2024年3月の記事一覧
【3年生】棒グラフを使って…!
算数「ぼうグラフと表」の学習の発展として、棒グラフを使って「クラスの〇〇調べ」を行いました。1年間、共に学校生活を送ってきたクラスの友だちのアレコレを棒グラフに表してみると、意外なことがわかるかも…ということで、一人ひとりがそれぞれのテーマで調査を行いました
*テーマ決め*
みなさんだったら、どんなテーマで棒グラフを作りますか「好きな給食」「好きな動物」「好きなスポーツ」など、好きな〇〇というテーマが多いようでした
*インタビュー&人数調べ*
テーマが決まったら、クラスのみんなにインタビューします全員へのインタビューが終わったら、それぞれの回答が何人なのかを表を使って調べます数え間違いがないように、カウントしたものにはチェックをつけたり、正の字を使ったりと、これまでの学習を生かしながら取り組む子どもたち
*棒グラフ作り*
人数がわかったら、最後に棒グラフを作ります最も多い回答の人数から、1めもりの大きさを設定して棒グラフを作る必要があるため、とても頭を使います定規を使って、ていねいに棒グラフを作成することができました
棒グラフは、値の高い項目や低い項目を判別するのに有効なグラフで、データの大小が棒の高低で表されるため、データの大小を比較するのに適しています。今回の活動を通して、「人気No.1の給食は揚げパンだと予想していたけれど、棒グラフを見てダントツ1位であることがわかりました。」というように、結果がひと目で判断できる棒グラフの良さを改めて確認することができました
【3年生】Let's play portball!
3学期の体育では「ポートボール」に取り組んでいますポートボールとは、バスケットボールを簡易的な運動にしたもので、ゴールにボールを入れたら得点が入るバスケットボールに対して、ポートボールは台の上に立ったゴールマンに向かってシュートを放ち、そのボールをキャッチすると得点が入ります
ドリブルやパスなどの基本的な技能を身につけた後、しばらく試合を行っているのですが、試合を重ねるごとにレベルの高まりを感じます最初は、ボールのあるところに全員が集まるといった様子が多く見られましたしかし、試合後の反省や学習の振り返りの中で「きちんとオフェンスとディフェンスを分担した方がよい」「全員がボールに集まるのではなく、空いているスペースを活用した方がよい」などといったことに気付き始め、それを実現しようとチーム練習に取り組むようになりました
ポートボールに限らず、体育の学習では児童一人ひとりの人間性を感じる場面が多くあります例えば、ポートボールの試合中、どちらのチームがコートの外にボールを出したのか判断がつかない状況がよく発生します。その際、きちんと「自分たちのボールだよ!」と主張することも、もちろん大切なことです一方で「相手チームのボールでいいよ!」と、快く譲る児童がいます「どっちのチームが出したかわからないから、じゃんけんで決めよう!」という意見を提案する児童もいます
クラスには30人を越える児童が在籍しており、誰一人として同じ児童は存在しませんまさに“十人十色”です運動が得意な児童がいれば、苦手な児童もいます。勉強が好きな児童がいれば、そうではない児童もいます。大切なことは、お互いにお互いの個性を認め合うことなのではないでしょうか
試合中、最も盛り上がるのはどんな瞬間だと思いますかそれは、運動があまり得意ではない児童がシュートを決めたり、仲間のシュートを上手にキャッチできたりした瞬間だったりします「〇〇さん、ナイス!」と、チームの仲間がナイスプレーを称賛するために集まる瞬間こそ、本当に輝いて見えるものです一人ひとりが違うからこそ、おもしろい芸能人やスポーツ選手などへの誹謗中傷が大きな社会問題になっている今日、ポートボールの試合をしながら、改めてそのようなことを考えましたおおたかの森小学校がすべての児童にとって、居心地の良い場所であるように、全職員でこれからもがんばっていきたいなと思います
【5年生】守ろう!さとやまプロジェクトポスターセッション
5年生は今週、「市野谷の森」についてのポスターセッションを行いました。
ポスターセッションとは、研究結果などを発表する手段の一つで、発表内容をイラストや図を用いてポスターとしてまとめ、ポスターを用いてプレゼンテーションを行うことです。
ゲストでNPOさとやまの方やお世話になった先生をお招きしました。
子どもたちは「市野谷の森の土壌環境・森の役割・生き物・植物」のパートに分かれ、グループごとに1年間学んできたことをポスターにまとめました。
グループごとに特徴があり、クイズをしたり寸劇をしたりと見学者を楽しませる工夫が見られました。
みんな真剣に自分の伝えたいことを伝えようと前のめりになって話していました。
市野谷の森のことをあまり知らなかった子どもたちが、今では「市野谷の森マスター」です。
これから、市野谷の森マスターとなった5年生が市野谷の森を守り、市野谷の森のよさを伝えていってくれることと思います。
NPOさとやまの方からも「こんなに詳しくまとめていて感心した。ありがとう」とうれしいお言葉を頂戴しました。
5年生の総合的な学習の時間は地域の方の協力がありここまで充実した学習になりました。
1年間細かく丁寧に子どもたちに情報提供やご指導してくださったNPOさとやまの皆様、本当にありがとうございました!
【3年生】未来にタイムスリップ!
いきなりですが、フォトニュースをご覧になっている皆様に質問です「あなたの夢は何ですか?」と聞かれたら、何と答えますか図工「未来にタイムスリップ!」の学習で「将来の夢を叶えた瞬間を絵で表現しよう!」という学習課題の下、子どもたち一人ひとりが胸に秘めた大きな夢を画用紙いっぱいに表現しました
絵の具を使ったり、カラーペンを使ったり、クレヨンを使ったり…これまでに学習してきた技法を駆使して、夢を叶えていきます「グラウンドの芝は、場所によってフワフワしていたり、チクチクしていたりするので、クレヨンで描きました!」と、工夫しながら取り組む姿に感心しました
ちなみに、子どもたちに夢を聞いてみると「サッカー選手」「弁護士」「看護師」など、職業を答える回答が多いように感じました一方で、大人に夢を聞いてみると「子どもを2人授かって、幸せな家庭を築きたいです!」「宝くじを当ててみたいなぁ~♬」などといったように、行動や出来事を答える回答が多かったです子どもと大人では、夢の具体的なイメージが異なることがわかり、新たな気付きがありました
【3年生】防災について発表しよう!
3年生は、総合的な学習の時間で「もっと知ろう 流山市」をテーマに設定して、1学期は「おおたかの森小学校内の安心・安全」2学期は「おおたかの森小学校区内の安心・安全」について学習を進めてきましたそして、3学期はさらに視点を広げて「防災」について学習に取り組んできました最近、千葉県では地震が多発しています年明けには能登半島地震があったばかりなので、不安な気持ちを抱いている方も少なくないのではないでしょうか災害は、いつ・どこで起きるかわかりません。だからこそ、万が一のときのために常日頃から準備しておくことが重要だと言えます今回は、班ごとに行った発表の様子をお伝えします
まずは、班ごとに災害を1つ選択します。「地震」や「火災」等、実際に経験したことがある災害をはじめ、「津波」や「土砂崩れ」など、これまでにニュースなどで見たり聞いたりしたことがある災害に興味を抱いている班もありました
次に、その災害について調べ学習を行いました。災害が発生するメカニズムや、事前にできる備え、万が一の際の避難方法など、災害についての情報をできるだけたくさん集めますタブレットを上手に活用して、調べ学習を進める姿に成長を感じました
そして、その集めた情報の中から、聞き手に紹介したい内容を取捨選択し、資料の作成を行います。今回は、タブレットの中にあるアプリケーション「ミライシード」のオクリンクを使いましたどのような資料を作れば、初めて発表を聞く人たちにも、きちんと理解してもらえるかを意識して準備を進めていきました聞き手の興味や関心を引こうと、時折クイズを取り入れた発表を考えている班もありました
迎えた発表当日。聞き手の方を向いて発表できるように原稿をすべて覚えたり、資料を切り替えるタイミングを何度も練習したりと、意欲的に取り組む姿に感心しました伝えたい内容を画面いっぱいに文字で入力し、結局何が映し出されているのかわからない…ということがよくありますしかし、今回もそういったことは一切なく、伝えたい内容は言葉で聞き手に説明することができており、1年間の成長を感じました
学びは、日々の積み重ねが大切です1年間の積み重ねは、本当に大きな成長につながります進級まで残り10日あまりの登校日数となりました。寂しい気持ちもありますが、最後の最後まで、目の前の子どもたちと一緒に成長していけるよう、私たち担任一同も全力投球で指導に当たりたいと思います