたらきを活性化させる、また、血液の流れを良くする他にも、健康や美容にも良いはたらきがあります。また、かつおは鉄分を効率よく摂取できるため、貧血の予防につながります。栄養たっぷりのかつおをぜひ味わっていただきましょう。
明日も箸が必要な日です。忘れないようにしましょう。
10月28日(月)
【メニュー】
牛乳 ココアミルク揚げパン 鶏肉とじゃがいものトマト煮 白菜とベーコンのスープ
今日は「ココアミルク揚げパン」について紹介します。ココアは、カカオという木の果実の中にある種子のことで、西アフリカ、中南米、東南アジアなど、高温多湿な環境で育てられています。ちなみに、ココアとカカオは同じもので、昔スペインから持ち込まれたときに、イギリスでカカオからココア、という発音に変わったといわれています。また、ココアには腸の中をきれいにする働きがある食物繊維が豊富に含まれています。今日の揚げパンは、ココアと一緒にスキムミルクを加え、ミルクのコクがあり、おいしく仕上がっています。強い骨をつくるために欠かせない栄養素、カルシウムも入っているので、しっかりと食べましょう。揚げパンの袋は、パンの食缶の中に入れてください。
明日は箸が必要な日です。
10月25日(金)
【メニュー】牛乳 厚揚げと白菜のあんかけ丼 大根ともやしのピリ辛スープ 杏仁豆腐
今日は「厚揚げと白菜のあんかけ丼」について紹介します。白菜は秋から冬にかけて旬を迎える中国原産の野菜で、日本に導入されたのは、明治時代初期です。定番の黄緑色の品種の他、最近はオレンジ色の品種も出回っています。水分がとても多い野菜ですが、免疫力を高めるビタミンCや高血圧を予防する無機質であるカリウムを含みます。また、白菜にはうま味成分のグルタミン酸が豊富に含まれているので、煮込んでスープにする、または今日のような「あんかけ」にすると、うま味を丸ごと摂取することができます。
今日は、白菜と相性の良いたけのこやチンゲンサイ、そしてたんぱく質が豊富な豚肉、いか、厚揚げを入れ、中華丼風のあんかけにしました。白菜の甘味と、色々な野菜のうま味を味わいながら食べましょう。
10月24日(木)
【メニュー】牛乳 回鍋肉丼 わかめスープ 黒糖きなこ大豆
今日は「回鍋肉丼」について紹介します。ホイコーローは、漢字で書くと、「回す」「鍋」「肉」と書きます。日本語で直訳すると、「鍋を回す」となってしまいますが、中国語では「鍋に戻す」という意味を表しているそうです。元々は、お祭りで貢ぎ物として捧げられていた、ゆでた豚の塊を、鍋に戻して炒められたのが、語源であると言われています。本場の回鍋肉は、ゆで豚と、にんにくの若い葉を、豆板醤と一緒に炒めた辛い味の料理が一般的ですが、日本の回鍋肉は、キャベツを使い、味付けも本場より甘辛いのが特徴です。今日の味付けにも、テンメンジャンという調味料を使い、甘めに仕上げています。ご飯と一緒に、しっかりと食べましょう。
10月23日(水)
【メニュー】
牛乳 さけとしめじのバターじょうゆご飯 大根と鶏肉の春雨煮 キャベツのみそ汁
今日は「さけとしめじのバターじょうゆご飯」について紹介します。さけは、一般的に日本では「シロザケ」「ギンザケ」「ベニザケ」の3種類が出回っています。他に、「マスノスケ」などの、いわゆる「マス」も学術的には、さけと同じと言われています。サケやマスは、淡水と海水に対応できる魚であることが特徴です。
さけは河川で産まれ、海で成長し、産卵で河川に戻ります。これを母川回帰といいます。身が赤く見えるので、赤身魚と思われがちですが、サケやマスは白身魚に分類されます。赤く見えるのは、エサであるエビやプランクトンなどの赤い色素であるアスタキサンチンが蓄積されるためです。このアスタキサンチンには体内の様々な炎症を抑え、老化を遅らせる働きがあり、シミやシワの予防にもつながります。
今日は、さけと相性の良いバターでしめじと一緒に炒め、しょうゆで味付けし 、ご飯に混ぜました。秋らしく香ばしい香りを味わいながら食べましょう。
10月22日(火)
【メニュー】牛乳 さつまいもご飯 さばのみそ煮 ごま酢あえ すまし汁
今日は南流山中の2年1組の生徒が考えた献立です。献立名は「秋の旬!献立」、PRポイントは「秋の旬をたくさん入れ、和食を意識しました。さつまいもをメインにしたかったので、ごはんに入れ、他にもできる限り旬のものを入れました。」とのことです。秋らしく、魚も人気のさばのみそ煮なので、おいしく食べられそうな献立です。考案では、かきたま汁だったところを行程の都合上、すまし汁にしましたが、十分栄養満点な組み合わせになりました。2年生の考えた献立の中には、秋をイメージしやすい食材である「さつまいも」が多く使われていました。さつまいもは、ちょうど10月頃から1月頃にかけて旬を迎えます。千葉県は、全国でも毎年上位に入る産地の一つです。また、さつまいもはでんぷんなどの糖質を多く含みます。そのため、6つの基礎食品群では、野菜のグループではなく、炭水化物の多い食品である5群に分類されます。油などを多く含む食品は、6群です。献立表に、食品群別に材料を分けてあるので、見てみましょう。
今月の家庭科献立は今日で終わりです。また11月にも取り入れるので、楽しみにしていてください。明日も箸の日です。忘れないようにしましょう。
10月21日(月)
【メニュー】牛乳 ナン バターチキンカレー 海藻サラダ ヨーグルト
今日は南流山中の2年5組の生徒が考えた献立です。献立名は「インド献立」、PRポイントは「あまり給食に出ないナンに、カレーをつけて食べることで、給食がより一層楽しくなると思います。また、野菜も多く取ることができます。」とのことです。最近日本で人気のあるバターチキンカレーは、ナンと相性ぴったりです。ちなみに、給食のバターチキンカレーは、お店で出てくるものや市販のものより、野菜の具が多めです。海藻サラダを合わせると、バランス良く、味もさっぱりと食べられるのが良いですね。バターチキンカレーは北インド発祥の料理で、元々はスパイスやヨーグルトに漬けこんでから焼いた鶏肉、いわゆるタンドリーチキンを、別に作ったカレーと合わせて作るものが多いようです。本場のものは、トマト、各種スパイス、乳製品の他、カシューナッツを入れるのが特徴です。今日は、カシューナッツは入れず、代わりに生クリームでコクを加えました。スパイスの風味を味わいながら食べましょう。
10月18日(金)
【メニュー】牛乳 そぼろ丼 玉ねぎのみそ汁 大学いも
今日は2年3組の生徒が考えた献立です。献立名は「彩りが良い献立」、PRポイントは「食品群別摂取量を参考にして、それに合うような献立にしたことです。黄色や緑色を入れて、彩りを良くしました。」とのことです。彩りを意識して、多くの人に好まれる献立になっています。考案では「ひき肉・卵・ほうれん草」の三種類のシンプルなそぼろ丼でしたが、給食ではボリュームとうま味アップのために、玉ねぎ、人参、干ししいたけ、切り干し大根を追加しました。また、混ぜやすさからほうれん草を枝豆にしています。大学いもも、秋らしさ満点な和風のデザートですね。食品群別摂取量については、昨日も紹介しましたが、5大栄養素のうち、どの栄養素を多く含むかで食品を6つのグループに分けたものを、それぞれどれ位食べたら良いのかを示したものです。野菜も2種類に分けることができ、人参など、色が濃い野菜である、緑黄色野菜は3群、玉ねぎなど色のうすい野菜は4群、というように分けます。色々な食材に注目して食べましょう。
10月17日(木)
【メニュー】牛乳 ごはん、豚肉と野菜のしょうが炒め、セルフポテトサラダ、
大根と油揚げのみそ汁
今日は南流山中の2年2組の生徒が考えた献立です。献立名は「健康に良い!献立」、PRポイントは「1食で食品群別摂取量の1/3をなるべく目指して、バランスの良い食事になるようにし、おいしく食べられるようにしました。」とのことです。中学生だけでなく、大人にも好まれそうな、おいしくバランスの良い献立になっていますね。しょうが焼きに、豚肉だけではなく、野菜も入っているところが良かったです。食品群別摂取量とは、5大栄養素のうち、どの栄養素を多く含むかで食品を6つのグループに分けたものを、それぞれどれ位食べたら良いのかを示したものです。例えば、体をつくるもとになる、たんぱく質を多く含む食品である魚や肉などは1群、体の調子を整える、骨や歯の材料となる無機質を多く含む食品である乳製品や小魚は2群、というように分類します。採用された献立は、6つのグループをバランス良く取り入れられているという所も特徴の一つです。色々な食材に注目して食べましょう。明日は、和食の丼もののため、スプーンがつきますが箸があるとより和食らしく食べることができます。必要な人は各自持参してください。
10月15日(火)
【メニュー】野菜コロッケバーガー、野菜ソテー、米粉のクラムチャウダー、牛乳
今日も、先週の金曜日に引き続き、南流山中学校2年生が家庭科の授業で考えた献立を元にしています。献立名は「野菜たっぷり!コロッケバーガー」、PRポイントは「乳製品と野菜が取りにくかったので、他の料理にも合うように組み合わせを考えたこと」とのことです。野菜をコロッケの中に入れる他、ソテーで炒める、煮てスープの中に入れる、など、調理方法を工夫し、野菜をたっぷり摂取することができる献立です。そしてクラムチャウダーは、あさり入りのスープやシチューのことです。あさりには、血液中の赤血球を作るのに欠かせない成分である鉄分が豊富に含まれています。鉄分が不足しがちな中学生にとって、きちんと摂取したい食品の一つです。クラムチャウダーは冬のイメージが強いですが、今日は米粉を使っているので、さらっとした口当たりです。野菜と一緒にしっかりと食べましょう。
明日は箸が必要な日です。
10月11日(金)
【メニュー】
牛乳 さつまいものごはん いなだの照り焼き きんぴらごぼう
豆腐とわかめのみそ汁
今日から22日までは、南流山中の2年生が1学期の家庭科の授業で考えた献立を元にした給食メニューになっています。この授業では、中学生に必要な栄養バランスを考えた昼食の献立を立てています。各クラスの中から、2名ずつが代表として選ばれ、10月に7名、11月に7名の考案献立が採用されています。
初日の献立名は「秋に食べたい、おいしい給食」、PRポイントは「秋なので栗ご飯にした他、季節感のあるものや、秋に食べたくなるものを取り入れました。海藻類が不足しやすいので、みそ汁にわかめを入れました。」とのことです。
秋らしさと、栄養と彩りのバランスがきちんと考えられている献立になっていますね。ちなみに、今日の魚の「いなだ」は、「ぶり」の若い時期の魚のことで、脂質が少なめであっさりとした風味が特徴です。
秋の味覚が取り入れられた献立を味わいましょう。
10月10日(木)
【メニュー】
牛乳 サフランライスのミートソースかけ キャベツとコーンのスープ
ブルーベリーゼリー
今日10月10日は、「目の愛護デー」です。目は起きている間、常に動いている大切なものです。しかし、パソコンやテレビ、スマートフォンなどを使いすぎてしまうと、疲れてしまいがちです。
目に良い食品というと、ブルーベリーが有名です。ブルーベリーには、アントシアニンという成分が含まれています。物が見えているときに、目の中では「ロドプシン」という成分が働いているのですが、このロドプシンの再合成に関わるのが、アントシアニンです。アントシアニンとは、青や紫色の色素の成分で、ブルーベリーの他にも、なすやぶどうに含まれています。アントシアニンの他にも、色の濃い野菜に多く含まれているビタミンAはロドプシンの材料となります。目に良い食品を食べるとともに、定期的に目を休めて、大事にしていきましょう。
明日は箸の日です。忘れないようにしましょう。
10月9日(水)
【メニュー】
牛乳 わかめごはん 厚焼きたまご じゃがいものそぼろ煮 根菜のごまみそ汁
今日は、「根菜のごまみそ汁」について紹介します。根菜とは、土に埋まっている根や茎の部分を食べる野菜やいも類のことです。今日の食材では、人参、大根、ごぼうが根菜類に当てはまり、これらは土の中で成長する根の部分です。その他、今日の煮物に使っているじゃがいもも、根菜類ですが、いもやれんこん等は、根ではなく茎の部分です。根菜類には、食物繊維が豊富に含まれていて、おなかの調子を整える働きがあります。
今日は、根菜入りのみそ汁に、質の良い脂質を含む、ごまをたっぷりと加えてコクのある汁物です。ごまも、栄養分を吸収しやすいすりごまと練りごまにしています。この頃は気温の変化もあり、体調を崩しやすいので、汁物をきちんと飲んで、栄養補給をしましょう。
10月8日(火)
【メニュー】牛乳 ごはん アーモンドと小魚のふりかけ 肉豆腐 みそ味だまこ汁
今日は、「みそ味だまこ汁」について紹介します。だまこは、炊きたてのご飯をつぶして丸めた、「ご飯のお団子」のことです。このだまこを使った「だまこ鍋」は、秋田県の家庭でよく作られている伝統料理です。現在は鶏肉でとった「だし」に野菜、だまこを入れることが多いですが、元々はワカサギ、フナ、シラウオなどの魚類を使っていたそうです。
また、「だまこ」という言い方は、秋田でお手玉のことをだまこと呼び、ご飯のお団子の形がお手玉に似ているため、「だまこ」と呼ばれるようになったといわれています。
だまこに似ている料理に、「きりたんぽ」があるのは知っていますか?「きりたんぽ」もご飯を使ったものですが、きりたんぽは潰したご飯を棒に巻き付けて、表面を焼いています。それに対して、だまこは丸い形をしていて、焼かないのが特徴です。
だまこは、醤油味の汁で作られることも多いようですが、今日はだしをきかせ、みそ味にしました。よく味が染みこんでいておいしいので、よくかんで食べましょう。明日も箸が必要な日です。
10月7日(月)
【メニュー】
牛乳 きのこのキーマカレー チーズ卵スープ フルーツの梨ゼリー和え
今日は、「きのこのキーマカレー」について紹介します。キーマカレーは、カレーの本場、インド発祥のカレーで、ひき肉を使ったカレーのことを指します。インドではひき肉の種類も様々で、羊や山羊、鶏肉が使われることが多いようです。
ちなみに、キーマカレーに似ているカレーにドライカレーがありますが、ドライカレーは日本生まれのカレー料理です。「ドライ」という名前の通り、汁気のほとんどないカレーを指します。
今日のカレーはひき肉と一緒に、たっぷりのみじんぎり野菜ときのこをよく炒めてから煮詰めて作りました。きのこは、人工栽培のものがほとんどであるため、一般的には旬というよりも、「秋を代表する食材」ですが、野生のものは、夏から秋にかけて旬を迎えます。野菜の甘みときのこのうまみを味わいながら食べましょう。
明日は箸が必要な日です。
10月4日(金)
【メニュー】
牛乳 ごはん いわしの薬味ソースかけ アーモンド和え じゃがいものみそ汁
今日は、「いわしの薬味ソースかけ」について紹介します。今日、10月4日は1、0、4の語呂合わせから「いわしの日」です。いわしは、背中に黒い斑点があり、料理によくつかわれる「まいわし」、丸干しに加工される「うるめいわし」、稚魚はしらす干し、成長すると煮干しになる「かたくちいわし」の3種類の総称です。栄養素は体を作るたんぱく質、強い骨を作るカルシウムなどが豊富です。また、いわしは漢字で書くと「魚へんに弱い」と書きます。由来には諸説ありますが、いわしは陸にあげるとすぐに弱ってしまうことから、この漢字がついたといわれています。
これから秋らしい陽気になり、高い空に小さな固まりがたくさん集まったように見える雲があります。これは「いわし雲」や「うろこ雲」と呼ばれています。いわし雲は、漁師さんが、いわしの大漁の兆しとしていたそうです。栄養たっぷりの秋の味覚を味わいましょう。
10月3日(木)
【メニュー】牛乳 スタミナ焼き肉丼 ワンタンスープ はちみつレモンゼリー
今日は、「スタミナ焼肉丼」について紹介します。この料理には、豚肉、長ねぎ、しょうが、にんにくを使いました。長ねぎとにんにくには、アリインという成分が含まれています。アリインは、切ったり、潰したりして、空気に触れると、アリシンという成分に変わり、強い殺菌作用があります。豚肉とにんにくには、体を動かすエネルギーをうまく活用するために必要なビタミンB1も含まれていて、アリシンは、ビタミンB1とくっつくと、疲労回復効果のある成分に変わります。これらのことから、にんにくはスタミナを取り戻す効果が高いといえます。
今日は疲労回復に効果的なクエン酸を含む、はちみつレモンゼリーもつけました。しっかりと食べて、元気に過ごしましょう。
10月2日(水)
【メニュー】
牛乳 コーンピラフ オムレツのトマトソースかけ カレースープ ヨーグルト
今日は、「カレースープ」について紹介します。カレーは、家庭で食べる機会が多く、毎月給食で登場するメニューでもあるため、あまり深く考えることはないかもしれません。今日のスープには、いわゆる「カレー粉」を仕上げに加えています。日本で純国産のカレー粉が登場したのは、今から約100年前の1923年です。そもそも、「カレー粉」というスパイスそのものがあるのではなく、「カレー粉」は色々な香辛料をブレンドしたものです。有名なものでは、赤唐辛子、こしょうなどが入っています。そのほかに、カレー独特の香りや色を出すために、ターメリック、クミン、コリアンダー、といった香辛料が含まれています。このように、色々な香辛料が少しずつブレンドされ、カレー粉が出来上がっています。今日は、スープから少しカレーの香りがするように加えました。明日は体育祭なので、カレーの香りで、元気に過ごしましょう!
10月1日(火)
【メニュー】
牛乳 青ねぎチャーハン 厚揚げの中華炒め 鶏肉とキャベツの白湯スープ みかん
今日から10月です。朝晩は涼しくなってきましたが、日中はまだ暑さが残ります。体育祭に向けて、引き続き体調管理をしていきましょう。
今日は、「みかん」について紹介します。みかんは、柑橘類の中でも皮が柔らかく、簡単にむけて手軽に食べられる果物です。その中でも、9月下旬頃から出回るものは「極早生みかん」と呼ばれています。今日のみかんも、熊本県産の「極早生みかん」です。地域によっては、「青切りみかん」とも呼ばれ、さわやかな酸味があるのが特徴です。みかんの実にはビタミンCが多く含まれることは有名ですが、白い筋には毛細血管を強くする成分、また、薄い皮にも、お腹の調子を整える食物繊維が含まれています。丸ごと食べられるみかんは、栄養たっぷりです。冬のみかんよりも甘さは控えめですが、残暑の残る今の時季に、極早生みかんはぴったりなので、ぜひ季節の味を味わいましょう。