2022年度 給食の献立紹介
11月10日(木)の給食
『牛乳 さつま芋パン チーズオムレツ ポークチャップ 白菜とベーコンのスープ』
今日は、千葉県産のさつま芋を使った「さつま芋パン」です。さつま芋を甘く煮た「さつま芋の甘露煮」が、パン生地に練り込まれています。さつま芋パンは、豊四季にある「小菅パン」の方々が焼き上げ、おおたかの森小・中学校まで運んでくださいました。秋から冬にかけて旬をむかえるさつま芋は、「焼き芋」はもちろん、ふかし芋にしたり、炒め物や汁物に加えたり、色々な食べ方が楽しめる食材です。
江戸時代、徳川家の八代将軍、吉宗は、食料不足による飢えを救うため、さつま芋の試験栽培を学者の青木昆陽に依頼し、現在の千葉市幕張で行いました。数年をかけて栽培は成功し、その後全国に広がり、飢えに苦しむ人たちを救ったといいます。昆陽のすばらしい業績をたたえ、昆陽神社、別名「芋神さま」が幕張に設立されています。千葉県にゆかりのある「さつま芋」のお話でした。今日も、大地の恵みに感謝をしていただきましょう。
11月9日(水)の給食
『牛乳 ご飯 勝浦産鰹フライ 豚肉とごぼうの生姜炒め 銚子産つみれ汁 お米のムース(みかん味)』
11月は「千産千消月間」!給食でも、千葉県産や流山産の食材を使用しています。今日は、千葉県産の米や魚、野菜を使った、千産千消メニューです。主菜は、勝浦産の鰹を使った「鰹フライ」。千葉県は鰹の水揚げ量が盛んで、旬の季節には全国1位になるほど!そのなかでも、勝浦市内の漁港は県内外からの一本釣り漁船やひき縄漁船の水揚げでにぎわうそうです。
汁物は、銚子産の鰯と鯖を使った「つみれ汁」です。2021年は、1年間の銚子漁港の水揚げ量は26万8000トンを超え、11年連続で日本一となりました!こうしてみると、千葉県は多様な海の資源に恵まれ、水産業が活発なことがわかります。
千葉の恵みをはじめ、食事に関わる人たちへ、感謝の気持ちを持っていただきましょう。
11月8日(火)の給食
『牛乳 ご飯 豚肉と蓮根の中華炒め にら玉スープ アーモンド小魚』
今日の主菜は「豚肉と蓮根の中華炒め」です。今、まさに旬をむかえている蓮根は、ハスの地下茎が大きくなったもので、漢字で「蓮の根」と書きます。栄養面では、ビタミンCや食物繊維、カリウムやカルシウムなど、色々な栄養素が含まれています。他にも、体内の「活性酸素」といった有害物質を無害な物質に変える、ポリフェノールの一種、タンニンも含まれ、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病予防に役立ちます。日本では、蓮根は穴が開いていて先を見通せることから「見通しがきく」縁起物として、正月のおせち料理にも使われています。給食では蓮根に片栗粉をまぶし、高温の油でカラッと揚げました。少し厚めに切っているので、ホクホクの食感が楽しめます。ご飯との相性抜群ですので、「豚肉と蓮根の中華炒め」をよく噛んで、味わって食べましょう。
11月7日(月)の給食
『牛乳 ツナときのこの洋風炊き込みご飯 ミネストローネ アセロラジュレのヨーグルト和え』です。
今日は、旬の「きのこ」の、「えのき」と「しめじ」を加えた「ツナときのこの炊き込みご飯」です。きざみにんにくを油で炒めて香りを出し、ベーコンやきのこ、にんじん、玉ねぎを入れて、さらに炒めます。仕上げにうま味がたっぷりつまった「ツナ」と彩りの「小松菜」を加え、炊きたてのご飯と一緒に混ぜ合わせました。
「えのき」や「しめじ」といった「きのこ類」は、カルシウムの吸収を高める「ビタミンD」や、腸内で脂肪や老廃物をからめとって、体の外に出す働きを持つ「食物せんい」が多く含まれています。大変体に良い食材ですので、たっぷりよそって、モリモリ食べましょう!
11月4日(金)の給食
『牛乳 ハヤシライス ごまドレサラダ はちみつレモンゼリー』
今日は人気メニューの「ハヤシライス」!ハヤシライスのルーツは、東京、日本橋にある老舗の本屋「丸善(まるぜん)」の創業者である早矢仕氏が考案したという説があります。明治の初期に、あり合わせの肉と野菜を煮込み、ライスにかけたのが始まりだそう。丸善に行けば、当時のハヤシライスが、今でも食べられるそうです。給食では、豚肉や玉ねぎ、人参、じゃが芋をじっくり煮込んだ、おいしいハヤシライスができあがりました。炊きたてのご飯にハヤシルーをたっぷりかけて、モリモリ食べましょう!
サラダは、新鮮な野菜に特製のごまドレッシングを混ぜた「ごまドレサラダ」です。「ごま」は脂質を多く含むため、脂溶性ビタミンのビタミンAやビタミンDが豊富な野菜の栄養素吸収を高めてくれます。ドレッシングには、いりごまとねりごまを使っており、ごまの風味がとても良いので、味わって食べましょう。